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炎の塞、煤の騎士

●
古来より、打ち棄てられた塞というものは、往々にして山賊、ならず者の根城として使われることが多かった。
街道沿いにあるヤルド塞もそういった廃墟の一つであり、不幸なことに、今日ある不届きな流れ者集団に一夜の宿を供する羽目になった。−−それはいい。仕方が無い。よくはないが、よくある話だ。
が、この塞が−−あるいは、この付近に住む人々が最も不幸だったのは−−
「……すげえ……宝の山だぜ……」
ヤルド塞の地下倉庫を開けた流れ者の頭は、そこにあったものを見て目を丸くした。
●
「で、今回はそのヤルド塞に住み着いた盗賊団を討伐してほしい」
『軍事顧問』フレデリック・ミハイロフ(nCL3000005)は、集まった自由騎士達にそう言った。−−単なる盗賊退治なら、国防騎士団の案件だ。「何が問題なんですか?」
「塞に物資が残ってた。−−具体的には、火器の類だ。火炎瓶、油壺、あるいは銃−−盗賊共はそれらを使って大暴れしてるらしい。正直使える状態で残ってたのが不思議なんだがな。普通は放棄する時に運び出すか燃やすかするんだが−−まあそれはもう仕方が無い。それよりそいつら、調子に乗りやがって名乗り始めた名前が『煤の騎士団』−−風評被害もいいところだ。一刻も早く鎮圧してくれ」
頼む、と言って、フレデリックは頭を下げた。
古来より、打ち棄てられた塞というものは、往々にして山賊、ならず者の根城として使われることが多かった。
街道沿いにあるヤルド塞もそういった廃墟の一つであり、不幸なことに、今日ある不届きな流れ者集団に一夜の宿を供する羽目になった。−−それはいい。仕方が無い。よくはないが、よくある話だ。
が、この塞が−−あるいは、この付近に住む人々が最も不幸だったのは−−
「……すげえ……宝の山だぜ……」
ヤルド塞の地下倉庫を開けた流れ者の頭は、そこにあったものを見て目を丸くした。
●
「で、今回はそのヤルド塞に住み着いた盗賊団を討伐してほしい」
『軍事顧問』フレデリック・ミハイロフ(nCL3000005)は、集まった自由騎士達にそう言った。−−単なる盗賊退治なら、国防騎士団の案件だ。「何が問題なんですか?」
「塞に物資が残ってた。−−具体的には、火器の類だ。火炎瓶、油壺、あるいは銃−−盗賊共はそれらを使って大暴れしてるらしい。正直使える状態で残ってたのが不思議なんだがな。普通は放棄する時に運び出すか燃やすかするんだが−−まあそれはもう仕方が無い。それよりそいつら、調子に乗りやがって名乗り始めた名前が『煤の騎士団』−−風評被害もいいところだ。一刻も早く鎮圧してくれ」
頼む、と言って、フレデリックは頭を下げた。
†シナリオ詳細†
■成功条件
1.敵の全滅
皆様こんにちは。鳥海きりうです。よろしくお願いします。
煤の騎士団を名乗る盗賊団との戦闘シナリオです。敵の全滅が成功条件となります。
敵キャラクターのご紹介です。
・煤の団長、エイム
とか調子に乗って名乗ってるが要するに賊の頭目。武器は銃と剣。
・煤の騎士の従兵 ×10
とか調子に乗って名乗ってるが要するに盗賊共。武器は剣、銃、火炎瓶、油壺など。
ヤルド塞は街道沿いの開けた場所にあり、障害物も特にありません。作戦は皆様の自由です。
物資・弾薬の回収についてはフレデリックは諦めています。気にせず普通に戦っていただいて構いません。何なら火薬庫に火をつけて爆発させるのも一興でしょう。
また、戦闘後にはヤルド塞の探索なども出来ますが、サウサロンほどのアフターケアは不可能でしょうし必要ありません。あくまでも字数が余った時のついでで結構です。
簡単ですが、説明は以上です。
皆様のご参加をお待ちしています。
煤の騎士団を名乗る盗賊団との戦闘シナリオです。敵の全滅が成功条件となります。
敵キャラクターのご紹介です。
・煤の団長、エイム
とか調子に乗って名乗ってるが要するに賊の頭目。武器は銃と剣。
・煤の騎士の従兵 ×10
とか調子に乗って名乗ってるが要するに盗賊共。武器は剣、銃、火炎瓶、油壺など。
ヤルド塞は街道沿いの開けた場所にあり、障害物も特にありません。作戦は皆様の自由です。
物資・弾薬の回収についてはフレデリックは諦めています。気にせず普通に戦っていただいて構いません。何なら火薬庫に火をつけて爆発させるのも一興でしょう。
