●剣を持つ番人 機獣と呼ばれているアザーバイドは度々この世界に出現し、その度にリベリスタによって撃退されている。しかし、いつまでも出現するゲートの位置がわからないため、アークによって調査が進められていた。 調査箇所となっているのは、機獣が出現していると確認されている日本の地下空間。ここは多くの機獣によって守られていた不思議な場所だった。 しかし、その機獣もリベリスタたちによって退治され、アークによる調査は本格的に進んでいた、はずだった。というのも、探索はうまく進んでおらず、探索班による目ぼしい成果は上げられていないのである。 他の事件対応に追われていたことも成果が挙げられない要因の一つであるが、その調査を妨げる敵が居たのである。 熱だ。地下空間の奥へ進めば進むほど、熱量が上がり特殊な装備がなければ一般人には先に進むのも困難になる。 そしてその熱を生み出す原因は、一体の機獣であると調査班は決定づけた。明らかに熱量がおかしい場所にアザーバイドの反応があったためだ。 そのアザーバイドは剣を銜えた豹の姿をしていた。しかも、ただの剣ではなく炎で作られた剣である。この炎の剣が洞窟内に充満するような熱量を発生させていた原因だという。 そして、このアザーバイドは明らかに何かを守るために配置されていた。その後方に高いエネルギーの反応があるのである。もしかすれば、アザーバイドに関する何か有力な情報を得られる場所かもしれない。 安心して調査を行うためにも、この守られている場所を探るためにも、アークはリベリスタの派遣を決定した。 ●爆炎の剣を突破せよ ブリーフィングルームに入ってきたリベリスタたちが感じたのは、三月だというのに未だ吹いている寒風だ。 「……エアコン、修理中」 ちゅうー、と少し間延びした言い方をしている『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)は、うさぎのぬいぐるみをぎゅっと強く抱きしめていた。寒いのかもしれない。 「今回の依頼は、この洞窟の中にいるアザーバイドの撃破」 ぎゅっとぬいぐるみを抱きしめたままイヴは机の上に置いてある資料の説明に入る。資料を一人一人に配るのも億劫な寒さなのだろう。 「熱い剣を持っているアザーバイドは以前にも確認された機獣タイプと判明してる。命名法則により、この機獣はレーヴァテインと命名されたよ」 資料によれば、レーヴァテインと名付けられたアザーバイドは機械の豹のような姿を持ち、重装甲の割には素早く動くことが可能だという。その上、体内に超高熱の火炎を作り出す機構を持っているらしく、周囲の温度を高く保っている。 この温度の上昇が厄介で、長く戦えばリベリスタであっても体力の消耗は避けられないという。 「攻撃は炎の剣と火炎放射だね。熱い攻撃ばかりだけど、なんとか耐えて」 炎を操るアザーバイドと、熱い地下空間での対決。熱い対決になるのは間違いないだろうが、暑苦しそうでもある。 「……がんばって」 その暑苦しさを想像したのか、イヴはぎゅっとぬいぐるみを抱いてリベリスタたちを見上げた。 リベリスタの仕事は、過酷だ。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:nozoki | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 2人 |
■シナリオ終了日時 2012年03月14日(水)23:38 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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■サポート参加者 2人■ | |||||
