五麟大学附属中学校１年生。医者の名家・藤の長男。嘗て「藤家の神童」と呼ばれていたが、それも少し前の過去の話。母は数年前に亡くなり、父はとある隔者組織に暗殺される。頼れる身内は母方の祖父母だけだったが、もう長くはない２人に頼る事は出来ず。そこで思い出したのは父が勘当したと聞いていた血の繋がらない姉。が、厳しく育てられた彼は頼り方を知らず塞ぎ込む。そうした感情がもう一つの人格を生んだのは必然だったのかもしれない。今は１人の使用人と漸く頼れた姉とで３人暮らし、中学校へも通っている。【ゼロ】もう一つの人格「ゼロ」は基本的に依頼中や覚醒時のみ出現する好戦的で普段の彼とは正反対。乱暴な性格だが、全ては零士の為に動いてる不器用な青年。周りに対してはツンツンデレ程度だが、姉に対しては素直クールなシスコン。【ゼロ時詳細口調】（二人称）苗字呼び捨て（語尾）～だ。～だろう。～だな？【互いの記憶】零士：ゼロの時の記憶なし、ゼロ：全ての記憶を所有。