赤い鬼火、青い鬼火
赤い鬼火、青い鬼火


●赤い鬼火、青い鬼火
「はぁぁぁ……」
「あまりため息ばかりつくな。辛気臭いぞ」
 夜は妖の時間であるが、そんな中でも精力的に動く人間が居ない訳では無い。その中にはAAA―――対妖組織の者も含まれる。
「でもなぁ、ここのところ良いとこ無しだろ? それが悔しいと言うか虚しいと言うか……」
「……民間組織が治安維持を行っている地域もあるからな。そこに思う所が無い訳でも無い」
「むしろウチがしっかり管理できてる所の方が少ないっての……」
 しかし、現在のAAAは本来の役目を果たせているとは言えない状態である。現に妖と遭遇・戦闘に発展する可能性の高い夜警が二人一組である辺りに深刻な人員不足に陥っている事が解る。最低でも五人程度は欲しい所だ。
 そして、当然のように妖は現れる―――繰り返すが、夜は妖の時間なのだ。
「……おい、アレ」
「鬼火、だな。数1、距離50って所か」
「速攻でいこう。他の妖を呼ばれたら厄介だ」
 曲がり角の向こうに居たのはゆらゆらと揺らめく赤い炎。空中に可燃物がある訳でも無し、トリックでないのなら残る可能性は一つ。妖だ。
 二人は纏めて倒れるのを防ぐためにある程度の距離を保ちながら鬼火へと接近。一人が担いでいた小銃の安全弁が外され、フルオートで弾倉一つを使い切るまで叩き込まれた。
「変化なし……チッ、物理攻撃が効かねぇのか?」
「さてな。それなら因子攻げぅおっとぉっ!?」
 もう一人がポケットから術符を取り出すのと、鬼火から火球がギリギリを掠めて飛んでいくのはほぼ同時であった。
「この、舐めるなっ!」
 掠めただけで特にダメージも無かったAAA隊員が術符を投げる。が、勢いよく鬼火へと飛んで行った術符は特に何の抵抗も無く揺らめく炎の中を通過していった。
「な―――おい、ちゃんと力籠めたんだろうな!?」
「当たり前だ! 糞、何だコイツは……!」
 ドッと溢れ出した冷や汗を拭う事も無く、二人はただ鬼火を睨み続けるしかなかった。
 その『青く』揺らめく鬼火を……。

●緑の鬼火はありますか?
「今回のターゲットは鬼火。その中でも特異な個体になります」
 久方真由美(nCL2000003)が集まった覚者へと告げる。幾度かの予知を経て解明されたその能力は驚愕に値する物であった。
「見られる形態は二つ、色が赤い状態と青い状態です。赤い時は物理攻撃を無効化、青い時は特殊攻撃を無効化するものと思われます。
 ……妖の特性を完全に把握するまでに時間がかかってしまい、既に現地には三体の鬼火が確認されているとの事です。気を付けて下さい」
 確かにいずれかの攻撃を無効化する能力が存在している事は知られている。しかし、それはあくまで特殊な防御方法等による物の筈だ。
 そして特異な能力と数が増えているという報告。どうやら事態は急を要するようだ。
「幸いにも攻撃性はそう高くありませんが、危険な存在である事に変わりは有りません。被害が拡大する前に討伐を行います。
 臨機応変な対応が求められる妖です。赤い時はどうするか、青い時はどうするかを事前に決めておくのが勝利の鍵となるでしょう」



■シナリオ詳細
種別:通常
難易度:普通
担当ST:杉浦則博
■成功条件
1.鬼火・変を倒す
2.なし
3.なし
●場面
・夜の街中、その路地での戦いです。人気は特にありません。特に光源は近くにはありませんが、鬼火自体が若干光を発しているので暗闇でもありません。

