最後の紅
最後の紅


●終幕
 五麟市の外れにあるその山の麓は、鮮やかに染まった紅葉で赤く彩られていた。この辺りの秋は華やかだ。シーズンになれば紅葉狩りの観光客で賑わい、寂しげな山村にも束の間の喧騒が戻る。――しかし、それももう終わりだった。紅葉は秋の終わりと共に散り始め、今は葉を失った枯木の間で、うそ寒い風が冬の始まりを告げている。
「……お前らが、最後だな」
 箒を持った老人が、木々を見上げてそう呟いた。山の麓の街道。そのままにしておくと落ち葉で車が滑るので、老人が自主的に掃除をしている。慈善のつもりは無い。単なる趣味、暇潰しだった。――あるいは、未練があるのかも知れない。
 老人が見上げた木々には、まだいくらかの紅葉が残っていた。時期を過ぎても木に残り、今やオレンジを通り越して真紅に染まった、本物の紅葉だ。しかしこれらもいずれ散る。弱った茎でしがみつく葉を、無情な冬風が薙ぎ払っていくだろう。――それにしても、今年はよく残った。もう十一月も終わるというのに、まだ五、六本の木が紅く染まっている。「……お前らも、長生きだな」
「……ほう?」
 不意に、老人は驚いた声を上げ、周囲を見回した。聞き違いだろうか。いや、そうに決まっている。まさか、いくらなんでも
 ――リーン、リーン――
「驚いた……紅葉はともかく、まさか、まだ鈴虫がいるとは……」
 鈴虫の涼やかな鳴き声が、周囲に響く。老人は思わず箒を置き、身を屈めて鈴虫を探し始めた。――しかし、見つからない。
 いや、老人が諦めて腰を上げた瞬間、それは見つかった。
「……あ?」
 道路の向こうに、鈴虫は悄然と佇んでいた。――そろそろ目も危ないだろうか。縮尺がおかしい。老人と鈴虫は十メートルほど離れているはずなのに、その鈴虫は自分の手に乗せている時のようによく見える。「……何じゃ……?」
 ――リィィィィィィィン!――
「……!」
 鈴虫が恐ろしい鳴き声――否、咆哮を上げて、凄まじいスピードで老人に走り寄る。
 三十センチはあろうかという巨大な顎を開き、口腔に生え揃った鋭い牙を唾液に光らせ、鈴虫型妖は老人に食らいついた。

●出発
「……というわけで、その鈴虫型妖を退治してきてくれ」
 久方相馬(nCL2000004)は予知夢の内容を説明し、最後にそう締めくくった。「敵は全長3メートル前後の鈴虫型妖。しかし、どうやら飛行能力は無い。羽根は音を出すだけみたいだな。ただ、目立った弱点も見つからない。攻撃、防御、スピード、どれを取っても平均的だ。……多分」
 多分て、という覚者の言葉に、相馬はムキになって言い返す。「だってそんなん分かるわけねえだろ! 大丈夫だよ、見た目スズムシなのは間違い無いんだから、たぶん毒とかは持ってない! 攻撃手段は咬みつきだけ、羽根は大きな音が出るだけ、あとは意外と見た目がグロいだけだ! 多分!」
 多分て、という覚者の言葉に、相馬は「あーもう!」
「危険が伴うのはいつものことだろ! 交通費はF.i.V.E.が負担するから、ちょっと遠いけど頼んだぜ! 出撃!」
 勢いだけで締めようとする相馬に、覚者達は心中でため息を吐いた。


■シナリオ詳細
種別:通常
難易度:普通
担当ST:鳥海きりう
■成功条件
1.鈴虫型妖の撃破
2.なし
3.なし
 皆様はじめまして。鳥海きりうです。よろしくお願いします。
 鈴虫型妖との戦闘シナリオです。同妖の撃破が成功条件となります。


