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奪われた家

●
イ・ラプセルの果てにミナンダという小さな村がある。貧しく人口も少ない寒村で、厳しい冬に備えて今からしっかり準備をしなければ、それだけで死者が出るような村だ。
まして、家に入れないとなれば。
「うう……」
「入れてくれ……入れてくれよお……」
「どうしてこんな事を……外で凍え死ねっていうのか……」
村の通りに住人達が蹲り、自分達の家を恐る恐る睨みつけ、恨み言を吐いている。
その家の一つの窓から、血に塗れたような異形の眼が睨み返した。
●
「で、そこを通りがかった哨戒騎士が言うには、そういう状況だそうだ。行って討伐してやってくれ」
『軍事顧問』フレデリック・ミハイロフ(nCL3000005)は、集まった自由騎士達にそう言った。「敵の戦闘力はよく分からんが、人間でないことは間違いない。妙なのは、どうも人間を食うとかじゃなくて家だけを占拠してるって事だ。敵は基本家からは出てこない。お前らがうまく立ち回れば、奇襲や先手を取ることは十分に可能だろう」
じゃあ、頼んだぞ、と言ってフレデリックは話を終えた。
イ・ラプセルの果てにミナンダという小さな村がある。貧しく人口も少ない寒村で、厳しい冬に備えて今からしっかり準備をしなければ、それだけで死者が出るような村だ。
まして、家に入れないとなれば。
「うう……」
「入れてくれ……入れてくれよお……」
「どうしてこんな事を……外で凍え死ねっていうのか……」
村の通りに住人達が蹲り、自分達の家を恐る恐る睨みつけ、恨み言を吐いている。
その家の一つの窓から、血に塗れたような異形の眼が睨み返した。
●
「で、そこを通りがかった哨戒騎士が言うには、そういう状況だそうだ。行って討伐してやってくれ」
『軍事顧問』フレデリック・ミハイロフ(nCL3000005)は、集まった自由騎士達にそう言った。「敵の戦闘力はよく分からんが、人間でないことは間違いない。妙なのは、どうも人間を食うとかじゃなくて家だけを占拠してるって事だ。敵は基本家からは出てこない。お前らがうまく立ち回れば、奇襲や先手を取ることは十分に可能だろう」
じゃあ、頼んだぞ、と言ってフレデリックは話を終えた。
†シナリオ詳細†
■成功条件
1.敵の全滅
皆様こんにちは。鳥海きりうです。よろしくお願いします。
ミナンダの村を占拠した怪物との戦闘シナリオです。敵の全滅が成功条件となります。
敵キャラクターのご紹介です。
・托卵の獣 ×15
ミナンダの人家を占拠した獣。人肉には興味は無いらしい。
だいたいフレデリックの言った通りです。最初は敵は家から出て来ませんが、一度戦闘が始まってからはこの限りではありません。
敵の戦闘力は不明ですが、近接系であるとだけ申し上げておきます。あと難易度はノーマルです。
ミナンダの村の人家は七軒。怪物は二匹ないしは一匹ずつ家内に潜んでいます。各家は20m〜30mの距離を置いて点在しています。家屋以外の障害物はありません。
簡単ですが、説明は以上です。
皆様のご参加をお待ちしております。
ミナンダの村を占拠した怪物との戦闘シナリオです。敵の全滅が成功条件となります。
敵キャラクターのご紹介です。
・托卵の獣 ×15
ミナンダの人家を占拠した獣。人肉には興味は無いらしい。
だいたいフレデリックの言った通りです。最初は敵は家から出て来ませんが、一度戦闘が始まってからはこの限りではありません。
敵の戦闘力は不明ですが、近接系であるとだけ申し上げておきます。あと難易度はノーマルです。
ミナンダの村の人家は七軒。怪物は二匹ないしは一匹ずつ家内に潜んでいます。各家は20m〜30mの距離を置いて点在しています。家屋以外の障害物はありません。
簡単ですが、説明は以上です。
皆様のご参加をお待ちしております。
状態
完了
完了
報酬マテリア
6個
2個
2個
2個




参加費
100LP [予約時+50LP]
100LP [予約時+50LP]
相談日数
7日
7日
参加人数
8/8
8/8
公開日
2018年09月23日
2018年09月23日
†メイン参加者 8人†
●
依頼を受けた自由騎士達は、二手に分かれて東西の端からミナンダの村に侵入した。迅速な各個撃破が可能な戦力を確保しつつ、隊を分けることでさらに素早い掃討を行おうという作戦である。
「状況が何だか良く分かりませんね。またスモーカーみたいな突然変異かしら……今回は実害が出ているから、何とか追い出さないとね」
