頭は悪いが元気で純粋で正直者、戦闘狂気味の少年。感情は豊かだが「哀」だけが欠けている■幼少期は実父から虐待を受けており、卑屈で内気で臆病で、無口な子どもだった。体は傷跡だらけ。６歳頃より、父を殺してくれた隔者の青年（「シン」）と、世界中を旅して回る。殺人や暴力に躊躇がなく金の亡者だった隔者の素行は「悪」そのものだが、罪次には地獄から救ってくれた光。１３歳頃、隔者が事故死し、言いつけ通りに訪れた彼の故郷で発現したところを、ＦｉＶＥに保護された■名前は隔者につけてもらった。出身は本人がよく覚えていないが、純日本人ではない模様■親友だった隔者を心から慕っており、口調や行動や思想は彼の影響が大きく、服装や立ち振る舞いも真似るようになった。自分の中に彼を見出すことで、別離の悲しみを打ち消すように。覚醒して年恰好が近くなれば、それはまさにコピーと言える程。お金が好きなのも隔者の影響だが、「隔者が好きだったものを稼ぐ・貯める」事が好きで、ケチではない。隔者がもう死んでいることを、たまに忘れる■所々ズレているのは、普通に生きていたら手に入れられたハズのモノを色々手放した結果。常識はこれから学ぶ予定。