MagiaSteam
蒼色の菩提樹




 イ・ラプセルにある小さな村の広場、その中心には立派な大樹がそびえ立っていた。
 人々はいつも村の象徴ともいえる樹の根元で、世話話に花を咲かせたり、絵を描いたり、歌を歌ったり、踊ったり、おのおのの好きな時間を過ごしている。そんな人々を大樹はいつも見守ってくれていた。
 その日もなんてことのない晴れやかな青空が広がる素敵な日だった。人々は今日も樹の根元でそれぞれの時間を過ごしていた。
 ――カサ、カサ、カサ……
 葉擦れの音が響く。
 今日も大樹が鮮やかな葉を繁らせているな、と人々は微笑んだ。
 ――カサカサ……カサカサカサッ……!
 やけに葉擦れの音が大きい、そこまで強い風も吹いていないのに。
 人々はおもむろに大樹を見上げる。そして驚愕の光景に目を見開いた。
 鮮やかな青空を背景に、大樹の枝が人の腕のように動いていたのだ。
 風を切る音が聞こえるぐらいに振るわれるそれは、根元にいる人々にも振り下ろされる。人々は転がるようにして大樹の側から逃げ出した。


「つまり、樹がイブリース化したってことなの」
 水鏡に映し出された未来を告げた『元気印』クラウディア・フォン・プラテス(nCL3000004)はそう言った。
「見えた未来では自由に動き回れるってわけじゃなかったけど、それがいつ自由に動く回るようになるか分からないし……何よりこのままじゃこの村の人たちが危ないの」
 今から急げば樹がイブリース化した直後に村に着くことができ、被害を最小限にすることができる。
「結構凶暴で何より大きいから手強いかもしれないけど、みんな頑張って!」
 クラウディアの言葉を受け、君たちはその村に急行した。


†シナリオ詳細†
シナリオタイプ
通常シナリオ
シナリオカテゴリー
魔物討伐
担当ST
酒谷
■成功条件
1.イブリース化した大樹の討伐
 こんにちは、酒谷です。
 今回はイブリース化した大きな樹との戦闘です。

●敵情報
・大樹
 イブリース化した大樹です。幹周8メートル、樹高40メートルほどです。樹高が高い分、枝も長く、ブンブン振り回してきます。さらにイブリース化して強度が高くなっています。しかし、やはり樹なので炎には弱いです。基本的に動きませんが、地中に張った根からエネルギーを吸収して体力を回復します。

攻撃方法
・振り下ろし 攻撃/近距離/範囲【ノックバック】
 いわゆるオーバーブラストです。枝を思い切り振り下ろして周囲を巻き込む衝撃波を発生させます。
・根の針山 攻撃/遠距離/単体【ダブルアタック】
 地面から根っこを突き出して敵を刺します。一度そこに根っこが出てくると周囲の根っこもそこを目指して出てきます。
・振り回し 攻撃/近距離/単体
 枝を器用に使って敵を拘束してぽいっと投げます。投げられると10メートルほど飛ばされます。

●場所情報
 時刻は日中、晴れやかな青空が広がってます。
・広場
 村で一番人が集まる場所ということもあって、とても綺麗に整備されています。障害物なども特になく、地面は石畳になっているので支障は出ないでしょう。しかし、根っこなどを出されると当然そこには穴が開くことになってしまうので、そうなった場合は足元に気をつけなければならないでしょう。

●その他
 村人たちは大樹がイブリース化した瞬間に逃げ出しますが逃げ遅れた人も何人かいます。その人たちはなるべく避難させてあげてください。

 どうぞよろしくお願いいたします。
状態
完了
報酬マテリア
6個  2個  2個  2個
12モル 
参加費
100LP [予約時+50LP]
相談日数
7日
参加人数
6/6
公開日
2019年06月16日