また、戦闘後にはヤルド塞の探索なども出来ますが、サウサロンほどのアフターケアは不可能でしょうし必要ありません。あくまでも字数が余った時のついでで結構です。
簡単ですが、説明は以上です。
皆様のご参加をお待ちしています。
状態
完了
完了
報酬マテリア
2個
6個
2個
2個




参加費
100LP [予約時+50LP]
100LP [予約時+50LP]
相談日数
7日
7日
参加人数
8/8
8/8
公開日
2018年10月10日
2018年10月10日
†メイン参加者 8人†
●
「アクアディーネ様に仕える神職として、民を守る自由騎士として、ならず者どもにはきっちり仕置きしてやりましょう」
ヤルド塞を臨む街道。『緋色の拳』エルシー・スカーレット(CL3000368)はそう呟いた。
「雨に濡れて、使い物にならない状態だったら良かったのに……廃棄されても砦は砦、やっぱり堅牢そうね」
『死人の声に寄り添う者』アリア・セレスティ(CL3000222)も、塞を観察しながらそう言った。
「煤の騎士、君達の騎士道を貫け。僕は僕の騎士道を貫く。その道がぶつかるのなら……僕の騎士道で君達を貫こう」
『挺身の』アダム・クランプトン(CL3000185)もまた静かにそう言った。今回の敵におそらく騎士道は無い。それでもそう言うのは彼一流の礼節か、あるいは強烈な皮肉にも聞こえる。ところで今日は白系統のスーツで華やかにキメて来ている。現状確認できている彼の姿はいつもの騎士礼装とマントと重鎧と水着とこれなのだが−−まさか、これが普段着なのだろうか。
「全くちょっと強い武器や何か持ったら調子に乗る人達っているよね。お芝居でもそういう集団良く出てくるよ。勘違いしてるおじさん達にお灸を据えてやらないとね!」
『太陽の笑顔』カノン・イスルギ(CL3000025)もそう意気込んだ。そう。武器を手に入れて荒事に及ぶのはまあよくある話だが、今回の敵は騎士を名乗っている。調子に乗っているのもそうだが、芝居がかっていると言えなくも無い。
「じゃ、行きましょうか。−−訓練の成果を見せる時ね」
エルシーがそう言い、彼らは歩き出した。火器で武装した敵が潜む、難攻不落のヤルド塞。それに対して彼らが採った作戦とは−−
●
「おーっほほほほほ!!! わたくしの名はジュリエット・ゴールドスミス! 貴方方賊共を捕らえに参じた、自由騎士ですわ!!! 神妙にお縄につきなさいな!」
アイドルオーラ。剣を逆手に持った手で口元を押さえて高笑い。スカートの裾をつまんでポージングし、『高潔たれ騎士乙女』ジュリエット・ゴールドスミス(CL3000357)は名乗りを上げた。バックで爆発。カラーリボンと花吹雪が舞う。「な、なんだなんだ!?」「頭、敵襲ですぜ、敵襲!」「団長と呼べ団長と!」血相を変えた敵がどやどやと出てくる。
「……なんで私達までポージングしてるわけ?」
「いーんじゃない? ばっちり目立ってるし!」
「そうだね。ジュリエットさんがやらないなら僕がやろうかと思ってたぐらいだよ」
「(ていうか、アダムさんのやたらスタイリッシュな立ち方はなんなんだろう……)」
「何を小癪な! わざわざ名乗りを上げて攻めてくるとは時代錯誤な奴! お前ら返り討ちにしてやれ! 撃ち方、始めぇ!」
「煤の騎士団、も似たようなものだと思うけどなあ」
呟き、仕方無くおっぱいを強調するポーズをしていたアリアは先行した。真っ直ぐ中央の団長・エイムを狙う。低い姿勢で飛び込み、脇をすり抜けると見せかけて短剣を地面に突き立て回転する。ターンピック。斜め後方からの回転斬りがエイムを襲う。命中。「ぐおお!? やってくれる!」言いながらもエイムは銃で反撃した。回避。アリアはサイドロールでかわす。
「アリアが動いた……! この瞬間を、待っていたのよーーーーッ!」
それまで妙に静かだった『ヘヴィガンナー』ヒルダ・アークライト(CL3000279)が、叫んでアリアと対のポージングを解いた。「うぅぅぉぉおっりゃぁあぁアアア!!! 全部まとめてブッ飛べェェェエェエ!!! ついでにアリアのスカートもブッ飛べェェエェエェ!!!」それが理由かい。充填空爆弾。敵陣に接近して大量の榴弾を放つ。多数の敵とエイム、そしてアリアが吹き飛んだ。
「ヒルダちゃんバカじゃないのーーーー!?」
