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 皆さんから寄せられたバレンタインの思い出を一挙大公開。
 メインパーソナリティーは桃子さん、他多数のゲスト共でお送りしまーす♪

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カイン・トバルト・アーノルド(BNE000230)
バレンタイン中止!!
妹のラシャ(BNE000576)と一緒になって、世のリアぢゅう兼、道行くカップル
…いや、バカップルにあらん限りの雪球を投擲、そして雪道を駆けていくぜ!!
がははー天誅じゃーい!
雪道に滑ったりしたくないから転びそうになったら妹をまき沿いにするぜ。
ああ、リアぢゅう、爆ぜろ!!!
だが!!! ことわる!!!


神宮寺・美雪(BNE001984)
数年前の2月14日。

中学の授業が終わると、私は部活に向かう級友達を横目に
教室…校舎を後にし、自転車に飛び乗りました。
一足先に小学校から家に帰ってきた妹が待っているから。

私達姉妹には、両親がいません。
私がまだ小学生…妹にいたっては物心つく前に、2人とも他界して
しまいました。
両親の遺してくれた家と財産、それに厳しく優しい後見人(実はリベリスタの師でも
あります)が…私達の支えです。

「…っく、えう…おねえちゃん…」
「ど、どうしたの!?」
帰宅した私を待っていたのは、チョコやクリームでグチャグチャになった台所と、
同様の体で泣いている妹の姿。
独りで台所の火を使わないよう言っているので、火事の危険はない様子…
でも結局、この大惨事。
「もう…今はまだ、お料理はお姉ちゃんと一緒にってあれほど…」
「…って」
「…だって?」
「おねえちゃんに、食べて欲しかったんだもん」
「え?」

「バレンタインのチョコって、大好きなひとに、あげるんでしょ?だから…」

叱るのも、自分の制服が汚れるのも忘れて…私は妹を抱きしめていました。
「しょうがないわね…そしたら、一緒に作ったチョコ、半分こしましょ?」
「はんぶんこ?」
「そう。お姉ちゃんは遥香に、遥香はお姉ちゃんに半分ずつプレゼントするの」
「うん!えっと…ごめんなさい」
涙をふいたせいで余計に汚れてしまった妹の顔をタオルでぬぐいながら、私は
笑顔で…うなずき返したのでした。
目にごみなのだわ!(うるうる)


エナーシア・ガトリング(BNE000422)
バレンタインの思い出ねぇ……

そういえば日本に来る前にムショでお勤め中のマフィアの若頭にチョコを届ける仕事をしたことがあったわ。

贈る方は相手がヤクザ者なんて知らずに出稼ぎに出かけていると思っていたから(獄中からそういうふうに手紙を送っていたわ)、請けてから届け先の調べがついたら堀の中でさあ大変。

西のマッドサイエンティストに絶対にチョコの溶けない包装を作ってもらったり(当然特定条件で爆発するわ)、ニンジャバーガーの出前で陽動を仕掛けたり (コルシカ忍者だったわ)、クレイジータクシーで署長室に乗りつけたら署長がヅラを直している所だったり、看守の後を基本受刑姿勢Aで付け回しつつ「エン ピツと空き缶」の謎を探ったり、スペランカー先生が殉職したり、看守の数が11人を超えると目に見えて弱体化したり(イタリーならしょうが無い)、最凶死 刑囚が敗北を知ったりと途中から明らかに斜め上方向に脱線していたような気がしないでもないけど、最終的にはチョコを渡して返事を貰う所まで漕ぎ着けた わ。

依頼料はニンジャとタクシー代でほぼ飛んだけど、若頭がホワイトデーにジェイルブレイクして依頼主にカミングアウトするのを手伝う仕事の報酬が破格だったんで結果的には実入りが良かったと言えるわね。


何故だかこの時のことを思い出すと、渡す相手もいないのにチョコを用意してしまうのよね。自分で食べるのにも飽きたし、このチョコ、あなたはいるかしら?
……別に甘いのは嫌いじゃない。


