MagiaSteam
アングリアとタリエーレ




「お薬です~とっても良く効くお薬ですよ~」
 首都サンクディゼールの下町エリアにあるE・チラーン商店街。
 ある日ここに旅の行商人が来て、薬を売り歩いていた。
 この行商人が売っているもの。それはグランディテッテメディチーナとテッテピッコレメディチーナ。
 平たく言えば胸が膨らむ薬と無くなる薬である。
 ところが、どれだけ声をかけようとも一向に売れない。まぁそれもそのはずそんな妖しい薬など誰も買う訳も無い。
 嘆いた行商人が思わず駆け込んできたのは自由騎士団の詰め所。

「効果を試して頂きたいんですぅ~~」
 懇願する行商人。

 さぁ自由騎士諸君! ここに困っている行商人がおります。
 優しく手を差し伸べて頂きたいのです。
 これは人助け。あくまで人助けでございます。他意は一切ございません。

 あ、男の人にも効果はありますのでご心配は無用です。


†シナリオ詳細†
シナリオタイプ
通常シナリオ
シナリオカテゴリー
日常β
担当ST
麺二郎
■成功条件
1.薬の効能を試す。
頗る真面目な麺二郎です。ロマン砲が炸裂しました。

戦いの日々の中に一服の清涼剤を。

●ロケーション

 自由騎士団詰め所。薬の効果を試して欲しいと懇願する行商人の目の前で薬を一気に飲み干します。
 グランディテッテメディチーナとテッテピッコレメディチーナ、どちらを飲むかはご自由に。
 すぐに効果は現れ、誰もがその効果に驚きます。
 (男女問わず。ただしテッテピッコレメディチーナは男性には効果がありません)
 行商人が言うには効果は半日ほど。
 町に出て自慢するもよし、蒸気カメラに収めるもよし、身軽さを堪能するもよし、せっかくなので状況を楽しんでしまいましょう。


●プレイング

 薬を飲んだ後の変わり具合と変わったときに行いたい事、戻った後の気持ちなどをプレイングの文字数の許す限りご記入ください。
 可能な範囲で麺は頑張ります。


●同行NPC

『演算士』テンカイ・P・ホーンテン
 特に指示がなければ何もしませんが、どちらかの薬が誰にも選ばれなかった場合のみ薬の効果を試します。
 所持スキルはステータスシートをご参照ください。
状態
完了
報酬マテリア
1個  2個  1個  1個
14モル 
参加費
100LP [予約時+50LP]
相談日数
6日
参加人数
6/6
公開日
2018年12月18日

†メイン参加者 6人†



●誰から飲みますか?

『救いを求められたならば勿論手を差し伸べるさ。
 それが騎士としての在り方だと思うからね──』

『挺身の』アダム・クランプトン(CL3000185)は後のインタビューでそう答えている。ただその穏やかな表情の中、目の光が失われていたように感じたとインタビュアーは言っていた。

「それで何をすればいいのかな?」
 アダムが行商人に尋ねると、怪しげな小瓶に入った薬を渡される。
「グランディテッテテテt? 呼びづらいね!?」
 行商人の薬の説明に耳を傾けるアダム。
「……何だって? 胸が……胸? 胸!? いや、その、それを飲むのは騎士としてというか、そもそも男として非常に困惑するのだが……それに僕はキジンで胸も蒸気鎧装で……でも困っている人を放っておく事は出来ないというか……」
 アダムはその効果を効くとしどろもどろになる。
「えぇい! いいさ! どんとこい!」
「こ、これは──っ!!」

『私の目指す完璧な男装。その完成系がそこにはありました──』

『緋色の拳』エルシー・スカーレット(CL3000368)は後のインタビューでそう答えている。その顔は満面の笑みだったという。

 女性が苦手といっていたアダムと会うときは男装して気軽接する事が出来るようにしよう。エルシーがそう決めたのがまさに今日だった。
「ちょうどよかった!」
 エルシーはそう言うと、男装するには手ごわい自らの豊かなふくらみが小さくなるという薬を一気に飲み干す。
(ごくっごくっ)
「なんだか……胸の当たりが……ムズムズする……あぁ──ッ!!」