回避。薄々感づいてはいたアリアは直撃は受けなかった。綺麗な放物線を描いて吹き飛ぶアリアをヒルダはリュンケウスの瞳で凝視する。なんでカメラ持ってないわけ。
「銃や火薬を手に入れてイキってるらしーけど、まだまだだね。本当にカッコいいってゆーのは!」
演技力。いつものVサインでキメていたカノンは優雅な仕草で左足でつま先立ちになりつつ右足を膝の高さまで上げ、両腕は鳥が羽ばたくポーズを取った。
「テーマソングが流れる位の決めポーズを決めれる事だよ! 見よ! 荒ぶる鷹のポーズ!」
テーマソング。どこからともなく流れてくる熱い歌声とともにカノンは突撃した。敵は怯んで動かない。鉄山靠。命中。敵は堪らず吹き飛び、後方の敵もろとも倒れこむ。残心。「勝ち負けじゃない、愛を伝えるために……!」
「なんだか大騒ぎね。ま、それが狙いだけど……」
言って、クールに素立ちでキメていたエルシーも前進する。狙いはエイム。「受けなさい、スカーレット・ナックル!」命中。拳を受けてエイムはよろめく。
「スカーレット・ナックルは一撃でとどめを刺すような拳じゃない。さあ選びなさい、降伏か死か!」
「うるせえ!」
反撃。繰り出された剣をエルシーはガントレットで逸らす。「ふん。蚊が刺したほどにも感じないわね」
「さあ、わたくしも参りますわよ! 降り注げ、プラチナレイン! ですわ!」
光る雨景色。極彩色の魔力の雨と共にジュリエットは前進する。進路にいた敵の数人が撃ち抜かれた。「ちっ、あの女か!」エイムが反撃の剣をジュリエットに向ける。金属音。
「真っ先にレディを狙うのはいかがなものかな、煤の騎士」
アダムが鎧装手甲でエイムの剣を受け止めた。「怪我はないかい?」
「やたっ! 作戦成功!」
「……何?」
「な、なんでもありませんわ! さあ、わたくしとアダムの……えー、あー……き、騎士団パワーで敵を蹴散らしましょう!」
「……そうだね。そうしよう」
頷き、アダムはエイムに向き直る。「騎士アダム・クランプトン! 煤の騎士殿へと勝負を申し込む! いざ尋常に参るが良い!」
「ほざくな! そんなお綺麗なスーツで戦場に出てきやがって! 騎士だったら鎧の一つでも持ってきやがれ!」
「鎧があればいいんだね。ならば、見せてあげよう。−−装着ッ!」
ジャケットを脱ぎ捨て、アダムは戦時用蒸気鎧装兜を被った。鎧の背部から戦時用蒸気外套が展開される。戦闘準備完了。
「……ラブパワーって言っちゃえばいいのに」
「〜〜〜〜!」
「痛っ! アドバイスしてんでしょ!?」
●
(塞を根城にする盗賊の討伐だね! 煤の騎士団、とかちょーし乗っちゃって、本物の騎士団の力を見せてあげる!)
(まったくだ。流れ者が騎士団を名乗るだなんて、相当調子に乗ってるな。よろしい、ならば爆破だ! お前らの頭はアフロになるのがお似合いだ!!! ……ってな)
小声で言いながら、『全力全開!』カーミラ・ローゼンタール(CL3000069)と『星達の記録者』ウェルス ライヒトゥーム(CL3000033)は裏側から塞に侵入していた。カーミラはインビンシブルで彩度を落とし、ウェルスは事前にフレデリックにもらった見取り図を見ながらルートを指示する。
「大丈夫だ。敵は見事に皆出払ってる。塞の構造も見取り図と変わってない。素通しだぜ」
「お、おう、ありがとよ。引き続き頼むぜ」
物質透過でひょこっと壁から顔を出した補佐に来ていた自由騎士にちょっと驚きながらもウェルスは礼を言う。三人はスムーズに奥へと進み、ついに目的地へたどり着いた。火薬庫。
「さて、問題はこいつに鍵がかかってるかどうかだが……」
呟き、ウェルスはドアノブを掴む。−−回った。ドアを開ける。確かに中には大量の火薬、燃料、油、銃器、爆発物が貯蔵されていた。宝の山。
「じゃ、どーんといっちゃおっか!」
「ゆらぎねえな……ちと勿体無い気もするが」
「いーんじゃない? 持って帰るのは向こうでやってるし!」
「向こう?」
カーミラに指され、ウェルスは振り返る。「落ちてるじゃないか、おたから……拾っとこうぜ」「うーん、この爆薬はしけってますねえ……おお、こっちはいい。発火性が高ければ、これを起爆薬にして……」箱の陰からにゅっと顔を出した自由騎士と、爆薬目当てで補佐に来ていた自由騎士が庫内を物色している。
「……そうだな。持ち出しは二人に任せて、俺たちは作業にかかるか」
「おっけー!」
元気に応え、カーミラは手近の油壺を手に取った。カタストロフまであと五分。
