MagiaSteam
突入、制圧、領事館



●喧騒の裏
 シャンバラ某所にある、戦後処理もようやく終えたような、そんな街にある酒場。
 多くの客が賑わい一日の疲れを癒やしていた。
 バーテンダーが常連客にジョッキを渡すと、受け取った客がそのまま奥へと消える。

「遅かったな」
 既にそのスペースには先客が座り、みなそれぞれにジョッキを傾けていた。
「少し手間取っちまって」
「それで?」
「ヘルメリアへ仕掛けるので確定みたいですぜ」
 居並ぶ面々は全てノウブル、それもオラクルだ。
 シャンバラでそれなりの暮らしをしていた彼らは、先の戦争で保身のために逃げ出し辺境へ避難していたが、終戦とともにこの街へ潜伏していた。
「この機に乗じるのが得策だろう。異端の者共が街を堂々と闊歩するのはもう耐えられん」
「間違いないな。あんな奴らと同席して酒を飲むなぞ、考えられん。イ・ラプセル人はどうかしている」
「手配は済んでますぜ」
「では始めよう。我々の栄華を取り戻そうではないか」
 一斉にジョッキを空にして、男たちは立ち上がった。

●厄介モノ共
 吸収した元シャンバラの小さな街で、武装蜂起があった。
 そんな報を聞いた『あたしにお任せ』バーバラ・キュプカー(nCL3000007)は頭を抱えていた。ただでさえヘルメリア侵攻でなんやかんやと忙しいというときに、これである。
(いや、だからこそ、かしら)
 報告にあった規模からしても、計画立てた武装蜂起とは思えなかった。数人のオラクルが領事館へ立てこもり、領有権を主張しているという。
 当然住民の反発甚だしく、そのうち自然と解決されそうなものではあるが。
(一時的とは言え行政はマヒしちゃうし、もし暴動にでもなれば怪我人、下手すれば死人が出かねないわ)
 国民の意識が戦争へと向いたタイミングでの武装蜂起。面倒きわまり無かった。
 規模が規模だし、時期も悪く大部隊で鎮圧というのも難しい。
 少数とは言えオラクルの集団であることも厄介だった。
 だから自由騎士団へ持ち込まれた、とも言えるのだが。
「はぁ、しょうがないわよね。みんな忙しいところごめんね?」
 片目を閉じつつ申し訳なさそうに笑いながら、バーバラは詳細を説明し始める。

「まず領事館を占拠しているのは六人。全員がノウブルのオラクルよ」
 装備はバラバラだが基本的に軽装で、一人は片手剣を装備したフェンサー、ヘビーメイスを持ったバスターが一人。
「それとマギアスが一人にヒーラーが一人ね。人目もはばからず堂々と領事館を襲撃したそうよ」
 今は周辺を少数の国防騎士団が包囲しているものの、集まった群衆などの安全を守るには心もとない。
「みんなには領事館へ突入して、犯人達を捕縛してほしいのよ」
 事が事だけに殺傷もやむなしだが、出来る限り捕縛して協力者などがいないか調べたいとのこと。出来るだけ領事館への破壊活動は避けてもらいたいが、もし被害が出た場合でも責任は犯人達にあるので遠慮せず突破してほしい。
「こんな時だけど、お願いね、みんな」
 もう一度困り顔をしてバーバラは自由騎士達を送り出した。


†シナリオ詳細†
シナリオタイプ
通常シナリオ
シナリオカテゴリー
対人戦闘
担当ST
櫟井庵
■成功条件
1.敵の全滅
 こんにちは、櫟井庵です。
 俺は差別主義者がだいっきらいなんだ!
 などという冗談はさておき、はた迷惑な酔払いの捕縛作戦になります。

●敵情報
・『自己保身の』ジョン
 武装蜂起したメンバーのリーダー格。小悪党以下の自己中心的な男。小狡い知恵は回り、メンバーからそれなりに信頼されていたりする。
 ヘビーメイスを装備したバスター。
 活性化スキル『バッシュ Lv1』『バッシュ Lv2』『ウォークライ Lv2』