†メイン参加者 6人†




 自由騎士達が目的の村に辿り着くと、どこからかドスンという重い音と地面を揺らすほどの振動が響いた。その音と振動を頼りに足を進めれば、そこには水鏡の予測どおりにイブリース化した大樹がいた。大樹は太い枝を腕の様に振り回し無差別に地面を叩いている。
「自由騎士団だ! イブリース化した大樹から避難しろ!」
 『クマの捜査官』ウェルス ライヒトゥーム(CL3000033)がそう叫びながらロストペインを発動させて大樹へと向かっていく。それに続いて足の速さを活かしたモカが根元で座り込んでいる村人にすぐさま駆け寄った。
「私たちは自由騎士です! 助けに来ました! 大丈夫ですか?」
 モカが安否を確認すればその人は大丈夫だと頷いた。避難誘導をすれば村人はなんとか自力で立ち上がりモカに礼を言って大樹から離れていった。他に逃げ遅れた人はいないかとウェルスとモカが周囲を見渡すと、転んだらしい老紳士と彼を引っ張り起こそうとしている少年がいた。その二人に大樹の枝が向かっているのに気付いたウェルスとモカは、同時に村人二人と大樹の枝の間に割り込む。そして、ウェルスは自身の身体で、モカはバックラーで大樹の枝を受け止めた。その二人の背後から駆けてきたクリストファー・グロー・バルトゥール(CL3000574)は、その勢いを乗せたシールドバッシュで二人の受け止めていた枝を弾き飛ばした。
「……っと、大丈夫か?」
 枝が完全に離れたことを確認したクリストファーは老紳士と少年の方に振り返る。クリストファーの問いに少年が、爺さんが足を怪我してるんだと答えた。それを聞いたクリストファーは老紳士を抱き抱えてその場から離れる。老紳士と一緒にいた少年は自発的にクリストファーに続いた。ウェルスとモカは老紳士と少年が避難し始めたことを確認すると、警戒を強めながら他に逃げ遅れた人はいないか周囲を再度確認し始めた。
 三人とは別に、他の自由騎士たちも動いていた。
「み、みなさん……私たちは自由騎士ですっ! わた、私たちが来たからにはもう安心ですっ」
 リリアナ・アーデルトラウト(CL3000560)は緊張しながらもしっかりとした声で叫ぶ。
「大丈夫ですっ。あ、あのイブリース化した木は今はまだ動くことは出来ません。距離をとれば皆さんは大丈夫なんですっ」
 続いた言葉に村人達は必死に大樹から距離を取ろうとする。しかし、大樹がイブリース化したという突然のことにパニック状態になっているらしい。
「みなさん、落ち着いて。コイツはこの場から動けない。落ち着いてこの場から離れるんです」
 それを見越して『黒衣の魔女』オルパ・エメラドル(CL3000515)はできるだけ落ち着いた声色で避難を呼びかける。そのとき、逃げていた女性の足元から鋭い根が突き出出てきた。それでバランスを崩して地面に倒れ込んだ女性に追撃と言わんばかりに飛び出してきた根が向かう。女性がもう駄目だと覚悟したとき、ふわりと自身の身体が持ち上がる感覚がした。
「間一髪でしたね、大丈夫ですか?」
 女性が視線を上げるとそこには柔らかい笑みを湛えたオルパの顔があった。
「お嬢さん、俺が安全な場所までお連れしましょう」
 オルパは女性を抱えたまま大樹の攻撃が届かないであろう場所まで駆けていく。それを援護するように『アイギスの乙女』フィオレット・クーラ・スクード(CL3000559)が盾を構えて大樹に向かっていった。