依代 椿(BNE000728)
まぁ、ありきたりな話になってまうんやけど…

うちが高校の時、部活内でチョコの渡し合いがあったんや。
うちもクッキー作って参加しとったんやけど、一年生の一人が「今年は大丈夫だから!! 今年は大丈夫だから!!」って皆に念押しながらチョコの交換をしとってん。
何事やろと思って、その子と同じ出身中学の子に話を聞いてみたんやけど…

その後輩曰く
「一昨年は砂糖と塩を間違えて、やたらしょっぱいチョコを作ってきた」

「昨年はチョコじゃなくてクッキーを作ってきてたけど、レンガ並の強度を誇って、誰も噛み砕けなかった」

まさか、マンガじゃあるまいしとは思ったんやけど、すぐに冗談やないと思い知ったわ。
貰ったのは普通のチョコや言う話やったけど、うちの知っとるチョコは間違っても酸っぱくは無いと思うんや。
その年はどうも、砂糖とクエン酸を間違えたようで…見た目が普通なんはもとより、そんだけ毎年失敗しといて、味見すらしてへんかったことに驚愕を覚えた出来事やったな…



まぁ、何よりも驚いたんは本命相手にも同じチョコ渡しとったことやけど。

それでも付き合い出せてたんやから…チョコの出来≠恋愛成功率なんやなぁ、とつくづく実感したわぁ。
※ただし美少女に限る。


カイ・マーリア・メーリヒ(BNE001815)
バレンタインの思い出といえば……
以前、ちょっと紅茶のお茶菓子にと、馴染みのお店に入ったのですが
その日は何だかいつもよりお客様が多く……
入店した瞬間、店内にいた女性の方々の視線が自分に集まった気がしました

若干の居心地の悪さを感じながらも
店内を物色していると
チョコレート菓子がやたらと目立って置いてあるんです
凄く凝った作りのものもあって
じゃあ今日のお茶菓子はコレにしようかな……って

そして支払いをしようとした時
いつも対応して下さる女性の店員さんから
とても温かい眼差しを頂きつつ
「逆チョコですか?」と一言……

そこでバレンタインに気づいた私は
動揺の余り口走ってしまいました


「ラッピングお願いします」


帰宅した私の目の前には
可愛らしいくラッピングされた
どうしようもない一品が鎮座しておりました……

行事ごとは、恥をかかない程度には
頭に入れておくべきですね…はい…。
wwwうぇwwwww自分への御褒美(スイーツ)。


神宮寺・遥香(BNE001988)
去年の夏休みの、自由研究宿題のはなし。
「バレンタインじゃないのか~!」って早速突っ込みがきそうだけどw
とりあえず、「何かしら食用になる植物」しばりで「花言葉」、色々
調べてみたんだよね。

ミカンは「清浄」甘酸っぱくてサッパリしてるから?それとも可憐な花弁?
ピーナッツは「仲良し」…確かに仲良く2つ入ってるよね。
カボチャは「広さ・大きさ」そのまんまだね。
キュウリは「洒落」…なんでやねん。

じゃ、チョコレートの原料…カカオは?これが色々資料文献ネットを漁っても
なかなか出てこない。
あ、ようやく見つかった。「神聖」…古代メキシコではチョコレートドリンクは
神聖な飲み物とされてたんだね。御神酒みたいなモノ?
あとは…「片思い」?

えええええ!?

…バレンタインの象徴の花言葉が、よりによってそれでいいのかー!!?
以上、とある小さな乙女の~、心からの叫びでしたー☆
元々、バレンタインにチョコレートを贈るというのは日本的行事であって、ヴァレンティヌスと関係ないですし、カカオは古くは滋養強壮の(ry)


吏吏・エッラ・グゥル(BNE001952)
ヴァレンタインってのはあれだ、ミーたちにとっては狩りの季節。
近くの村で捕まえた美少年の首に手錠付きの首輪を付けて、森に放つ。
最初にそいつを捕まえて、手錠を自分の手にはめれば勝ち、だねぇ。

その後?
美味しく頂きました。

どっちの意味?
……(にやりと笑って唐傘でカメラを隠す)
カカ。深淵なり、深遠なり!