・『腰巾着の』ボッシュ
 ジョンの腰巾着。手先が器用でジョンに便利に使われているも、自ら悪事を働くような度胸はなく、現在のポジションも満更では無いと思っている。
 ダガーを装備したフェンサー。
 活性化スキル『ラピッドジーン Lv1』『ヒートアクセル Lv1』『デュアルストライク Lv1』

・『嘯く』モズクス
 何の効用も無い薬を適当に売りさばいて小銭を稼いでいた魔導医。ジョンには販路の確保などで協力してもらい、共犯関係。
 儀礼用ナイフを装備したヒーラー。
 活性化スキル『メセグリン Lv1』『クリアカース Lv1』『ノートルダムの息吹 Lv1』

・『泣き虫の』ベン
 泣き上戸ですぐに泣くので酒をあまり飲ませてもらえない。ジョンに弱みを握られて荒事の際は呼び出される。
 ワンドを装備したマギアス。
 活性化スキル『アイスコフィン Lv2』『マナウェーブ Lv1』『アニマ・ムンディ Lv1』

・大型犬 二匹
 ジョンの飼い犬で、獰猛に育てられ番犬のように働きます。噛みつきによって【移動不能】【スクラッチ2】を与えてきます。

 夜間の戦闘になります。領事館の回りはガス灯が灯され明るく、内部からも光が漏れているので視界確保はできます。
 一階部分の窓や入り口は家具などを積み上げた簡易的なバリケードで塞がれ、二階部分の窓は閉め切られて中が伺えません。
 領事館の周囲に集まってしまった群衆は国防騎士団が抑えてくれていますので障害にはならないでしょう。
 捕縛に関しては推奨されるというだけです。それによって成否に影響することはありません。
状態
完了
報酬マテリア
2個  6個  2個  2個
12モル 
参加費
100LP [予約時+50LP]
相談日数
7日
参加人数
6/6
公開日
2019年06月26日

†メイン参加者 6人†



●正面突破
「出てけー!」
「ふざけんじゃねーぞー!」
 立てこもる襲撃犯達に投げかけられる罵詈雑言。大義もなく支持もないこの武装蜂起はまさしくテロリズムだ。
 当然、排除せねばならない。

「四人が同時に戦闘出来るとなればエントランスロビーくらいか」
 『黒衣の魔女』オルパ・エメラドル(CL3000515)は地面に広げた館内図を確認し、当たりをつけていく。
「だろうな。おそらくそこで待ち構えているんだろう」
 覗き込む『クマの捜査官』ウェルス ライヒトゥーム(CL3000033)が同意すると、念の為『イ・ラプセル自由騎士団』シノピリカ・ゼッペロン(CL3000201)と『鋼壁の』アデル・ハビッツ(CL3000496)がリュンケウスの瞳を発動させ、領事館の周囲を巡る。
 加えて『道化の機械工』アルビノ・ストレージ(CL3000095)がサーモグラフィで熱源探知を行う。
 壁越しに調査した結果、予想通りロビーに居るようだ。
「人質がいないのは幸いだな。遠慮なく突入できる」
 同時に鋭聴力で館内の様子を伺っていたアデル。
「それと、呆れたことに、こいつら酒盛りをしている」
「まったく、この様なときに迷惑な輩じゃ! あまつさえ酒盛りなど!」
 憤慨するシノピリカと、同意するオルパの横で『黒炎獣』リムリィ・アルカナム(CL3000500)がヒポポタマスを組み上げていく。
「……ぶそうほうき。
 ……よくわからない」
 超重量を誇るそれをひょいと担ぎ上げ
「いいたいことがあるならくちでいえばいいのに」
 これから“話し合い“にいくべく表情に乏しい顔に笑顔を浮かび上がらせる。
「そうだな、では、作戦を開始するか」
 ウェルスに続き、自由騎士達は領事館入り口へと向かうのだった。