 大樹の付近にいた村人達を避難し終えて、自由騎士達はいよいよイブリース化した大樹の討伐へと動き出す。
「よし、あとはあの樹を浄化して元に戻すだけだな」
「はい、がんばりましょう!」
 ウェルスは言いながら戦いに備えてマナウェーブを自身にかけて、ハーベストレインで救助の際に傷を負った仲間の怪我を治療する。その治療を受けながらモカはサンシャインダンスを踊って戦闘に備えた。フィオレットはノートルダムの息吹をかけた後、身の丈よりも大きい盾を自身の前に構えた。
「これで……戦いに集中できますっ!!」
 大樹の周囲に誰もいないことを改めて確認したリリアナは、自身の武器をしっかりと握ってラピットジーンで自身を強化して樹を見据えた。
「ま、俺のことは勝手に動く盾とでも思ってくれや。よろしく頼むぜ、先輩方?」
 メンバーの中で最も新人であるクリストファーは、先輩であるメンバーに向けてそう言うと攻撃態勢を整えたモカとリリアナの前に立つ。
 距離をとって改めて大樹を眺めることになったオルパは樹を見上げて呟く。
「こりゃあ、立派な樹だな」
 同時に彼は樹に話しかけた。
「お前さんだって好きでイブリースになったわけじゃないんだろ? 待ってろ、いま浄化してやるからな」
 彼の問いかけに対する明確な応えはない。しかし、どこか苦しそうな嘆きをオルパは聞いた気がした。
 自由騎士達はお互いの顔を見合わせる。
 戦いの準備は整った。自由騎士達は事前に話し合った通りに各々大樹に向かって駆け出した。
「行きます!」
 最初に大樹に攻撃を仕掛けたのはモカだった。盾になるように前に出たフィオレットとクリストファーの後ろから隙を狙って疾風刃・改を放つ。その刃はたくましい枝の一つに深々と突き刺さった。枝といえども樹の一部、どうやらダメージはあるようで大樹は穿たれた枝を震わせた。モカは相手の動きが思ったより鈍いことに気付いてならばと二撃目を叩き込む。その攻撃は先程よりは通らなかったが、それでも確かにダメージにはなったようだ。
 まさに、蝶のように舞い蜂のように刺す。そんなモカの少し後ろからウェルスは静かに銃口を大樹に向ける。そして、仲間と敵の動きを的確に読んでヘッドショットを撃ち込んだ。
「よし、入ったな」
 放たれた弾丸は見事に樹皮を破って幹に食い込んだ。ウェルスからの致命的な一撃を食らった大樹はもがくように枝を振り回しはじめた。
「わ、私も……! って、ひゃあ!?」
 リリアナは、デュアルストライクで攻撃しようとした際に無遠慮に振り回される枝が自身の方に向かってきていることに気付いた。それを避けることに意識を向けたため、デュアルストライクの一撃目を外してしまう。しかし、そのかわりと言わんばかりに二撃目に懇親の力を込めた。その刃は大樹の硬い樹皮をなんとか貫く。その感触にリリアナはこの攻撃方法ではダメージを与えられないと察した。そして、攻撃方法を切り替えようと一旦大樹から距離を置いた。