『何ですか。私はただ要請を受け依頼をこなしただけですよ。他意など一切ないです』

『天辰』カスカ・セイリュウジ(CL3000019)は後のインタビューでそう答えている。いつもの様に淡々と答える彼女であったが、その顔はどこか寂しげだったという。

「下町の行商人の売り物などただでさえ胡散臭い代物。しかも胸が膨らむだの無くなるだの……まったく馬鹿らしくてお話になりませんね。とはいえ、変な薬物を街中にばら撒かれても面倒ですからね。そうなる前に私がこの馬鹿げたインチキの実験台になってあげますよ」
 カスカの口数がいつもより多い……? そう感じたのは麺だけではないだろう。どうにも自らの行動に尤もらしい理由をつけようと頑張っているようにも見える。だが麺は知っている。カスカが誰よりも早くこの行商人の要請に応えた事を。
「まぁ私は元がこうなので効能の確認のためには、大きくなるという薬の方が良いでしょう。別に他意は一切ありませんし、効果など期待しちゃいませんがね」
 誰に聞かせるでもないその言葉とは裏腹にその口角は上がり気味。もしカスカに尻尾があれば今頃本人も気づかずにぶんぶん揺れているのではなかろうか。
 カスカは行商人から奪うように薬を受け取ると一気に飲み干す。
「あ」

『何? 薬の効果? 面白かったぞ! なんてったって走りやすい! 食べ歩きするのにはもってこいだな!』

『アイドル系魔王チャン』プュ・プニ・トロリッチ(CL3000466)は後のインタビューでそう答えている。まさに大満喫。インタビューに答えるプュはとても良い笑顔だったという。

「胸が小さくなるとな…なるほど心得た、我輩に寄越すが良い!」
 麺は頭を抱えた。またここにコンプライアンスや世の風潮や色々なものと戦わねばならぬ強敵が現れた事に。一人じゃないのか──げに恐ろしきは自由騎士のポテンシャル。
 プュは10歳である。豊満である。更にセットされた技能はセクシーとアンラッキースケベである。更に12月のこの時期にきけんな水着を装備している。

 おわかりいただけだろうか──REPLAY。

 これがどれだけ恐ろしい事か、数々の経験(りぷれい)を味わった皆様ならおわかりだろう。
 鴨がネギ背負ってやってくるどころか、鍋も調味料も合う酒も持参したようなものである。
 麺はそっと胃薬を飲む。ここからが本当の戦いだ。
 プュが選んだのは小さくなる薬。麺は少しだけ救われたような気がした。
「お……おおおぉぉーーー!!」

『えっとですね……私の中の荒ぶる好奇心を抑える事が出来ませんでした──』

『荒ぶる好奇心』フーリィン・アルカナム(CL3000403)は後のインタビューで顔を真っ赤にし、照れながらそう語った。HA・JI・RA・Iを身につけた彼女は無敵だ。

 実際に望む効果が得られるなら、夢のようなお薬なのだとは思うのですが──。
「まぁ、普通に考えれば怪しまれてしまいますよね」
 そういいながらもフーリィンは自らの好奇心を抑える事が出来ずにいた。
 大きくなるのも小さくなるのも興味がある。しかし最終的にフーリィンが手に取ったのは小さくなる薬。とあるクマの前で腕を組み押し上げた、そのしっかりとしたふくらみを無くす選択をしたのだ。
「私、気になります! ……ということで」
 フーリィンもまた一気に飲み干す。
「お、おー?」

『商人の嗅覚でしょうか。感じてしまったんですよね……マネーの匂いを』

『ラスボス(HP50)』ウェルス ライヒトゥーム(CL3000033)は後のインタビューでどこか遠くを見ながらそう答えた。残念ながら専売契約などは出来なかったが、効果を実感したその半日いい夢見させてもらったぜ、といわんばかりの達観した表情をみせたという。

