MagiaSteam
Purification Of The Mind




「なんで……?」
 テオは目の前に広がる地獄のような光景を前に、誰にともなく呟いた。
 テオははシャンバラにあるリガスという小さな村で育った少年だ。生まれてこの方、敬虔に神を敬い、隣人を大事にすることを学びながら生きてきた。幼いながらにイ・ラプセルと戦争していることは理解していたし、災いが村に降りかかることも覚悟はしているつもりだった。
 しかし、このようなことが起きるとは、夢にも思わなかった。
「GYAOOOOOOOOOOOO!」
 少年の視線の先には、暴れ狂う悪鬼の姿があった。目を凶悪に光らせて、衝動のままに辺りを破壊している。
 そして、本当に恐ろしいことは怪物たちの力ではない。
 この怪物たちは、同じ村の村人が変貌してしまったものであるということだ。しかも、その内1人はテオの父、エイクだった。
「テオ君! 何をしているの! 早く逃げなさい!」
 隣家に住む年長の娘が、声を張り上げてテオへ逃げるよう促す。手には武器の代わりとして農具のピッチフォークを握っている。イブリース化してしまった以上、たとえ隣人だったとしても、戦わなければこっちが命を落とすことになる。何より、彼女が戦わねば少年はなすすべもなく殺されてしまうのだ。
 しかし、現れた怪物相手にはこんなものが蟷螂の斧でしかないことは、彼女の震える手が一番よくわかっているのだろう。
「でも……」
 戦っても逃げてもも、その先には絶望しかない。
 何より、優しかった父が怪物になってしまったこと自体、テオにとっては受け入れがたいことだ。
 だが、受け入れようが受け入れまいが、非情にも現実は紡がれる。テオたちの方に怪物たちは歩を進めた。どうやら、獲物と見定めたらしい。
「GYAOOOOOOOOOOOO!」
「やめてぇっ!」
 目の前の惨劇に向かって、少年は悲痛な叫び声を上げる。
 そして、それに応える救いの手は……。


「諸君、お集まりいただき恐悦至極。今回は特殊な任務である」
 『長』クラウス・フォン・プラテス(nCL3000003)は、演算室に自由騎士が揃ったことを確認すると、ゆっくりと切り出した。
「シャンバラにあるリガスという村で幽霊列車が確認された。これによって、村人がイブリース化してしまう。諸君らにはイブリース化した村人の討伐および浄化をお願いしたい」
 リガスはイ・ラプセルとシャンバラ間で起きた戦争の中でイ・ラプセルの勢力下に入った村だ。
 村の近辺は比較的反抗もなく話が進んでいる地域ではあるが、住民感情として不安が大きいのも当然だ。そこへ幽霊列車がやってきて、このような事態が起きてしまった。
「イブリース化した村人たちは毒を用いた攻撃を行うようだ。戦力としては十分対処可能と見ているがどうかね」
 イブリース化によって変異した村人たちは6人で、それぞれ高い戦闘力を手に入れている。とは言え、よほどおろかな戦いを行わない限り自由騎士たちならば負けはするまい。
 だが、問題はその先にある。
「心労もあったのだろう。イブリース化したものには村長が含まれていた。そのこともあって、無事な村人達も大きく混乱している。無策で戦えば、いたずらに被害が出る」
 指導者がイブリース化したことの衝撃は大きいし、結果として指揮を執ることが出来る人間はいなくなってしまったのだ。
 助けに来たものが適切な指揮を行えば、彼らを避難させることは難しくはないと考えられる。
「もちろん誘導を行う際、自由騎士であると名乗ることは避けたほうが良い。事態の混迷を深めることになる」
 これが一番大きな問題だ。シャンバラの状況は戦争によって、極めて複雑なのだから。
 通りすがりの傭兵などを装うのが妥当だろうか。戦えるものの言葉であれば、十分な説得力を持つ。
 そんな無理をしてこの任務を依頼する理由を問う自由騎士にクラウスが答える。
「イブリース化したものの肉親には、討伐を拒むものもいる。シャンバラの民であれば、仕方のない反応と言えよう」
 多くの人間にとって、イブリース化した人間はただの怪物でしかない。殺すことが唯一の救済であるという認識は、ある意味正しい。
 とは言え、親しいものにとってみれば、簡単に受け入れられる結論ではない。実際、中にはその声が届かないと知りながら、戻るように呼び掛ける肉親の姿もあったという。
「だが、我々には『浄化』の権能がある。君たちにはイブリース化した者達を『浄化』で救ってほしい」
 『浄化』はイ・ラプセルのオラクルたちに与えられた、イブリースと化したものを救うことが出来る力だ。
 ひょっとしたら自由騎士が介入せずとも、事態は解決するのかもしれない。だが、それはありえたとしても多くの犠牲の上に成り立つ解決だ。
 それを自由騎士たちならば救うことが出来る。これは自由騎士たちにしかできない仕事だ。
 無辜の民を救うことは、今後シャンバラの民との関係を築くにあたって、有利に働くことだろう。
 何より、救える悲劇を救わない理屈は無い。
「質問はあるかね? なければ説明は以上だ。良い報告を期待しておるよ」


