地道に行ってきた鍛錬は自らを裏切ることはありません。

さぁ今月も共に積み重ねましょう。

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『赤き炎のラガッツァ』ラーラ・ビスコッティ(CL2001080)は今月も仲間たちへ具体的なイメージの重要性を説いている。

（もう残りは大妖だけだから。大変な戦闘が続くけど……。地道に訓練するしかないよね）
　そんな事を考えながら高比良・優(CL2001664)は術式の訓練に励む。

　同じく術式の訓練に励むのは『地を駆ける羽』如月・蒼羽(CL2001575)。
　体術と上手く組み合わせられないものか──蒼羽は常に一歩先を見据えている。

（もうちょっと……！　もうちょっとで何かつかめそうな気がするんだよ）
『モイ！モイ♪モイ！』成瀬 歩(CL2001650)はみんなの役に立つかもしれない力を得るため、一生懸命に走り込む。
「体力と精神力、どっちも鍛えて、大きな力をたくさん使えるようになるんだよ！」

「大妖も残す所、ヨルナキと大河原鉄平……その先にあの『ナニカ』がいる」
　篁・三十三(CL2001480)はその戦いに向けての準備に余念が無い。
（必ず……数千年にも渡る呪縛を断ち切ってみせる）

（うーん、俺もなんか役に立てる日が来るのかー？）
　藤森・璃空(CL2001680)はそう言いながらも訓練に励んでいる。

『秘心伝心』鈴白 秋人(CL2000565)はタイミングを見計らっていた。
　訓練参加者の多くが気力がつきかけ、倒れる寸前。この瞬間に術式参式の発動を狙う。
　それが自身の訓練にも、皆の訓練にもなるのだ。

（最終戦の前に木行術式を極めないと、ね！）
『森の魔女』立石・魚子(CL2001646)は気合十分。自信が取得したすべての術式を一通り使用していく。魚子の敵は魚子自身。すべてを極めた自身を超えてみせる──。

『呑気草』真屋・千雪(CL2001638)は何か呟きながら練習用のからくり人形からの攻撃を避け続ける。
「うーん…男足るもの、とはいうけれどー。適材適所、ともいうけれどー」
　悩みは尽きないようだ。

　桂木・日那乃(CL2000941)は瞑想にふけっていた。
（破綻したひとは元素の塊になる……それで、はじまりの神様に、吸収、される？　……源素は、だから、暴走してる？　……もしかして、源素を統べることが、できたら……破綻したひとたちを、もとにもどせたりとか……無理……？）
　日那乃の自問自答は続いていた。

（先月と先々月さぼっちまったな）
『五麟マラソン優勝者』奥州 一悟(CL2000076)はそれを取り戻さんとばかりに訓練に熱が入る。しっかりと柔軟体操をした後は模擬人形に向けて技を打ち込んでいた。

　区切りまでもう少しの『月々紅花』環 大和(CL2000477)は気合を入れて頑張っていた。

　こうしてそれぞれの訓練は一人ひとりの目標を掴むべく、消化されていくのであった。
　今月もお疲れ様でした。