刀一本を手に欧州を放浪していた、自称旅人■真っ当な生活能力は皆無に等しく、路銀は常に荒事で稼いでいた。そのせいで剣闘士と渾名されたので、職を聞かれたらそう答える■新年を日本で迎えようと帰国したら因子を発現していた。前世は幕末の人斬りらしいが特にどうとも思っていない様子■普段は温和で、口調も穏やか。鍛え上げられた体を露出しなければ、ふんわりとした女性で通る■全力での戦闘時（必ずしも『覚醒時』ではない）は、意図的に人格をスイッチ。穏やかな微笑だけはそのままに、何の呵責も覚える事なく、只、斬る。擬似的に作り上げた無想剣。いつの日か真に到達を目指して■口調も単語のみと特異になり、多くても３単語程しか一度には発しなくなる■人格は仮面の付け替えに過ぎず、本質的に『そういう』人間■一人称『拙』は本来男性が使う語だが、自分の名にかかるため好んで使用している。