『≪母≫の因子』アリア・セレスティ(CL3000222)は、かつて戦った突然変異種の事を思い出してそう言った。彼女はかつてその変異種に母体として見込まれた事がある。危険な兆候である。彼女がそれに対して慎重にならず、もしも戦場で致命的なミスをしたら−−極めて悲惨な結末が待っているかもしれない。
「他の生き物の住処を奪うってまるで托卵みたいね。だけど人間があの獣の世話をするとは思えないから……そこがちょっと違うのかしら?」
アリアと同じく東側から侵入した『ヘヴィガンナー』ヒルダ・アークライト(CL3000279)はそう言った。「鳥の中には他の鳥の巣に卵を産んで、他の鳥に雛鳥を育てさせる『托卵』って習性を持つ種もいるのよ。ちなみに人間の間でも、浮気相手との子供を夫に黙って育てさせることを托卵って言うらしいわよ?」
「やなこと言うね、ヒルダちゃん」
「あ、あたしが言ったんじゃないわよ!? 曾御婆様がそう言ってたの!」
「私は後衛で皆さんの体力維持を行います。頑張りましょうね」
同じく東側チームのたまき 聖流(CL3000283)はそう言った。落ち着いて、かつ淡々と戦闘準備を整えている。普段通りといえばその通りだが、ある意味すごいことなのかも知れない。
「かたつむり野郎はぶっ飛ばす! −−しかし、人を食う訳でもねーみたいだし。寒くて冬を越す為に人ん家乗っ取ったのか? 冬眠するなら飯をドカ食いする筈だよな。そうでもねえみてえだし……まぁいいや、倒せばわかってもわかんなくても一緒だ。ミナンダの人、待っててくれよな!」
マリア・スティール(CL3000004)はそう意気込んだ。−−勘か、はたまた天然だろうか。十分的確な推理である。惜しむらくは、その的確な過程から出てきた答えがどうしてカタツムリなのだろうか。
「それにしても、何故人を殺さずに家を奪ったのか分からないね……まずは戦闘で、獣を退治してから調べようか……」
一方、西側から侵入した『紅の傀儡師』マグノリア・ホワイト(CL3000242)は、思案しながらそう呟いた。
「うーん、人を襲うでもなく、ただ家を占拠するだけなんだね。魔物も寒いのかなー。それとも卵でも産んでるのかな? 今後の為にもきちんと確認しておかないと」
『太陽の笑顔』カノン・イスルギ(CL3000025)も思案しながらそう言った。これまた的確な推理である。そこから回答を導けるようになれば、いつか強力なモンスタースレイヤーとなるかも知れない。
「人を食わずに家を占領する怪物……そんなのがいるとは初耳だな。村人にしてみれば確かに死活問題だ。対処しないとな」
「なんとも不気味な存在ですな、住処から本来の主を蹴り出すとは……なんにせよ、市民を凍え死にさせるわけにはいきませんね」
『蒼影の銃士』ザルク・ミステル(CL3000067)とサブロウ・カイトー(CL3000363)はそう言った。天気は薄曇りで、秋を通り越して冬を思わせる乾いた冷たい風が吹いている。夜になればさらに寒くなるだろう。貧しいこの村の住人が、家無しにその一夜を無事に越せるとは限らない。
自由騎士達は現場に到着し、配置に着いた。空が赤く染まり、荒野の地平線に日が沈もうとしていた。
●
「よっし、これで全員だな? お前らここで待ってろよ。すぐ片してやるからな!」
家の外に追い出されていた村人達を発見し、マリアは彼らを一箇所に集めてそう言った。恐怖か寒さか、村人達は震えながらも頷く。
「あの家からにしましょうか。中に怪物が二体、居間とその奥の暖炉の前に一体ずついるわ。アリア、どう行く?」
「窓から飛び込んでみる。ヒルダちゃんは後から来て。マリアさんはドアからでいいですか?」
「正面突破か! よしきた、任せとけ!」
頷き、アリアとヒルダは窓側に回る。マリアは柳凪を使用し、ドアの前に立つ。
(最初の敵はソッコーで片付けないといけない。敵がオレらと同じくらいの速さで走れるとしたら、家同士の距離は20~30mあるから一手か二手でこっちに来る。敵が増え続けても気合とガッツと根性で耐えれる自信あるけど、敵が後ろに抜けちまう。そしたら後衛のねーちゃん達が大変な事になる)
「というわけでソッコーだ! かたつむり野郎! オレだぞー!」
……超的確である。勢いよくドアを開けた。中にいた獣が振り返る。「かーらーのおおおお!」クラッシュ。マリアのメガトンパンチが獣を打ち据える。獣は面食らいつつも反撃するが、その攻撃がマリアの鎧を貫くことはなかった。「ふん、片手で十分だぜ!」
窓が割れる。飛び込んで来たアリアのヒートアクセルが獣を斬り裂いた。撃破。バックロールで距離を取り、二刀を構え直す。「って……これは……?」
