MagiaSteam
言ノ葉ヲルゴオル




 死にたくなかった。
 足元から私が喰われていく。私がなくなっていく。
 森に薬草を取りに行った帰りだった。帰り道、ケモノの息遣いが聞こえた。嫌な予感がして私は帰路を急いだ。私が一歩進めばその息遣いはついてくる。とまれば、そこで止まる。
 ――送り狼。そんな言葉がよぎる。
 怖くなって走った。走って走って、そして、不幸が私を襲う。
 足元にはりだした木の根っこ。私はそれに足を取られて転ぶ。その瞬間獣臭い風を感じた瞬間、首元が熱くなった。
 びゅうびゅうと私の首元から血液が吹き出す。止まらない。
 私をたった一撃で殺した狼は群れで私を食い始める。
 死にたくない! 死にたくない! 死にたくない! 
 しゅーしゅーと血を吹き出させる喉からは声はでない。それでも私は叫ぶ。
 ころりとポケットから落ちたヲルゴオルが場違いに明るい音楽を奏でる。なんてシュールな光景。
 大好きなあのヒトからもらったそのヲルゴオルは、私の血を被ってもなおまだ鳴り止まない。
 どうせ死ぬのなら。どうせ死ぬのなら。あのヒトのところにいきたいな。
 
 ――! ――!
 更に場違いな汽笛が聞こえた。蒸気機関車の音。
 どうしてこんなところに?
 
 次の瞬間。動かなくなっていた手が動いた。私の首を噛みちぎろうとする狼の首をつかめば、まるでチーズのようにほろりと頭が落ちた。
 私は起き上がる。あ、あ、あ、あたし、ヲルゴオル、あ、あい、あ。
 思考が、濁って、いく。
 あ、あ、あ、 食べたい。
 あ、あ、あ    ああ、 あ。すきな、あのひと。
 あ、ああ、あ。 あ。


「集まってくれてありがとう! 未来を変えてほしいの」
 元気印』クラウディア・フォン・プラテスが、演算室のブリーフィングルームに入ってくる君たちをみるなりそう言った。
「あのね、還リヒトが現れるの」
 ポシェットに入っているメモを出し、手書きで近隣の地図をかいていく。恐らくイ・ラプセルの王都の外れの道であろう。
「場所はここ。この還リヒトは手にオルゴールを持って、街道を歩いてきてるの。多分恋人に会いに行くためだとおもう。でもそれを許しちゃだめなんだよ」
 形のいい眉が悲しげに歪む。
「本当はこんな風になるまえに、見つけたかったんだけど。出来なかったんだ……だからね! せめて、コレ以上の被害は出したくないの! 彼女が恋人にあって、恋人を殺さないように。彼女の家路はここで終わらせてあげてほしいの」
 還リヒト。それは一度死んだヒトがなんらかの影響を受けもう一度この世界に還ってきてしまう現象。
 死んだものはもう蘇らない。それは普遍不可逆の摂理。
 最後の思いは躯にやどり、それを果たそうと動き始める。言葉は話す。しかしそこに、本人の魂はもうない。そこに意味はないのだ。
 最後の思いを果たす妄執だけがその動力源。
「みんなには待ち伏せしてこの還リヒトをやっつけてほしいんだよ」
 クラウディアはそこで言葉を切って、逡巡する。
「これは感傷かもだけど、オルゴールを、恋人さんにわたしてあげてほしいんだ。だってね……聞こえたオルゴールの曲名は『貴方にあいたい』だったから」


