秋津洲財閥会長の孫娘。弟が一人いる。秋津洲家は旧華族であり当時の爵位は侯爵。両親は共に覚者であり、祖父の反対を押し切り第三次妖討伐抗争に参加したが共に戦死。それゆえ祖父はいのりが因子に目覚めた時も神秘の世界に関わらないようあらゆる手を尽くしたが、「力を持つ者はそれを人々の為に役立てないといけない」という両親の意思を受け継ぐいのりに根負けし、Ｆ．ｉ．Ｖ．Ｅ入りを認める。優しく、誇り高い性格。また祖父との件でも解るように意外と頑固であり、決して自分を曲げない。いわゆるお嬢様育ちの箱入り娘であり、子供という事を差し引いても少々世間知らずの面がある。