奥にいたもう一匹の獣が咆哮を上げた。アリアを狙う。回避。アリアは上へ跳んでかわした。「ヒルダちゃん」
「任されて!」
S.S.S.。轟音とともに飛び込んだヒルダが零距離で二丁の散弾銃を連射する。さらにアリアが落下と同時に反撃を放つ。獣は堪らず血の海に沈んだ。
「一応、回復を」「おう、あんがと!」
聖流がマリアの傷を癒した。戦闘終了。この家の敵は全滅した。
「ヒルダちゃん、周りの家に動きは?」
「無いわね。……完璧じゃない?」
「一軒目はな。オレのクラッシュは連発できないぜ。こっからが腕の見せ所だ」
「にしても……これは、ちょっと予想外ですね」
聖流が獣の死体を見下ろし、呟く。他の三人も頷いた。
「托卵の獣、か……まあ、広義の動物という意味では、確かに獣だね」
「そういえば聞いたことあるわ。ワニの中にも托卵を行う種類がいるんですって」
「かたつむりじゃねーのか……予想は外れちまったけど、まあ細けえこたあいいや! 他の奴もボコボコにしてやるからな、トカゲ野郎!」
そう言う四人の足元に倒れる、托卵の獣の正体は−−幻想種。人間のような四肢の生えた爬虫類。いわゆるリザードマンだった。
「今から魔物を退治するから退避しておいて。あとこれ、お腹が空いてたら食べてね!」
一方西側。発見した村人を避難させ、カノンは彼らに干し肉を渡した。村人達は礼を言い、受け取る。
「じゃ、端っこのあの家からかな。中には二体いるぜ。居間に固まってる」
「ありがとう。他家の怪物が出てくるといけないね。スパルトイを警戒に立てておくよ……」
リュンケウスの瞳で偵察を行った自由騎士に礼を言い、マグノリアは土人形を生成して周辺に立てた。
「じゃあ行ってくるね! 鍵とか掛かってるかな……?」
カノンが家に近づき、ドアノブに手をかけた。−−鍵はかかっていない。逃げた時にそのままだったのだろう。開ける。
獣は確かに中にいた。まだカノンには気づいていない。「……トカゲなんだねえ……」
「……行くよ!」
攻撃を仕掛けた。震撃。カノンの拳が獣を打ち据え、獣は反射的に腕の爪で反撃した。回避。カノンは軽い身のこなしでこれをかわす。
「−−当たれっ!」
直後、ザルクが窓外から銃撃した。パラライズショット。撃ち込まれた魔弾が結界を成し、二体の獣を束縛する。「くっ、また頭痛が……! どうすりゃいいんだ、ガトー!」片頭痛。ザルクは思わず頭を抑えて呻く。
「懐島三郎景近、推して参ります!」
サブロウが家内に踏み込んだ。ヒートアクセル。獣に斬りつけ、致命傷を負わせる。二匹の獣は結界に捕らわれ、動くことはなかった。サブロウは獣を矯めつ眇めつする。「勝負ありましたね。にしても蜥蜴の妖とは……」
「あ−−卵、産んでる」
カノンが呟いた。無傷な方の獣の後ろに、直径10cmほどの卵がいくつか転がっている。「すると、産卵−−あるいは托卵に来たのでしょうか? しかし、何故、人間の家に−−?」
「分からないけど−−村の人の命と生活の為にやっつけさせてもらうよ!」
カノンはバシッと言い切った。良心が痛まないわけではないだろう。しかし普段通りのその顔には、迷いは見て取れなかった。
●
自由騎士達が一軒目の獣を処理し終える頃、他の家から獣が現れ、周囲を警戒し始めた。戦いの気配を察知したのかもしれない。しかし、まだ自由騎士達の居場所に気づいたわけではなさそうだった。
「というわけで、家からは出られたけど先手は取れそうだね。どうする? ヒルダちゃん」
「予定通り端から行きましょうか。うまくいけば向こうの皆と挟撃にできるわ」
「んー? 合流とかしないのか?」
「……まだ急ぐ段階ではありません。各個撃破しつつ、ゆっくりいきましょう」
話がまとまり、まずアリアが最も近い獣に仕掛けた。アイスコフィン。氷弾を受け、獣が唸りとともに振り返る。
続いてヒルダがダブルシェルを放った。これも命中し、獣は反撃の代わりに空を向いて甲高い咆哮を上げた。
「仲間に教えてる……!」
「だったら、来る前に片付ける!」
さらにマリアが前進してバッシュで殴りかかる。これも命中。しかし撃破には至らなかった。反撃。マリアは危なげなく鎧の手甲で受け止める。「慌てても仕方ありません。ゆっくりいきましょう……」「おう、前の守りは任せな!」聖流がマリアを回復する。
一方東側でも、獣が出てきて西側で戦端が切られたのは察知していた。「でも、どうやら然程手間取ってはいないね……このままいけば挟撃に出来そうだ。予定通りに行こうか……」
