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【三巴海戦】ぬめる髭




「重大な局面でしてよ、皆様」
 マリオーネ・ミゼル・ブォージン(nCL3000033)が、きりっとしている。
「夏のスレイブマーケット開放、さらにエスター号略奪。いよいよですわ、皆様。国内の準備も整いました。デザイアの皆様をイ・ラプセルへお迎えする日が決定いたしましたわ」
 渡航に合わせて、イ・ラプセルは海軍を派兵。一期に攻め込み、橋頭保を確保する。
「ですが、そうトントンと話が進みませんわ。国家存亡の危機に指をくわえて見ている者はいませんもの。反逆者は見せしめに海の藻屑に還そうとするのですわ」
 ヘルメリア海軍、弱体化すれども残存戦力意気軒昂。イ・ラプセルを相手取りながらエスター号を追撃する余力もある。大体、戦場は向こうのホームだ。
「そして、火事場泥棒。情報漏洩でもしているのかもしれません。『赤髭海賊団』の介入もありましてよ。何も知らなければ挟撃されてエスター号は木っ端みじんです。階差計算装置があって本当にようございました」
 ほとんど喪服のプラロークは、悲劇は回避しなくては。という。
「騎士団と海賊を突破し、エスター号を戦闘圏域外まで運びきることが肝要ですわ。倒しきる必要はありません。押さえておけばよろしいのです。海軍のことは考えなくて構いません」
 よろしくて? と、マリオーネはゆっくり笑う。
「という訳で、皆様には海賊の方をお願いいたしますわ。実力主義の無法者。亜人中心の海賊団ですわ。群体に比べるまでもなく癖者だらけ。どうぞ、心構えをなさって下さいましね」
 マリオーネはゆっくり笑う。
「みなさんに担当していただくのは、海賊船『海で眠るには早すぎる』号ですわ。実際中々しぶとそうですわね。船長はオウムガイのケモノビトです。ご存知?――こう、巻貝から触手がたくさん出ている――」
 と、マリオーネは備え付けの百科事典を開いて見せてくれた。百科事典は飾りではない。
「名前は、『ぬめる髭』 船員も海生生物系のケモノビトです。船、船員、ありとあらゆるコンセプトが「堅牢」ですわ。その分速度はお察し下さいですけれど。快速艇が乱戦海域を突破するまでの盾として布陣されてますので、戦闘目標は文字通り足止めです。追手の耐久度は下がってもらうのに越したことはありません」
 作戦が成功すれば、エスター号を追ってくる船も無傷という訳にはいかない。一か八かの強行を仕掛けてくる可能性は低くなる。
「アクアディーネ様のご加護により砲弾などの20m以遠の遠距離攻撃が当たりません。更に言えばまず人には当たりません。そこを当ててくる凄腕も世界には存在するでしょうが、この海賊団にはいません。ようございました。基本的に船に乗り込んでの白兵戦になります」
 相手の船に乗り込んでからが本番だ。
「足元は揺れますし、濡れてます。障害物も多いです。船員は皮膚がぬめっておりますから攻撃に夢中になっていると刃の切れ味が鈍ります。隙を見せたらカウンターで海原にほおり出されましてよ」
 乱戦中だ。死にはしないだろうが、オラクルとはいえそこから戦線復帰は至難だろう。ミズヒトやソラビトはともかく。
「チームの皆様で打開策を講じてくださいな。幸い、ワンマントップダウン系の船なので、船長を押さえれば機能不全になる船です。逆に船長が無事なうちは止まりませんよ」
 船長は生かしておくとあとで面倒なことになるのはわかっている。今回はあくまでエスター号の脱出が第一義。海賊とヘルメリア軍を海の藻屑に還るのは後回しだ。後で恨み骨髄で来られるのは想像に難くない。
「取り逃すと面倒ですが、皆様の方が大事ですので、命を大事にするタイミングもご相談くださいましね」