●一方その頃絵にするとこう。
↑
こっちが塞
\そして飛び立つ白鳥のポーズ!/
\ダメだあのガキ意外と強い/
\地味にいい歌だな/
\いいから戦えよ/
\だからそのついでに吹っ飛ばしながらぱんつ見るのやめてええええ……/
\その技の名前は使えねえんだよおおお……/
\くらいなさいネオアーム◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️/
\おーぱんちゅ! おーぱんちゅ!/
\お前HP27なのに元気だな/
\ていうかお前もうそのお嬢二人置いてこいや/
\どうした煤の騎士! その程度では僕には勝てないぞ!/
\民を守る前に、か弱い私を敵から守ってもらえるかしら/
\アダム! 守るならヒーラーであるわたくしを/
「ああああうるせええええ! もうやってられるか!」
自由騎士たちの猛攻というかどちらかというとその自由っぷりに癇癪を起こし、団長エイムはアダムとの戦闘を放棄して踵を返した。
「逃げるかい、煤の騎士!」
「追うわよアダム! 援護するわ!」
「んまエルシーさんたらわたくしだって!」
「シャーラーップ! 一人ずつ来い一人ずつ!」
追ってくる三人に構わずエイムは速度を上げる。
「お前ら引け! 敵のペースに乗せられすぎだ! 塞まで引いてもっかい総がかりにすっぞ!」
号令を出すが、部下達もそれぞれカノンとかアリアとかそれを巻き込むヒルダとかに手を取られて動けない。「役立たずが!」吐き捨て、エイムは塞まで引き返した。
「……ん!?」
「……お」
塞に戻ってきたエイムが見たのは、火薬庫に忍び込んだウェルスとカーミラの姿だった。二人とも油壺を手に取り、辺りに撒き散らしたり導火線を作ったりしている。「ば−−馬鹿野郎! 何やってんだお前ら!?」
「おらあああああ!」
「あ、ウェルス!?」
ウェルスがエイムに突撃した。熊の剛腕で組みついて動きを止める。「くそ、放せこのクマァ! 何の真似だ!」
「カーミラ嬢! こいつは俺が食い止める! 早いとこ導火線を作って、こいつで点火するんだ!」
言って、ウェルスはカーミラに自分の銃を投げて寄越す。「そんな! ウェルスはどうすんの!」
「今までさんざバカやってきたが……最後ぐらい、男らしく死んだっていいだろ!」
「そんな−−ウェルス−−!」
「勝手に盛り上がるんじゃねえ! 普通に戦えばいいだろうが!」
エイムは抵抗するが、ウェルスは決して離さない。「さあ行けカーミラ嬢! トドメをさせ! ぶちかましてやれ!」
「だから待てクマァ! そっちのチビも冷静になって考え」
カーミラは言葉を詰まらせ、無言で踵を返した。壺から油をドバドバ垂らしながら。「うおおおおい!」
「さあ、男らしく一騎打ちといこうぜ、煤の旦那! もっとも制限時間付きだがな!」
「お前、その火薬庫の貯蔵量を見たろ! 吹き飛ぶぞ! 塞どころかここら一帯まとめて! あのチビも外の連中も、皆まとめてアフロ確定だ! 狂ってんのか!?」
「ふふ、いいね……狂気の沙汰ほど面白い!」
「あーもう! 自由騎士団ってバカしかいねえのか!」
エイムはウェルスを振り払った。抜刀。「時間が無え! 悪いが本気でいかせてもらうぜ! 生き残れると思うなよクマァ!」
「……あばよ、ダチ公」
「だから一人で盛り上がんな!」
言葉と同時、ウェルスとエイムが激突した。
「塞に入ったか!」
「突入いたしましょう、アダム!」
「このままいけば勝てそうね。何か忘れてる気も」
アダム、ジュリエット、エルシーが塞に近づいた時、カーミラが中から走り出てきた。壺から油をドバドバ垂らしながら。「「「……」」」三人の足が止まる。適切な言葉が咄嗟に出てこない。意を決した表情のカーミラは空になった壺を捨て、振り返り、ウェルスの銃を取り出して油に向けた。「……いくよ、ウェルス」
「−−あの」
アダムがやっと声を上げたのと同時−−引き金が、引かれた。
●その時の惨状を絵にするとこう。
↑
こっちが上空
\そして空飛ぶ大鷲のポーズ!/
\すげえ、あのガキこの状況でポーズが全くぶれねえ/
\落ちたら死ぬかなあ/ \意外と死なないんじゃね?/
\私のぱんつオカズに敵と仲良くしないでええ……/
\爆発オチなんてサイテーだー……/
\おーぱんちゅ! おーぱんちゅ!/
\おーぱんちゅ! おーぱんちゅ!/
\こいつもうHP0だから落ちたら死ぬなあ/