「出てきたんなら家具とか壊す心配も無いね! どんどん行こう!」
「ならば、早速に!」
まずはサブロウがヒートアクセルで手近な獣に斬りかかった。命中。獣は驚きながらも爪で反撃する。回避。サブロウは半身を開いてかわした。「後発とて、僕も自由騎士ですからな!」
(一体だけか。向こうの最初の家に二体いたとしてここまでで四体。パラライズショットの残弾があと六発だから……)
「一回、我慢しとくか……!」
ザルクはパラライズショットではなく、ヘッドショットを選択した。命中。獣が反撃の代わりに甲高い咆哮を上げる。
「仲間を呼んでる……でも!」
カノンが踏み込み、震撃を放つ。命中するが撃破には至らない。反撃。命中。「あらら、でもこの程度なら!」
マグノリアはパナケアでカノンの傷を癒した。「回復しておくよ……」「ありがとー!」
敵が動く。屋外に出てきた獣は総勢十一体。うち六体が東側に向かい、五体が西側に向いた。東では負傷したものも合わせて三体がマリアを取り囲み、攻撃を加える。「うわっち! 本気出してきやがったな−−上等だ!」傷を追いながらもマリアは反撃する。いずれも命中し、一体が沈んだ。残り三体がマリアの脇を駆け抜け後方へ向かう。
西では負傷したものも含め二体ずつ、計四体がカノンとサブロウに襲いかかった。「ぬう−−やりますな!」「あたた! なんの、これからこれから!」残り一体はその脇を抜ける。
「アリア!」
「分かってる!」
アリアとヒルダは抜けた三体に向かった。接敵の寸前アリアは跳躍し、ヒルダが二丁の散弾銃を構える。「オーバーブラスト・ダブルファイア!」放たれた散弾が三体に撃ち込まれる。「戦技・落星!」アリアが空中からヒートアクセルを打ち込んだ。一体撃破。技の名前は適当です。
「回復しますね」
「おう! −−下がるか!」
聖流がマリアを回復し、マリアは後退してオーバーブラストで傷ついた獣にバッシュを打ち込んだ。獣は悲鳴をあげながらも反撃する。これもマリアは受け止めた。
「こいつを待ってた……! 全部いただきだ!」
ザルクは四体の獣にパラライズショットを撃ち込んだ。密集していた獣は動きを封じられる。「カノン、サブロウ、そいつらは放っとけ! 先にあいつだ!」
「おっけー!」
「承知!」
カノンとサブロウは転進し、脇を抜けた一体に向かった。攻撃。獣は傷つきながらも反撃する。カノンはかわし、サブロウは被弾した。「大丈夫かい……?」「心配御無用!」マグノリアがサブロウの傷を回復させる。
敵が動く。東側では四体の獣がマリアを取り囲んだ。攻撃。「まだまだ! 片っ端からにしてやるぜ!」マリアの反撃の拳は獣達に大ダメージを与え、一体を沈めた。−−が、そこへさらにもう一体が襲いかかる。「ぬお−−調子に乗りやがって! 言っとくけどまだ全然だかんな!」言いながら反撃する。まだHPは三割ちょい残っているので、まあ間違ってはいない。
西側では一体だけ残った動ける獣がサブロウを狙った。回避。反撃。「斬ッ!」直撃。逆袈裟に斬られ、獣は仰向けに倒れた。納刀。「やれやれ。何とかなりましたね」
「誰も倒れずに、終わらせましょう……!」
「ここだな……! マリア嬢、死ぬなよ!」
WARMERS・RAIN。暖かい光の雨が負傷者の傷を癒す。補佐の自由騎士も回復に加わった。
「このチャンスは見逃せない……! マリアちゃん、その命貰うわよ!」
「−−やれ! 死にやしない!」
オーバーブラスト。散弾が四体の獣を吹き飛ばした。マリアも巻き込まれるが、片膝を突くだけでなんとか耐える。「っ−−どうだ! 倒れてないぞ!」
「そろそろ終わらせるか−−!」
ザルクのヘッドショットが動けない獣に放たれる。直撃。狙い違わず頭を吹き飛ばされ、獣は倒れた。「ガトー……がっかりはさせねえよ」
「回復はいらなそうだね……氷壁よ、来れ」
アイスコフィン・改。マグノリアが呼び出した巨大な氷柱に獣が閉じ込められた。破砕。マグノリアが手を払うと同時、中の獣と共に氷が砕け散る。「さようなら、托卵の獣よ……」
「サブロウおじさん、いこ!」
「ははは、元気なことですね! 僕も年を取りましたかな!」
サブロウの刀とカノンの拳が残った獣を打ち倒した。
「やったね! ぶいっ!」
カノンが振り向き、Vサインした。
●
「……一体、何者だったんだろう……」
戦闘後、アリアは疑問を呟いていた。ヒルダは周辺の安全と村人の安否を確認するために村のあちこちを回っている。
「孵化した子供はいないね。卵だけだ……どうしようか……」
マグノリアも家々を回って安全を確認していた。卵はいずれもまだ生まれたばかりのようで、孵化には時間がかかるようだった。
