秋?なにそれ美味しいの?
秋?なにそれ美味しいの?



 海いくぞ、オィィ……。


■シナリオ詳細
種別:イベント
難易度:楽
担当ST:工藤狂斎
■成功条件
1.コンテストもしたけど
2.プールもいったけど
3.海もいきたーい!!という人が集まれば成功
 工藤です

●状況
 プール行ったけど!!
 コンテストもしたけど!!
 海には行ってねえーーーー!!
 魅惑の生足人魚姫してねえーーーー!!

 よし、海行くべ。

 九月?? 関係ないぜ。工藤が、39度の真夏日ですっていえば、真夏日なんだよ!
 工藤水着が書きたい。文字数フルにつかって水着書きたい。
 男も女もレッツパーリィ!!
 学校? 仕事? あーいいよいいよ大丈夫なんとかなる。中さんあたりが多分恐らくきっとなんとかする。

●説明
 海。
 スイカ割りとか海の家とか花火とかいちゃこらとかビーチバレーとか、その他諸々。海だろうが関係無い、トランプするぜ浜辺でな!という強者でも工藤はなんとかするよ、神妙な顔で。
 中さんが一帯を貸し切ったので覚醒しても問題なんて無いですが、迷惑行為や、行き過ぎた行為はマスタリングアタック。武器使用スキル使用スイカ割り程度なら、どんとこい超常現象。

●イベントシナリオのルール
・参加料金は50LPです。
・予約期間はありません。参加ボタンを押した時点で参加が確定します。
・獲得リソースは通常依頼難易度普通の33%です。
・特定の誰かと行動をしたい場合は『御崎 衣緒(nCL2000001)』といった風にIDと名前を全て表記するようにして下さい。又、グループでの参加の場合、参加者全員が【グループ名】というタグをプレイングに記載する事で個別のフルネームをIDつきで書く必要がなくなります。
・NPCの場合も同様となりますがIDとフルネームは必要なく、名前のみでOKです。
・イベントシナリオでは参加キャラクター全員の描写が行なわれない可能性があります。
・内容を絞ったほうが良い描写が行われる可能性が高くなります。

 ご縁がありましたら宜しくお願いします。
状態
完了
報酬モルコイン
金:0枚 銀:0枚 銅:1枚
(0モルげっと♪)
相談日数
7日
参加費
50LP
参加人数
14/∞
公開日
2015年09月30日

■メイン参加者 14人■

『身体には自信があります』
明智 珠輝(CL2000634)
『獣の一矢』
鳴神 零(CL2000669)
『涼風豊四季』
鈴白 秋人(CL2000565)
『聖夜のパティシエール』
菊坂 結鹿(CL2000432)
『豪炎の龍』
華神 悠乃(CL2000231)
『菊花羅刹』
九鬼 菊(CL2000999)