●突入!
 ウルサマヨル・ルナティクス。チューンナップを繰り返され、威力を高められた狙撃銃に魔力が集まっていく。
「……よし、充填完了だ。準備はいいな」
 皆がうなずくのを確認し、引き金を絞る。途端。
 無数の弾丸が魔力の尾を引いてバリケードをみるみるうちに破壊していく。木屑が跳ね舞い上がり粉塵となって砕け散る。
 残った残骸を蹴り飛ばし、領事館内へ突入した。

●開戦、領事館
「な、なんだなんだぁ!?」
 ボッシュが突如響いた爆音にあわてて身を隠す。酔いなど一瞬で覚める衝撃だった。
「自由騎士共か……。おいベン! いつまでも泣いてるんじゃない! 仕事だ!」
「うぇっうぇっ、あ、う、うん……わかったよ、ジョン……ぐす」
 ジョンがヘビーメイスを持ち上げ、待ち構える。
「おとなしくするならいまのうち」
 粉塵を払って姿を表したのは幼い少女。ジョンは何かの冗談かと笑うのをこらえ、巨大なハンマーを軽々扱う少女に対し気を引き締める。
「我々の邪魔をするというなら、お嬢ちゃんと言えど容赦はせんぞ」
「わたしもようしゃはしない。
 わたしのこうげきはけっこういたい。
 だからやめたほうがいい」
「はっ、痛い目にあうのはどちらかな! いけ! お前たち!」
 ジョンの号令に番犬がリムリィへ飛びかかる。
『おまえたちもきばをむくならおもいしらせる』
 リムリィが語りかけるも聞く耳を持たず牙をむき出しにする番犬。
 鋭い牙がリムリィの足に食い込み、皮膚が破れ血が流れる。が、リムリィはまったく気にすることもなく、ヒポポタマスで払おうとした。
(ウェルスがイヌはまかせろっていってたっけ)
 仲間の言葉を思い出し、軽く石突で弾き飛ばすに留める。
「キャイィンッ」
 手加減されているとはいえリムリィの怪力で吹き飛ばされたのだ。無事ではすまないだろう。
「おい、モズクス!」
「わかっている」
 すかさず回復しようとしたモズクスの儀礼用ナイフを弾き飛ばす魔力の矢。
「これは『酔っていました』じゃすまされないな。牢獄で反省してきてもらおうか」
 不敵な笑みを浮かべて続く魔力矢でモズクスを撃ち抜くオルパ。
「リムリィ、伏せろッ!」
 ウェルバが吠えると共に特製跳躍嵐魔弾を発射。撃ち出された小型の魔弾は放射状にジョン達へ襲いかかり、背後に逸れた弾丸が跳弾し同時多角的に攻撃する。
 襲撃犯全員を巻き込んで炸裂したそれにより、彼らがひるんだその一瞬。
「SIEGER・IMPACTッ!!!!」
 えぐりこむように突き出された左腕がジョンの腹部に突き刺さり、まるで爆発でもしたかのように蒸気が吹き上がる。
「同胞が戦っている時に自分だけ安全なところに隠れ、
 機と見るやノコノコと顔を出して好き放題に振舞おうとは……」
「ごはッ……!?」
「それで人の上に立つ者のつもりか!
 恥を知れ!」
 追撃の左フックが衝撃に打ち上がったジョンを捉え、弾き飛ばす。
 レンズから紅い曳光を置き去りに、ジョンの飛ぶ先に回り込んだアデルがジョルトランサー改の腹で打ち返し、転げるところにシノピリカが追撃を加える。
 味方と連携を取り各個撃破。彼が戦場で生き残るために編み出した法則の一つだった。

