◆炎を操り槍、武術を嗜む。白髪であるのは、幼少の頃に巻き込まれた事件が切欠であるがそれを他者に話す事は余り無い。既に両親とは死別しており、孤独の身ではあるものの自らの生い立ちを恨んだ事はなく、今日を笑って過ごせた方がきっと良い事だと言って今を謳歌している◆前世は日本人ではない英雄に憧れた一人の男であったという。前世の因果か、今世もまた彼は同じ道を歩んでいく◆日常生活では禁欲的な部分が目立ち、良く言えば真面目で悪く言えば融通が通じず、達観している面が目立つ。最低限、それを他人に押し付ける事はしないように振舞っている◆出会いは偶然か、必然か。太陽を望んだ少年はとある少女と出会う。その時に湧き上がった感情のままに彼女の傍に居る事を誓った。自らの槍は己の信念と彼女の為のみに振るう事を誓っている。◆寮住まい