†シナリオ詳細†
シナリオタイプ
通常シナリオ
シナリオカテゴリー
魔物討伐
■成功条件
1.還リヒトと首なし狼の退治
†猫天使姫†です。
ぞんび。

そんびの少女を恋人に合わせるわけにはいきません。最後の言の葉を届けてあげてください。
オルゴールを届けるのは成功条件ではありません。

ロケーション。
夜。街道です。灯りはありませんが、足元は問題ありません。
広い街道です。

還リヒトの少女
薬草をとりにいって狼に襲われました。
彼女は言葉を発しますが、それに意味はありません。

手を振り回しての範囲攻撃、噛み付いての毒攻撃
オルゴールを回して音をたてて、全体にウィーク付与のダメージ攻撃があります。

首なし狼×3
彼女を襲った狼です。
体当たりや噛みつき、衝撃波のでる遠吠え。基本的に単体攻撃です。
少女を護るように行動します。

オルゴールは攻撃の仕方によっては破壊されてしまいますので気をつけてください。
破壊された場合は届けることはできません。
オルゴールを破壊した場合、全体攻撃はなくなります。

心情系依頼となります。あなたの思いをぶつけてください。
以上よろしくおねがいします!
状態
完了
報酬マテリア
6個  2個  2個  2個
21モル 
参加費
100LP [予約時+50LP]
相談日数
7日
参加人数
8/8
公開日
2018年06月17日

†メイン参加者 8人†





 少女は歩く。
 食われて失った足は黒い影として再生している。それはイブリース化した際に得たもの。首筋の血液は乾き茶褐色になって、自らのワンピースを染めている。
 あ、 あ、 あ、 あ……。 かえり、たい かえる。 あ。 たべたい。
 あ、あ、あ。
 オルゴールが鳴る。場違いな明るい曲調のそれが。タイトルは貴方にあいたい。その願いはもう、叶わない――。

「やっぱり世の中、女あってのもんだろう? それがこんな悲しいことになってよ、やってらんねぇな。もし、もっと早くみつけてやれてたらな」
 『イ・ラプセル自由騎士団』グスタフ・カールソン(CL3000220)が悲しげに腰の獲物に触れる。
 自分が今から行うことは少女に二度目の死をあたえること。還リヒトの少女にはもう意識も、未来もなにもない。それでも滅入ってしまう。
「クラウディアさんの言う通りな、ホンマにあのこが死ぬ前に予測できてたらよかったと思うん。本当の死の運命からは逃れれんってことなんやろうか?」
 アリシア・フォン・フルシャンテ(CL3000227)もまたその快活な表情を曇らせつぶやく。水鏡が拾い上げることのできる未来は『改竄』することが可能な未来だけ。
 運命が確定した未来を変えることはできないのだ。水鏡の力は絶大だ。だが全ては救えないのだ。
 だからせめて、未来は。これ以上不幸になる人が増えることになる未来は変えてみせる。だって、クラウディアがみたそれは、変えることのできる未来があるのだから!
「運命を予測できるとはいえ総てを救うなんてできない……世界はそこまで優しくはないんだ。わかっている、わかっているのだけれどもね……」
 わかっていてもやりきれない。だから、彼は全てに優しくあろうとこの世界であがく。この世界は冷たい。しかし下を向いているわけにはいかない。前をみて、全てを救う。それは傲慢な考えだろう。しかしその傲慢さがなければ、人を救うことはかなわない。『挺身の』アダム・クランプトン(CL3000185)は顔を上げ、焚いた篝火の向こうを見つめる。
「あの、ボクね。これだけ思いが強くて還リヒトになるわけだから、あの子を還るべき場所に返してあげたい! そりゃ本人を還すわけにはいかないけど、でも。彼女の想い(オルゴール)だけは、届けてあげれば、きっと安心してセフィロトの海に還って、またいつか戻ってこれるって思うんだ。今のままではきっときっと、苦しいとおもうから」
 ぐっと両の拳を握りしめ『見習い騎士』シア・ウィルナーグ(CL3000028)はその想いを言葉にする。
「被害に遭われた少女は本当に、お優しい方なのだと思います」
 自分のためではなく誰かのために遅くまで薬草をつんでいてこんなことになった。誰が悪いわけでもない。ただ運命の天秤が不幸に傾いただけの事件なのだ。
 たまき 聖流(CL3000283)はせめてオルゴールだけは恋人のために渡してあげたいと思う。
(運が悪かった。それだけの話。だね。還ってしまったのは、残念だけど。だからこそ、ただ、運が悪かった。それだけの話で、終わるべき話。還リヒトになったお話は、ここまで。そうなるように、止めないといけない)
 マリア・ベル(CL3000145)はゴーグルのズレを直しながらそう思う。不幸はここまで。さらなるバッドエンドは好きではないから。
(魂の在り処なんて、あたしにはわからないけれど。強い思いが骸に宿した想いは、それはそれで魂と呼べるものなんじゃないかしら? だから、その想いは、『貴方にあいたい』って想いが無意味だなんて思わない!)
 『深窓のガンスリンガー』ヒルダ・アークライト(CL3000279)は篝火の向こうから聞こえてくるその途切れ途切れのオルゴールの音を聞きそう思う。
「会わせてあげる。その想いを届けてあげる」
「来たわ」
 リュンケウスの瞳でもって木立を見つめていた『梟の帽子屋』アンネリーザ・バーリフェルト(CL3000017)が自由騎士達に声をかける。
(狼に殺された女性が、恋人に会いに来る……殺した狼を引き連れて……何て悲しい話なんだろう……こんな悲しい話の結末が、更なる悲劇にならないために……私は私の出来る事を……)
 アンネリーザは宙見の狙撃術によって戦場を俯瞰する。
 その動きに合わせて彼らは前後に配置し戦闘態勢を整えていく。
 

