クリスマスSS 2016
「鈴鳴ちゃん。子どもたちの所へ行きますよ」
「うん。行きましょう、たまきちゃん」
サンタ服に身を包んだ賀茂 たまきと守衛野 鈴鳴は、子どもたちの元へ向いました。
たまきは眠いけど、大きな袋をひきずりながら。
鈴鳴はトナカイさんをねぎらいながら。
子どもたちが用意した大きな靴下へ、次々にプレゼントを入れて行きました。
ところが……。
「たいへん。鈴鳴ちゃんへのプレゼントまで配っちゃいました……」
「どうしよう。たまきちゃんへのプレゼントがありません……」
プレゼントを配り終えたあとに、それぞれへ渡すプレゼントまで配ってしまったことに気付いた二人。
たまきも、鈴鳴も途方に暮れてしまいました。
その時見えたのは、子どもたちのやんちゃな様子。
「「そうだ……!」」
「キャー!」
悲鳴とともに尻餅を付いたのは、たまき。
鈴鳴からのプレゼントは、うさぎさんのびっくり箱。
「いやー。離してくださーい」
身動きが取れないと慌てる鈴鳴は、サンタ服のリボンを柱に括り付けられていました。
たまきがこっそり後ろから忍び寄っていたのです。
お互いに贈った『オドロキ』プレゼント。
びっくりしたけれど、こんなクリスマスも楽しいなと思う、たまきと鈴鳴なのでした。
「うん。行きましょう、たまきちゃん」
サンタ服に身を包んだ賀茂 たまきと守衛野 鈴鳴は、子どもたちの元へ向いました。
たまきは眠いけど、大きな袋をひきずりながら。
鈴鳴はトナカイさんをねぎらいながら。
子どもたちが用意した大きな靴下へ、次々にプレゼントを入れて行きました。
ところが……。
「たいへん。鈴鳴ちゃんへのプレゼントまで配っちゃいました……」
「どうしよう。たまきちゃんへのプレゼントがありません……」
プレゼントを配り終えたあとに、それぞれへ渡すプレゼントまで配ってしまったことに気付いた二人。
たまきも、鈴鳴も途方に暮れてしまいました。
その時見えたのは、子どもたちのやんちゃな様子。
「「そうだ……!」」
「キャー!」
悲鳴とともに尻餅を付いたのは、たまき。
鈴鳴からのプレゼントは、うさぎさんのびっくり箱。
「いやー。離してくださーい」
身動きが取れないと慌てる鈴鳴は、サンタ服のリボンを柱に括り付けられていました。
たまきがこっそり後ろから忍び寄っていたのです。
お互いに贈った『オドロキ』プレゼント。
びっくりしたけれど、こんなクリスマスも楽しいなと思う、たまきと鈴鳴なのでした。