●ださくない
「ジョンの兄貴ィッ!」
 たまらず駆け寄るボッシュを遮ったのはリムリィだった。瞳孔を開かせ、笑顔のまま目尻に赤い涙を滲ませるその異様にボッシュは息を飲む。
「はやくこうさんしないとひどいことになる」
「ッ、るっせぇ!」
 ボッシュの繰り出すデュアルストライクを、避けようともせずヒポポタマスを振りかぶる。クソダサシャツを切り裂いて二本の朱線が引かれるも、かまう事無く鋲付き鉄塊をフルスイング。
「ださくない」
 ぐるんと横に一回転し床に叩きつけられるボッシュはそのままピクリとも動かなくなってしまった。
「やりすぎた?」
 幸い脈はあるようで、ほっと胸をおろすリムリィだった。

●弱み:想い人に対する下着の窃盗及びストーカー行為
「くそっ、くそっ! なんで僕がこんな目に!」
 オルパと魔法の撃ち合いをするベン。それもこれも元はと言えばジョンなどに弱みを握られたベンが悪いのだが。
「ほらほら、降伏するなら今の内だぞ? 自首すれば刑が軽くなるかもしれないぜ?」
「ううううう、そんなこと言ったってッ!」
 飛び退いたオルパの足元に氷塊が生まれる。着地間際放ったエコーズはベンを的確に射抜き、ベンの心が折れかける。
「ごほっ、おい、ベン! お前裏切ったらどうなるか、わかってんだろうな!」
 ボコボコにされもはや誰か判らなくなりかけているジョンがベンを脅す。
「わ、わかってるよ!」
「はぁ……。お前たちもオラクルなら、その力をもっとシャンバラのために役立たせろ」
 呆れつつ追撃を見舞うオルパにベンは何とか応戦するものの、ほとんど心は折れていた。
(こんな命懸けになるなんて聞いてない!)
 いっその事全てを白状してしまいたいベンだった。

●絶対服従
「ガアゥッ」
 鍛え上げられた四肢で大地を蹴りつけ、牙をむき出しにしウェルバへ飛びかかる番犬。
「見立て通り、忠実で勇猛な犬だ」
 あしらうように軽く避け、つぶさに観察を続ける。雑種ではあるが、恵まれた体躯と、命を賭して先鋒たらんとする勇敢さを兼ね備える。
 二度目の攻撃を難なく避け、ウルサマヨル・ルナティクスを構える。
(まずは痛みで心を揺らがせる)
 立て続けに放たれた銃弾は寸分違わず同じ箇所を貫き、一撃で瀕死へ追い込む。
(そして……!)
 獣化のリミッターを解き放ち、完全な熊と化すウェルバが裂帛の咆哮を叩きつける。
『グルァアアアアゥッ!!!』
 なんとか立ち上がろうとしていた二頭の犬は本能に直接訴えかけられ、耳と尻尾を丸めて地に伏せる。
『よし、いい子だ。俺たちの手伝いをするなら生かしてやる』
 必死にしっぽを振って服従をアピールする犬たち。
『このよはじゃくにくきょうしょく。
 もしさからったら』
 いつの間にか合流していたリムリィに仰向けになり絶対服従をアピールするわんこ。もはや逆らうプライドなど欠片も残っていなかった。
「おい、リムリィひどい怪我じゃないか。今治してやる」
「ありがとう」
 ウェルスのハーベストレインがリムリィ達を癒やし、傷を塞ぐ。
「よし、じゃあ最後の仕上げだ」
「うん」
「行くぞォッ!」
「「アォン!」」
 二人と二匹は駆け出して、残敵の排除へと向かった。