●目標
 鬼火・変:妖・心霊系・ランク1:赤、もしくは青く燃える鬼火。中心部は人間の頭程度のサイズがある。三体現れる。
・火球:A特遠単:鬼火自身より幾分小さい火の玉を発射する。[火傷]
・色相変化:P特自:毎ターン行動時に色味が赤から青、もしくは青から赤へと変化する。赤い時は[物攻無]、青い時は[特攻無]の効果がかかる。発動時に事前にかかっていた[物攻無]、[特攻無]が消える。発動するかどうかはランダム(ダイスロールで決定)。
状態
完了
報酬モルコイン
金:0枚 銀:1枚 銅:0枚
(0モルげっと♪)
相談日数
6日
参加費
100LP[+予約50LP]
参加人数
6/6
公開日
2016年03月02日

■メイン参加者 6人■



「防御面の特性を切り替える妖って何気にレアものじゃない。最初に発見した人達は運がいいのかしら?」
 人気の無い路地の一つ。ボウ、と周囲を照らすのは中空に佇む炎。鬼火、というやつだ。それが三つ、青い鬼火を先頭に赤い鬼火が付き従っている。
 そこにしなを作って現れたのはブロンドの髪を靡かせた妙齢の女性―――エルフィリア・ハイランド(CL2000613)だった。
「物攻無効と特攻無効。仕組みが分かっているからいいですけれど、厄介な能力ですね」
 鬼火の進行方向にはエルフィリアを含めて六つの影が立っている。その中には守護使役による【ていさつ】で位置を把握、鶴翼の陣を敷いた上月・里桜(CL2001274)の姿もあった。ウェーブの金髪とストレートの黒髪が実に対照的である。
「ちょっと面倒なタイプが相手だね、銃撃が無効化されると相性が悪い。こんな事なら特殊な攻撃も訓練しておくべきだった」
「確かに油断せずに行きたいところ……では参りましょう」
 眼鏡の下で疲れた様な笑みを浮かべ、二丁拳銃を構えるのは近衛 康一郎(CL2001319)。その隣では一言で言って「大正少女」とでも言うべき恰好の西荻 つばめ(CL2001243)が双刀の鯉口を切っていた。
「……それにしても幸いというか、敵が明かりになってるのは面倒な準備が要らなくて本当ちょうどよかったっす」
「戦うには問題無くて……小細工しなくて、良いから、好き……でも、何で人目……気にするの……ここ?」
 先の二人の反対側には大剣を構えた少年、松葉・隆五(CL2001291)と半月斧を肩に担いだ少女、神々楽 黄泉(CL2001332)の姿もある。虎柄の毛皮に斧という完全に蛮族スタイルの黄泉の姿に、隆五はクスリと笑みを浮かべるのだった。


