バレンタイン&ホワイトデーSS 2016
「はい、八重サン、あーん、デス!」
「も、もう、リーネさんったら……」
休日のデパートの屋上で、2人の少女がじゃれ合っていた。
バレンタイン用チョコレートの材料を購入しに、デパートへとやってきていた2人は、目当ての物を購入し、屋上の休憩スペースで、自分用のチョコレートを食べながら一息つく事になった。
温かい飲み物を口にしつつ、どんなチョコレートを作るか相談していた2人。だが、ふとリーネが悪戯っぽい笑みを浮かべ、チョコレートを八重へと差し出したのだ。
急な行為に頬を染めつつ、八重はチョコレートを口に入れた。
「それじゃ、リーネさんも……あ、あーんしてください」
些か照れつつもお返しとばかりに、今度は八重が、リーネへチョコレートを差し出す。
少しだけ驚いた様子を見せたリーネだったが、すぐに気を取り直し、ぱくり、とチョコレートを食べてしまった。
「美味しいデスね! これよりも、もっとずーっと美味しいチョコを作りまショウ!」
笑いながら、リーネが言う。八重も頬を染めながら、こくり、と頷いた。
そのまま二人は、想い人へと送るチョコレートについて、あれこれと相談し始めた。
時を忘れ、楽しげに語りあう少女達。
願わくば、彼女達の想いに、バレンタインの祝福を。
「も、もう、リーネさんったら……」
休日のデパートの屋上で、2人の少女がじゃれ合っていた。
バレンタイン用チョコレートの材料を購入しに、デパートへとやってきていた2人は、目当ての物を購入し、屋上の休憩スペースで、自分用のチョコレートを食べながら一息つく事になった。
温かい飲み物を口にしつつ、どんなチョコレートを作るか相談していた2人。だが、ふとリーネが悪戯っぽい笑みを浮かべ、チョコレートを八重へと差し出したのだ。
急な行為に頬を染めつつ、八重はチョコレートを口に入れた。
「それじゃ、リーネさんも……あ、あーんしてください」
些か照れつつもお返しとばかりに、今度は八重が、リーネへチョコレートを差し出す。
少しだけ驚いた様子を見せたリーネだったが、すぐに気を取り直し、ぱくり、とチョコレートを食べてしまった。
「美味しいデスね! これよりも、もっとずーっと美味しいチョコを作りまショウ!」
笑いながら、リーネが言う。八重も頬を染めながら、こくり、と頷いた。
そのまま二人は、想い人へと送るチョコレートについて、あれこれと相談し始めた。
時を忘れ、楽しげに語りあう少女達。
願わくば、彼女達の想いに、バレンタインの祝福を。