 あ、 あ、 あ、 あ

 形なき言葉が少女から放たれる。
 少女は自由騎士たちと退治する。自分の行先を邪魔をするような彼らをみつめ、血まみれの首をこてりと傾けオルゴールのハンドルをゆっくりと回した。

「……ッ!」
 パーティ全体を不可視の音の刃が襲う。ずん、と体が重くなる。
「これがあなたの帰りたいという気持ちなのですね」
 オルゴールを壊してこの音の牢獄を無くしてしまうのが最も冴えたやり方である。でも彼らはそのデメリットすら受け入れ戦うことを決めた。
 たまきは杖をふり、全員を癒やしの魔導力の雨で癒やしていく。
「んじゃ、狼からいくで!」
 速度を高めるように遺伝子を書き換えたアリシアは狼にむかって飛び込み、最高速の一撃を狼にお見舞いすれば、首なしの狼は足元に転がる自らの頭を動かしアリシアの足に噛み付く。
「うわっ! きっしょいなあ! ちゅうても狼かて、食料なければいきてけへんこともわかっとる。せやけどうちらかて仲間護るのが本能やねん。君らせめてもしゃあないけど……なっ!」
 噛み付いた頭を長い脚を大きく振りほどくことでアリシアは難を逃れた。
「そうだね、誰もなにも悪くないんだ。だけど、不幸はこれ以上ひろげれないよ! ここは通さないんだから!」
 同じく速度を高めたシアも最速の一撃をアリシアの狙った狼に向けて放つ。

 狼たちの様子もかまうこともなく歩を進める少女の前には柳凪で強化を終えたアダムが立ちふさがる。
「恋路の邪魔をする様ですまないがここを通すワケにはいかないんだ。君と、君の恋人の為にも」

