ごくごく平凡な女性。結婚を機に退職し、今は旦那の孤児院に。腰までのストレートの髪、二重の大きな瞳、長い睫毛。物静かに見えるが、ぼんやりしているだけの単純な女性。心の中の激情は秘して語らず、常に冷静な判断でいるよう心掛けている。つもり。出来る限り妖に近づけないようにという教育方針で育てられた。第二次妖討伐抗争時に初めて妖の姿を見る、その目に深い悲しみを見た気がして、後に生き物の深層心理に興味を持つようになった。専門は心理学。第一次妖討伐抗争時に発現していたことは確かだが、何時如何して覚醒したのかは本人にも分かっていない。何者であっても敵か味方は自らが判断を下す、自由な女性。怒ることはほぼないが、怒らせると怖いらしいという噂がある。中々の甘党。苺好き。カフェでのんびりすることも好き。でも最近は、家でのんびりお茶しているのが幸せ。子ども達とわいわいしているのも幸せ。どうか、未来が明るいものであるようにと、祈る。