あからさまに怪しい薬を売り込みにきやがって……。ウェルスはそんな事を考えながら行商人の様子を注意深く観察していた。
「仕方ないから飲んでやるけど……毒なんかはいってないだろうな?」
 行商人はとんでもない、と言いながら大丈夫と念を押す。
「そもそもそんなフードで顔を隠してるのも怪しいんだ。俺たちは協力者なんだから顔くらい見せてもいいだろう?」
 ウェルスは行商人を信用していないようだ。
「わ、わかりました……」
 行商人はフード付のコートを脱ぐ。そこには……ぴょこんとはねた狐耳、見るからにウェルスと同程度の獣化と思われる狐のケモノビトの姿。その整った顔立ちはまさに美獣である。
「信じよう」
 ウェルスの態度が一変する。それまでの訝しげな態度はなりを潜め、一転きりっとした表情に。いわばステータスシートのアイコン欄の左上のそれである。
「あわわ……ありがとうございますぅ~」
 ウェルスは行商人の手を両手で握りながら薬を受け取り、良い笑顔を見せながら一気に飲み干した。
「お、おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

●それからどうなった

 プュは胸が小さくなったのを面白がり、そのまま街へ遊びに出掛けていた。
「はーはっは!! 見よ! 胸の大きさで我輩の美しさは変わらないのだ! これはいいぞ!」
 誇らしげに歩くプュであったが周囲の目はあの子寒くないのかなという少し哀れんだ目。
 しかしそんな事には気づかないプュはますます絶好調で歩き回る。はしゃぎすぎて周囲に目がいってないようだ。
 人にぶつかってはぺこりと「ごめんなさい」をする。ジャアクを称するプュではあるが、根はいい子のようだ。
 物にぶつかっては「身体で払う」と言い放つ。普段のプュであればある意味まずい。麺の胃がきりきりするような状況であるのだが、大丈夫。薬の効果で幸か不幸か年齢相応の見た目となったプュ。こんな小さな子に身体で払われてもなぁ……と店の人々も苦笑するばかり。
「やっぱりちょっと寒いな……」
 12月。水着。そりゃそうである。プュは温かそうな外套を着た男性に声をかける。
「とってもとっても寒いのだ……ちょっとだけ暖をとらせて貰えないだろうか……」
 うるうるした目で男性を見上げ、そのままひょいと外套の中に潜り込む。
「ぬっくぬくなのだー」
 こうしてプュはしばらく暖を取った。
 後にこの外套の男性。仮にA氏としておこう。A氏は語る。
「僕はそういう趣味は無いのですが……見た目も幼い子供でしたし。でも……子供体温って言うんですか? 暖かいんですよね、子供って。もしあと10分あのままだったらと思うと……」
 プュの持つセクシーの技能は危うく健全な成年を横道へ反れさせるところであったようだ。
 そして半日が過ぎ、プュの薬の効果が切れる。
「ふぉっ!? な、なん……あ! 水着が…!」
 そろそろ時間とプュを探していたメンバーがあわてて駆け寄り目隠しとなり、事なきを得たという。
「ちょっと! 男子は見ちゃダメよ!」
 そういうとエルシーはプュの水着の紐を結びなおす。
「ありがとうなのだ!」
 こうしてプュの薬実験は無事幕を下ろした。

