MagiaSteam
【白蒼激突】足音を消して先を取れ!




「ふむ……」
 『軍事顧問』フレデリック・ミハイロフ(nCL3000005)は渡された手紙をじっと見つめて顎に手を添えた。
 壁に掛けられた地図をみやり、ふう、と一つ息をついた。水鏡で得た情報を記したその手紙をゆっくり閉じ、フレデリックは彼の前に集まった自由騎士たちに視線を移す。そして口をゆっくりと開いた。
「どうやらイ・ラプセルが制圧したニルヴァン小管区の近くの森にシャンバラの騎士団が潜んでいる、という情報を得た」
 部屋がざわつく。だが、と言ってフレデリックはそれをすぐに鎮める。
「幸いにもすぐにこちらを襲ってくるような準備はまだできていないらしい。ならば、準備のできているこちらから奇襲をかけるのが得策だろう」
 フレデリックは地図を指し示しながら作戦を説明し始めた。

 情報によると、相手は白銀騎士団(シルバーナイツ)と呼ばれる歩兵の集団であり、銀色の武器・防具が特徴であること。
 今回の作戦では騎士達の撤退が最低目標となること。できることであれば撃破・捕獲が望ましいが、無理をして戦力が減ることが惜しいのでなるべく無事に帰ってくること、が推奨目標となること、が説明された。

「そして、作戦にあたり一つだけネックがある」
 自由騎士たちは顔写真を見せられた。そこに描かれていたのは一人の青年だ。普通と違うとすれば、その青年の身に着けている防具が見慣れないもので白銀に統一されている、ということ、そして額に大きな傷があることだろう。
「こいつはセルート・ダイタノスという男で、森に潜む騎士団の団長だ。こいつは戦いの作戦において他の奴らに比べて頭一つ抜きんでている」
 きっとこちらの作戦も読まれているかもしれない、とフレデリックは言った。
「奇襲が失敗した際にも柔軟に対応できるように、しっかりとした準備で挑んでほしい」
 自由騎士達はお互いを見遣り、そして神妙な面持ちで頷いた。

「この戦いが今後を変える第一歩となるであろう! 君達の力を示すのだ!」

 フレデリックの最後の一言で部屋の中で雄叫びが響く。
 自由騎士達はその戦いを成功させるべく、部屋を後にし準備にとりかかった。



†シナリオ詳細†
シナリオタイプ
通常シナリオ
シナリオカテゴリー
対人戦闘
■成功条件
1.敵の撤退
2.全員の生還
 こんにちは、荒木です。

 今回は森に潜んでいる白銀騎士団の集団への奇襲となります。

●敵について
 白銀騎士団は全部で5人、うち剣を持った者が2人、銃を持った者が2人。
 集団の一番後ろで4人に指示を飛ばすのがセルート・ダイタノスになります。
 
・剣を持つ白銀騎士×2 オラクル・ノウブル・男性
 バトルスタイルはフェンサー、武器は剣です。ランク1スキルを使います。
 一人一人の力は強く、一対一では競り負けるかもしれません。遠距離攻撃にはやや弱い。

・銃を持つ白銀騎士×2 オラクル・ノウブル・男性
 バトルスタイルはガンナー、武器は銃です。ランク1スキルを使います。
 一人一人の力は強く、一対一では競り負けるかもしれません。距離を詰められるとやや弱い。

●セルート・ダイタノス オラクル・ノウブル・男性
 セルート・ダイタノスは白銀騎士団の小隊の隊長であり、厳格で生真面目な男です。頬に大きな傷跡があり、若くして数々の戦いをこなしてきたことがわかります。
 性格は冷酷無比で、彼にとって使えないやつは置いていく、と豪語していますがセルートに認められたい兵士はたくさんおり、兵士達からは敬われています。
 
 バトルスタイルはルクタートル、武器は拳です。拳に自信があり、殴った衝撃だけで鳥が落ちた、という伝説を残すほどです。
 ルクタートルクラスランク2スキルを使います。一対一では負けます。
 斥候、軍師