\どうだい煤の旦那! さすがに降参だろ!/
\はいはいもう降参でいいよ/
\あ、ウェルスー! やっほー!/
\ひゃああああ! あ、アダム! 助けてくださいまし〜!/
\アダム! 先に降りて受け止めて頂戴!/
\いや、二人とも、僕も飛んでるからさ……/
●
戦闘後。敵味方及び塞にも甚大な被害を出し、まあとにかく戦闘は終わった。落ちてきた敵味方は爆発と落下でどいつもこいつも致命的ダメージを負っていたが、奇跡的にアダムの上に落ちたジュリエットが味方を回復し、手分けして瀕死の敵を捕縛して依頼は完了した。
「さあ、帰りしなにアクアディーネ様の偉大さをみっちり説いてあげるわ。悔い改めることね」
「こんな子供にやられる位だから盗賊団なんて向いてないんだよ。これからは真面目に働きなよ」
「お前らほんとぶれねえな……」
エルシーとカノンは彼等を説得すべく、担架に乗せて搬送される賊達について行った。
「ふぃ〜。死ぬかと思ったぜ」
「は、派手にやったわね……これさすがに人手が足らないわ。一回戻るわね」
制圧後の塞の片付け手伝いに来ていた星影の美少女は、塞のあまりの惨状を見て、増援を呼ぶべく一度退却した。「おう。気をつけてな」ウェルスはそう声をかけて見送る。ちなみに頭はアフロである。
「さて、ほとんど吹き飛んじまっただろうが……何かいいもんが残ってないかな」
呟き、ウェルスは周囲を見回す。−−ふと、目の端に一つの箱が止まった。やはりかなり破損しているが、蓋は開いていない。中身は無事な可能性がある。「何か見つかればお慰み、だな……」言いながら近寄り、蓋を開ける。
「……お?」
中に入っていたのは、煤塗れの布だった。払ってみる。−−違う。煤ではなく、そういう色に染められていた。煤の迷彩。爆発に巻き込まれたというのに焦げ一つ付いていない。広げてみる。炎に包まれた剣の印が描かれていた。中からはらりと紙切れが落ちてきた。拾ってみる。手紙。
『納品書
煤の騎士ギグ・タイラー 殿
専用飾帯 ×20
以上、確かに納品致しました』
「……煤の騎士って……ほんとにいたのか……!?」
頭はアフロである。
「アクアディーネ様に仕える神職として、民を守る自由騎士として、ならず者どもにはきっちり仕置きしてやりましょう」
ヤルド塞を臨む街道。『緋色の拳』エルシー・スカーレット(CL3000368)はそう呟いた。
「雨に濡れて、使い物にならない状態だったら良かったのに……廃棄されても砦は砦、やっぱり堅牢そうね」
『死人の声に寄り添う者』アリア・セレスティ(CL3000222)も、塞を観察しながらそう言った。
「煤の騎士、君達の騎士道を貫け。僕は僕の騎士道を貫く。その道がぶつかるのなら……僕の騎士道で君達を貫こう」
『挺身の』アダム・クランプトン(CL3000185)もまた静かにそう言った。今回の敵におそらく騎士道は無い。それでもそう言うのは彼一流の礼節か、あるいは強烈な皮肉にも聞こえる。ところで今日は白系統のスーツで華やかにキメて来ている。現状確認できている彼の姿はいつもの騎士礼装とマントと重鎧と水着とこれなのだが−−まさか、これが普段着なのだろうか。
「全くちょっと強い武器や何か持ったら調子に乗る人達っているよね。お芝居でもそういう集団良く出てくるよ。勘違いしてるおじさん達にお灸を据えてやらないとね!」
『太陽の笑顔』カノン・イスルギ(CL3000025)もそう意気込んだ。そう。武器を手に入れて荒事に及ぶのはまあよくある話だが、今回の敵は騎士を名乗っている。調子に乗っているのもそうだが、芝居がかっていると言えなくも無い。
「じゃ、行きましょうか。−−訓練の成果を見せる時ね」
エルシーがそう言い、彼らは歩き出した。火器で武装した敵が潜む、難攻不落のヤルド塞。それに対して彼らが採った作戦とは−−
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「おーっほほほほほ!!! わたくしの名はジュリエット・ゴールドスミス! 貴方方賊共を捕らえに参じた、自由騎士ですわ!!! 神妙にお縄につきなさいな!」
アイドルオーラ。剣を逆手に持った手で口元を押さえて高笑い。スカートの裾をつまんでポージングし、『高潔たれ騎士乙女』ジュリエット・ゴールドスミス(CL3000357)は名乗りを上げた。バックで爆発。カラーリボンと花吹雪が舞う。「な、なんだなんだ!?」「頭、敵襲ですぜ、敵襲!」「団長と呼べ団長と!」血相を変えた敵がどやどやと出てくる。