†シナリオ詳細†
シナリオタイプ
通常シナリオ
シナリオカテゴリー
対人戦闘
担当ST
田奈アガサ
■成功条件
1.船長「ぬめる髭」の戦線離脱(生死不問。討伐できればなお良し)
 田奈です。
 悪条件の中でしぶとい奴をボコるお仕事です。十分引き付けてからを推奨します。

*船長「ぬめる髭」
 頭部から肩にかけてオウムガイのケモノビトです。硬いですよ。
 皮膚が貝っぽいので、滑ります。処理的に言うと回避率が高いです。
 肉薄系ガンナーです。至近距離で撃ってきます。隙を見せると海に投げ込むのが常套手段です。

*船員「ぬめる腕」「ぬめる腹」「ぬめる足」
 船長の前で肉壁になり、相手を足止めして削ることに特化しています。頑丈です。

環境・海賊船『海で眠るには早すぎる』号
*作戦は夕刻。船長の好みで明かりはなしです。光源が必要なら準備が必要です。
 航行中の船の甲板ですので、揺れますし、濡れてます。甲板は狭く、物が乱雑に積みあがっています。
 処理的には、回避・命中に影響します。対策による軽減は可能です。
 操舵輪がありますので、心得があれば船が揺れないようにもできるでしょう。ただし、一人常に戦闘から離脱し続けることになります。

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「この共通タグ【三巴海戦】依頼は、連動イベントのものになります。依頼が失敗した場合、『【三巴海戦】KEEP! エスター号防衛戦!』に軍勢が雪崩れ込みます」
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状態
完了
報酬マテリア
2個  6個  2個  2個
10モル 
参加費
100LP [予約時+50LP]
相談日数
7日
参加人数
7/8
公開日
2019年12月04日

†メイン参加者 7人†




 『海で眠るには早すぎる』号は、装甲の分少々走力に欠ける。
 まあ、問題ない。追いかけてくる船がいなければいいのだ。
 水夫は皆殺し。操舵輪はぶっ壊し、余裕があれば蒸気機関にヘドロでもぶち込んで差し上げ、悠々と去るのが、海賊・ぬめる髭のやり方だ。
 運よく生き延びた皆様は、楽しい漂流生活を送っていただきたい。素敵なホリディになるだろう、デイかウィークかマンスか。ひょっとしたらイヤーか。何ならエンドレスになるかもしれないが、そこまではぬめる髭の知ったこっちゃない。


