● ――――さすがに苦戦しておられるようですな。 唐突にブリーフィングルームに呼び出されたリベリスタの面々に『絶対執事』セバスチャン・アトキンス(nBNE000004)はゆっくりとした口調で話し始めた。 「相模の蝮、砂蛇、シンヤ、そして……かのバロックナイツが一人、ジャック。あなた方はよく戦い抜きました。これまでの経緯を考えれば現状の被害で済んでいるのは奇跡といっても過言ではないでしょう」 かの絶対執事、セバスチャンをして極東のリベリスタがここまでの活躍を見せるとは思っていなかった。 そして今一度認識して頂きたいとばかりにセバスチャンは続ける。 「ジャックを屠った事により、あなた方の名はいまや世界に知れ渡ってしまった。良い意味でも、悪い意味でも、です。これからの戦いはさらに過酷なものになる事でしょう」 その場に集められたリベリスタにもその言葉の意味は瞬時に理解できる。今まさに、凶悪な鬼と主流七派による各地での事件により疲弊しきっていた現実があるからだ。 リベリスタ達の反応を見ながらセバスチャンは微かに笑みを浮かべてこう言った。 「開発中のVTS機能の一部を今回、皆さんに提供する事が可能となったようです。肉体的負担を最少限に抑えつつ、短時間で皆さんの戦闘技術を底上げするにこれはうってつけですからな。尤もVTSの状態は完全ではありません。VTSを機能は皆さんの能力の向上に役立てられ、皆さんの参加結果はVTSの機能拡充にフィードされるという訳です。アークによる訓練システムの雛形(ATS)の一環、第一弾、雛形という訳です」 思い思いの好敵手(ライバル)を思い描くリベリスタにセバスチャンは言う。 「今回の訓練相手はアークが過去に蓄積した『戦闘データ』となります。 例えば砂蛇であり、例えばジャックであり、例えば私であり、親方様である。 特に対戦相手の希望がある場合は、叶う事もあるでしょうな。データはデータ、必ずしも完全な反映がなされている訳ではありませんが、そこはそれ。代わりに敗れても死亡しても現実にダメージは無い。 ふむ……皆やる気ですな。良い顔をしておられる。流石はアークのリベリスタ」 セバスチャンはそういうとリベリスタを送り出す。 各々が次のステージへ進む、その第一歩へと。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:ちょころっぷ | ||||
■難易度:VERY EASY | ■ イベントシナリオ | |||
■参加人数制限: なし | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年04月01日(日)14:02 |
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データシュウケイチュウ データシュウケイチュウ 対戦相手データ… 対フィクサード.......集計中 対アザーバイド.......集計中 対エリューション.......集計中 対自分.......集計中 対リベリスタ.......集計中 集団戦.......集計中 自己鍛錬.......集計中 … …集計ハ続行サレ、現在建設中ノ武道館対戦システムニ引キ継ガレレマス ※サイト負荷軽減のため公開後にリプレイの集計内容の追記が行われます。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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