ネクストステージ

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「皆に2つ、伝えたい事がある。」
 中 恭介(nCL2000002)は集めたメンバーの前でこう静かに言った。
 こもれびに集められたメンバーのざわつく空気を他所に中(あたり)は続きを話し始める。
「まずは、知ってるメンバーも多いと思うが、彼、安土・八起君だが正式にファイヴのメンバーとなる事になった。仲良くしてやってくれ。」
 安土・八起(あずち・やおき)――先の古妖狩人との一件でファイヴと出会った未知の力を持つ少年だ。長く古妖と供に暮らしてきた一族であり、御崎博士による調査の結果、その力は覚者としての発現によるものである事が判明した。
 すぐに御崎博士は調査結果をまとめ各所へ通達を行った。新しい因子が発見された、と。
 その後、古妖に近しい存在であり、人魂を従えるその姿より、その名は【怪の因子:黄泉】として世間に知れ渡るようになる。
 八起の話では自分と同じように、隠れて暮らしているものが他にもいる事、また狩人との戦いの際に行った「鎮魂ノ儀」で怨霊と化した古妖たちを戻した事により、今後は怪の因子を持つものも他の因子と同じように現れるのでは無いかという事らしい。(どうやら古妖達の感謝の一つの形であるようだ)
「そしてもう一つ。ファイヴは秘匿組織としての活動は終了し、表舞台へ立つ」
 中いわく、その結論に至った要因は大きく3つ。

1、ヒノマルや狩人との戦いにより、既にその存在が明るみに出つつある事。
2、ファイヴがどの組織にもなし得ていないほどの夢見を内包する事ができた事。
3、何よりメンバー自体が数多くの依頼をこなす事により、大きく成長した事。

 秘匿した状態での活動に限界が来る事は中(あたり)で無くとも感じていたであろう事だった。
 設立当初の数少ないリソース(人員)での情況では秘匿する事にこそ、利点があった。しかし、数々の出来事により情況は大きく変わり、秘匿する利点は極僅かになっていた。
 そのため、ある程度の実力と実績が整った今、逆に公開する事が各勢力へのけん制になる。そう考えた上での今回の決定、という事だろう。
「と言っても君たちの活動自体は大きくは変わらない。要するに今後の依頼では堂々とファイブと名乗ってもらって大丈夫、という事だ。今まで同様、神秘研究も進めつつにはなるが、疲弊したAAAに変わるべく日本(ひのもと)の秩序や平穏を君たちの手で守って欲しい――。話は以上だ」
中はそう告げると一礼して更にこう告げる。
「堅苦しい話はこれで終わりにしよう。安土君が新しく来た事もある、しかも今日はイヴ、ささやかな歓迎パーティを用意しているので楽しんでくれ」


数々の出来事、新たな仲間、そしてメンバー自身の成長により、ファイヴは新たなステージへ――


新因子【怪の因子:黄泉】が解放されました!
クリスマス関連期間限定スレッドが開設されました。


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