 がしんとぶつけられた舳先。交差するように投げ込まれる互いのロープ。
 ぬめる髭はたまたまこの船が近くにいたと思っているだろう。
「野郎共。船の修理賃は赤髭持ちだ。精々吹っ掛けてやれるように働けや!」
 しかし、実際はぬめる髭を倒すための船だ。
 この隊の狙いは、エスター号を追う快速艇の守りを引きはがし、後顧の憂いを断つことにある。
 重装甲の船体がつやつやしているのは船員の体液ではなく塗料だと信じたい。そう考えてしまうほど、ぬめる髭は異貌だった。
 後頭部を兜のように覆う貝殻から突き出た目玉は横につき、おそらく触手かその痕跡のような顎髭から体液がしたたっている。
 イ・ラプセルではあまり見ない海生生物の特徴を色濃くとどめたケモノビトばかりで構成された海賊団。
「オウムガイのケモノビトですか。あまり見たこと無いタイプですが、確かにちょっと……いえ、なんでもないです」
 『ラビットレディ!』ティラミス・グラスホイップ(CL3000385)は言葉を濁した。
 かざしたランタンの向こうで何かがぬめっと光を反射させる。とにかく、賦活の守りを全員に付与するのに専心する。生理的嫌悪感をねじ伏せる。
「なんやぬめぬめしてて気持ち悪い奴らやなぁ」
『カタクラフトダンサー』アリシア・フォン・フルシャンテ(CL3000227)は甲板に飛び移ると、小さくこぼした。
(うち、「ぬるっ」とか「ぬめっ」とか実はあんまり得意やないから、はよ終わらせて帰りたいわ)
 足元が小刻みに情熱的なステップを踏んでいる。麗しの四分の2拍子。
『決意なき力』アルミア・ソーイ(CL3000567)は歯の根の震えは無視した。
(海賊だ。海賊だ。ここで殺さなきゃ、殺される……!)
 できれば殺害。殺さなかったら、いつか因縁を返される。
「ちょっと気持ち悪いですけど……頑張っていきますですっ」
『新米自由騎士』リリアナ・アーデルトラウト(CL3000560)は、気合を入れた。体内で加速に関する因子が活性化される。
 足元に不安はない。熱あるものの動きはわかる。海賊の皮膚温度が低めなのが見て取れる。敵味方を間違えることはなさそうだ。
 甲板は揺れに揺れ、足元を樽が転がり、目の高さで木箱がま横に吹っ飛んでいく。
 バランスを崩したら終わりだ。
 だから、アリシアが作り上げた足元から掬い上げて脳天から落とす渦潮のような流れに襲われたぬめる髭の手下たちは初手から大きく翻弄されることになった。もしもの時にぬめる髭に駆け寄り盾になることができない。
「やだ、こっちに来ないで、助けて……!」
 アルミアはそう小さく呟いた。
 もちろん、悪い奴はそういうと余計寄ってくることを知っている。ニタニタ笑いながら嬲り殺そうとするのだ。
 だから、自分で自分を助けるしかないのだ。アルミアの割り切れない思いを反映するようにぐるぐるとその場の重力がたわもうとしている。何が重たいのではない。ただただ重たい。
  じっと海賊の足元を見つめている。少しでも海賊の足元が軽くなるようなら、即座に解き放ってやる。
 来ないで。沈んで。甲板に沼を作るから。その中に沈んでもう浮かび上がってこないで。
 乱雑に積まれた樽やら箱やらが濡れた甲板の上を滑っていく。
 残光消えかかる宵の海。
 肉の壁があるのなら、壁を壁らしくさせればいいのだ。
「さぁ、我らの行く手を阻む者に制裁を。女神の意思を穢す者に粛清を」
『断罪執行官』アンジェリカ・フォン・ヴァレンタイン(CL3000505)の詠唱に呼応し、その手足はアクアディーネの鉄槌と化す。
「我等は女神の矛であり盾、神罰の代行者。立ち塞がる異端の血肉は一片たりとも残さず殲滅します」
 神々は共存するものにあらず。明日を勝ち取るために殺し合うもの。
 異端という言葉に、ぬめる髭の口元がざわつく。
(船長一番気持ち悪いし、他の人も頑張ってくれるみたいやからうちは船員の足止めを中心に動くで)
 アリシアは、それでも船長の前に立ちはだかる手下に向かう。
(ぬめぬめした腕と足はともかく、腹ってなんなん!?)
 手下の一人が惜しげもなくさらけ出された腹は、だぷりと体躯に不釣り合いなほどのボリュームだ。あそこを殴っても致命傷にはならない天然の衝撃吸収材だ。手数だけが増えていいことはない。それにあえて殴らせようとしている気配もする。日が落ちてきて色もよくわからないが、寒色系の色合いは生物的忌避感を想起する。
(絶対攻撃せんように気をつけよ)
 アンジェリカが「ぬめる足」に体中の関節をがたがたにする十字架の重たい一撃をくらわせるのを横目で確認すると、ぬめる腕に切りかかった。
 突き出される腕。ずるりと滑る刃の感触。分泌される粘液がクッションのように剣の威力をそぐのだ。その手ごたえに「ひょえ――」とアリシアから小さな声が漏れた。それを見たぬめる腕は酷薄な笑みをうかべた。次の瞬間にはお嬢ちゃんのかわいい顔は自分の銃弾でぐちゃぐちゃのスイカになる――はずだった。
 アリシアのブレイドセイヴァーは細く薄く長く、その剣技は速度を生かし「斬る」に特化したものだ。
 疾風の刃はすっと寝かされ振りきられた。びたん! 肉の塊が甲板を滑っていく。ぬめる腕の下腕部の肉をごっそりそぎ取っていた。
 そのアリシアのこめかみを赤いものが伝う。
「指が動きゃあまだハジけんだよ、このメスガキがあぁ!」
 至近距離で銃弾をぶっ放すのがぬめる髭海賊団の専売特許だ。くっつけて撃った弾は外れない。
「おおー、大一番って奴だね。相手はなかなか曲者のようだけどカノン達は絶対負けないよ!」
 カノンとアデルは、ぬめる髭の注意を惹くため、わざわざ名乗りを上げ、兜の出力をわざわざ上げた。赤い光点が闇の中で動く。