†シナリオ詳細†
シナリオタイプ
通常シナリオ
シナリオカテゴリー
国力増強
担当ST
KSK
■成功条件
1.イブリース化した村人たちの浄化
2.村の被害を最小限にとどめる
●戦場
 シャンバラにある人口100人規模の小村。
 イブリース化した村人が暴れ始めている広場に到着します。
 時刻は夜中。騒ぎによって多くの村人たちが家から広場に出ています。
 村の中の広場なので主に目立った障害物はありません。広場から少し離れた村の中には多少頑丈な作りをした礼拝堂があって集会所として使われています。
 明かりは点いているので、視界に不都合はありません。

●イブリース化した村人
 全体的に肌が青く変色し、目は真っ赤に染まり鬼のような形相をしています。手に巨大な鉤爪を備え、武器として使います。
 いずれも揺れ動く情勢の中での不安やイ・ラプセルに対する恐怖を感じていました。
 知性は低く、暴力衝動のままに暴れます。
 ・エイク
イブリース化した村長。他のものよりイブリース化の影響が大きいようです。
30代半ばの男性で責任感が強い性格。そのため、村人たちを守るため、様々な苦労を担っていた。妻は数年前に死んで、男手一つで息子を育ててきた。
手に備えた爪は毒を持っており、【ポイズン1】を与えます。また、威力自体は低いですが毒の息を吐くことで【ポイズン1】【ウィーク2】を範囲に与えることが可能です。

 ・村人
イブリース化した村人。5体います。
手に備えた爪は毒を持っており、【ポイズン1】を与えます。

●その他の村人
 村長がイブリース化したことで激しく混乱しています。
 逃げようとするもの、イブリース化した村人を倒そうとするもの、倒せずにうろたえるものなど、様々です。
 何らかの方法で混乱を鎮めたり、逃亡させたりしないと戦いに巻き込まれるでしょう。
 なお、10歳になる村長の息子テオは混乱もあってか父親に「元に戻ってほしい」と呼び掛けています。彼を放置した状態で戦うと、彼は村長が攻撃された際にかばおうとします。
状態
完了
報酬マテリア
4個  4個  2個  2個
8モル 
参加費
100LP [予約時+50LP]
相談日数
6日
参加人数
6/8
公開日
2019年05月08日

