バレンタイン&ホワイトデーSS 2016
お返しは3倍返しで
そこは、とある喫茶店。
「好きなだけ注文するといいよ」
今日は3月14日。ホワイトデー。赤系のチェック柄のシャツに青色のパーカーといった服装の『探偵見習い』工藤・奏空(CL2000955)が、妹分の『想い受け継ぎ‘最強’を目指す者』天楼院・聖華(CL2000348)へとバレンタインデーのお返しを、この店へと連れてきていたのだ。
「おにぃ、ありがとっ!」
奢りと聞いて嬉しそうにはにかむ、ボーイッシュな姿の聖華。彼女は早速店員を呼び、メニューを指差して次から次に店員へと注文を行う。
やがて、テーブルへと運ばれてきたのは、皿に盛られたケーキの数々。別の皿にはクッキーやビスケット、フルーツが盛り合わせで出されている。両手で抱える大きさのホットケーキにはたっぷりとシロップがかかっていて。
「うぉー、いっただっきま~す!」
さらに、色とりどりのフルーツがトッピングされたチョコレートパフェ。聖華はにんまりとしてそれを口にする。口の中に広がる甘さに、彼女は気をよくしてぱくぱくと食べていく。
とってもご機嫌な妹分の姿に。奏空は嬉しい半面。ちらりとテーブルの下に用意した財布を広げて中身を覗く。
(今月、これからどうしようかな……)
まだ、今月は半分しか過ぎていないのに。
奏空は会計のことを気にしてしまい、ほろりと涙してしまうのである……。
「好きなだけ注文するといいよ」
今日は3月14日。ホワイトデー。赤系のチェック柄のシャツに青色のパーカーといった服装の『探偵見習い』工藤・奏空(CL2000955)が、妹分の『想い受け継ぎ‘最強’を目指す者』天楼院・聖華(CL2000348)へとバレンタインデーのお返しを、この店へと連れてきていたのだ。
「おにぃ、ありがとっ!」
奢りと聞いて嬉しそうにはにかむ、ボーイッシュな姿の聖華。彼女は早速店員を呼び、メニューを指差して次から次に店員へと注文を行う。
やがて、テーブルへと運ばれてきたのは、皿に盛られたケーキの数々。別の皿にはクッキーやビスケット、フルーツが盛り合わせで出されている。両手で抱える大きさのホットケーキにはたっぷりとシロップがかかっていて。
「うぉー、いっただっきま~す!」
さらに、色とりどりのフルーツがトッピングされたチョコレートパフェ。聖華はにんまりとしてそれを口にする。口の中に広がる甘さに、彼女は気をよくしてぱくぱくと食べていく。
とってもご機嫌な妹分の姿に。奏空は嬉しい半面。ちらりとテーブルの下に用意した財布を広げて中身を覗く。
(今月、これからどうしようかな……)
まだ、今月は半分しか過ぎていないのに。
奏空は会計のことを気にしてしまい、ほろりと涙してしまうのである……。