「おー……これは、だいぶすっきりしました」
 フーリィンはみるみる間に効果を発揮した薬に目を丸くして驚いていた。
 謳われている薬の効果は嘘ではなかった。ぺったんこになった胸を、不思議そうにぺたぺた確かめている。
「ちょっと違和感がすごいですね……あ、っとと。歩く時の重心も変わりますね」
 これも胸についていた重りが無くなったから? フーリィンはそんな事を考えながらふとある事が頭をよぎった。
「しかし、この分のお肉というか、体積? はどこにいったのでしょうか……もしかして!」
 フーリィンはある期待を込めて身長を図ることにした。
 結果はといえば……変わらず。消えた肉がどこへ行ったのかは謎のままだった。
 そんなフーリィンの横で自分の変化を冷静に確認していたのはウェルスだ。
 目線を下に向ければ確認できるこれまで無かったものがそこにある違和感。
 まずおなかの調子は問題ない。どうやら毒やおなかを壊すような成分は含まれて居ないようだ。
 次に膨らんだ自分の胸を触る。強く触ると若干痛みを伴うものの、柔らかい。
「紛れも無くこれはおっぱいだ」
 だがウェルスは思う。確かにこれはおっぱいだ。だがしかし薬を使って人工的にふくらんだものに浪漫があるのだろうか。
 いや、無い! 大きかろうと小さかろうとそこにおっぱいがある事自体が尊いのだ。
「ちょっと触らせてくださいよ~」
 そこへフーリィン。あらぶる好奇心は他のメンバーにも及ぶのだ。
「構わんが……」
 いつもの自分のと言うほどかわらんだろうにと思いつつもウェルスはその胸を差し出す。
「おーふにふにですねー」
 フーリィンがぽよんぽよんとウェルスの胸の感触を楽しむ。
 どうにもくすぐったいな。ウェルスはそんな事を感じていた。
「よし、じゃぁ交代だ」
 ウェルスの手がわきわきとフーリィンへ向かう。
「だめでーす! あっても無くても乙女の胸はそんな簡単に触れるものじゃありませんよー♪」
 ウェルスは笑顔で軽くいなされる。
「それにしてもこの薬の有効な使い道ってなんでしょう」
「そうだなぁ……」
「例えば……演劇で胸の大きな、もしくは小さな女性を演じる時とか?」
 男性が女性役をする時でも良いかもですね、とフーリィンが言うと、ウェルスはなるほどなと頷く。
「他には……その、男性の好きなお店とか……」
 真っ赤になりながら小声でフーリィンが呟く。
「ん? フーリィン嬢、何か言ったか?」
「いえ、なんでも!」
 その後ウェルスは行商人に薬に付いての取引を持ちかけた。
 薬の有用性を考えると、個人で扱うには少々危険が伴うように思えたからだ。
 だがその提案はやんわりと断られる。詳しく聞くと一本作るのにもかなりの時間を要し、そもそも今はまだしっかりと流通に乗せるほど数が作れないという。
 ウェルスの嗅ぎ取った儲け話の匂いが現実になるのはまもう少し先のようだ。
 でもまぁ行商人(美獣)の連絡先は聞く事が出来ただけでもよしとしよう。ウェルスはなんとなく達成感を感じていた。
 こうしてウェルスとフーリィンの薬体験は終わった。
 
「ほら、アダム。これなら貴方も私に話しかけやすいでしょう?」
 男装しているエルシーはまったいらになった胸に感心しながらアダムへ話しかける。
 一方のアダムは驚愕していた。己の変化に。
 僕はオールモストのキジン。身体の殆どは機械化している。それはもちろん胸部もなのだが。
 薬を飲んで程なくするとその胸部が盛り上がっていたのだ。
「そんなはずは……」
 己が胸部を手でまさぐる。そこには確かな膨らみ。だがキジンゆえであろうか。そのふくらみに柔らかさは無い。
「みてみて! アダム! これもうかんっぺきな男装でしょ?」
 未だまったいらになった自分の胸をぺたぺたと触りながら嬉しそうなエルシーの目にふくらんだアダムの胸部が映る。
『イケメンは人類の宝
 おっぱいもまた、人類の宝
 そのふたつの属性を持つ奇跡の存在が、いま私の目の前にいる──』
「ねぇ、アダム。ちょっとだけ触らせてくれない? いいでしょ減るもんじゃないし」
 せっかくのチャンスとばかりにエルシーがアダムに懇願する。
「僕の身体を触りたいなら……好きにすればいいさ……」
 少々放心気味のアダムの胸部にエルシーの両手がいざ参る。
「……これが……おっぱ……固ぁっ!?」
 予想と全く違う感触。エルシー困惑。
「さて、そろそろ巡回の時間だ!! エルシーさんも一緒にどうだい?」
 ふいにアダムが言葉を発した。
(そう僕は誇り高き騎士。見た目が変わった程度で巡回を止める僕じゃないさ。街中の人から物珍しがられても! 僕は! いつも通りさ!)
 アダムの瞳に光が戻り、2人はそのまま街の巡回へ。
 巡回中のエルシーの男装は堂に入ったものだ。さほどの違和感は無く周囲の人の目も普段と大差ない。
 だがしかし。やはりアダムを見た人々の目はいつもと違うようだ。
(平常心! すていくーる! 平常心!! すていくーる!!)
 アダムは必死に自分を奮い立たせたのだが……。
「ごめんやっぱり恥ずかしい!!!!」
 アダム突然の猛ダッシュ。そのまま自由騎士の詰め所に駆け込み薬が切れるまで出てこなかった。
 一方エルシーはといえば、薬の切れた瞬間その豊満な胸が大復活。男装の服はボタンが弾けんばかりに膨張し、周囲(主に男性)に緊張が走ったという。