藤堂 圭太郎(BNE001707)
アレは多分中学ン時のバレンタインだ
下駄箱にチョコ入ってたんだよ
でその手紙にさ、書いてあるんだよ「放課後後者裏で待ってます」って
もうさ、チョコと一緒に言ってくれればいいのにって思うんだけどきっとこういう事はきちんと面と向かって言いたい真面目な子なんだなあって思ったらすごくどきどきしてさ
で向かったの、放課後
そしたらさ、こねえ
待てど暮らせどこねえ
何となく遠くからひそひそ声聞こえたけど誰もこねえの
でさ、真面目で照れ屋な子実は僕知ってたんだ、ずっとちらちら見てきてたあの子って僕知ってんだよだからさホワイトデーに髪飾り渡してさ「あの時のあんただろ?ちゃんと思い受け取ったよ」って言ったら逃げられて
ほんっと照れ屋なんだなあ可愛いなあ髪飾りも落としてっちゃうし仕方ないから手紙添えて下駄箱に入れといたんだきっと照れ屋だから面と向かっては恥ずかし いんだろだから髪飾りも中々つけてくれなかったんだよそれですごくおっちょこちょいでさ、時々ゴミ箱とか焼却炉とかに落としてるんだよね僕その度に拾って 直して「落ちてたよ、大好きな○○へ」て手紙添えて下駄箱に入れておくんだそれが僕たちの愛の語らいだったんだでもある日その子男連れてきてさ「俺の女に 何してんだ」ってボコボコにされて僕は二股かけられてたんだなあと思ったら悲しくてどうでもよくなったそれが僕の甘酸っぱいバレンタインの思い出なのさ
…気持ち悪い?失礼だなあんた!
気持ち悪くなんてないです。ちょっと怖いだけですよ!


鳩山・恵(BNE001451)
忘れもしない、中学3年生の冬。私は…初めて放課後にレディからチョコを貰うという、イベントを経験したのである…。
学年1、可愛くて成績も良く、気付けば目で追っていたあの子。そんな彼女が私にチョコを…!
何ともない風に接して、チョコを頂いたが、多分私の声は震えていたであろう。
その子と別れると、脇目も振らず走って帰宅。世界は薔薇色に見えたのである。
そして…家に着いて袋を開ける。そこには少し歪だけれども、大きな手作りチョコ。
私は喜びと幸せを胸一杯に感じながらチョコにかじり付いたのである!!

口の中に広がる甘味!!そして、コリッという食感と、ご飯に合いそうな良い感じの塩分!!

チョコの中に
巨 大 な キ ュ ウ リ の キ ュ ● ち ゃ ん が。

「姉にキムチ入りチョコを食べさせられて、むしゃくしゃしてやった」とは後日の彼女の弁。
私のしょっぱい青春の1ページなのである…。
あの……鳩山さん。ちょっと……付き合ってもらえますか?(お腹すいたので)


佐野倉 円(BNE001347)
2月14日は一般的に、煮干しの日という
一大イベントの日として知られているの。
普段お世話になっているあの人から、意中のあの人などに
心を込めた手作りの煮干しを贈る日なの。
煮干しの材料はカタクチイワシが最も一般的と言われているの。
夢見る乙女たちは煮干しを作るため海に繰り出し、
その手で幸せのカタクチイワシを掴みとるの。
自分で採ったカタクチイワシで作った煮干しが
好きな人への告白には最も効果的と言われているからなの。

私も意中のあの子に煮干しを送ってバッチリ恋愛成就したものなの...
さあみんな、煮干しの日には煮干しを贈るの
もう一度言うの。片思いの相手には煮干しを贈るの。
煮干wwwwwwうぇwwwwwwワロスwwwwwwまどかwwwwひっしだなwwwww


マリアム・アリー・ウルジュワーン(BNE000735)
う~ん、思い出かぁ。
面白そうなエピソードは特に…。
あ!せっかくだからエジプトのバレンタインを紹介しましょうか!