 一方、愛用のダガーで攻撃を仕掛けようとしていたオルパはホークアイで枝の位置を確認しながら大樹に接近していた。そんな彼の真横を一本の枝が通り過ぎる。当たらない位置まで移動していたとはいえ、立派な枝の風圧はバカにならない。
「うわっ!? あぶねぇなっ!」
 枝の起こした風圧によってオルパの髪が舞い上がる。乱れて顔にかかった髪を払うのもそこそこにオルパは大樹に向かってダガーを振るった。的確に振るわれたそれは樹皮を切り裂き、大樹の幹に一文字の傷をつけた。
「これだけでかけりゃ、外さないぜ」
 そこに重ねるようにオルパはもう片方のダガーを振るう。刻まれた傷に大樹が痛みの声を上げたのがオルパには分かった。その声にオルパは心の中で頑張って耐えてくれと告げた。
 痛みにもがく大樹は明確な攻撃目標を捉えることなくがむしゃらに枝を振っていた。その枝の一つがモカの方に向かっていた。それに気付いたクリストファーはパリィングで枝とモカの間に入り込む。そして、枝を受け止めてそのまま弾き飛ばした。
「大丈夫か?」
「はい! ありがとうございます、クリスさん」
 クリストファーに礼を言ったモカはそのままもう一度大樹に向かっていく。モカのスピードを乗せた疾風刃・改は、今度は幹に突き刺さり大樹に明確なダメージを与えた。そして、追撃と言わんばかりにモカはもう一度レイピアを振るう。再び幹に突き刺さった刃に大樹は枝を震わせた。それに続いてリリアナがヒートアクセルを放つ。枝の間をすり抜けて叩き込まれたそれは一時的に大樹の動きを止めた。その隙に残りのメンバーが一斉に攻撃を仕掛ける。ウェルスは再びヘッドショットを放つ。今度は大樹が動きを止めていることもあり二発続けて撃ち込んだ。それに続いてオルパがダガーを振るう。そして、仲間の守りに徹していたクリストファーとフィオレットは一瞬だけ攻撃態勢に移り、同時にシールドバッシュを叩き込んだ。
 先程よりも大樹の枝の動きが鈍い。どうやら自由騎士達の攻撃を受けて大樹はだいぶ疲弊しているようだった。この調子ならいけると自由騎士達は互いを見合わせて頷いた。
「それっ!」
 モカが連続で疾風刃・改を放つ。それとほぼ同時にウェルスがヘッドショットを放った。しかし、ウェルスの放った弾丸は枝に弾かれるようにして別の方向に飛ばされてしまう。
「なら、もう一発……」
 ウェルスは改めて銃口を大樹に向けると至って冷静にその引き金を引いた。放たれた弾丸は枝の間を綺麗にすり抜け幹に深く食い込んだ。
 痛みからか一矢報いようとしているのか、大樹は残り少ない力を振り絞って枝を思い切り振り下ろした。
「来るぞ! 踏ん張るのじゃ、クリス!」
「おう!」
 フィオレットとクリストファーは前衛に出ているモカとオルパとリリアナの前に出る。そして、盾をしっかり構えて衝撃波に備えた。直後、ズシンと重い音と共に吹き飛ばされるほどの衝撃がクリストファーとフィオレットを襲った。二人がそれに耐えてくれた間に、リリアナとオルパがとどめを刺しに前に出る。
「こ、これで……!」
「ラストだ!」
 リリアナの剣とオルパのダガーが同時に大樹を切り裂く。その攻撃を受けて蠢いていた枝がゆっくりと動きを止めた。