とおし、あ、 あ、じゃま、 あ、ああ

「僕はアダム・クランプトン! 君を止めるものだ! おぉおおおお!」
 その名乗りには意味はないだろう。後半の雄叫びには意味すらない。けれど、だけれども少女は足を止めた。
 至近距離のオルゴールの音は良い音色のハズなのにどうにも胸を締め付ける。苦しい、痛い、そして悲しい音色。
 明るい長調の曲のはずなのに。そう想うのは感傷なのだろうか
「アリシア! シア! ちょっと退いて!」
 今日のヒルダの立ち位置は前衛だ。じゃごん、っと散弾銃に蒸気を送り込むシリンダーが音をたてる。二人を攻撃範囲に含めず、少女にも当たらないような着弾地点を計算し、地面に弾丸を撃ち込めば全ての狼がその衝撃波に巻き込まれ吹き飛ばされる。
「アリシアを狙ったのに合わせて」
「了解だ」
「わかったわ!」
 マリアの合図にアンネリーゼとグスタフもまた強化した一撃を狼に叩き込めばその火力に狼はもう二度と立ち上がらなくなる。
「あと2匹だ!」
 グスタフの声に自由騎士たちは手応えを感じ、次の標的に獲物を向ける。
 一体一体倒すというその作戦は上手く嵌まる。少女がオルゴールを回し続けていて、常に全体ダメージと弱体化を付与されるのは痛手ではあるが全ての火力を一箇所にまとめることで、弱体化されていてもダメージは通る。
 その状況をたまきがハーベストレインでギリギリではあるが支え続けている。
 前衛が少なくないことも受け、後衛に攻撃が届かないことも上手く働き、残るは少女だけになる。
「嬢ちゃんもさぞ無念だっただろうな。そんなお嬢ちゃんのトドメをさすのは流石に俺でもきっついわ。でもな、仕事だ。すまん」
 グスタフは剣を少女に振り下ろす。
 少女はいつかその恋人の妻になり、幸せに暮らしていたのかもしれない。でも、それはもう喪われた未来だ。
 グスタフの鋭い一撃は少女の腕を吹き飛ばす。オルゴールも地面に飛ばされ、音が止んだ。
「痛かったよね、辛かったよね。でもそれより、愛しいヒトにあいたかったんだよね」
 唇をかみながらアンネリーザは銃弾を何度も、何度も撃ち込む。彼らはできる限り遺体を綺麗なままにと思ってはいるが、正直そこまで余裕はもてない。
 少女のただ腕を振り回す程度の攻撃でもオルゴールの攻撃よりは苛烈だ。弱体化はなくなったとはいえ、油断はできるものではない。これこそがイブリース化することにより得ることができる異能だ。
 ごく単純に一人二人でなんとかできる手合ではない。
「苦しかったよね」
 その苦しみを言葉で言い表すことはできないだろう。同情はする。だからこそ、この先には向かわせない。すでにわからなくなっているだろうとはいえ、恋人の命を自ら奪ってしまう不幸を彼女が許すと想いたくないから。
「あなたの家路はここまでだから、どうか安らかに眠って」
「帰りたいんでしょう? その思いちゃんともちかえってあげる。怖かったよね、わかってる。全部全部うけとめたげる! あなたの言の葉あたしがもちかえってあげる!」
 最至近距離まで近づいたゼロ距離射撃。ガンナーにとっては恐ろしいほどの至近距離であるそれ。ヒルダは怯まない。ダァンとすでに動いてはいない少女の心臓が爆ぜた。
 のけぞった少女はにぃと笑うと、ヒルダに噛み付く。ああ、こんな痛みをあなたは受けたんだね。痛いよね、そうだよね。
 ゼロ距離で絡み合う少女達は痛みでもって思いを共有する。
「もう終わりにしよう? 必ず彼の所に連れて行ってあげるから! もう休んでいいんだよ……」
 シアの穿つ一撃が背中側から動かぬ心臓を刺し貫いた。

 かえる かえる かえって、 かえって? かえってどうなるの? 