エジプトのバレンタインは年に2回あって2月14日、11月4日と楽しむの。
どうして2回もあるのかしらね?
お婆ちゃんお馬鹿さんだからちょっとわからないのよねぇ。

そしてなんと!男女がお互いにプレゼントを贈り合うのよ!
女の子だけでなく、男の子のお財布も軽くなっちゃうというわけね。

プレゼントには赤いものを贈るのよ。
チョコじゃないの。甘いもの好きの子にはちょっと残念なお知らせ。
真っ赤になっちゃうお店もあって、すっごく鮮やか。
皆にも一度見て欲しいなぁ。

大体こんな感じかなぁ。
あんまり面白味のないお話で御免なさいね?
ちーむちょころっぷの皆さんもお暇があったら是非エジプトへ。
でわでわ♪
へー。初めて知ったぜ。ためになった!


千代子 令斗(BNE001990))





ちねっ
縦読み入りましたー。


鷹那・翔(BNE001859)
……朝起きたら、玄関の前に私そっくりのチョコレートの像が立ってた。
……すぐ捨てた。
キモイですね!


門真 螢衣(BNE001036)
バレンタインの思い出ですか?
わたしの場合は一度だけバレンタインに本命チョコを用意したことがあります。
好きな人は5歳も年上で、わたしに親切にしてくれた先輩でした。
でも、バレンタインデーの直前に先輩のお友達が先輩のことをペドフィリア扱いしてるのを立ち聞きしてしまって……
わたしのチョコレートを受け取って、またペドフィリア扱いされたらどうしようって思い悩んで渡すに渡せなくて……
今から思うと渡す方法はいくらでもあったのに……わたしは結局子供だったんですね。
家で用意したチョコレートを泣きながら食べました。
そのとき、早く大人っぽくなろうって決心したんです。
まずは靴のヒールを高くするところから始めました。
今からすると馬鹿な話ですが……大まじめだったんですよ。
ぺど……。


ツヴァイフロント・V・シュリーフェン(BNE000883)
 思い出か。

 昔、私が子供の時、私の家族はイエーナに住んでいた。
 さてこの頃、大学の食品学科に一人の老教授がいた。
 彼は暇な時チョコを食べていて、大学生達からマイスター・チョコレイト(チョコ博士)と呼ばれていた。これは侮辱の意味も含まれていた。国家統一後といえまだ豊かでない頃、なぜ年寄りに良いといえないものに拘り食べるのだろう?
 子ども達は彼に付いて回った。チョコを分けて貰えるからだ。私もその一人だった。

 あるヴァレンタインの日、彼はいつものようにチョコを買い、公園で食べていた。
 私たちはいつものように付いて回った。彼は物静かだった。ある子が聞いた。
「マイスターはどうしていつもチョコを食べるの?」
「チョコレイトには孤独を癒す効能がある」
 私たちは驚いた。甘いものを食べる彼の目が濡れていたからだ。
「二月十四日、私は聡明で熱中しやすい女性と結婚した。その人は今から二十年前、西へ行ってしまった。その頃、国外への移動は難しかった。上手くいったのか。消息は知れない。彼女はチョコレイトの研究者だった。恋は味わう時には芳醇だ。しかしいつまでも味わえない……」

 ある年の夏、大学にチョコの効能の論文が届いた。
 夕方、マイスターの姿はイエーナから消えた。大人は様々な噂を流した。しかし、私達は一つの大きなことを知っていた。
 公園に置かれたチョコ。マイスターは、もうマイスター・チョコレイトではなかった。
チョコレートは孤独を癒す。……いい言葉ですね、私の辞書に加えておきましょう。


須藤 凛(BNE001580)
りんにはお姉ちゃんが二人いる。
それぞれ大学や高校で、バレンタインにチョコを配ったり貰ったりしてる、らしい。
あ、真ん中は違うか。引っ込み思案だからあげられないって。

それはともかく、そんなわけだからお姉ちゃんたちが作ったのやら貰ったのやらで、バレンタインには家に結構な量のチョコが集まったりする。
そのお裾分けでお姉ちゃん達から貰ったチョコを齧ってたら、
「凛にはバレンタインはまだ早い?」
とか聞かれた。
失敬な。ちゃんとチョコだしてる。

りんはゲームが恋人だから、ゲーム開発者の皆さんにファンレターついでのチョコを宅急便で送ってきたところだったり。
それをお姉ちゃん達に言ったら、
「なにか違う」
って言われた。

正直、凛も何か違う気がする。
えー? 僕もゲーム好きですよー?