「そのままには出来ないから、可哀想だけど潰すしかないよね……せめてお祈りさせてもらうよ」
カノンはやはり決然とそう言った。山村で育った彼女には、自然と命のやり取りをするのは−−そう、まさに自然なことなのかもしれない。
「しかし、怪物とは言ったが、ただのイブリース化した獣だよな。他の国からの侵略の兆し、とかそういうのじゃねえよな……?」
ザルクはそんな予想を口にする。「オレ無理! 任せた!」マリアは早々に諦めた。ある意味的確である。
「家屋の損傷修理やら薪拾いやら、出来る限り協力いたしましょう。冬までに準備が出来ないほど損傷があるお宅は、思い切って王都に一冬避難できないか上奏してみましょうか?」
サブロウは村人にそう声をかけていた。村人はありがとう、と言いながらも、首を横に振った。「ここで冬支度するよ。ずっとそうしてやってきた。それに」村人は獣−−リザードマンの卵をちらりと見た。
「……このような怪物が出現する事に、心当たりでも?」
「近くの沼に棲んでたのさ。知能は低いが、縄張りさえ荒らさなきゃ何もしなかった。たぶん、誰かが−−あるいは、何かが−−巣を壊したんだろう。卵を守れる場所を探してたんだ」
「……どうなさる、おつもりですか?」
聖流が訊く。村人はまた首を横に振った。
「潰すさ。善人ぶる気は無い。責任も持てないからな。イブリースとかになるかもしれないんだろ? しょうがないさ。よくあることだ。−−殺せる時に殺さなきゃ、こっちが殺られるんだ」
村人の言葉に、サブロウも聖流も何も言わなかった。−−依頼は達成された。帰る時間だ。
依頼を受けた自由騎士達は、二手に分かれて東西の端からミナンダの村に侵入した。迅速な各個撃破が可能な戦力を確保しつつ、隊を分けることでさらに素早い掃討を行おうという作戦である。
「状況が何だか良く分かりませんね。またスモーカーみたいな突然変異かしら……今回は実害が出ているから、何とか追い出さないとね」
『≪母≫の因子』アリア・セレスティ(CL3000222)は、かつて戦った突然変異種の事を思い出してそう言った。彼女はかつてその変異種に母体として見込まれた事がある。危険な兆候である。彼女がそれに対して慎重にならず、もしも戦場で致命的なミスをしたら−−極めて悲惨な結末が待っているかもしれない。
「他の生き物の住処を奪うってまるで托卵みたいね。だけど人間があの獣の世話をするとは思えないから……そこがちょっと違うのかしら?」
アリアと同じく東側から侵入した『ヘヴィガンナー』ヒルダ・アークライト(CL3000279)はそう言った。「鳥の中には他の鳥の巣に卵を産んで、他の鳥に雛鳥を育てさせる『托卵』って習性を持つ種もいるのよ。ちなみに人間の間でも、浮気相手との子供を夫に黙って育てさせることを托卵って言うらしいわよ?」
「やなこと言うね、ヒルダちゃん」
「あ、あたしが言ったんじゃないわよ!? 曾御婆様がそう言ってたの!」
「私は後衛で皆さんの体力維持を行います。頑張りましょうね」
同じく東側チームのたまき 聖流(CL3000283)はそう言った。落ち着いて、かつ淡々と戦闘準備を整えている。普段通りといえばその通りだが、ある意味すごいことなのかも知れない。
「かたつむり野郎はぶっ飛ばす! −−しかし、人を食う訳でもねーみたいだし。寒くて冬を越す為に人ん家乗っ取ったのか? 冬眠するなら飯をドカ食いする筈だよな。そうでもねえみてえだし……まぁいいや、倒せばわかってもわかんなくても一緒だ。ミナンダの人、待っててくれよな!」
マリア・スティール(CL3000004)はそう意気込んだ。−−勘か、はたまた天然だろうか。十分的確な推理である。惜しむらくは、その的確な過程から出てきた答えがどうしてカタツムリなのだろうか。
「それにしても、何故人を殺さずに家を奪ったのか分からないね……まずは戦闘で、獣を退治してから調べようか……」
一方、西側から侵入した『紅の傀儡師』マグノリア・ホワイト(CL3000242)は、思案しながらそう呟いた。
「うーん、人を襲うでもなく、ただ家を占拠するだけなんだね。魔物も寒いのかなー。それとも卵でも産んでるのかな? 今後の為にもきちんと確認しておかないと」
『太陽の笑顔』カノン・イスルギ(CL3000025)も思案しながらそう言った。これまた的確な推理である。そこから回答を導けるようになれば、いつか強力なモンスタースレイヤーとなるかも知れない。
「人を食わずに家を占領する怪物……そんなのがいるとは初耳だな。村人にしてみれば確かに死活問題だ。対処しないとな」