 少女の残った腕が遠くを求めるように伸ばされる。
 瞬間、タァン、タァンと二連の銃撃が少女に穿たれた。
 貴女の恋はここで終わり。伸ばされた手の向かうところはわかっている。あとは生きているものがやる区分だ。
 だからもう休んでいいんだよ
「おやすみ」
 少女の伸ばされた隻腕が力なく落ちる。
 アダムはその腕をうけとめ抱きしめる。それは自分がやるべきことではない。わかっている。それでも。
 一人で死んでしまった少女を一人のまま逝かせたくなかったのだ。
 意味のない行動だ。ましてや恋人でもない、知らない自分だ。けれど体温はある。この冷たい世界で温かいものを伝えたかったのだ。


「みつけた。うん、壊れてないみたい」
 マリアは戦闘後落ちたオルゴールを見つけ出し、丁寧に持ち上げると故障箇所がないか確かめるためにハンドルを回せば明るい音色。貴方に会いたいという想いの込められた美しい音色が。その音色にはもう昏い魔力は残ってはいない。
 よかったとつぶやいたマリアの声は誰にもきこえなかった。
 もし壊れていたとしても治すことができるとはいえ、壊れていないことに越したことはない。
「綺麗にしてあげないとだね! 大切にしてもらえるといいね」
 シアは自分の白いハンカチにそのオルゴールを包み込む。まるで宝物を包み込むように。

 たまきは少女の遺体に両手を重ね、瞳を閉じて、再度目を開ける。その瞳の色は夜闇に光り、彼女の脳裏に死の瞬間を映す。
「……ッ。……っはぁ!」
 その瞬間を見たたまきはその場にぺたんと座り込む。死の前の1分前。狼に食われ喪われていくその瞬間こそが彼女の『死』。
 痛い、怖い、痛い、怖い。
最後の一分に思ったことはその2つの強い思念。食いちぎられるその映像は少女にはずいぶんと刺激的であった。
「大丈夫?」
 ヒルダがたまきの手をとる。
「すみません……こういった状況ですと、余裕はなかったようです。言葉は……ありませんでした」
「そらしゃあないわ……せめて、埋葬したらなな、狼さんも。」
 アリシアは、狼にも目をむける。
「お手伝いするよ」
 アンネリーザも土葬する手伝いをする。少女は近隣のカタコンベで丁重に弔われるだろう。
 でも狼は別だ。
 だから彼女らは狼も弔う。途中合流した仲間もその弔いを手伝い、狼は無事埋葬された。

「ところでよ、せっかくだ。そのこの弔いも兼ねて、みんなで酒でも飲まないか? おじさんと。未成年にはジュースをおごってやるよ、綺麗なお姉ちゃん達と飲みたい気分でね、酌のひとつもお願いできないかなってな」
 グスタフの目は胸元のふくよかな女性たち……主にヒルダの胸元に注がれている。下心を隠さないにも程がある。
「そうね、それも悪くないかもね、グスタフさん以外といきましょう!」
 睨みつけたヒルダは意地悪にそう言うと、グスタフはそんなぁ~と情けない声をだした。
「冗談よ。でも、オルゴールを恋人さんに届けてからね!」
 そのヒルダの一言にグスタフは何度も首を縦にふる。



 オルゴールは無事、事前に聞き込みを終えていたアリシアの如才なさで直ぐに居場所が判明した恋人に届けられた。

 少女は還ってはこれなかった。
 だけれども、想いだけは、少女が最後に残した想いだけは大切なヒトのもとに還った。
 優しい彼らの想いはきっと恋人である青年にも伝わっただろう。
 たまきは青年に彼女が最後につんでいた薬草も渡す。もしかして、彼のために摘んだものだったのかもしれないから。
 青年は泣きそうな顔で笑って、自由騎士達にお礼を告げる。
 ありがとう、ありがとうと何度も。
 
 青年は彼に伝える。
 前を向いて歩いてほしいと。真っ直ぐに前をみて。
 未来は後ろではない。前にあるのだから。

†シナリオ結果†

成功

†詳細†


†あとがき†

無事オルゴールは恋人のもとに届けられました。
ありがとうございます!
MVPは優しい思いをめいっぱい文字数いっぱいに届けてくださった貴方に。
FL送付済