 夏とは至高である。人の心をオープンにさせる時期である。
「去りゆく夏、おいでませ秋……でも、安心してください。私は秋も冬も限りなく露出することを誓いますよ……!」
「ってぎゃああああああああ!!」
 鳴神零の叫び声から突如始まる海イベシナはこちらです。
 彼女の瞳の奥に映るのは、バッチリ身体のラインが出るかつ、肌色という超ヌーディのビキニパンツの明智珠輝。最早全年齢向けの全裸と呼ぶべき姿に、股中央からサイホーンがビンビンしている。
 これに驚かない女性はいないだろう、零の反応は至って普通だ。
 という零も中々の熟されたスタイルを包んだ黒の水着。スタイリッシュさも兼ね揃え、これが美女というものか。つい珠輝も親指と人差し指で眼鏡を作り、その間から覗き込むくらいに。
「あ、あのー……水コン出ていらっしゃいました? ああ、明智さんだね!」
「おや、水着コン……! そうです、ふんどしコンテストと間違えて出てしまったんですよね、まぁふんどしも水着なので無問題ですよね、ふふ」
 珠輝の爽やかな笑みとに、男性耐性皆無である彼女は耳まで柘榴色。
 嗚呼、この鬱陶しさは珠輝以外でも以上でも以下でも左右でもない。何よりそり立つ股間の塔(サイホーン)を誰が彼以外に着るというのだろうか。
「す、素敵な角ですね。男の人はみんな足の間に強者を飼っているんですね」
「そうです、男は獣使いなのです……! アヒルだって白鳥だって、飼い慣らすことが出来るのです!」
 上空を飛ぶカモメの羽が大量に舞い散り落ちて、何故だか雅な二人の出会いである。
 アラタナルを騒がし兼ねない二人の競演に、遠くから望む鈴白 秋人。彼等が何かしでかすのではないかと見張っていたが、とりあえず現時点では問題無さそうだ。もしマスタリングレベルでやばかったら秋人による突然の制止という名前の後ろ抱きという濃厚なあれそれが発生するところであった。
 スイカ割りとは。
「でも僕、スイカ割りとかやったことなくて」
「とその前に」
「ぅわ! あーれー!!」
 浅葱は菊の手を引いて砂浜まで駆けだす。何時もの堅物な菊も面白い声を出している。シートの上にスイカを置き、得物を出した浅葱と菊はやる気度MAXだ。
「つまり、これを割ればいいんですよね! 鬼爪、食い散らかせ!!」
「ですです! あとは入魂っ、砕け散れーっ!」
「違うわ」
 保護者のような立ち位置で、トールがスイカをガードした。浅葱と菊の得物がトールの身体寸前でぴたりと止まる。もう一歩遅ければ、トールの命数が軽く吹き飛んだかもしれない位置だ。
「なんですか、一緒に割られたいんですか」
「おにーさん刺激的!!」
「違うわァ!!」
 かくかくしかじか。まずトールは棒と目隠しを渡し、スイカ割りのAtoZを事細かく説明した。説明しつつ、二人はトールに申し訳無く頭を下げた。成程、スイカ割りは砕けばいいもんじゃない。
「ではっ、再びっ」
 改めて先陣を切るのは浅葱である。
「なあ、菊。目隠ししていたらどこにスイカがあるかわからないだろ? だから外野が方向指示の声かけをするんだ」
「成程。では僕も。えーっと、前方二時の方向ですよ!」
「そんな精密じゃなくてもいいぞ」
 という所で浅葱の棒は宙を斬っただけで終わる。
「むむむっ、外れですかっ! お次は菊さんですよっ」
「ええ、僕できるかなあ……」
 ちいちゃい背丈の二人がわちゃわちゃしている姿に、トールは微笑ましさを感じた。
「ほい、サイダー、一人一本ずつ」
「ありがとうございますっ」
「サイダーですかあ、僕久しぶりに飲む気がします」 
 暫くして三人は砂浜に座りながら、半分が粉々になったが、半分は辛うじて形を残したスイカを切って食べる。
 海の湿気帯びた風でさえ今では苦でもなく、夏の風物詩のようなもの。
「塩もっ砂糖もっシロップも準備済みなのですっ! お好きなのをどーぞっ さあっ、おにーさんも遠慮せずっ」
「すまんな、見てただけなのにな」
「いえいえ、沢山ご教授頂いたので、お礼も兼ねておりますよ」
「枢ちゃんまだかなー、一緒に遊べるの楽しみだなあ」
 野武 七雅はフリルやレースの沢山飾られた愛らしいワンピースを。対して枢はTOPの絵を参照。
 最初、七雅は首をかしげていた。自分の名前を呼びながら、こちらへ近づいて来るのは美女だ。
「あの綺麗なおねーちゃんだれだろ。やだ、じっと見すぎちゃったかな」
「七雅さん、お待たせしました! あら、どうなさいました……?」
 七雅は三分間思考停止した。
「え……枢ちゃんなの!? すっごいナイスバディなんだけど! 大人になれる因子ってうらやましい!」
「た、たまたま私は大人になる現だったので……やっぱり調子乗り過ぎちゃいましたかね」
「やっそんなことない、そんなことないんだけど!」
 心の中で、叫んだ。なつねちょっと裏切られた気持ちだよぉ。←>口<
「ふふ、七雅さんのために来年は元の姿で水着になりますね」
 十河 瑛太の水着は、上がチューブトップに、七色のリボンがアクセント。ネイビーを基調とすれば、七色は浮き出ても見える色の効果だ。
 緒形 逝は彼女の後ろから着いてくる。ボックス型のブラックに、イエローラインが目印であり、お揃いのパーカーを着込めばおしゃれ度が上がる。