「なんとも不気味な存在ですな、住処から本来の主を蹴り出すとは……なんにせよ、市民を凍え死にさせるわけにはいきませんね」
『蒼影の銃士』ザルク・ミステル(CL3000067)とサブロウ・カイトー(CL3000363)はそう言った。天気は薄曇りで、秋を通り越して冬を思わせる乾いた冷たい風が吹いている。夜になればさらに寒くなるだろう。貧しいこの村の住人が、家無しにその一夜を無事に越せるとは限らない。
自由騎士達は現場に到着し、配置に着いた。空が赤く染まり、荒野の地平線に日が沈もうとしていた。
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「よっし、これで全員だな? お前らここで待ってろよ。すぐ片してやるからな!」
家の外に追い出されていた村人達を発見し、マリアは彼らを一箇所に集めてそう言った。恐怖か寒さか、村人達は震えながらも頷く。
「あの家からにしましょうか。中に怪物が二体、居間とその奥の暖炉の前に一体ずついるわ。アリア、どう行く?」
「窓から飛び込んでみる。ヒルダちゃんは後から来て。マリアさんはドアからでいいですか?」
「正面突破か! よしきた、任せとけ!」
頷き、アリアとヒルダは窓側に回る。マリアは柳凪を使用し、ドアの前に立つ。
(最初の敵はソッコーで片付けないといけない。敵がオレらと同じくらいの速さで走れるとしたら、家同士の距離は20~30mあるから一手か二手でこっちに来る。敵が増え続けても気合とガッツと根性で耐えれる自信あるけど、敵が後ろに抜けちまう。そしたら後衛のねーちゃん達が大変な事になる)
「というわけでソッコーだ! かたつむり野郎! オレだぞー!」
……超的確である。勢いよくドアを開けた。中にいた獣が振り返る。「かーらーのおおおお!」クラッシュ。マリアのメガトンパンチが獣を打ち据える。獣は面食らいつつも反撃するが、その攻撃がマリアの鎧を貫くことはなかった。「ふん、片手で十分だぜ!」
窓が割れる。飛び込んで来たアリアのヒートアクセルが獣を斬り裂いた。撃破。バックロールで距離を取り、二刀を構え直す。「って……これは……?」
奥にいたもう一匹の獣が咆哮を上げた。アリアを狙う。回避。アリアは上へ跳んでかわした。「ヒルダちゃん」
「任されて!」
S.S.S.。轟音とともに飛び込んだヒルダが零距離で二丁の散弾銃を連射する。さらにアリアが落下と同時に反撃を放つ。獣は堪らず血の海に沈んだ。
「一応、回復を」「おう、あんがと!」
聖流がマリアの傷を癒した。戦闘終了。この家の敵は全滅した。
「ヒルダちゃん、周りの家に動きは?」
「無いわね。……完璧じゃない?」
「一軒目はな。オレのクラッシュは連発できないぜ。こっからが腕の見せ所だ」
「にしても……これは、ちょっと予想外ですね」
聖流が獣の死体を見下ろし、呟く。他の三人も頷いた。
「托卵の獣、か……まあ、広義の動物という意味では、確かに獣だね」
「そういえば聞いたことあるわ。ワニの中にも托卵を行う種類がいるんですって」
「かたつむりじゃねーのか……予想は外れちまったけど、まあ細けえこたあいいや! 他の奴もボコボコにしてやるからな、トカゲ野郎!」
そう言う四人の足元に倒れる、托卵の獣の正体は−−幻想種。人間のような四肢の生えた爬虫類。いわゆるリザードマンだった。
「今から魔物を退治するから退避しておいて。あとこれ、お腹が空いてたら食べてね!」
一方西側。発見した村人を避難させ、カノンは彼らに干し肉を渡した。村人達は礼を言い、受け取る。
「じゃ、端っこのあの家からかな。中には二体いるぜ。居間に固まってる」
「ありがとう。他家の怪物が出てくるといけないね。スパルトイを警戒に立てておくよ……」
リュンケウスの瞳で偵察を行った自由騎士に礼を言い、マグノリアは土人形を生成して周辺に立てた。
「じゃあ行ってくるね! 鍵とか掛かってるかな……?」
カノンが家に近づき、ドアノブに手をかけた。−−鍵はかかっていない。逃げた時にそのままだったのだろう。開ける。
獣は確かに中にいた。まだカノンには気づいていない。「……トカゲなんだねえ……」
「……行くよ!」
攻撃を仕掛けた。震撃。カノンの拳が獣を打ち据え、獣は反射的に腕の爪で反撃した。回避。カノンは軽い身のこなしでこれをかわす。
「−−当たれっ!」
直後、ザルクが窓外から銃撃した。パラライズショット。撃ち込まれた魔弾が結界を成し、二体の獣を束縛する。「くっ、また頭痛が……! どうすりゃいいんだ、ガトー!」片頭痛。ザルクは思わず頭を抑えて呻く。
