自分の価値観は絶対であると確信し、それに従って動く少女。思春期をこじらせて等との理由は無く、生まれた時からこうだった。自分が絶対であると同時に、他人が持つ価値観、即ち『法』もまた絶対であり、皆それに従うべきだと考えている。自らの『法』に従えないような者であるなら、いっそ自分に従ってしまえ。社会や他人の利益に自らの望みが阻まれるなら、そんなものは蹴散らしてしまえ。そう想いを篭めて、彼女は言う。基本的には歳相応の振る舞いをするが、自分の『法』に触れる事柄があれば豹変。目的を遂げる為に、他を省みず行動する。罪悪感や他人を思いやる気持ちが無い訳ではないが、それはあくまで自分の『法』に反しない場合のことである。逆に捉えれば、社会に反し、他人を害する行動を起こしても、それが『法』に従ってのことであれば、自他に敵味方を問わず賞賛するということである。なお余談ではあるが、飴が好物。棒付きキャンディーも口に放り込む飴玉も区別なしによく舐める。舐め過ぎて太らないか偶に心配するが、それでもやはり舐める。