「ビシバシしばき上げてあげ……あら?」
 先陣を切ったのは圧倒的な速度を見せるエルフィリアだ。木行壱式「非薬・鈴蘭」を一度外すがもう一度放って先頭の青い鬼火を毒状態にする。
 ……が、非薬・鈴蘭は特殊攻撃であり青い鬼火は特殊攻撃を無効化する。攻撃そのもののダメージは無いようだ。
「………。」
「ぅ、熱い……」
 それに反応したのか先頭の青い鬼火が火球を放つ。その狙いは黄泉であり、不慣れ故の不運か酷い火傷を負ってしまった。
「ぐっ! やりましたわね?」
 青い鬼火に続くように後方の鬼火の一つが火球をつばめへ撃ち出す。それも当たり所が悪かったのだろう、可憐な顔にじわりと火傷が広がった。
 そして注視の原因となった色相変化であるが、どうやら発動する時としない時があるようだ。先に動いた二体の鬼火の色が変わる気配はない。
「生きる為、ご飯の為……働かないと、ここ駄目、みたい……頑張って、みる」
 つい先程火傷を負った黄泉であるが、それを感じさせない動きで半月斧を振るう。力の限りに二度振られた刃が鬼火を両断していた。
「……とりあえず、上手く立ち回ってみるとしようか……仕事、だしね」
 そう呟いた康一郎は火行壱式「醒の炎」で自身の身体能力を高める。眼前に揺れる炎に釣られたのか、内なる炎は予想以上に淀みなく燃え上がった。
「見た目雑魚キャラなのに強いっていう奴ほど厄介なもんはないっすね……気合入れていくっす」
 続いて隆五が土行壱式「蒼鋼壁」で防御を高めながら攻撃の反射を試みる。流石に全て返せる訳では無いが、特殊攻撃しかしない相手には有効な手段だ。
「さっきより炎の勢いが少し弱い……攻撃を受けたから?」
 桜色の長髪を錬覇法の余波で靡かせた里桜は鬼火の変化に気が付く。超視力とエネミースキャンを持っているが故か、極僅かな違いに気が付いたようだ。
「わたくしも微力ながら援護を致します」
 火傷の痛みに顔を顰めながらも、つばめは機化硬で自身の守りを固める。油断はしない、とは言ったものの予想以上の速さであったようだ。
「あっつっ!?」
 そして今まで動いていなかった三体目の鬼火から炎が噴き出す。それは弾となって隆五の肌をケロイド状に焼き、更に鬼火の根本から青い炎が現れたと思えば即座に赤かった鬼火が青く染まる。色相変化。この妖最大の特徴だ。

「本来なら状態異常漬けにしてあげるんだけど、今回はこれだけで……あ、あらら? また間違えた?」
 エルフィリアは先頭の鬼火に木行壱式「棘一閃」を仕掛ける。特殊な棘によって作られた裂傷は例え炎の塊であろうと避ける事は出来ない。
 ……まあ、やはりと言うか何と言うか、青い鬼火は特殊攻撃を無効化するのでダメージ自体はゼロなのだが。エルフィリアもそれに慌てたのか、やはり無効化されるエアブリットで追撃していた。
「くぅ……ゴホッ! 意外とやりますわね」
 再び火球を受け、熱気を思い切り吸い込んだつばめが悪態をつく。夜風に揺れる鬼火は毒と裂創により幾分フラついているが、まだ戦う余力はあるようだ。
「あちちっ! あぁん、火傷したぁっ!」
 色相が赤から青に変わった鬼火がエルフィリアへと火球を放つ。それをモロに食らったエルフィリアは露出の多い肌を炎に巻かれ、大きな火傷を負ってしまった。そして鬼火はまた青から赤へと色を変える。
「土行壱式『蔵王』っ!」
 里桜が術式によって防御を固める。複数居るとは言えランク1にここまで手古摺るとは思わなかったのだろう。その表情には焦りが見える。
「こう見えて、私、力、結構ある」
 そう言って飛び出したのは黄泉だった。大きく振りかぶった一発目は外したものの、飛燕は二連撃。切り返した二撃目は一回り小さくなった鬼火に半月斧が叩き込まれた。
「……はは、まぁ、やってみるかな」
 康一郎が黄泉に続き、両手に拳銃を持って鬼火へと飛び掛かる。銃底を当てるようなハンマーパンチに隠して構えた銃から放たれる弾丸。それらはいずれも無視できないダメージを鬼火へと与える。
「あっ、ぐぅ……!」
 三体目の鬼火から黄泉へ火球が放たれる。即座に振り払ったので火傷が悪化こそしなかったが、それでも既に黄泉の体力は半分を切っている。楽観はできないだろう。そして今度はこの鬼火が青く染まる。
「切り裂け、鬼丸っ……!」
 上空から見て三角形を作っている鬼火の内、切れる範囲に居るのは赤と青が一体ずつ。それならばと二体纏めて切ろうとつばめは双刀を振るう。
 が、その手応えはいつまで経っても返って来ない。それも当然だ、赤い鬼火にはすり抜けてしまい青い鬼火にはそもそも当たらなかったのだから。
「ぶった切るっすよ!」
 気合いと共に隆五が大剣を全力で振る。最早体ごと振り回しているような状態だが、見事に眼前の青い鬼火二体を捉えていた。
 しかも前衛に位置していた一体はそのままホロホロと崩れるように消え、残りは赤と青の鬼火が一体ずつとなっていた。厄介な性質を持っているとは言え、所詮はランク1の妖という事か。