八月十五日・りんご(BNE000827)
りんごマル秘日記

2007年2月14日 りんごのバレンタイン

きょうは楽しみにしてたバレンタインの日なの!
おんなのこがすきなおとこのこにチョコレートをあげる日なの!
でもりんごはリンゴを食べてもらいたかったから、アップルパイを作って好きなおとこのこに渡したの。
そしたら、
「なんだこれ!みんな見てみろよ!」
「うっわーこんなへたくそなりょうりわたすかー?」
と笑われてしまったの。
なんで食べてないのにそんなこと言うかわからなかったの。
いっぱいいっぱいすきって気持ちつめたのにぜんぜんつたわらなかったの。
いっしょうけんめい作ったのに、けっきょく食べてくれなかったの。
きゅうにかなしくなったの。
そしたら、クラスにまどぎわにいたメガネ君がりんごの前にやってきたの。
そしてすきなおとこのこからアップルパイをうばって、ばくばく食べ始めてこう言ったの。

「りんごみたいにこのアップルパイも素朴な味がするね。つーかバレンタインデーだからチョコレート渡すとか安直すぎて飽き飽きしてたし、いいんじゃない」
りんご、悲しくないのにいっぱい涙が出ちゃったの。
メガネ君はやさしく頭をなでてくれて、それがすごくきもちよかったの。

おまけ
家に帰ったあと、のこったアップルパイを食べてみたの。
すっごくまずかったの。
砂とうとしおをまちがえてしょっぱかったの。
りんご、作るのにひっしで気づかなかったの。
でも、メガネ君はおいしいってくれたの。
ありがとう…なの。
その眼鏡は逃がさずキープしておくべきだと思います。←真顔


アンジェリーク・ブランシュ(BNE000699)
バレンタインの思い出ね。大人のお姉さんたちとは違ってロマンチックとは程遠いけど…。
アンジェが4年生のときのお話よ。その頃、仲良しな幼馴染みの男の子がいたの。その子には毎年バレンタインのチョコを渡していて、いつもはお婆ちゃんと選んで買ったチョコをあげていたけど、4年生になったのだから手作りに挑戦してみたのよ。

いちばん大好きな男の子には手作り!って少女マンガで読んだからウキウキで用意したの。一応本をみながら、チョコを刻んで湯煎して、チョコのトッピングにナッツを入れて…ちゃーんと完成までこぎつけたの。

完成したチョコを可愛くラッピングをして、当日その男の子にドキドキしながらプレゼント。男の子もとっても喜んでくれてアンジェも嬉しくなっちゃったけど、おうちに帰ってから大失敗に気付いたの。
渡した後、たくさん作ってあまったチョコをパクッと食べようとして…食べれなかったの。
カチカチに固まってとてもじゃないけど食べない、チョコのようなものを作ってしまっていたの…!

後日男の子のお母さんが「うちの息子ったら大事に少しずつ食べてるのよー」って笑っていたけど違うの違うのよ…。溶かして固めただけのチョコ(ナッツ入り)はとてもとても硬くてすぐに食べ切れなかっただけなのよ(遠い目)
かじっても歯型がつくだけのチョコなんて凶器なの…思い出すだけで黒歴史なの。
…人にあげる前に味見は大事って痛感した思い出なの。
堅かろうと不味かろうと乙女のチョコの価値はプライスレスです♪


衛守 凪沙(BNE001545)
ええと……あたしは、いわゆる孤児院にいたから、施設のみんなにチョコレートを手作りしたっけな。
ごくごく普通のイベントだったよ。
誰が好きかとかあんまり関係なかったし。
ただ、あたしは毎年どんなチョコレートを作るのかけっこう真剣に考えてるよ。
チョコケーキは作る側の自己満足かもしれないと思っちゃったり、毎年トリュフチョコだと芸がないと思ったり、チョコレートの中に入れるものをどう工夫するかって考えたり。
あ、今年はたまたまトリュフチョコを作る気分だったんだけどね。
それはともかく、あたしはホワイトデーのお返しよりも、あげたチョコレートを食べてる人の顔を見る方が楽しみだな。
だって、美味しいものを食べてる人の顔って、すぐに分かるからね。
……あ、思い出になってないや。
ま、いいか。
ええ、細けぇ事はいいんです。