「……なんで私達までポージングしてるわけ?」
「いーんじゃない? ばっちり目立ってるし!」
「そうだね。ジュリエットさんがやらないなら僕がやろうかと思ってたぐらいだよ」
「(ていうか、アダムさんのやたらスタイリッシュな立ち方はなんなんだろう……)」
「何を小癪な! わざわざ名乗りを上げて攻めてくるとは時代錯誤な奴! お前ら返り討ちにしてやれ! 撃ち方、始めぇ!」
「煤の騎士団、も似たようなものだと思うけどなあ」
呟き、仕方無くおっぱいを強調するポーズをしていたアリアは先行した。真っ直ぐ中央の団長・エイムを狙う。低い姿勢で飛び込み、脇をすり抜けると見せかけて短剣を地面に突き立て回転する。ターンピック。斜め後方からの回転斬りがエイムを襲う。命中。「ぐおお!? やってくれる!」言いながらもエイムは銃で反撃した。回避。アリアはサイドロールでかわす。
「アリアが動いた……! この瞬間を、待っていたのよーーーーッ!」
それまで妙に静かだった『ヘヴィガンナー』ヒルダ・アークライト(CL3000279)が、叫んでアリアと対のポージングを解いた。「うぅぅぉぉおっりゃぁあぁアアア!!! 全部まとめてブッ飛べェェェエェエ!!! ついでにアリアのスカートもブッ飛べェェエェエェ!!!」それが理由かい。充填空爆弾。敵陣に接近して大量の榴弾を放つ。多数の敵とエイム、そしてアリアが吹き飛んだ。
「ヒルダちゃんバカじゃないのーーーー!?」
回避。薄々感づいてはいたアリアは直撃は受けなかった。綺麗な放物線を描いて吹き飛ぶアリアをヒルダはリュンケウスの瞳で凝視する。なんでカメラ持ってないわけ。
「銃や火薬を手に入れてイキってるらしーけど、まだまだだね。本当にカッコいいってゆーのは!」
演技力。いつものVサインでキメていたカノンは優雅な仕草で左足でつま先立ちになりつつ右足を膝の高さまで上げ、両腕は鳥が羽ばたくポーズを取った。
「テーマソングが流れる位の決めポーズを決めれる事だよ! 見よ! 荒ぶる鷹のポーズ!」
テーマソング。どこからともなく流れてくる熱い歌声とともにカノンは突撃した。敵は怯んで動かない。鉄山靠。命中。敵は堪らず吹き飛び、後方の敵もろとも倒れこむ。残心。「勝ち負けじゃない、愛を伝えるために……!」
「なんだか大騒ぎね。ま、それが狙いだけど……」
言って、クールに素立ちでキメていたエルシーも前進する。狙いはエイム。「受けなさい、スカーレット・ナックル!」命中。拳を受けてエイムはよろめく。
「スカーレット・ナックルは一撃でとどめを刺すような拳じゃない。さあ選びなさい、降伏か死か!」
「うるせえ!」
反撃。繰り出された剣をエルシーはガントレットで逸らす。「ふん。蚊が刺したほどにも感じないわね」
「さあ、わたくしも参りますわよ! 降り注げ、プラチナレイン! ですわ!」
光る雨景色。極彩色の魔力の雨と共にジュリエットは前進する。進路にいた敵の数人が撃ち抜かれた。「ちっ、あの女か!」エイムが反撃の剣をジュリエットに向ける。金属音。
「真っ先にレディを狙うのはいかがなものかな、煤の騎士」
アダムが鎧装手甲でエイムの剣を受け止めた。「怪我はないかい?」
「やたっ! 作戦成功!」
「……何?」
「な、なんでもありませんわ! さあ、わたくしとアダムの……えー、あー……き、騎士団パワーで敵を蹴散らしましょう!」
「……そうだね。そうしよう」
頷き、アダムはエイムに向き直る。「騎士アダム・クランプトン! 煤の騎士殿へと勝負を申し込む! いざ尋常に参るが良い!」
「ほざくな! そんなお綺麗なスーツで戦場に出てきやがって! 騎士だったら鎧の一つでも持ってきやがれ!」
「鎧があればいいんだね。ならば、見せてあげよう。−−装着ッ!」
ジャケットを脱ぎ捨て、アダムは戦時用蒸気鎧装兜を被った。鎧の背部から戦時用蒸気外套が展開される。戦闘準備完了。
「……ラブパワーって言っちゃえばいいのに」
「〜〜〜〜!」
「痛っ! アドバイスしてんでしょ!?」
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(塞を根城にする盗賊の討伐だね! 煤の騎士団、とかちょーし乗っちゃって、本物の騎士団の力を見せてあげる!)