●代弁者
「ひっ、ひいい、こっちくるなッ! おい、ジョンなんとかしろ!」
「ぼうおでのいうごとなどぎがん! (もう俺の言うことなど聴かん)」
 かろうじて治療によりしゃべることが可能になったジョンと、治療を施したものの結局何言ってるのか聞き取れないモズクスに大型犬が襲いかかる。
「内乱罪は重罪だが…今投降して取調べに応じるなら、罪一等を減じることもできるかもしれんぞ?」
 改めて降伏勧告をするアデルにモズクスは強気に返す。
「あだっ、あだだ、噛むんじゃないこの犬畜生がッ。ふん、誰が降伏などするか。我々は決して屈しない!」
「そうか、だったら、覚悟はいいだろうな」
 ジョルトランサー改を構え、腰を低く落とす。
 ぎゃーぎゃーと喚き立てる二人の背後にシノピリカが怒気をオーラに纏わせ仁王立ち。
「この後に及んでその態度、あまつさえ、「領有権の主張」じゃとう……?
 貴様らと我らのどちらがこの地の人々に求められているか……
 館を囲む民衆の声がその耳には届かぬか!?」
「はっ、愚民どぼがだでぃをいおうとわでわでばえだいのだ!
 (愚民共が何を言おうと我々は偉いのだ)」
 相変わらず聞き取りにくいが。
「寝言は寝て申せ!
 せいぜい優しく寝かしつけてくれようほどにな!」
 鉄腕を引き絞り、狙い定める。
「しゅぞくとなかよくなるわけじゃない」
 ヒポポタマスを振りかぶり。
「うまくいくかはそのひとたちどうしのもんだい。
 しゅぞくはそんなにかんけいない。
 げんにそとのノウブルはおまえたちがすきじゃないとおもうし」
 虚ろな瞳に狂気を宿し。
「げんじつをみて
 ちゃんとしたほうがいいよ」
 三位一体の剛撃に、豪快な音を立てて二人が吹き飛んだ。

●降参です! 降参させてください!
 壊れた人形のように四肢を投げ出しピクリともしない二人を見たベンはワンドを放り投げ降参する。
「もう全部話します! だから勘弁してください!」

 かろうじて一命を取り留めたジョン達に最低限の治療を施し、なおもボロボロな彼らをロープで拘束し国防騎士団へ引き渡すオルパ。
「これで一件落着、かな」
 ベンの懺悔に男性陣は呆れ果て、女性陣(主にシノピリカ)は激昂し、制裁を加えた結果ベンもぼこぼこにされていた。

「シャンバラに侵攻した身で「人々に求められている」などと胸を張るのも片腹痛くはあるが……少なくとも、あのような連中よりはこの地を良くして行ける自信はあるのじゃ」
 パンパンと手を払いながら連行されていく襲撃犯達を見据え、攻め入った者としての責務は果たすというシノピリカ。彼女たちに掛けられる声援は、暖かく、健闘を称えるものばかりであった。
「俺は戦うことばかりだったが、俺たち自由騎士団はあいつらに比べれば、随分受け入れられていると思うぞ」
「……ああ、そうじゃな。うむ、働いたら腹がへったな! しんみりしておる場合ではない! 腹ごしらえじゃ!」

『お前たち、名前はあるのか? ……無いのか。そうだな……お前はフェルで、お前はザンナ、なんてどうだ』
 大喜びでしっぽを振り回すフェルとザンナに満足気なウェルバと、撫でようとしてもびびられて若干しょんぼりなリムリィ。
 勇猛な二匹は国防騎士団に引き取られ、彼らの任務に多大な貢献をすることになる。

「こいつらだけで、反乱などというだいそれた真似ができるとは思えんのだが……」
 結局のところ、彼らを扇動したり援助する組織の存在は認められなかった。
 酒場の店主も迷惑な常連が客に絡むのを疎ましく思い、小部屋をあてがっていただけのようで。
 武装蜂起というにはあまりにお粗末な今回の事件は、こうして幕を下ろしたのだった。

†シナリオ結果†

成功

†詳細†


†あとがき†

この度はシナリオに参加くださりありがとうございました。
 わんちゃん達はきっと愛されるでしょう。よかったです。
 MVPはわんちゃん達を手懐けたウェルス ライヒトゥームさんへ。
 今回も大変楽しく書くことが出来ました。この楽しさを皆さんへお返しできれば幸いです。
FL送付済