新たなる世界へ
新たなる世界へ



 星の創生より源素を喰らい続けてきた『一の何か』。覚者達は『源素を扱い』弱体化させると同時にその力を奇跡に変えて、これを打ち倒す。
 魂の炎が古くからの秩序を焼き、未来を思う優しい水がよどみを全て洗い流す。そして残ったのは源素と呼ばれる純粋な力そのものだ。
 これはそのまま放置すれば、時と共に霧散するだろう。それは覚者達の扱う源素も同じだ。『一の何か』により人が扱えるようになった源素は『一の何か』が消えれば霧散するが道理。発現した因子もいずれ眠り、守護使役を感じる事もなくなるだろう。
 また、これらの源素を世界全ての人間に扱えるようにすることもできる。源素は平等に世界に存在する。今この場にある源素を霧散させずに分け与えれば、全ての人間が源素を扱えるようになるだろう。
 中途半端は許されない。扱える人間を厳選すれば、また『一の何か』が起こしたようなことが起きるだろう。私利私欲により力は歪み、また争いが生まれる。『零』か『全』かだ。

 新たなる世界の方向性は、今君に委ねられた。
 さあ、選択を――


■シナリオ詳細
種別:イベント
難易度:楽
担当ST:ちょころっぷ
■成功条件
1.選択をする
2.なし
3.なし
『アラタナル』最後の選択です。

●参加条件
 最終決戦参加者のみ可能。
 ※不参加キャラクターも参加可能となっておりますが、選択は反映されません
 
●説明!
『一の何か』を倒し、純粋な源素を手に入れたFiVEの覚者達。
 その源素をどうするかで、今後の世界が変わります。
 覚者としての力をすべて失い、全ての人間が源素を使えない世界になるか。
 世界中全ての人間が因子発現し、全ての人間が覚者になるのか。
 中途半端は許されません。この二択です。

『プレイングの冒頭に』選択肢を記載してください(集計の混乱を塞ぐためなので、ご協力お願いします)。
 多数決により、決定します。同値だった場合、プレイングを加味します。それでも甲乙つけられなかったときは、こっそりサイコロを振ります。
【零】…全世界の人間が、源素(因子、守護使役など)を使えなくなる世界。
【全】…全世界の人間が、源素(因子、守護使役など)を使えるようになる世界。

 それぞれの選択で派生するメリットやデメリットは、敢えて記載しません。
 それをどう乗り越えていくかは、その世界の人間がやる事なのですから。

 それでは、選択を――

状態
完了
報酬モルコイン
金:0枚 銀:0枚 銅:0枚
(0モルげっと♪)
相談日数
7日
参加費
0LP
参加人数
29/∞
公開日
2019年11月15日

■メイン参加者 29人■

『緋焔姫』
焔陰 凛(CL2000119)
『雷麒麟』
天明 両慈(CL2000603)
『『恋路の守護者』』
リーネ・ブルツェンスカ(CL2000862)
『清純派の可能性を秘めしもの』
神々楽 黄泉(CL2001332)
『天を翔ぶ雷霆の龍』
成瀬 翔(CL2000063)
『居待ち月』
天野 澄香(CL2000194)
『モイ!モイ♪モイ!』
成瀬 歩(CL2001650)
『赤き炎のラガッツァ』
ラーラ・ビスコッティ(CL2001080)
『エリニュスの翼』
如月・彩吹(CL2001525)
『地を駆ける羽』
如月・蒼羽(CL2001575)
『五麟マラソン優勝者』
奥州 一悟(CL2000076)
『歪を見る眼』
葦原 赤貴(CL2001019)
『涼風豊四季』
鈴白 秋人(CL2000565)
『想い重ねて』
蘇我島 恭司(CL2001015)
『天を舞う雷電の鳳』
麻弓 紡(CL2000623)
『想い重ねて』
蘇我島 燐花(CL2000695)
『ゆるゆるふああ』
鼎 飛鳥(CL2000093)
『正義のヒーロー』
天楼院・聖華(CL2000348)
『月々紅花』
環 大和(CL2000477)


 ――そして、源素は世界中の人達が扱えるようになった。

 源素。因子。守護使役。
 何も知らない状態でそれらを知れば、大きな混乱が起きただろう。事実、日本は妖や大妖の跋扈が共に発生し、大混乱が起きた。
 だが、源素に関しての経験と知識がFiVEにはある。在ると無しでは混乱の発生は大違いだ。ネットワークを通じて各機関に連絡を取り、連携だって源素のことを教えていく。同時に情緒教育などを施し、暴力的な運用を禁じる流れが出来ていた。

「この力は、この世界に満ちた自然の力。因子は人間の体の中に眠っていた新しい進化の道。守護使役は生まれた時から貴方達を守ってきた存在です」
 御崎 衣緒(nCL2000001)はそう言ってから、説明を開始する。
「突然のことで驚かれたと思われますが、恐れる事はありません。これらの技術や知識に関して、我々は全てを解禁します。そして正しい知識と共に、新たなる世界を歩んでいきましょう」
 後に『新』宣言と呼ばれる衣緒の言葉は、様々な言葉に翻訳されて世界中に飛ぶ。その言葉を受けて、世界は新しい方向へと進んでいく。
 それはもちろんいい方向ばかりではないのだろう。この力を悪い方に使う者も、当然いる。この力を『神』の力と謡う者もいる。この力を『正義』と、或いは『悪』と呼ぶ者もでるだろう。
 だが、この世界にはFiVEの人間がいる。
 源素を悪事に使う隔者。源素を憎む憤怒者。過剰な源素を持って暴れる破綻者。そう言った者達と戦い、しかし過剰な暴力を行わずに平和を守ってきた人間が。
 力が悪を促すというのなら、力は守護の心を促すのも同じ。
 源素に善悪はない。ただそこにあるだけの、それだけの存在。それを扱う人間こそが大事なのだ。

 源素をめぐる戦いは一旦終わり、それでも未来は続いている。
 ここから先も貴方の物語は続いている。これは長い人生のほんの一エピソード。
 さあ、新たなる世界へ。

■シナリオ結果■

大成功

■詳細■

MVP
なし
軽傷
なし
重傷
なし
死亡
なし
称号付与
なし
特殊成果
なし




 
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