†メイン参加者 6人†




 村の少年は目の前の残酷な現実に悲鳴を上げる。
 その時だった。
 絶望の慟哭をかき消さんばかりに、清涼な声が響き渡ったのは。
『直ぐに礼拝堂へ避難を! 我々は貴殿らを守ると約束する!』
 聞こえてきたのは救いの声だ。その声に宿るのは栄光のセフィラ。人々を導く力強い響きを耳にして、人々は迷いもなく礼拝堂を目指す。
 声の主はガブリエラ・ジゼル・レストレンジ(CL3000533)だった。この年にして、未だなお矍鑠とした佇まいをしている。
(ふむ、自由騎士としての初任務がシャンバラでの活動とは……この歳にして力量を試されているようだな)
 心の内で呟くガブリエラ。
 シャンバラの状況は極めて厄介なものとなっている。着任早々身を投じるのは、決して簡単なことではない。
 だからこそ。
「宜しい、ならばご覧に入れよう」
 静かだが確かな覚悟と共に、ガブリエラは目の前の人々を救うことを誓う。
 一方その頃、ミーナ・ヴィスコンティ(CL3000532)もまた、逃げる人々の誘導を行っていた。
「皆さん、礼拝堂の中へ! 早く!」
 少女の姿は逃げ惑っていた人々にとって、希望の光となって映る。
 カンテラの光は、混乱していた村人たちにとって道しるべとなって輝いていた。
「あ、あなた方は一体……?」
「大丈夫、神は皆様をお見捨てにはなりません。隣人は大切にせよとの教えですからね」
 実際の所、ミーナは政治家としての才はポンコツで、腹芸は苦手だ。しかし、この場ではするすると言葉が出た。
 考えてみれば道理だ。
 たしかに脚色しているところはあるのかもしれないが、彼女にしてみれば人々を助けたいという想いのまま話しているだけなのだから。
「流れの正義の味方ならぬ国民の味方といったところです。さ、早く早く。終わるまでここから出ないでくださいね」
 『蒼光の癒し手(病弱)』フーリィン・アルカナム(CL3000403)に促され、村人たちは礼拝堂に立てこもることになる。
 さすがにこの期に及んで、自由騎士たちの存在を訝しがる者はいなかった。ついさっきまで命の危機に追われていたのだ。助けに来るものを疑うような余裕などどこにもない。
 その辺は幸運なことと思いながら、フーリィンはイ・ラプセルの名前を出していたらこういかなかったと感じていた。
(やはり、あまり印象は良くないでしょうからね……)
 それでも、フーリィンはあくまでも現実的な女性だった。
「そのあたりの事情よりも、今は優先すべきことがありますしね」
 すぐさま切り替えると、戦場となる広場へと向かう。まだ最初の準備が整っただけ、本当の戦いは文字通りここからなのだから。