英 正宗(BNE000423)
俺と聖が付き合い始めたのは、学生の頃だったんだが。
そう言えば、付き合い始めて最初のバレンタインが中々印象深かった。

朝、真っ赤な顔で俺に手紙をよこす聖。
前日チョコを作ってたのは知ってたが、それを渡す場所を連絡…するとのことで。直に渡せばいいのでは。
それはともかくとして、女の子らしいデザインの便箋に、なんで「例のブツ」とか怪しい単語が踊る。
そして何故文字が新聞の切抜きなのか。
怪しい組織で謎の密売品の受け渡しでもやるのかと思ったじゃないか。

これだけでも充分ツッコミどころだが、指定された場所で待ち合わせた時も中々凄かった。
恥ずかしかったのか照れたのか、いっぱいいっぱいになりすぎてチョコの箱持ったまま転びやがった。
嫌な予感をひしひし感じつつ、崩れた箱を開けてみたら案の定、でかいハート型のチョコが割れていた。
それ見た聖が更にテンパって、繋ごうとするんだけど震えて力んだ結果さらにチョコがバキバキと砕かれていく始末。
色々ツッコミに困った結果、かろうじて
「…一口大で食べやすくなったな」
とだけコメントしてかけらを口に放り込んだら、えらい輝いた目で見つめられた。ツボったらしい。

…ところで「LOVE」って書くのが恥ずかしいのはわかったが、「LIKE」にグレードダウンするんじゃない。
根本的に英語の勉強が足りないかと思っただろうが。

…というのが過去の話。
今ではすっかり元気にチョコもって突進してくる聖の姿が!
滅べ★


ランディ・益母(BNE001403)
●ランディが甘い物嫌いになった理由●
ランディの義母は自分にも厳しく他人にも厳しい人物だった。また苛烈な育ちのせいか食事に関して非常に淡白というか頓着がない人物であった。
その義母がまだ拾ったばかりのランディに殺人料理を振舞いまくってた頃の話である。
生肉をステーキといい。小麦粉を溶いて焼いただけのものをパンと言い張る義母の食事に耐えかねた、当時11歳のランディ。
しかしバレンタインの日、義母が初めて買ってきたチョコレートはそのまま美味しく食べる事が出来る初めての文明人らしい食事であった。
喜ぶランディを見て嬉しそうに微笑む義母。しかし不幸な事に食事を淡白に考える義母は糖分が効率よく摂取出来てガキ(ランディ)が美味しく食えるのなら丁 度良いと思い込み、その日を境に生野菜にチョコを塗りたくったり焼いた肉をチョコに付けたり、兎に角意味不明なチョコ料理が毎日出されることになった。
当然、食べないと言う選択肢はナシである、残そうものなら軍隊の様な厳しい罰が与えられるからである。
結果、ランディは甘い物がトラウマレベルに苦手になってしまった。
この事件が元でランディは食事は自分が作ると義母を説得し家庭料理を極めて行く事になる。

ランディ「わあ、これ美味しいな。カーチャン、これなんだ?」
義母「チョコだ」
ラ「これなら毎日食べたいなぁ!」
義母「フフ、そうか。糖分補給にも丁度良いし毎日食べさせてやろう」
ラ「わぁい」
今! あかされる! やばんの! るーつ!


日野宮 ななせ(BNE001084)
朝7時30分に登校して、憧れの人の机の中にチョコレートを入れて、いつ気づいてもらえるかとドキドキしていたのですが……その日1日はまったく気づいて もらえず、次の日に気づいてもらいまして、ちょっと気まずいながらも、お礼を言ってもらったことがあります。なんだか微妙な空気でしたけど、喜んでもらえ たことがとっても嬉しかったです。その後、おつきあいとまではいきませんでしたけど、友達として過ごせて楽しかったですねっ♪
思い出も色々あるアルね。アル?


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