 敵のご紹介です。

・鈴虫型妖
 生物系ランク2。能力は平均的で、飛行能力は無い。


 鈴虫はランク2程度の強さですが、攻撃・防御・スピードはいずれも平均的です。逆に言えば穴の無い能力値といえます。
 このような敵には自分の長所を生かした戦法を取るのが最善かと思います。それぞれが最も得意とするスタイルで挑んでみてください。

 戦闘は山沿いの街道で行われます。時間帯は夕方、広さは両側一車線、視界は良好、足場はアスファルトです。街道は南北に伸びており、東側は山、西側は断崖と川になります。西側にはガードレールが敷設されています。

 敵はランク2一体のみですので、戦力と作戦が十分なら、意外とあっさり終わるかと思います。山を彩る紅葉は、戦闘終了後いっせいに散り始めます。季節外れの紅葉や過ぎ去る秋に思うところあれば、書いて頂くと捗るかもしれません。

 簡単ですが、説明は以上です。
 皆様のご参加を心よりお待ちしております。
状態
完了
報酬モルコイン
金:0枚 銀:1枚 銅:0枚
(1モルげっと♪)
相談日数
7日
参加費
100LP[+予約50LP]
参加人数
6/6
公開日
2015年12月11日

■メイン参加者 6人■

『天を舞う雷電の鳳』
麻弓 紡(CL2000623)
『弦操りの強者』
黒崎 ヤマト(CL2001083)
『優麗なる乙女』
西荻 つばめ(CL2001243)
『涼風豊四季』
鈴白 秋人(CL2000565)


 山道。舗装された道路の上を、すっかり葉の落ちた枯れ木が覆っている。薄雲が掛かった空は白く、冬の北風が静かに吹き渡る。
 その肌寒い空を、二つの影が舞い降りた。螺旋を描くように舞いながら、アスファルトの地面へ降下していく。
「……ご苦労様、トゥーリ」
「どうだった、ピヨ?」
『彼誰行灯』麻弓 紡(CL2000623)と鈴白 秋人(CL2000565)が、それぞれの守護使役《アテンド》をその手に迎え入れる。
「……うん。分かった。皆。鈴虫はこの先、100メートルばかり行ったところにいるよ。周囲の地形もだいたい、相馬君の夢の通りみたい」
「崖の高さは10メートル前後、下の川は水深1メートル前後だ。落ちても溺れやしないけど……寒いんだろうね。冬の川なんて」
 言って、秋人は傍らを振り返る。
「新咎君、そっちはどう?」
 秋人の視線の向こうで、新咎 罪次(CL2001224)は片膝を突いて地面に手を当てていた。
「ん~~~~……」
 暫く唸り、やがてぴょん、と跳ねるように秋人を振り返る。
「山側は木が多くて足場も悪いみたいだな。でも虫には関係ねーだろうし。そっち行かれるとマズイかもな」
「ピヨも同意見だよ。できれば路上か、反対側の川で仕留めたいね」
「西荻ちゃん、そっちはどう?」
 紡が西荻 つばめ(CL2001243)に声をかけ、つばめは片手で枯れ木に触れたまま振り返る。
「周辺の紅葉ですが……去年はそんなに長持ちせず、『皆』と同じくらいに散ったそうです」
「今年だけが違う?」
「はい。その原因までは分かりませんが」
「鈴虫に関しては?」
「最近多いよね、ああいうの。と」
「……ふうん」
 木々のドライな感想にそう声を漏らし、紡は思案する。
「散らない紅葉に関係あるのかな。鈴虫」
「どっちでもいいさ。早く行こうぜ。じーさんが怪我したら大変だ」
『B・B』黒崎 ヤマト(CL2001083)が待ちきれないようにそう言い、
「妖退治、大事。盾護、任務、頑張る」
 岩倉・盾護(CL2000549)も頷きながらそう言った。
「そうだね。じゃ、そろそろ行こうか」
 紡がそう言い、六人は山道を歩き出す。
「俺は中衛で、前衛が倒れたら前に出てブロックするぜ! 皆、よろしくな!」
「正面から、行く。硬くなって、防御して、殴る」
「でもこれ、もうすこし早けりゃ真っ赤な山見れたのかな? 残念ー」
「わたくしは中衛に控えますわ。攻撃はお任せしますわね」
「俺も林を背にして中衛に構えるよ。回復は任せて」
「……さくっと終わらせて、紅葉狩り……といきたいね」
 歩きながら準備体操をしつつ、紡は誰にともなく呟いた。