 セルートは戦況不利がわかると一人で後方へと撤退します。

●時間帯
 真夜中で、天候は曇です。
 森の中は視界が悪く、さらに少しでも無駄な動きをすれば枝にぶつかり大きな音がでるでしょう。また木の根があるので、地面にも気を付けて進む必要があります。
 光源を持ち歩くことも可能ですが、眩しいと奇襲は失敗します。
 なるべく静かに移動するのが奇襲成功のポイントでしょう。

●その他
 今回はすでに白銀騎士団の居場所がわかっているので森の中を探す必要はありません。しかし奇襲が失敗したことを考えて準備・行動しなければならないでしょう。

 みなさんの力で白銀騎士団達を撃退してください!

----------------------------------------------------------------------
 「この共通タグ【白蒼激突】依頼は、連動イベントのものになります。同時期に発生した依頼ですが、複数参加することは問題ありません」
-----------------------------------------------
状態
完了
報酬マテリア
2個  6個  2個  2個
9モル 
参加費
100LP [予約時+50LP]
相談日数
7日
参加人数
5/8
公開日
2019年02月16日

†メイン参加者 5人†



 ●奇襲
 暗い、光の無い森の中。天候が曇りというのも相まって視界は真っ暗だ。
 先頭に立ちその暗澹たる世界の中を進むのは『パンケーキ卓の騎士』ウィルフリード・サントス(CL3000423)だ。その手に光を発するものは無い。
 そして一切言葉は発さない。ただ身振り手振りのみで森を進む。森に精通し、かつ暗闇でも物体を把握できる能力を持つウィルフリードだからこそ、この奇襲という場面においてなるべく音を出さないような道を選ぶことができていた。
 トントン、とウィルフリードの肩をアデル・ハビッツ(CL3000496)が軽く叩く。アデルの視界には木々の向こう3mが見ることができ、その情報をウィルフリードへと伝える。右は足元が悪い、と伝え進路を変更した。
 『ピースメーカー』アンネリーザ・バーリフェルト(CL3000017)も慣れない森の中だが努めて歩く。リュンケウスの瞳によって得られる情報を最大限生かしながら歩を進めていた。
 アデルとアンネリーザの周りはとても静かだ。森の中を歩いていてもやはり土を踏みしめる音というのは聞こえるものだが、普段よりも慎重に歩いているためかほとんど音は響いていない。二人のスキル、オーディオエフェクトのおかげだ。
 集団の後ろを進むのは『ヘヴィガンナー』ヒルダ・アークライト(CL3000279)、そしてヒルダの相棒とも呼べる『慈悲の刃、葬送の剣』アリア・セレスティ(CL3000222)だ。ヒルダは足元の悪い暗い森の中を危なげなく、そして音を立てないように気を付けて進む。アリアはなるべくアデルとアンネリーザから距離を置かずに、木々を移動する。
 戦闘を歩くウィルフリードが手を横に伸ばした。待て、の意味だ。
 微かに土を踏みしめる音がする。それは程なくして近づき、何事も無く遠ざかっていく。夜目の効く自由騎士達にはその者が纏う鎧がわかっただろう。
 白銀騎士だ。
 辺りを巡回しているのだろうか。チラチラと周りを見ながらしかし自由騎士達には気が付かず去っていった。僥倖だ。この辺りを哨戒しているということは白銀騎士たちの潜伏する場所もそう遠くはない。
 一旦5人はひと塊になると、なるべく音を立てない範囲で各々武器を取り出し準備を行う。
 準備を終えたころ、白銀騎士の動きが止まった。ふと自由騎士達が見遣るとやや離れた場所に小さな天幕が張られていることに気が付く。敵だ、と確信するだろう。哨戒の白銀騎士はふう、とため息交じりに汗を拭く。敵までおよそ10m。
 好機だ。
 最初に行動したのはアリアだ。木の枝で待ち構えていたアリアはトン、と木の上から足を離す。狙いは目の前の剣を持つ白銀騎士だ。
 アリアは自身の速さを攻撃へと転じ、手に持つ双剣で白銀騎士を斬り裂いた。
『ウワァアアアアッッ!!』
 寡黙な森に突如絶叫が響き渡る。やがて近くの天幕に光が灯る。しかしその前に自由騎士達は武器を持ち敵へと襲い掛かった。