「今、足止めしているからいまのうちに安全な所へ避難してや!」
 逃げる村人たちの殿に立ち、その歩みを止めるように立ち塞がったのは『イ・ラプセル自由騎士団』アリシア・フォン・フルシャンテ(CL3000227)である。
 リズミカルにスキップを刻み、イブリース達の爪を掻い潜る。幸い、イブリース達はひたすら暴れるだけの存在だ。目の前で舞う彼女の姿を追うため、逃げた村人たちのことなど忘れてしまったように見える。
 アリシアにとって、シャンバラは戦っていた相手だ。それでも、そこに住む民の全てを憎むつもりはさらさらない。
 助けられる人は助けたいというのが、アリシアの切なる望みだ。
 それに比べると、『RE:LIGARE』ミルトス・ホワイトカラント(CL3000141)のやり方は、決して優しいと言えるものではなかった。
「哈ッ!」
 相手の懐に入り込み、気合一閃掌底を叩き込む。
 打たれたイブリースは、体内へ衝撃が巡り、本来飛ぶべき方向を無視してもんどり打つ。
 浄化に当たってはどうしたって、彼らの戦闘力を奪う必要がある。だったら、迷わずに戦闘力を奪うのが手っ取り早い。
(自分たちが為した事が間違っていたとは思わないけれど。大なり小なり、影響はありそうなのよね)
 因果関係があるのはまぎれもない事実だろう。だからと言って、いや、だからこそ目を背けるわけにはいかない。過去を変えることは出来ずとも、ここで起きることの未来をより良いものにすることは出来るはずだ。
 村人たちの誘導を行いながら、自由騎士たちはイブリースと交戦を開始する。
 その甲斐あって、ほとんどの村人たちは傷つくこともなく逃げることに成功した。だが、現場から離れようとしない少年の姿があった。
 そして、イブリース達はかつての同胞の姿も分からないのだろう。逃げることも出来ずに立ち尽くす少年にイブリースは爪を光らせる。
 しかし、その爪が少年の体に届くことは無かった。
「大丈夫ですか?」
 自分の体へ走る痛みを耐えながら、『歩く懺悔室』アンジェリカ・フォン・ヴァレンタイン(CL3000505)は少年へと笑いかける。
 イブリースの攻撃が来る直前、大きな跳躍からこの場へ割って入り、少年を庇ったのだ。
 何事かと目を丸くする少年に向かって、アンジェリカは微笑みを崩すことなく、言葉を紡ぐ。
「私は神に仕える者。あの方々を救う、いえ、元に戻すためにやってきました」
「おねーちゃん達はな、イブリース化した人を落ち着かせる魔法を持ってるんや。だから安心して影から見守っといてほしい」
 アンジェリカとアリシアの言葉はにわかには信じがたいものだった。だが、同時に嘘をついていないことも伝わったようだ。
 そして、まだ逡巡を続ける少年に、アンジェリカは続ける。
「神に誓って、必ず元に戻してお父さん達を助けると約束します」
 アンジェリカの言葉に少年は頷き、避難場所へと走り始める。
 それを見て、アンジェリカも覚悟を決める。彼に見せる背中はあくまでも、雄々しく、気高く。
「約束してしまうからには……失敗は出来ませんね」


 自由騎士とイブリースとの戦いは一筋縄ではいかないものだった。
 『浄化』を行う上では、まずイブリースの戦闘力を奪う必要がある。理屈の上で簡単な話だ。だが、いかに不殺の力を権能によって与えられていようと、扱う自由騎士たちは人間である。
 本来守るべき、力なき民に全力をぶつけることは、やれと言われて簡単にできるものではなかった。
 アンジェリカは文字通りに巨大な十字架を構え、イブリースへ殴りかかる。リズミカルに跳ねるような動きから、一転強烈な打撃を見舞う。
「手繰り寄せましょう、勝利の糸を……女神の名の下に。救いましょう、我々の手が届く総てを」
 自身の傷にかまっている暇はない。
 一刻も早く戦いを終え、村人たちに安寧を取り戻すため、アンジェリカは必死で武器を振るう。
 この戦いをギリギリの所で支えたのは、フーリィンの癒しの力だった。
「きちんと浄化すれば、まだ間に合います。元敵国の民とかは関係なく、精一杯がんばりましょー!」
 癒しの魔力が戦場を満たした時、フーリィンの腕にある銀の腕輪がきらりと輝いた。
 別に魔力などのある、特別な装備などではない。派手さも力もあるわけではない。
 だが、その小さな装飾品は、たしかにフーリィンに力を与えていた。
「救える命があるなら救う。それが私の生き方……そう在ろうと決めているので、あとはやるだけです」
 村の広場を満たそうとする毒の吐息を、フーリィンはその端から打ち消していく。
 村人の誘導に手を割かれていたため最初こそ、自由騎士たちは劣勢だった。しかし、傷を癒しながら戦うことで、次第に勢いを取り戻していく。
「天命を待つ前に尽くさねばならぬ人事があります。僕は非力ですが……それでも民を守る立場にある者です。見過ごすわけには参りません」
 ミーナは渾身の力で弓を引き絞り、矢を放つ。
 矢は幻惑の魔力を纏い、その姿を隠してイブリースの体を穿った。
 さほど強くないイブリースであるが、それでもミーナを圧倒する力は持っている。彼女が戦場にいるのは、決して得策とは言えない。
 それでも、ミーナは戦場に立つ。守るべきものがいるのなら、自分が戦うことで笑顔になれる人がいるのなら、彼女が退く理由などないのだ。
 ミーナの矢で1人のイブリースが倒れたことを皮切りに、1人また1人とイブリースは倒れていく。
「幽霊列車、ゲシュなんとかいうやつ? こんな所にも現れよったんか! 厄介なやっちゃで」
 アリシアは忌々しげに言い放ち、両手の刃を振るう。生憎とことの元凶はもういない。だが、奮戦の甲斐あって、呪縛に捕らえられた人は、残り1人となった。
 最後に残ったイブリースは、それを見て、辺りに毒の吐息をバラまく。しかし、ミルトスは迷わずその中を突っ切って駆け寄った。
「割と信仰する神を失った嘆きとか察するに余りあるので迂闊な事は言えないけど……」
 修道士の出身であるため、信仰深い人々の気持ちは理解できる。そこに生半な慰めの言葉など、救いにならない。
「それでも、助けたい意志と助ける為の力はあるのです」
 だから、行動で示す。
 真正面から走っていたミルトスの姿が、影に溶けた。
 目標を見失い、イブリースは混乱してわずかに動きを止める。
 一瞬あれば、ミルトスには十分だ。いつの間にか死角に移動していた彼女は、渾身の力を込めて拳を放つ。その一撃は虎狼の牙のごとしだった。