 さておき、瑛太は海を見るのは初めてというレベルで瞳を輝かせていた。既に走り出しそうな気配で……否、もう走っている。走っているのだが、逝が腕を掴んで止めている為、形的にはランニングマシーンで走っているような形だ。
「なんだよ!」
「まずは準備体操と、それから日焼け止めも塗らないと後々死ぬぞ」
「死ぬのは嫌だ!!」
「なら塗れ、肌が美白するくらいに塗れ」
 十分経過。
 海にダイブしていく瑛太を横目に、パラソルの下、ビーチチェアに寝転びながらハワイアンブルーな飲み物片手に優雅を気取るフルフェイス(この際フルフェイスには突っ込まない)。
 瑛太はというと、浮き輪で揺れて波に身を任せている秋人と出会いながら、遊んでいる最中だ。
「それ楽しいか!」
「ん……まあ派手じゃないけど、ゆったりできるっていうか……」
「オレもやりたい!!」
 秋人は思う。この子は男の子なんだろうか女の子なんだろうか男の娘なのだろうかと。一人称と愛らしい見目が合致しない不思議。
「海なら海でしかできない事したいからね」
「他に海らしいことは!?」
「砂浜に埋まるとかかなあ」
「埋められる……」
「墓とかじゃなくて、砂風呂みたいな感じだよ」
 暫くして。
 寝こけている逝。…ちょい、待ち。なんか乗ってる。見てみれば全身砂だらけの瑛太が彼の腹の上に乗っていた。
「喉乾いた、なあ、おっさん」
「なんぞか飲み物かね? あゝ、じゃあ買いに行くぞう」
 逝が出した手を握り、瑛太は連れられていく。ブラックだからこそ太陽の熱を吸収して熱くなっているパーカーを被せられつつ、瑛太は次は泳ぎを教えてと強請った。
 向日葵 御菓子はバストをくいっと寄せて谷間を作るようなホルターネックのビキニに、ボディラインを飾る小花が辿るデザインの水着。ボトムには、リボンで左右を結ぶ形の可愛らしい水着だ。
 対して、菊坂 結鹿は、同じくホルターネックではあるものの、重ねられたフリルが胸元を愛らしく飾るデザインの水着。
 御菓子は黄色で華やかに、結鹿は青色でクールに、それぞれの個性ある水着に乾杯。
「あ、樹神ちゃん♪」
「あら、どうもこんにちは」
「お姉ちゃんの知り合い?」
 覚醒して子供から大人に変わっている枢と合流。御菓子と枢は知り合いであるものの、結鹿は一人初対面で少しだけ頬を膨らませていた。
 遊びに誘われ一人盛大に駆けだした御菓子。二人はその後ろからついていくのだが、結鹿ははらはらしていた。何か事件が起きるのでは無いかと。
「うわぁ~気持ちいいっ! うぎゃー!」
 そのうち波に飲まれた御菓子の姿に、二人して指さして笑う。気づけばいつの間にか友達になる、出会いとはそういうものであろう。
「おー海だねー! 今年行けないかと思ってたー!!」
 と海風に浸る宮神 早紀。
「っしゃぁ海だおらぁぁぁぁ!!」
 ハイテンション限界突破した華神 悠乃が全速力で海へと飛び込んでいった姿を確認。
「……ってユノ結構マジな感じ?」
 ビキニよりも身体を隠すワンピース型の水着。に、対して悠乃は競泳用水着というガチ装備であった。既に向うのブイまで泳いで帰ってきた悠乃、往復したところで早紀は水面に足を浸けた所だ。
「よし早紀ちゃん、まずは遊泳範囲境界のブイまで往復で勝負しよか。砂浜シャトルラン大会でも全浜辺横断ビーチフラッグでもいいよ」
「何故そんな体育会系か。ブイまで……うん、ユノとだったらいい勝負になりそう!」
 だがその前に。
「トランプしよっか」
「……へ? トランプ? するの?」
 ここで天の声はマジでやりにきやがった!! と思った。暫くポーカーしてから、だが砂浜でかつ日干しにされ続ければ急激に水分は失われていく。
「日向だし、今日39度だっけ?」
「……やめない? 暑いよ……っていうかもう日差し痛いよ。もー私の負けでいいから泳ごうよー」
 トランプを放り投げてから砂浜でごろごろ転がる悠乃。愛らしい友人の姿に苦笑しつつ、
「うん、海来たんだしやっぱり泳ぎたい!」
「っっっぁああぁあ 砂! 熱!」
 全身についた砂を叩きながら、二人はダッシュで鎮火を求めて海へとダイブ。悠乃は思う、これは械の金属製の腕で焼き肉できるのではないかと。
 鳴海 蕾花は今九月のような気がしたがそんなことないとお告げが下ったので何も考えるのを止めた、止めて!
 以前は商店街で水着と指摘されたが服は着ていたということで、でも次は逢魔ヶ時の前でも水着になってくれるのかとうわなんだやめろよせ。
「蕾花さん」
「ああ、枢……って、大人のほうでくんのね」
「はい! うっかり水着がこれしかなかったので……」
「うっかりにも程がある」
 見目は大人だが中身はしっかり子供だ。
「何して遊ぶ?」
 と聞いてみれば、瞳を輝かせながらとりあえず海で水の掛け合いっこだの砂で城を作りたいと言う。
 そのうち二人でビーチバレーをする……のだが、蕾花も枢も中々の美女と完熟したスタイルを持っている。特に程良く筋肉のある蕾花の身体に褐色で獣耳は点数が高いだろう。
 寄ってきた男がいればその都度ビーチバレーは中断し、枢の手を引きながら男達へ威嚇した蕾花であった。

■シナリオ結果■

成功

■詳細■

MVP
なし
軽傷
なし
重傷
なし
死亡
なし
称号付与
なし
特殊成果
なし




 
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