(まったくだ。流れ者が騎士団を名乗るだなんて、相当調子に乗ってるな。よろしい、ならば爆破だ! お前らの頭はアフロになるのがお似合いだ!!! ……ってな)
小声で言いながら、『全力全開!』カーミラ・ローゼンタール(CL3000069)と『星達の記録者』ウェルス ライヒトゥーム(CL3000033)は裏側から塞に侵入していた。カーミラはインビンシブルで彩度を落とし、ウェルスは事前にフレデリックにもらった見取り図を見ながらルートを指示する。
「大丈夫だ。敵は見事に皆出払ってる。塞の構造も見取り図と変わってない。素通しだぜ」
「お、おう、ありがとよ。引き続き頼むぜ」
物質透過でひょこっと壁から顔を出した補佐に来ていた自由騎士にちょっと驚きながらもウェルスは礼を言う。三人はスムーズに奥へと進み、ついに目的地へたどり着いた。火薬庫。
「さて、問題はこいつに鍵がかかってるかどうかだが……」
呟き、ウェルスはドアノブを掴む。−−回った。ドアを開ける。確かに中には大量の火薬、燃料、油、銃器、爆発物が貯蔵されていた。宝の山。
「じゃ、どーんといっちゃおっか!」
「ゆらぎねえな……ちと勿体無い気もするが」
「いーんじゃない? 持って帰るのは向こうでやってるし!」
「向こう?」
カーミラに指され、ウェルスは振り返る。「落ちてるじゃないか、おたから……拾っとこうぜ」「うーん、この爆薬はしけってますねえ……おお、こっちはいい。発火性が高ければ、これを起爆薬にして……」箱の陰からにゅっと顔を出した自由騎士と、爆薬目当てで補佐に来ていた自由騎士が庫内を物色している。
「……そうだな。持ち出しは二人に任せて、俺たちは作業にかかるか」
「おっけー!」
元気に応え、カーミラは手近の油壺を手に取った。カタストロフまであと五分。
●一方その頃絵にするとこう。
↑
こっちが塞
\そして飛び立つ白鳥のポーズ!/
\ダメだあのガキ意外と強い/
\地味にいい歌だな/
\いいから戦えよ/
\だからそのついでに吹っ飛ばしながらぱんつ見るのやめてええええ……/
\その技の名前は使えねえんだよおおお……/
\くらいなさいネオアーム◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️/
\おーぱんちゅ! おーぱんちゅ!/
\お前HP27なのに元気だな/
\ていうかお前もうそのお嬢二人置いてこいや/
\どうした煤の騎士! その程度では僕には勝てないぞ!/
\民を守る前に、か弱い私を敵から守ってもらえるかしら/
\アダム! 守るならヒーラーであるわたくしを/
「ああああうるせええええ! もうやってられるか!」
自由騎士たちの猛攻というかどちらかというとその自由っぷりに癇癪を起こし、団長エイムはアダムとの戦闘を放棄して踵を返した。
「逃げるかい、煤の騎士!」
「追うわよアダム! 援護するわ!」
「んまエルシーさんたらわたくしだって!」
「シャーラーップ! 一人ずつ来い一人ずつ!」
追ってくる三人に構わずエイムは速度を上げる。
「お前ら引け! 敵のペースに乗せられすぎだ! 塞まで引いてもっかい総がかりにすっぞ!」
号令を出すが、部下達もそれぞれカノンとかアリアとかそれを巻き込むヒルダとかに手を取られて動けない。「役立たずが!」吐き捨て、エイムは塞まで引き返した。
「……ん!?」
「……お」
塞に戻ってきたエイムが見たのは、火薬庫に忍び込んだウェルスとカーミラの姿だった。二人とも油壺を手に取り、辺りに撒き散らしたり導火線を作ったりしている。「ば−−馬鹿野郎! 何やってんだお前ら!?」
「おらあああああ!」
「あ、ウェルス!?」
ウェルスがエイムに突撃した。熊の剛腕で組みついて動きを止める。「くそ、放せこのクマァ! 何の真似だ!」
「カーミラ嬢! こいつは俺が食い止める! 早いとこ導火線を作って、こいつで点火するんだ!」
言って、ウェルスはカーミラに自分の銃を投げて寄越す。「そんな! ウェルスはどうすんの!」
「今までさんざバカやってきたが……最後ぐらい、男らしく死んだっていいだろ!」
「そんな−−ウェルス−−!」
「勝手に盛り上がるんじゃねえ! 普通に戦えばいいだろうが!」
エイムは抵抗するが、ウェルスは決して離さない。「さあ行けカーミラ嬢! トドメをさせ! ぶちかましてやれ!」
「だから待てクマァ! そっちのチビも冷静になって考え」
カーミラは言葉を詰まらせ、無言で踵を返した。壺から油をドバドバ垂らしながら。「うおおおおい!」
「さあ、男らしく一騎打ちといこうぜ、煤の旦那! もっとも制限時間付きだがな!」