「懐島三郎景近、推して参ります!」
サブロウが家内に踏み込んだ。ヒートアクセル。獣に斬りつけ、致命傷を負わせる。二匹の獣は結界に捕らわれ、動くことはなかった。サブロウは獣を矯めつ眇めつする。「勝負ありましたね。にしても蜥蜴の妖とは……」
「あ−−卵、産んでる」
カノンが呟いた。無傷な方の獣の後ろに、直径10cmほどの卵がいくつか転がっている。「すると、産卵−−あるいは托卵に来たのでしょうか? しかし、何故、人間の家に−−?」
「分からないけど−−村の人の命と生活の為にやっつけさせてもらうよ!」
カノンはバシッと言い切った。良心が痛まないわけではないだろう。しかし普段通りのその顔には、迷いは見て取れなかった。
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自由騎士達が一軒目の獣を処理し終える頃、他の家から獣が現れ、周囲を警戒し始めた。戦いの気配を察知したのかもしれない。しかし、まだ自由騎士達の居場所に気づいたわけではなさそうだった。
「というわけで、家からは出られたけど先手は取れそうだね。どうする? ヒルダちゃん」
「予定通り端から行きましょうか。うまくいけば向こうの皆と挟撃にできるわ」
「んー? 合流とかしないのか?」
「……まだ急ぐ段階ではありません。各個撃破しつつ、ゆっくりいきましょう」
話がまとまり、まずアリアが最も近い獣に仕掛けた。アイスコフィン。氷弾を受け、獣が唸りとともに振り返る。
続いてヒルダがダブルシェルを放った。これも命中し、獣は反撃の代わりに空を向いて甲高い咆哮を上げた。
「仲間に教えてる……!」
「だったら、来る前に片付ける!」
さらにマリアが前進してバッシュで殴りかかる。これも命中。しかし撃破には至らなかった。反撃。マリアは危なげなく鎧の手甲で受け止める。「慌てても仕方ありません。ゆっくりいきましょう……」「おう、前の守りは任せな!」聖流がマリアを回復する。
一方東側でも、獣が出てきて西側で戦端が切られたのは察知していた。「でも、どうやら然程手間取ってはいないね……このままいけば挟撃に出来そうだ。予定通りに行こうか……」
「出てきたんなら家具とか壊す心配も無いね! どんどん行こう!」
「ならば、早速に!」
まずはサブロウがヒートアクセルで手近な獣に斬りかかった。命中。獣は驚きながらも爪で反撃する。回避。サブロウは半身を開いてかわした。「後発とて、僕も自由騎士ですからな!」
(一体だけか。向こうの最初の家に二体いたとしてここまでで四体。パラライズショットの残弾があと六発だから……)
「一回、我慢しとくか……!」
ザルクはパラライズショットではなく、ヘッドショットを選択した。命中。獣が反撃の代わりに甲高い咆哮を上げる。
「仲間を呼んでる……でも!」
カノンが踏み込み、震撃を放つ。命中するが撃破には至らない。反撃。命中。「あらら、でもこの程度なら!」
マグノリアはパナケアでカノンの傷を癒した。「回復しておくよ……」「ありがとー!」
敵が動く。屋外に出てきた獣は総勢十一体。うち六体が東側に向かい、五体が西側に向いた。東では負傷したものも合わせて三体がマリアを取り囲み、攻撃を加える。「うわっち! 本気出してきやがったな−−上等だ!」傷を追いながらもマリアは反撃する。いずれも命中し、一体が沈んだ。残り三体がマリアの脇を駆け抜け後方へ向かう。
西では負傷したものも含め二体ずつ、計四体がカノンとサブロウに襲いかかった。「ぬう−−やりますな!」「あたた! なんの、これからこれから!」残り一体はその脇を抜ける。
「アリア!」
「分かってる!」
アリアとヒルダは抜けた三体に向かった。接敵の寸前アリアは跳躍し、ヒルダが二丁の散弾銃を構える。「オーバーブラスト・ダブルファイア!」放たれた散弾が三体に撃ち込まれる。「戦技・落星!」アリアが空中からヒートアクセルを打ち込んだ。一体撃破。技の名前は適当です。
「回復しますね」
「おう! −−下がるか!」
聖流がマリアを回復し、マリアは後退してオーバーブラストで傷ついた獣にバッシュを打ち込んだ。獣は悲鳴をあげながらも反撃する。これもマリアは受け止めた。
「こいつを待ってた……! 全部いただきだ!」
ザルクは四体の獣にパラライズショットを撃ち込んだ。密集していた獣は動きを封じられる。「カノン、サブロウ、そいつらは放っとけ! 先にあいつだ!」
「おっけー!」
「承知!」