「ええっと、青が特殊で赤が物理で……あら? どっちだったかしら?」
 エルフィリアは青い鬼火に非薬・鈴蘭を使うが、やはり無効化される。準備不足が祟ったのか完全に混乱していた。状態異常を付与させる事にも失敗したようだ。
「あっ、熱っ! あっつい!」
 そこを狙ったように青い鬼火から火球がエルフィリアへ向かう。慌てふためくエルフィリアに普段の余裕は全く感じられない。
「しかし……うん、他の人と組んで戦うというのは初めてやった事だけど、やっぱりここの人達は総じて目が腐っていない、ね」
 地面を転がり始めたエルフィリアをそっと視界から外した康一郎はトリガーを引き、更にそこに蹴撃を仕掛ける。銃弾は鬼火から外れたものの、爪先が炎の勢いを幾分弱める威力を持っていたようだ。
「火傷に響くっすね……!」
 再び唸りを上げる隆五の大剣。前衛位置の鬼火が居なくなった事で先程届かなかった鬼火にも剣が触れるが、その色は赤。しかし青い鬼火には確かなダメージが通っていた。
「そこですわっ!」
 反対側に居たつばめの攻撃もまた向こう側の鬼火へ届く。双刀の一振りに火の粉が散り、青い光が徐々に小さくなっているのが解った。
「二体目ももう倒せそうですね、急がないと……」
 里桜はガードを固めてから攻勢に出るつもりか、蒼鋼壁までかけて自身の強化に努める。この守りは早々破れはしないだろう。
「わっ!? あ、危ないわね……」
 熱さと痛みに転がっていたエルフィリアがようやく止まり、体を起こした眼前に炎が迫る。赤い鬼火から放たれた火球だったが、エルフィリアはそれをギリギリの所で回避する事に成功していた。
「鬼火……ただの鬼火じゃ、ない……? 赤い時は、物理攻撃が効かない……困る」
 連続した列攻撃でも赤い鬼火が平然としているのを見た黄泉が半月斧を振りながら顰め面を作る。しかしその間も体は淀みなく動き、二体目の鬼火が宙へと消えていくのだった。

「え、ええっと赤だから……物理!?」
 エルフィリアが鞭を振るうが、不正解である。攻撃が効かないなりに状態異常を与える事には成功したが、二度目の攻撃は虚しく地面を叩くだけであった。
「おいおい、さっきから大丈夫か……?」
 赤い鬼火だけになったのを確認した康一郎はバックステップで下がり、銃を持ったままの腕をクロスさせてガードの姿勢に入った。無理はしない方針のようだ。
「当たれっす!」
 覚者特有の超回復力で火傷を治した隆五は、特殊攻撃に切り替えた土行壱式「隆槍」を赤い鬼火に放つ。が、真下から現れた土の槍を鬼火はふわりと浮かぶように躱してしまうのだった。
「熱っ……ガードしてて良かった」
 元の位置に戻った鬼火は康一郎へ火球が放たれるが、防御姿勢をとっていたお陰か大したダメージもなく乗り切れたようだ。
「爆ぜろ! 鬼丸!」
 刀の切っ先に植物の種を刺したつばめはそのまま鬼火へ愛刀を突き出すが、それもまたひらりと回避される。突き出された種は鬼火から漏れる火の粉により敢え無く燃やされてしまうのだった。
「当たれ……!」
 そう言うと黄泉は唐突に鬼火に背を向ける。身に着けた鬼衣の少ない布地にわざわざ切れ目を入れて作られた隙間から放たれた破眼光だったが、見事に鬼火へと命中。その動きを制限する事に成功していた。
「土行壱式『隆槍』っ!」
 ガッチリとガードを固めて攻勢に転じた里桜の隆槍が鬼火を貫く。消滅させるには至らなかったものの、ダメージは大きかったのだろう。炎の揺れが先程より大きくなっている。