 ぬめる髭は、ゲラゲラゲラと哄笑を上げた。
「カノンだあ!? ――イ・ラプセルの赤いチビに、ごちゃごちゃ兜――アデル・ハビッツか! 賞金首だぞ! そっ首を赤髭の前に転がしてやりゃあ、船のでかさが倍にならあ!」
 嘲笑と貪欲にまみれた歓声が上がる。今しがた、腕をだめにされたぬめる腕まで笑っている。海賊にとって、のこのこ自分らの船に上がってきたアクアディーネのオラクルは眼前どころか口の中に入ってくれた魚だ。後はかみ砕くだけでおいしい汁がすすれる。
 手足の一本や日本、目玉の一個えぐり取られようが、それ以上に稼げればまあいいですませるような連中だ。
 名前が売れると首が金銭に換算されるようになる。逆に言えば、生き続けることで敵陣営に賞金額以上の痛手を継続的に提供し続けられるという保証になりもするということだ。
 不規則に揺れる甲板を絶妙のバランス感覚で駆け抜けていくカノンに、ぬめる髭の前に立ちはだかるぬめる腹に襲い掛かった。ここを殴れと言わんばかりに突き出されたぶるぶる震える腹。
 カノンは、ばっと前のめりになり、甲板に手をついた。
「お前達に用は無いんだよ!」
 ぬめる髭ごと巻きこんで、赤い竜巻と化した蹴りが暴威を振るう。
 小さな体躯から放たれる爆発的な攻撃にでっぷり太った巨漢がたたらを踏む。
「あなたの相手はこの私ですっ!」
 リリアナのグラディウスがぬめる腹に追いすがり、二連撃を叩き込む。ゼリーにスプーンの差し込むようなぞるりとした斬り心地。慣れない感触に奥歯がけいれんする。
「いよ~う。かわいい姉ちゃんをたくさん連れた色男。みんなまとめて奴隷としてうりゃあ少なくともここで死ぬこたあねえ――」
 杭打機がオウムガイの殻に、銃口が機甲の兜に。
 生きていくため、外すことはない硬い殻。
 最後まで言わせることも、答えを聞くこともなく、互いに引き金を絞る。一発目で穿ち、二発目で骨を割って肉を割く弾丸。
 アデルの頭部から噴き出した血が兜の中を通って、首にしたたる。
 ティラミスの治癒詠唱で、からからと甲板のそこここで体に埋まった銃弾が落ちる音がする。
 オウムガイの殻が割れ、穴からでろりと柔らかいものが露出する。
「いくよー、ジェットパンチ!」
 カノンは関節をずらした。防御する側はえぐられる部分の接触タイミングに合わせて受ける位置を修正し、筋肉を収縮させて降下させ、筋肉を意図して弛緩させて衝撃を吸収する。
 肩肘手首で稼いだリーチ差と生じる遠心力による加速が海賊の計算を狂わせる。
 内臓がにしゃげて潰れる音がした。
「お頭ぁっ!」
 足が速いアリシアと、足元に不安がなく夜目が利くリリアナ、そして――
「一 匹 も 逃 が さ な い 」
 獲物にたっぷりと負荷をつけ続けたアンジェリカは歯をむき出した。女神の狩猟犬の笑顔。悔い改めぬ異教徒には相応のくびきを。
 足がなえる。まるで骨が触手になってしまったように。変化は愚の骨頂だった。
「せめて勇敢に戦って散りなさい、勝ったら今夜はシーフードパスタですね」
 お皿の上の海産物に祈りを捧げよう。
 手下の断末魔を聞きながらも、ぬめる髭はのたうった。体はしばらくすれば動けるようになる。今は逃げの一手だ。海に飛び込んでしまえば折ってくることはできない。やり過ごして赤髭の本隊に合流すれば――機械の脚が視界をふさぐ。
「なんで――動けてやがる。てめえのドタマにゃたっぷり鉛玉ぶっこんでやったろうが。くたばったと思ったんだがな」
 実際、もうちょっとでアデルの手配書にスラッシュが書き込まれる寸前だった。
「生憎と、俺は面倒事を後に残すのは嫌いでな。そのためなら、少しは無理をする。通商連仕込みで、船の上で動くのはそれほど苦では無くてな――授業料は高くついたが」
「畜生。通商連のバカ野郎どもめ。ろくでもねえ奴にろくでもねえことを教えやがって。連中の船の底にびっしりフジツボがくっつく呪いをかけてやる」
 ここで仕留めさせてもらう。機械の兜の光学視界修正機能がパッパっと不規則に赤く点滅する。胸部装甲に装てんされた散弾射出口が露出。ジョルトランサー、射出タイミング同期完了。
 激しく燃える。
 まるで、消えかけたぬめる髭の命の灯火のように。
 そしてすぐ消えるのだ。後にはアデルの兜の点滅だけが残った。


