潜入!禁断の百合の園
世界は平和になり、妖はいなくなった。
だが、人が人である限り騒動の種は尽きない。それは源素の有無無関係だ。故に探偵と言うという仕事は成り立つのだ。
「だからって、これはないんじゃないかな?」
賀茂・奏空(CL2000955)は自分の姿を見ながら不満げに呟いた。背中まで伸ばした金髪に赤のリボン。カールした髪の毛が見た目に時間をかけるお嬢様風を醸し出している。、水色を基調としたワンピーススカートな制服がその清楚さを引き出していた。
「そんなことありませんわ。似合ってますわよ」
言って奏空の頭を撫でる天明 両慈(CL2000603)。こちらも黒髪を背中まで伸ばし、奏空と同じ制服を着ている。詰め物をした旨の大きさは妻を基準としたのだろう。目元がつりあがった両慈は、挙動を少なくすればクール系お嬢様となる。本人もそれを意識していた。
「探偵の任務ですからね。仕方ありませんけどね!」
言いながら奏空の腕に抱きつく賀茂 たまき(CL2000994)。彼女は育ちの良いたまきだが、今日は眉をひそめて両慈を睨んでいた。かつては戦友として轡を並べた中ではあるが、譲れない一線と言うものがある。
さて、そろそろ説明が必要だろう。
両慈に縁故ある人の娘がこの星令女学院に入学することになった。しかし暫くして娘からの連絡が途絶えたという。それだけなら便りがないのは元気の印、と言えたのだが。
「似たようなケースがいくつか見られますの。これは調査の必要があると思いません?」
「怪しいですけど……天明さんマジでそのキャラ貫くんですか? あとたまきちゃん……その……」
「何も聞かないでください!」
女装してお嬢様になり切る両慈。その両慈にものすごい剣幕で睨む恋人のたまき。奏空の任務はのっけからハードモードであった。
――この後『教会の女吸血鬼』『茶室の女郎蜘蛛』『魅惑の女先生隔者』などと百合百合した展開が待っており、奏空の任務は一気にベリーハードになるのであった。
だが、人が人である限り騒動の種は尽きない。それは源素の有無無関係だ。故に探偵と言うという仕事は成り立つのだ。
「だからって、これはないんじゃないかな?」
賀茂・奏空(CL2000955)は自分の姿を見ながら不満げに呟いた。背中まで伸ばした金髪に赤のリボン。カールした髪の毛が見た目に時間をかけるお嬢様風を醸し出している。、水色を基調としたワンピーススカートな制服がその清楚さを引き出していた。
「そんなことありませんわ。似合ってますわよ」
言って奏空の頭を撫でる天明 両慈(CL2000603)。こちらも黒髪を背中まで伸ばし、奏空と同じ制服を着ている。詰め物をした旨の大きさは妻を基準としたのだろう。目元がつりあがった両慈は、挙動を少なくすればクール系お嬢様となる。本人もそれを意識していた。
「探偵の任務ですからね。仕方ありませんけどね!」
言いながら奏空の腕に抱きつく賀茂 たまき(CL2000994)。彼女は育ちの良いたまきだが、今日は眉をひそめて両慈を睨んでいた。かつては戦友として轡を並べた中ではあるが、譲れない一線と言うものがある。
さて、そろそろ説明が必要だろう。
両慈に縁故ある人の娘がこの星令女学院に入学することになった。しかし暫くして娘からの連絡が途絶えたという。それだけなら便りがないのは元気の印、と言えたのだが。
「似たようなケースがいくつか見られますの。これは調査の必要があると思いません?」
「怪しいですけど……天明さんマジでそのキャラ貫くんですか? あとたまきちゃん……その……」
「何も聞かないでください!」
女装してお嬢様になり切る両慈。その両慈にものすごい剣幕で睨む恋人のたまき。奏空の任務はのっけからハードモードであった。
――この後『教会の女吸血鬼』『茶室の女郎蜘蛛』『魅惑の女先生隔者』などと百合百合した展開が待っており、奏空の任務は一気にベリーハードになるのであった。
