バレンタイン&ホワイトデーSS 2019特設会場
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ホワイトデーのある週末。
麻弓 紡(CL2000623)がたまちゃんこと賀茂 たまき(CL2000994)の誕生日祝いを行うようになって、今年で4度目。
おそらく、当日はソラっち……彼氏と過ごすのだろうが、それはさておき。
「今年は、中華ファッションでおでかけするよー」
緑のチャイナ風ワンピースを着て微笑む紡はその前にと、お揃いのピンクのワンピースを着たたまきを自分の前に座らせて。
「紡さんに髪を結んでいただくの初めてですっ」
まず、紡はたまきの髪を丁寧に結っていく。
「ボク、基本ぶきっちょだけど、髪は出来るんだよね」
「そうなのですねっ、すごい練習したのですか?」
そんな掛け合いの間も、紡の手は忙しなく動く。
「そうそう、姫の特訓がねー……と。はい、完成。じゃじゃーんっ」
完成したのは、可愛らしい三つ編みリングヘア。先端は服と同じピンクのリボンで止めている。
「わぁ、紡さんとお揃いですっ」
紡の金髪もすでに同じ髪型になっており、こちらも緑色のリボンが服と同じ色だ。
「で、これをつけて。お出掛け、してくれる?」
用意したのは、桜チャームの下で桃色のサンゴと花びらが揺れたデザインのイヤリング。
なお、サンゴは3月の誕生石だ。
それを見たたまきは感激のあまり、目を潤ませて。
「はいっ、勿論ですっ」
早速、それを両耳につけ、彼女は満面の笑顔を浮かべた。
サプラーイズが大成功し、紡もにっこり。
「さぁ、デートに行こう。今日だけはボクの独り占め、だよ?」
手を伸ばした紡はたまきを、外へと連れ出していくのだった。
ホワイトデーのある週末。
麻弓 紡(CL2000623)がたまちゃんこと賀茂 たまき(CL2000994)の誕生日祝いを行うようになって、今年で4度目。
おそらく、当日はソラっち……彼氏と過ごすのだろうが、それはさておき。
「今年は、中華ファッションでおでかけするよー」
緑のチャイナ風ワンピースを着て微笑む紡はその前にと、お揃いのピンクのワンピースを着たたまきを自分の前に座らせて。
「紡さんに髪を結んでいただくの初めてですっ」
まず、紡はたまきの髪を丁寧に結っていく。
「ボク、基本ぶきっちょだけど、髪は出来るんだよね」
「そうなのですねっ、すごい練習したのですか?」
そんな掛け合いの間も、紡の手は忙しなく動く。
「そうそう、姫の特訓がねー……と。はい、完成。じゃじゃーんっ」
完成したのは、可愛らしい三つ編みリングヘア。先端は服と同じピンクのリボンで止めている。
「わぁ、紡さんとお揃いですっ」
紡の金髪もすでに同じ髪型になっており、こちらも緑色のリボンが服と同じ色だ。
「で、これをつけて。お出掛け、してくれる?」
用意したのは、桜チャームの下で桃色のサンゴと花びらが揺れたデザインのイヤリング。
なお、サンゴは3月の誕生石だ。
それを見たたまきは感激のあまり、目を潤ませて。
「はいっ、勿論ですっ」
早速、それを両耳につけ、彼女は満面の笑顔を浮かべた。
サプラーイズが大成功し、紡もにっこり。
「さぁ、デートに行こう。今日だけはボクの独り占め、だよ?」
手を伸ばした紡はたまきを、外へと連れ出していくのだった。