 ●
「やはり奇襲かっ!」
 叫び声と共に真っ先に天幕から出てきたのは白い鎧を身に纏った男だ。頬に大きな傷があることからセルート・ダイタノスであると即座に理解できるだろう。
 その後を追うように3人の白銀騎士団が現れる。セルート達が見たのは剣使いの白銀騎士が無残にも致命傷を受けている光景だった。攻撃を受けた白銀騎士は傷を負った部位を手で押さえながらもう片方の手で剣を構える。
 もう自由騎士達は音に気を遣う必要はない。
「出来るだけ逃がさないで、でも深追いはしないようにしまよう!」
 アンネリーザのスナイパーライフルが手負いの白銀騎士の手をピンポイントに狙う。もちろん武器を落とすためだ。寸分の狂いもないその射撃は見事に命中し剣使いは剣を落とす。
 その上空をアリアが飛び回る。速い機動を活かしたその動きで木々を跳びまわりそして空中から攻撃をかける。アリアの手に持つ蛇腹剣がその長さを伸ばし蛇のように白銀騎士を襲う。ホークアイで強化された知覚力、敵を逃すことは無い。
「ヒルダちゃん!」
「さぁ、全員仕留めるわよ!」
 ヒルダの声がアリアの後方から聞こえる。アリアが攻撃をし終わり地面に着地したその後ろから灼熱の弾幕が剣使いに押し寄せる。ヒルダは前進しながら、しかしその銃撃を止めずに近づく。
 剣使いにとって遠距離攻撃は苦手意識をもつものだ。さらに武器を落とし致命傷をうけた剣使いにそれを避ける手立ても、気力も残っていない。
 剣使いはヒルダの撃った連射を全て身に受けてしまう。
「――はぁぁあああっ!」
 とどめの一撃と言わんばかりにアデルは近づくと愛用の槍を気合いをこめて剣使いへ叩きつけた。その一撃はすでに壊れかけだった鎧を完全に粉砕し、そして穿つ。
 アデルが槍を戻すころには完全に脱力し、そしてその場に倒れた。
「ふん、小癪な」
「小癪なのはそちらも同じだろうに。なぜこのような所に潜伏を?」
 セルートを吐き捨てるように言った。ウィルフリードのその問いには答えず自身の拳を互いに打ち付ける。
「正々堂々とくるか。ならばこちらも正々堂々正面から行かせてもらおう!」
 ウィルフリードは言い放ち奮起する。狙いを定めたのはもう一人の剣使いだ。
「アデル、アンネリーザ、手前を狙うぞ」
「了解、っと」
「わかった」
 ウィルフリード、アデル、アンネリーザは剣使いに狙いを定める。
「ヒルダちゃん! 私達は銃使いを」
「おーけー! とにかく一人でも多く、少しでも早く殲滅するわよ!」
 アリアとヒルダは剣使いの脇を通り抜け後方にいる銃使いへと距離を詰める。その先にはセルートもいる。
「ふん、欲を張るにも程があるな」
 セルートが後方に距離を詰めた二人を睨みつける。
「妥協はしない主義、と言ってもらいたいわね!」
「覚悟しなさいよ」
 憎まれ口をアリアとヒルダが華麗に受け流し、散弾銃と双剣が暗い森の中に煌めいた。