「私は……そうですね。義によって、助けを求める声に応じる者です」
 戦いが終わって、村長の息子を含めた数名の村人たちが様子を見にやってきた。ようやく自由騎士たちの素性を気にすることが出来るようになった彼らへ、ミルトスはそう答える。
 通り魔と言われても仕方ない所はあるかもしれないが、断じて通り魔などではない。
「あなたのお父さんはすぐに元に戻ります。だから、安心してください」
 ミーナは恐怖心をなだめるようにして、少年へと語りかける。周りの大人たちにはまだ不安もあるようだが、少年はゆっくりと頷き返してくれた。
 そして、少年はアリシアへ促され、父親の下へと向かう。
「魔法の仕上げは愛情や」
 アリシアがにっこり笑って少年の背を叩くと、少年は父親を助け起こす。
 そして、その表情が驚愕と歓喜に塗り替わるのに時間はいらなかった。
 村人たちは助からないはずのものが助かる奇跡を目にし、口々に自由騎士たちへ感謝の言葉を告げる。
 そして戦いが、いや、使命を果たした自由騎士たちはゆっくりと村を後にする。だが、村人の中にはどうしても、名を知りたいというものがいた。
 そこで、ガブリエラはゆっくり語る。
「貴殿らから見れば、我らは侵略者であろう……然し我らは貴殿らを搾取し苦しめる事はしない。だが、自分で道を切り開く術はもて。我々はその為の支援は惜しまない。我々の力は、その為にある」
 誘導の最中、イブリースにガブリエラが追わされた怪我は、決して浅くない。それでも、彼女は2つの国が平和に繋がることを願っていた。
 そんなガブリエラの姿に、村人たちは状況を悟る。
「戦争をした相手国の元国民に好かれようだなんて都合の良いお話だって分かってはいますけどね」
 フーリィンの考え方は現実的だ。だけど、シャンバラの人間すべてを憎んで戦ったわけではない。こうやって、普通に暮らしている人がいることだって知っている。
 だからこそ、願う。
「きつい事を言われる事もあるでしょうけれど、それは甘んじて受け入れるとしても……歩み寄りの種くらいは、皆さんの心に植えられたら良いですね」
 まだ、夜闇の道は昏い。だけど、いつか日が昇る時のために、自由騎士たちは歩を進める。
 その浄化の力が、人々の心の憎しみすら浄化してくれると信じて。


†シナリオ結果†

成功

†詳細†

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