 静まり返った広場。先程まで動いていた大樹はピクリとも動かない。
 大樹にはところどころに傷はあるものの死ぬような大きな傷は見当たらなかった。オルパが声をかけてみると先程まで聞こえていた負の感情は消えていて、穏やかな命の鼓動だけが伝わってきた。
「浄化できたな」
 オルパの一言で他のメンバーもほっと一息ついた。
「な、なんとか終わりましたね」
 まだ戦いの緊張が残っているのか、リリアナは武器を力一杯握っていた。そんな彼女の肩を叩いたのはフィオレットだった。彼女の笑顔にリリアナも肩の力を抜くことができたようでゆっくりと武器を下ろす。
「あの、庇ってくださってありがとうございます」
 そう言ったのはモカだった。言われたクリストファーは礼はいいと首を振る。
「俺のことは勝手に動く盾とでも思ってくれって言っただろ」
 続けて、それにしてもお前凄かったな、さすが自由騎士の先輩だ、とクリストファーはモカを称賛した。
「あとは怪我した村人の手当てか。それと、この広場のことも相談しないとだな」
 ウェルスは今一度戦場となっていた広場を見る。被害は最小限であるが、やはり何ヵ所か大きな穴が開いていたり戦闘の衝撃で石畳剥がれていたりする。かつての広場の面影はない。
 自由騎士達は浄化の完了の報告も含めて、避難している村人達の元へと向かった。
 村人達は大樹の浄化完了の報告を聞くと緊張を解いて安堵したように息を吐いた。次いで、ありがとうございますと自由騎士達に礼を言った。その礼を受け取りながら、自由騎士達は村人の様子を確認し始めた。傷のひどい人から順番にウェルスが治療し、その間に他のメンバーが別の人の怪我を確認すると言った形だ。その中でウェルスは村人に問いかける。
「あの広場のことなんだが、だいぶ地面に穴が空いてたり石畳が剥がれたりしてるんだが……」
「そう、ですよね……」
 その話を聞いた村人は一人の老紳士の方を見る。それは逃げる際に転んで足を怪我してしまっていた老紳士だった。
「あの方がいつも補修や修理をしてくださっていたんです。ですが、いくら自由騎士様が怪我を治してくださったとは言え、もう年齢も年齢ですしあまり無理はさせられないので、なんとか他の人達と協力して修理したいと思っています」
 村人の話を聞いてウェルスは少し考えたのち他のメンバーに相談を持ちかける。その結果、手伝っていこうということになった。村人達はそこまでしてもらうわけにはと遠慮したが、ここまできたからにはという自由騎士達の言葉に甘えて、ではお願いしますと頭を下げた。
 そうして始まった広場の修復作業。力のあるメンバーは穴埋めをしたり新しい石畳を運ぶ手伝いをしていた。他のメンバーは石畳を一つ一つ敷き直したり散った葉っぱを拾い集めたりしていた。そんな作業の中、一人の村人が言った。せっかくだし穴が空いてしまったところとかを花壇にしてしまわないか、そうすれば石畳を全部敷き詰め直す必要もないだろう、と。その案に村人も自由騎士達も賛成した。そして、花を育てている村人達がそれを持ち寄って広場に新しく花壇が作られた。
 そうして新たに修復された広場は大樹と花が風に揺れる美しいものとなった。
「こ、これで大丈夫ですよね」
「はい。とっても綺麗になりましたね、リリアナさん、クーさん」
「そうですね」
「うむ!」
 リリアナとモカとフィオレットは完成した広場を眺めて笑いあった。
「ふー、終わった終わった」
 クリストファーはこの村にやってきてから広場の修復までのことを振り返る。自由騎士になっての初仕事、学ぶことは多かった。自由騎士の先輩達の後ろにくっついてではあったが、ここまでやれたのなら上出来だろうとクリストファーは独りごちる。そんなクリストファーの腕を誰かが引っ張った。クリストファーは目を向ければそこには自身が運んだ老紳士と一緒にいた少年の姿があった。
「兄ちゃん、爺さんのこと運んでくれてありがとな!」
 笑顔でクリストファーにそう告げると、少年はウェルスとモカの方にも礼をしに向かった。その背を見送りながらクリストファーは笑みを溢した。
「まったく世話かけさせやがって。これから暑くなるから、みんなのためにいい木陰を作ってくれよ?」
 大樹を見上げながらそう言ったのはオルパだった。自然共感を持つとはいえ植物と会話できるわけではない。しかし、俺の言いたいことは伝わっただろうかとオルパは僅かに目を細める。
「じゃあ、元気でな」
 最後に樹皮を優しく撫でるとオルパは仲間の元へと向かった。
「この度は樹のことだけでなく、広場の修復も手伝ってくださり本当にありがとうございます」
 村の代表だという男性はウェルスを始めとした自由騎士達に頭を下げた。
「この御恩は忘れません。またいつか……今度は遊びにでもいらしてください。村全体で歓迎いたしますよ」
 各々感謝を述べる村人達に見送られながら、自由騎士達は村を去っていく。
 大樹は豊かな緑を湛えながら静かの彼らの背を見送った。

†シナリオ結果†

成功

†詳細†

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