 ◆◇◆

 ダダダ、と森の中に銃撃の音が響き渡る。木々に吸収しきれない音があたりに散乱していた。
 ヒルダは銃使いの片方に距離を詰める。持っているのは散弾銃だが、距離を詰められた銃使いはタジタジして急に動きが覚束なくなる。
 しかしそこは白銀騎士団、覚束ない動きでもその攻撃をヒルダへと当てる。
「タフさには自信があるのよ」
 銃に打たれながらもヒルダは動きを止めず、両方の散弾銃を手に連射を続ける。灼熱の弾幕は白銀騎士を守る堅牢な鎧にどんどん傷を付けていく。
「前に出るわ!」
 隊列を交換し、今度はアリアが銃使いへと近づく。双剣から魔力の刃を二つ飛ばす。片方はまっすぐ直線に、そしてもう片方は曲線を描く様に、バラバラの軌道を描いた刃は銃使いを傷つけていく。時折もう一方の銃使いが放つ銃弾が近くを通るものの、当たっても見向きもせず一人を狙い続ける。
「小賢しい! お前ら、いったん下がれ!」
 セルートが大声で白銀騎士へと言う。銃使いと剣使いはすぐにその場から離脱しようと試みる。
「そんな簡単に下がらせるわけないでしょ?」
 アンネリーザは軽く笑いながら相手をしていた剣使いの足へ、詳しく言うなら膝へと弾を放つ。鎧はその特性上可動域の防御が弱い。それを狙った超絶技巧の精密な一撃だ。
 剣使いは足をよろめかせその場に崩れ落ちる。片方の足が使えない近接職はもはや戦えないのも同義だ。
「優秀な指揮官の下に付けば、戦功の機会も増える。気持ちは分かるがな。だが少し寝ていると良い」
 アデルがその剣使いに一撃当てる。元々戦いで傷を負っていたのも相まってか剣使いはその場に倒れ伸びた。
「この使えん雑魚め! とっととあいつらを倒せ!」
 セルートは眉間に深い皺を寄せながら彼の近くで細々と銃を撃つ銃使いを蹴り上げる。セルート自身も拳の武器を自由騎士達に向けた。
 弱弱しい雄叫びと共に銃使いがその銃を向けて乱射する。放たれた二連撃は銃使いから一番近い場所にいたアリアを襲う。雑魚と詰られても、白銀騎士団である以上その技術は精巧である。
「うわっ!」
 相手を翻弄するような二連撃によってアリアに隙ができる。
 もう片方の銃使いがその隙を狙いアリアの頭を狙おうと試みる。
「ふむ、それはよろしくないな」
 しかしその射線にウィルフリードが入る。周りに気を配っていたウィルフリードはアリアが狙われやすいということを察知しており、放たれた銃弾はウィルフリードのプレートメイルに当たった。
 致命的な部分に当たれば毒の茨になるその一撃だが、鎧に当たれば普通のものに過ぎない。
「反撃だ!」
 ウィルフリードは銃使いにしせんを合わせるとバスタードソードを振り上げる。振り上げた勢いそのままにバスタードソードを地面へと叩きつけた。
 極大爆裂と言わんばかりの強烈な衝撃波が銃使い達を襲う。アリアとヒルダが戦っていた銃使いは元のダメージもあってかその衝撃波に感嘆に吹っ飛ばされてしまった。吹っ飛ばされた先で銃使いは起き上がることなくその場に倒れ伏した。
「くそっ! 俺は撤退する。お前だけでそいつらをどうにかしろ! このグズ!」
 大きく悪態をつき、手下をそのままにセルートはその場所から撤退を試みる。
「そうはさせないわよ!」
「させない!」
「追いかけるぞ!」
 ヒルダ・アリア・アデルはセルートを追いかける。残されたのは銃使い1人と残った自由騎士達だ。
 1対1なら勝算がまだある白銀騎士も、1対2となれば話は別だ。
「まぁ残しておくのもまずいだろうから、大人しくしておいてくれ」
「そうね。目的も聞きたいし、なんで敵が陣取ってる小管区にこんな少人数で来るか、とかも聞きたいし」
 ウィルフリードとアンネリーザが腕を組んで言う。
「とりあえず、寝ててもらおう」
「そうね」
 ドスッ、という打撃音と共に人が崩れ落ちる音が木々に吸い込まれていった。