「信じられない気持ちで一杯ですが……本当にでかくなってますね」
 カスカは自身に起こった変化を未だ信じられないといった様子だ。
「というか、効果抜群過ぎて恐ろしくなってきたんですが……これ本当にヤバイ薬なんじゃないですかね」
 通商連がマテリアと引き換えに流通させている、何故か英雄の欠片が回復する白い粉と同じぐらい危険な匂いがするんですけど──そんな事を思いながらも、カスカはにまにまが止まらない。
 そこからの半日。カスカにとってまさに夢のような時間が訪れる。
 締め付ける胸元の開放──。カスカの元々身につけていた下着ではとても収まりきるものではない。物陰に身をかがめるとこっそりと抜き取る。その豊かなふくらみと外界(ひとのめ)を隔てるは一枚の薄いシャツのみ。もとのカスカであればつけていてもつけなくてもそこにさほどの差は無かったであろう。それが今はどうだ。このつけないことで感じる圧倒的な開放感。
(ぽよんぽよん)
 ソレはカスカが歩くたびにリズミカルに柔らかく揺れる。
「……本当に私なんですかね、これ」
 気分的にも物理的にも。まぎれも無くカスカの胸は踊っていた。それはもうはちきれんばかりに。

 ……まあ、その、ぶっちゃけ言うと割と念願だった年齢相応の乳房と言いますか……
 
 歩くたびに感じる、自らの豊満な双丘の揺れる感触に今、カスカの抑制されてきた感情が爆発する──!!
「うわああああああああい!!! これでもうガキなんて言わせないからなああ!!!!」
 カスカ暴走モード。あらゆる限りの速度強化を行ったあと、これまで耐え忍んだ鬱憤を晴らすがごとく叫びながら街中を疾走する。
「合法ロリ『巨乳』美少女でえええす!!!」
 
 後日巷ではある噂が囁かれるようになる。
 ぽよんぽよんのおっぱいを揺らしながら、なにやら叫びながら超高速で走り去る「ゴーホーロリキョンヌビッショージョー」(イブリースと推定)がでた──と。
 しかし自由騎士団に入ったであろう通報は偉い人によって静かに闇に葬られたという。


 余談ではあるが、たまたまその様子を見ていた自由騎士が面白半分に大きくなるほうの薬を入手。その薬を井戸に投げ入れたのだが。薄まると効果は無くなるようでその井戸の水を飲んだ者達には何も起きなかったという。
 もし薄めたものにも効果があったならば……未曾有の巨乳パンデミックが引き起こされていたかもしれない。

「ふふふ。楽しかったぁ。次来る時はどんなお薬持っていこうかな──」

†シナリオ結果†

成功

†詳細†

称号付与
『合法ロリ巨乳美少女(半日)』
取得者: カスカ・セイリュウジ(CL3000019)
『完全男装美形(半日)』
取得者: エルシー・スカーレット(CL3000368)
『年齢相応の慎ましいお姿(半日)』
取得者: プュ・プニ・トロリッチ(CL3000466)
『挺身の巨乳(半日)』
取得者: アダム・クランプトン(CL3000185)
『巨乳貧乳大戦争の仕掛人(未来)』
取得者: ウェルス ライヒトゥーム(CL3000033)
『D(推定)⇒ AAA(半日)』
取得者: フーリィン・アルカナム(CL3000403)
特殊成果
『割引券』
カテゴリ:アクセサリ
取得者:全員

†あとがき†

自由騎士の活躍で、無事効果を知らしめた行商人は薬を売り切って帰っていきました。
彼女の名前はエミル。様々な薬を調合しては、纏まった数になると街へ売りに来ているようです。
またいつか何らかの薬がある程度の量作れたら現れることでしょう。

MVPは秘めたる思いを爆発させたあなたへ。

ご参加ありがとうございました。麺も堪能させていただきました。
ご感想など頂ければ幸いです。

※運営注釈
とあるPCさんが見事なタイミングで合致する素敵なBUをおもちでしたので、特別に挿絵とさせていただきました。
FL送付済