「もう、何で! 何で当たらないのよ!」
 完全に錯乱しているエルフィリアは執拗に鞭で鬼火を攻撃するが、赤いままの鬼火にただの物理的な攻撃は意味を為さない。周囲からの眼もどこか冷ややかなものを感じる。
「今度こそ……そこっ!」
 踏み込みと共に放たれた鬼丸は種ごと鬼火の体を貫通し、そこから現れた棘がその身を切り裂いていく。火傷に身を苛まれながらもつばめは見事に一撃を決めたのだった。
「もう少し、これが当たれば……!」
 そう言った里桜の隆槍が鬼火を抉る。土の槍から離れた鬼火は形の修復速度も遅く、どこか弱ったように震えながら浮かんでいた。
「無条件に信頼とかは出来ないけど、普通に接する分は、良いかもしれないね」
 そんな覚者達を一歩引いた場所でガードを固めながら康一郎は眺める。口ではそう言いつつも、その眼差しはどこか眩しい物を見るように細められていた。
「こいつも喰らうっすよ!」
 フラフラと浮かぶ鬼火に隆五の隆槍が命中。真下から突き上げられた鬼火は痛みを表現するように強く燃え盛るが、灯滅せんとして光を増すと言うべきか。
「熱いっ! 熱いぃぃぃぃぃっ!」
 最早当初の熱量も出ていないであろう火球を受けたエルフィリアがヒステリックに吠える。普段からは全く考えられないような素振りだったが、相手がランク1の妖と思って侮った、それがこの姿の原因であろう。
 と、火球を吐き出した鬼火に変化が現れる。赤く燃えていた炎が力なく消え、中から一回り小さい緑色の鬼火が姿を現したのだ。
「もしかして……たぁ!」
 覚者達は情報にない状態に戸惑うも、黄泉は自身の直観に賭けた。放たれる飛燕。本来ならば物理攻撃として通用しない筈のそれは鬼火を両断する。
「やっぱり……効いた」
 物理及び特殊無効。絶大な効果を発揮する無効化能力であるが、それが続くのは長くて三十秒。その状態を変化させる事で無効化を持続させていた鬼火が、一つの状態に長く留まっていたら?
 ―――そう、持続効果の時間切れだ。


「探偵事務所……ですか?」
「ああ。売れない探偵業は辛いんだよ、はは……良かったら困り事の時にでも来てくれると嬉しいよ」
 戦い終わって帰り道、康一郎は取り出した名刺を里桜に渡していた。力なく笑う――演技をしている――康一郎は気付かなかったが、里桜は康一郎の言動に違和感を覚えているようだった。
「それにしても妙なアヤカシっすね、似たような能力持ったもっと強いアヤカシが出たら相当厄介そうっす」
「今回、妖を先に発見したのはAAAですから、後の対処はお任せ致しましょう。彼等の仕事が無くなってしまっても困りますものね」
 首を鳴らして肩を回す隆五と面倒事を丸投げするつばめ。定数の人員も揃えられない組織に何が出来るのかはさておき、目の前にピンチになっている人が居なければこれぐらいは許されるであろう。
「うぅ、何で……こんな簡単な依頼でこんな事……」
「……人間世界って……難しい」
 最後尾ではエルフィリアがガックリと肩を落とし、それを見た黄泉がポツリと真理を零していた。何事も事前の準備は大切、という事である。

■シナリオ結果■

成功

■詳細■

MVP
なし
軽傷
なし
重傷
なし
死亡
なし
称号付与
なし
特殊成果
なし




 
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