 ほどなくして、覚者達は路上を徘徊する鈴虫型妖を発見した。距離は約30メートル。周囲に民家等は無く、人気も無い。
「いたいた……!」
 ヤマトが呟き、紡がその肩に手を置く。
「気張り過ぎず、ね。頑張ろう」
《演舞・清風》。瑠璃色の風が覚者達を包む。
「へっ、悪いけど、俺は気合全開でいくぜ! 《醒の炎》ッ!」
「……《蔵王》」
「うひゃー! 想像以上にキメー! てかオレもオレも! 《蔵王》ー!」
 ヤマトから紅い炎のようなオーラが立ち昇り、盾護と罪次の足元の地面から土が隆起し、鎧に変化して二人に装着される。盾護は白銀、罪次は黄金。
「皆さん、どうぞご無事で……《清廉香》」
 つばめから芳しい香が漂い、覚者達を包む。
「……さあ、どうなるかな」
 あらかじめ《醒の炎》を発動していた秋人が最初に移動を始め、鈴虫から中距離の位置に占位した。鈴虫が気づき、秋人に振り返る。
「……行く」
 盾護が鈴虫に踏み込んだ。鈴虫がそちらに向きを変え、咆哮と共に顎を開く。盾護の腕が盾に変形し、鈴虫の顎と打ち合う。交錯。鈴虫がギィィ、という鳴き声と共に後方へ飛び退る。受け切った。盾護は一呼吸おき、さらに踏み込む。
「じゃ、援護射撃といこうかな」
 紡が手にしたクーンシルッピから弾丸を放つ。鈴虫は弾丸と盾護を視界に収め、
「――!」
 跳んだ。盾護の盾打《バッシュ》と紡の弾丸を同時にかわし、頭上から盾護に襲い掛かる。直撃。鈴虫の顎が盾護の喉元にに食い込み、そのまま圧し掛かる。倒れた盾護から牙が引き抜かれ、紅い鮮血がアーチを描く。
「岩倉君!」
 秋人が《癒しの雫》で盾護の傷を癒し、ヤマトが前進して鈴虫に襲い掛かる。
「行くぜレイジングブル! 紅葉狩りの前に一仕事だ!」
《炎撃》。炎を纏ったレイジングブルを鈴虫の脳天に振り下ろす。回避。鈴虫は横へ跳んでヤマトの攻撃をかわした。
「そこだー! 《隆槍》っ!」
 罪次が着地した鈴虫の地面を槍のように隆起させた。命中。土の槍を腹に受け、鈴虫はたまらず転倒する。
「うわ腹えげつねーな、見せんじゃねーよー気持ち悪いー!」
 言いながらも罪次は笑っている。
「――とどめを!」
《深緑鞭》。つばめの手に緑の蔓のような鞭が現れ、つばめはそれを手に鈴虫に肉薄する。鈴虫は羽根で地面を蹴り、つばめから距離を取ってかわす。
「とった」
「!?」
 着地点に盾護が踏み込んだ。アッパー気味に盾の縁で打ち据える。薙ぐような一撃に鈴虫の腹が裂け、鮮血が舞う。鈴虫は錐揉むようにして路上に落ちた。そこへ紡の援護射撃と共にヤマトが飛び込む。命中。燃えるレイジングブルが鈴虫を打ち据え、その炎が鈴虫の身体に回る。再び地面が隆起して槍となり、鈴虫を上空へ打ち上げる。
「やはり、狙うべきは羽根……!」
 空中の鈴虫につばめの放った《棘一閃》が命中する。棘を伴った蔓が鈴虫を覆い、突き刺す。
「(普通に考えれば、生物系だと思うが……)」
 落下する鈴虫に秋人が踏み込む。《鋭刃脚》。落ちる直前の鈴虫を華麗な回し蹴りが打ち据え、吹き飛ばす。鈴虫はガードレールに叩きつけられ、そのままずるりと路上に倒れた。
「……やったか……?」
 鈴虫は暫く起き上がらなかった。足と触覚だけがせわしなく動く。やがて羽根が動いてバランスを立て直し、鈴虫は再び路上に立った。――しかし、満身創痍で見るからに弱っており、攻撃を仕掛けてくる気配も無い。
「「「「「「……?」」」」」」
 ――リーン、リー……ン――
 羽根を震わせ、鈴虫がか細い声で鳴き始めた。覚者達は訝しげに小首を傾げる。――暫く、小さな鈴虫の鳴き声だけが木霊した。
「――よっしゃあああああ!」
 突然、ヤマトが叫んだ。他の覚者達はびっくりして振り返る。
「いい音だぜ鈴虫! 今日は俺の音も聴かせてやる!」
 言って、ヤマトはレイジングブルを構えた。
「さあ、響け俺の音! 燃え上がれレイジングブル!」
 ギターがかき鳴らされ、山中に響き渡る。ギターサウンドの合間に鈴虫の音がたおやかに重なる。
「……何が始まったんだ」
「……悪くない」
「おお、かっけー! 思わず身体が動くぜ!」
「……なんと……」
「……皆、気を抜くな。……一応」
 やがて一曲終わり、ヤマトがピックを弦から離した。鈴虫もやがて鳴き止み、暫しの静寂が訪れる。
 そして、鈴虫の身体がぱらぱらと崩れ始めた。
「え……!?」
 崩れた身体は血の混じった紅い灰のようなものに変わり、風に吹き流されて消える。
「そ、そんな……! ギターサウンドで、妖を調伏するなど……!?」
「いや、違うだろう」
 紅い灰が風に乗り、空へ昇っていく。
「……じゃあな」
 ヤマトは目を閉じ、ピックを空に翳した。