 ◆◇◆

「待ちなさい!」
 セルートを追いかけるヒルダ・アリア・アデルだったが、セルートの逃げ足は速く、まともに追いついているのはアリアだけだ。
 ヒルダとアデルは何とかセルートを視界に収めてはいるものの、見失うのも時間の問題だった。
「ここであなたを倒すわ!」
 アリアは速さを活かしてセルートを追い抜きくるりと体の向きを変える。つまりセルートを自由騎士達が挟んだこととなる。セルートは立ち止まり、そしてヒルダとアデルが追いついた。
「――邪魔だ」
 ただその一言を言い放つとセルートにとって一番脅威のあるアリアへと照準を定める。セルートの体内で練り上げられた光球が具現化する。暗い森の中を照らすそれをアリアへと放とうとし。
「アリア!」
 アデルがその間へと入る。セルートの照準をアデル自身へと移すようにわざと目立つように前へ出た。
「――自分の力を思い知れ!」
 セルートはその策略にまんまと乗っかりアデルへとその光球を放った。
「ぐっ……うわぁっ!」
 アデルはその攻撃――回天號砲をまともに受けて吹っ飛ばされてしまう。しかし攻撃の隙を二人は見逃さなかった。
「ヒルダちゃん!」
「アリア!」
 セルートを挟んだ位置関係はまさに絶好のタイミングだった。
「乙女の弾丸食らうがいいわ!」
 ヒルダは自身の持ちうる火力を推力に変更する。ヒルダ自身が螺旋軌道を描きながら撃ちだされる巨大なライフル弾となる。――織女星の弾丸。ヒルダはセルート目がけてまっすぐ進む。
「剣よ……移ろい光れ!」
 片や一条の光の様にまっすぐセルートへと近づくアリア。星の瞬きのような一瞬の間にセルートへと高速で接近し、斬る。――陽炎う煌星。
 直進で突っ込む二人が挟撃しセルートへと一撃を食らわす。
「――ぐうっ」
 しかしセルートはその攻撃を受けるも――倒れない。
「螺旋よ、力を!」
 二人の攻撃を受けてもなお、動き回るその蹴りは荒れ狂う嵐の様に二人を襲う。
「うわっ!」
「きゃあっ!」
 周りを全て薙ぎ払うようなその攻撃に二人は耐えられず足をとられる。吹き飛ばされた二人は急いで起き上がりセルートを探す。
 しかし、すでにその姿はなく、残っていたのは暗い森だけだった。

 ●
 アデルに肩を貸しながらヒルダとアリアが元いた場所へ戻るとウィルフリードとアンネリーザがちょうど息のある白銀騎士を巻いている所だった。
「どうやら、セルートは逃がしたようだな」
 ウィルフリードは暗い表情の三人を見て大体把握したようで、お疲れ様、とだけ言った。
「なんとか白銀騎士団は撤退させたし、作戦自体は精巧だね」
 アンネリーザも三人を労う。
 でも、と言いアンネリーザは言葉を続ける。
「結局こんなところに少人数で潜伏して……何が目的だったのかしら? 何だか気持ち悪いわ」
「それは、こいつらに聞くとしよう。起きたら、だがな」
 ウィルフリードはアンネリーザの肩をポンと叩く。
「生きて帰れたんだ。良しとしよう。帰って旨い酒でも飲むぞ」
 そんなウィルフリードを納得半分、呆れ半分でアンネリーザは見遣った。

 セルート自体は逃したものの、自由騎士達は奇襲を成功させ白銀騎士団をなんとか撃破・捕虜へとした。自由騎士達はそのやりがいと雪辱を胸に秘め、ニルヴァン小管区への帰路へ着いた。

†シナリオ結果†

成功

†詳細†

称号付与
『妥協はしない』
取得者: ヒルダ・アークライト(CL3000279)
『暗闇から狙う者』
取得者: アリア・セレスティ(CL3000222)
『身を挺す者』
取得者: アデル・ハビッツ(CL3000496)
FL送付済