カノンとサブロウは転進し、脇を抜けた一体に向かった。攻撃。獣は傷つきながらも反撃する。カノンはかわし、サブロウは被弾した。「大丈夫かい……?」「心配御無用!」マグノリアがサブロウの傷を回復させる。
敵が動く。東側では四体の獣がマリアを取り囲んだ。攻撃。「まだまだ! 片っ端からにしてやるぜ!」マリアの反撃の拳は獣達に大ダメージを与え、一体を沈めた。−−が、そこへさらにもう一体が襲いかかる。「ぬお−−調子に乗りやがって! 言っとくけどまだ全然だかんな!」言いながら反撃する。まだHPは三割ちょい残っているので、まあ間違ってはいない。
西側では一体だけ残った動ける獣がサブロウを狙った。回避。反撃。「斬ッ!」直撃。逆袈裟に斬られ、獣は仰向けに倒れた。納刀。「やれやれ。何とかなりましたね」
「誰も倒れずに、終わらせましょう……!」
「ここだな……! マリア嬢、死ぬなよ!」
WARMERS・RAIN。暖かい光の雨が負傷者の傷を癒す。補佐の自由騎士も回復に加わった。
「このチャンスは見逃せない……! マリアちゃん、その命貰うわよ!」
「−−やれ! 死にやしない!」
オーバーブラスト。散弾が四体の獣を吹き飛ばした。マリアも巻き込まれるが、片膝を突くだけでなんとか耐える。「っ−−どうだ! 倒れてないぞ!」
「そろそろ終わらせるか−−!」
ザルクのヘッドショットが動けない獣に放たれる。直撃。狙い違わず頭を吹き飛ばされ、獣は倒れた。「ガトー……がっかりはさせねえよ」
「回復はいらなそうだね……氷壁よ、来れ」
アイスコフィン・改。マグノリアが呼び出した巨大な氷柱に獣が閉じ込められた。破砕。マグノリアが手を払うと同時、中の獣と共に氷が砕け散る。「さようなら、托卵の獣よ……」
「サブロウおじさん、いこ!」
「ははは、元気なことですね! 僕も年を取りましたかな!」
サブロウの刀とカノンの拳が残った獣を打ち倒した。
「やったね! ぶいっ!」
カノンが振り向き、Vサインした。
●
「……一体、何者だったんだろう……」
戦闘後、アリアは疑問を呟いていた。ヒルダは周辺の安全と村人の安否を確認するために村のあちこちを回っている。
「孵化した子供はいないね。卵だけだ……どうしようか……」
マグノリアも家々を回って安全を確認していた。卵はいずれもまだ生まれたばかりのようで、孵化には時間がかかるようだった。
「そのままには出来ないから、可哀想だけど潰すしかないよね……せめてお祈りさせてもらうよ」
カノンはやはり決然とそう言った。山村で育った彼女には、自然と命のやり取りをするのは−−そう、まさに自然なことなのかもしれない。
「しかし、怪物とは言ったが、ただのイブリース化した獣だよな。他の国からの侵略の兆し、とかそういうのじゃねえよな……?」
ザルクはそんな予想を口にする。「オレ無理! 任せた!」マリアは早々に諦めた。ある意味的確である。
「家屋の損傷修理やら薪拾いやら、出来る限り協力いたしましょう。冬までに準備が出来ないほど損傷があるお宅は、思い切って王都に一冬避難できないか上奏してみましょうか?」
サブロウは村人にそう声をかけていた。村人はありがとう、と言いながらも、首を横に振った。「ここで冬支度するよ。ずっとそうしてやってきた。それに」村人は獣−−リザードマンの卵をちらりと見た。
「……このような怪物が出現する事に、心当たりでも?」
「近くの沼に棲んでたのさ。知能は低いが、縄張りさえ荒らさなきゃ何もしなかった。たぶん、誰かが−−あるいは、何かが−−巣を壊したんだろう。卵を守れる場所を探してたんだ」
「……どうなさる、おつもりですか?」
聖流が訊く。村人はまた首を横に振った。
「潰すさ。善人ぶる気は無い。責任も持てないからな。イブリースとかになるかもしれないんだろ? しょうがないさ。よくあることだ。−−殺せる時に殺さなきゃ、こっちが殺られるんだ」
村人の言葉に、サブロウも聖流も何も言わなかった。−−依頼は達成された。帰る時間だ。
†シナリオ結果†
成功
†詳細†
称号付与
†あとがき†
皆様お疲れ様でした並びにご参加ありがとうございました。
MVPはカノン・イスルギ様。果断に戦い、かつ村人のフォローも忘れないところが見所でした。お祈りしてあげるところに秘めた思いを感じとれました。
改めまして、皆様お疲れありがとうございました。
MVPはカノン・イスルギ様。果断に戦い、かつ村人のフォローも忘れないところが見所でした。お祈りしてあげるところに秘めた思いを感じとれました。
改めまして、皆様お疲れありがとうございました。
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