「お前、その火薬庫の貯蔵量を見たろ! 吹き飛ぶぞ! 塞どころかここら一帯まとめて! あのチビも外の連中も、皆まとめてアフロ確定だ! 狂ってんのか!?」
「ふふ、いいね……狂気の沙汰ほど面白い!」
「あーもう! 自由騎士団ってバカしかいねえのか!」
エイムはウェルスを振り払った。抜刀。「時間が無え! 悪いが本気でいかせてもらうぜ! 生き残れると思うなよクマァ!」
「……あばよ、ダチ公」
「だから一人で盛り上がんな!」
言葉と同時、ウェルスとエイムが激突した。
「塞に入ったか!」
「突入いたしましょう、アダム!」
「このままいけば勝てそうね。何か忘れてる気も」
アダム、ジュリエット、エルシーが塞に近づいた時、カーミラが中から走り出てきた。壺から油をドバドバ垂らしながら。「「「……」」」三人の足が止まる。適切な言葉が咄嗟に出てこない。意を決した表情のカーミラは空になった壺を捨て、振り返り、ウェルスの銃を取り出して油に向けた。「……いくよ、ウェルス」
「−−あの」
アダムがやっと声を上げたのと同時−−引き金が、引かれた。
●その時の惨状を絵にするとこう。
↑
こっちが上空
\そして空飛ぶ大鷲のポーズ!/
\すげえ、あのガキこの状況でポーズが全くぶれねえ/
\落ちたら死ぬかなあ/ \意外と死なないんじゃね?/
\私のぱんつオカズに敵と仲良くしないでええ……/
\爆発オチなんてサイテーだー……/
\おーぱんちゅ! おーぱんちゅ!/
\おーぱんちゅ! おーぱんちゅ!/
\こいつもうHP0だから落ちたら死ぬなあ/
\どうだい煤の旦那! さすがに降参だろ!/
\はいはいもう降参でいいよ/
\あ、ウェルスー! やっほー!/
\ひゃああああ! あ、アダム! 助けてくださいまし〜!/
\アダム! 先に降りて受け止めて頂戴!/
\いや、二人とも、僕も飛んでるからさ……/
●
戦闘後。敵味方及び塞にも甚大な被害を出し、まあとにかく戦闘は終わった。落ちてきた敵味方は爆発と落下でどいつもこいつも致命的ダメージを負っていたが、奇跡的にアダムの上に落ちたジュリエットが味方を回復し、手分けして瀕死の敵を捕縛して依頼は完了した。
「さあ、帰りしなにアクアディーネ様の偉大さをみっちり説いてあげるわ。悔い改めることね」
「こんな子供にやられる位だから盗賊団なんて向いてないんだよ。これからは真面目に働きなよ」
「お前らほんとぶれねえな……」
エルシーとカノンは彼等を説得すべく、担架に乗せて搬送される賊達について行った。
「ふぃ〜。死ぬかと思ったぜ」
「は、派手にやったわね……これさすがに人手が足らないわ。一回戻るわね」
制圧後の塞の片付け手伝いに来ていた星影の美少女は、塞のあまりの惨状を見て、増援を呼ぶべく一度退却した。「おう。気をつけてな」ウェルスはそう声をかけて見送る。ちなみに頭はアフロである。
「さて、ほとんど吹き飛んじまっただろうが……何かいいもんが残ってないかな」
呟き、ウェルスは周囲を見回す。−−ふと、目の端に一つの箱が止まった。やはりかなり破損しているが、蓋は開いていない。中身は無事な可能性がある。「何か見つかればお慰み、だな……」言いながら近寄り、蓋を開ける。
「……お?」
中に入っていたのは、煤塗れの布だった。払ってみる。−−違う。煤ではなく、そういう色に染められていた。煤の迷彩。爆発に巻き込まれたというのに焦げ一つ付いていない。広げてみる。炎に包まれた剣の印が描かれていた。中からはらりと紙切れが落ちてきた。拾ってみる。手紙。
『納品書
煤の騎士ギグ・タイラー 殿
専用飾帯 ×20
以上、確かに納品致しました』
「……煤の騎士って……ほんとにいたのか……!?」
頭はアフロである。
†シナリオ結果†
成功
†詳細†
特殊成果
『煤の騎士隊のマフラー』
カテゴリ:アクセサリ
取得者:全員
カテゴリ:アクセサリ
取得者:全員
†あとがき†
皆様お疲れ様でした並びにご参加ありがとうございました。
もっと普通の依頼のはずだったのですが、すごく面白かったです。ありがとうございました。
MVPはジュリエット・ゴールドスミス様。面白い登場をしつつも真面目に戦い、しかも乙女でした。あと爆発オチでも負傷者が出なかったのは彼女のおかげだと忘れてはいけません。
改めて、皆様お疲れありがとうございました。
もっと普通の依頼のはずだったのですが、すごく面白かったです。ありがとうございました。
MVPはジュリエット・ゴールドスミス様。面白い登場をしつつも真面目に戦い、しかも乙女でした。あと爆発オチでも負傷者が出なかったのは彼女のおかげだと忘れてはいけません。
改めて、皆様お疲れありがとうございました。
FL送付済