 鈴虫が消えた直後、彼らの頭上を覆っていた紅葉が一枚、また一枚と落ち始めた。落ちた紅葉が風に舞い、世界を紅く染め上げる。
「おお……」
 呟いたヤマトの肩に、背後からぽん、と手が置かれた。
「ヤマト、ご苦労様。飴ちゃん食べる?」
「お、いいのか? 食べる食べる!」
 ぶんぶんと頷くヤマトに頷き返し、紡は背後を振り返る。
「鈴白ちゃんもどう? もう終わりでいいんじゃない? 戦闘はさ」
「意外とあっさり終わったな……少し、先を見てくる。すぐ戻るから」
 言って、秋人は歩き始めた。「真面目だね」紡はその背中を見送りながら呟き、肩を竦める。
「……落ち葉、沢山……」
「本当、すごく綺麗……さあ、ゆっくり紅葉狩りを楽しみましょうか」
 つばめの言葉に、盾護は振り返り、小首を傾げる。
「集めて焚き火……焼き芋、沢山焼ける……?」
「うふふ。それも楽しみ方の一つですね。……でも、お芋までは持ってきませんでしたね……」
「……残念」
「あ! 芋ならあるぜ! これ! 干し芋だけど!」
 ヤマトがそう言い、二人に干し芋を差し出す。つばめはくすりと笑ってそれを受け取り、盾護にも差し出した。
「じゃあ、今日はこれを頂きながら、舞い散る紅葉を愛でましょう」
「……うん」
「すげー! オレ、一番紅いの持って帰る! どれだ!?」
 罪次が舞い散る紅葉を追って走り出す。
「あれかー!?」
 目星をつけた一枚にジャンプして手を伸ばす。掴んで着地し、しげしげと眺める。紅い紅い、血の色をした葉。『彼』が見たら喜ぶだろう。彼は赤が好きだから。初めて会った時もまっ赤っかで「……あ」
「そっか……もう、いないんだ」
 手にした紅葉を見下ろし、呟く。――しかし、すぐにいつもの笑顔に戻った。
「ま、飾っときゃいいか。シンもどっかその辺で見てるだろ、きっと!」
 言って、罪次は再び駆け出した。空に舞う赤い落葉を追って。