「これで一先ずは大丈夫かなー?」
 操舵輪を操る者もない「海で眠るには早すぎる」号。
 おそらく船は始めから乗り捨てるつもりだったのだろう。ティラミスは手早く船室を調べたが、めぼしいものは何もなかった。
 これから当てもない漂流という名の旅に出るのだ。それがデイかウィークかマンスかエンドレスかはイ・ラプセルのオラクルの知ったことではなかった。
 その先にごろごろと海賊の死体が転がっている。アンジェリカは神かけて言ったことは実行する。
 ティラミスは少しだけ顔をそむけた。
(……正直言うと、ちょっと見たくないな、と。さすがに間接的とはいえ私が手にかけた死体は……)
 戦争で死ぬのは、大抵ヒトだ。だが、ティラミスがいなければ、転がっていたのは仲間の死体だ。少なくともアデルの首は金に替えられただろう。
「うぅ……べとべと……お風呂に入りたい……ですっ」
 リリアナが虚空に向かって小さく訴えた。
 装備も足元も様々な意味の体液でぬとぬとのぐちゃぐちゃだ。帰りの船には靴拭いてから上がって来いとぼろ布が投げ込まれた。
 船を出してくれた海軍の気持ちはわかる。できうる限りふき取り、海賊船を離れた。
 十分離れた頃――。
 ぼひゅっ。
 甲板から火の手が上がった。横倒しになったランタンが引火している。甲板狭しと転げまわった積み荷に日が次々と燃え移る。
「燃やしちゃいましょう。燃えてしまえば安全です。これで、やっと安心――」
 渾身の力でランタンを投げ込んだアルミアは緊張の糸が切れたのか盛大にえづき始めた。船に酔っただけだと切れ切れに言っている。
 早すぎることはなかった。乗組員を乗せたまま海賊船が海で眠る時間が訪れようとしていた。大体アワー、遅くともデイで。

†シナリオ結果†

成功

†詳細†

FL送付済