「お一つ、いかがですか」
「……おお?」
 彼らが戦った場所の少し先に、予知夢に出てきた老人はいた。何事も無かったかのように――実際、何事も無かったのだが――箒で紅葉を掃いている。秋人は老人に紙コップで番茶を差し出す。
「これはどうも……すみませんな」
 老人は礼を言って受け取り、ずず、と啜る。
「ご精が出ますね」
「老人の暇つぶしですじゃ……街の人かえ? こんなところに何用で?」
「……紅葉狩りに」
「そりゃあちと遅かったですな。もう皆散ってしまいましたでな。こいつらも」
 言葉を切り、老人は紅葉舞う頭上を見上げる。
「もう、潮時ですじゃ」
「……また、来年来ます」
「それがええ。葉は散っても、この木はまだ若い。来年もまた綺麗に染まる」
「……貴方も、ここにいますか?」
 秋人の問いに、老人は目を丸くし、笑う。
「そうですな。来年もおれるといいですが」言って、番茶を飲み干し、秋人に返す。
「ごちそうさま。温まりましたわい」
「……どういたしまして」
 言って、秋人は踵を返し、歩き始めた。仲間のところへ戻る。

「新咎ちゃん、綺麗なの見つけた?」
「おー! 見つけたぞ! なーこれ、キレーにとっとくにはどうすりゃいいんだ?」
「ふふ。この色はとても複雑な色合わせで、本に挟むと素敵に仕上がりになりそうですわ。一枚はこれに致しましょう。もう一枚は明るい色合わせで……これがいいですわね」
「お、西荻しおり作るのか? 俺にも教えてくれよ!」
 秋人が戻ると、覚者達はそれぞれに紅葉狩りを楽しんでいた。盾護は干し芋を齧りながら、空に舞う紅葉を眺めている。
「皆。お茶を持ってきたんだ。温まるよ」
「お。さすが鈴白ちゃん。気が利くね」
「あんがと鈴白! ちょうど干し芋で喉渇いてたんだ!」
「……ありがとう」
「オレもオレもー!」
「いただきますわ」
 全員が茶を淹れた紙コップを持ち、ガードレールに寄りかかった。頭上を舞う紅葉を見上げる。「……こういうの、久し振りだな……」
「紅葉が散ったら、いよいよ冬も本番だな。新しい年ももうすぐだし、今年やり残したことは今年のうちに、だぜ」
「今日の日の記念です。大事に持って行く事に致しましょう。ふふ。素敵な栞が出来そうですわ」
「……やっぱり、焚き火、したい」
 盾護が一人、落ちた紅葉を集め始める。
「あ! まだ探すのか!? よーしオレも!」
 罪次もまた、一緒に落葉を集め始める。紡はそれを見てくすりと笑い、頭上を見上げ、両手の指でフレームを作った。
「綺麗、だけど……残らないからこそ、かな」
 呟く紡の指の間で、噎せ返るような紅が踊っていた。

■シナリオ結果■

成功

■詳細■

重傷
なし
死亡
なし
称号付与
なし
特殊成果
『紅葉の記章』
カテゴリ:アクセサリ
取得者:全員




 
ここはミラーサイトです