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●炎の神殿 リベリスタはむんむんと立ち昇る熱気を前にして顔をしかめていた。非常に暑い、という状況は生物的に辛く、その対策の為に準備もして来たが役に立つかどうかは半信半疑である。 「この熱さ、まさに煉獄と言った所か? お前に怨みは無いが、これも仕事だ。悪く思うなよ」 この状況を生み出しているという機獣のアザーバイドに対して、軽い啖呵を切りながら『糾える縄』禍原 福松(BNE003517)は額の汗をかく。いつも被っている帽子が、今日は重く感じる。 「……ぷはぁ。水も滴るいい男ってか」 そして、そんな福松が用意したのは冷水を入れた魔法瓶。この冷水を修験者のように頭から被ることで、申し訳程度の暑さ対策をしているのだ。 「さむいのだ」 犬のように頭をぶるぶると震わせて水を弾いている『百の獣』朱鷺島・雷音(BNE000003)も、頭から水を被るということで対策をしようとしている。 「この時期に熱帯部屋で戦闘とはどこぞの我慢大会かよ! 仕事でなけりゃゼッテー行きたくねー」 ポリタンク一杯に水を用意してきた『さすらいの遊び人』ブレス・ダブルクロス(BNE003169)もやっぱり水を被って暑さ対策だ。引っ被る瞬間は苦虫を噛み潰したような顔をしていたが、よくよく周りを見れば水を前にしてちょっと躊躇いがちな女性陣の憂鬱そうな顔があるのにブレスは気付いた。 「や……や……役得!」 濡れてしまえばもちろんスケスケだよな。というなんとも正直な感想を胸に仕舞い、ごくりと息を飲んで女性陣を見渡すブレスであった。 「……一発だけなら誤射かも知れないわよね」 そんなブレスの真横を銃弾がかすめる。対物ライフルの銃弾は風を切り、洞窟の壁にぶち当たった。 やったのはにこやかな顔の『BlessOfFireArms』エナーシア・ガトリング(BNE000422)である。その気持ちに気付いているから、こうやって制裁めいたことをしている。 「それにしても、レーヴァテインねぇ。この先の砦に入るのは不可能、だとでも言いたいのかしら?」 ブレスが悔しそうに目を逸らした隙に、頭から水を被ってショートカットの髪を艶めかしく揺らす。健康的でありながら、どこか綺麗な光景であった。 「生憎此方はヴィゾフニルなんかじゃあない。ヘルの住処へと向かうのはそちらの方だわ」 神話の中に、水浴びをする乙女というものは時々出てくる。ひょっとしたら今のエナーシアのような感じではないかと、『境界の戦女医』氷河・凛子(BNE003330)は思うのであった。それだけ、エナーシアの濡れた金の髪が光を反射する姿が神秘的だったのだろう。 「レーヴァテイン。北欧神話に登場する剣とも小枝とも言われている、炎を操る神器ですね。北欧神話でも有名なものだったと記憶しています」 そんな凛子はクーラーボックスから氷の塊を取り出し、白衣の中に仕込んでいる。 「十分とは言えませんが、やらないよりやる方がよいですね」 それから、メガネをメガネケースの中に仕舞い、ペットボトルの中に入っている水を頭から被る。長い髪を伝うように水が流れていき、一滴一滴が白衣とその中に染みこんでいく。 「気持ちで負けないように行きますよ」 それでも、凛子はクールにメガネを取り出してかけ直す。ビシッとしたツリ目は、あくまでも冷静で周りの温度を冷やすような効果があった。 「機獣の本拠地、か。大掛かりなものだな」 資料を確認し、この先にあるのが機獣の拠点であるということをアルトリア・ロード・バルトロメイは改めて心に刻む。どこかレトロなデザインの剣と盾を手に自分を鼓舞するアルトリアの姿は、中世の騎士のようだ。 「しかし、これを突破すれば真相が見えるかもしれないのだな。なれば、全力で向かわせてもらおう」 そんなアルトリアの前には水が入ったペットボトル。むぅ、と唸るアルトリア。 「……動きづらくはなるが、やむをえまい」 覚悟を決めて、頭から一気に被る。戦いの中で不利になる熱を対策しないわけにはいかないからだ。 黒の鎧に身を包んだ騎士は体の中に流れる異物感を覚えながらも、顔を振って水を飛ばす。先に雷音がやったような動きである。 「……ブレスは何を期待していたのか知らないが……まあどうでも良いな」 そして、それを嬉々とした目で見てきたブレスを見つめ返して、ため息をひとつ。 「それにしても、暑い……」 子供らしい小さな体をパンクロリファッションで包む『K2』小雪・綺沙羅(BNE003284)は、体の中で作られ続ける汗の量を計算しようとしてやめた。不毛だ。 「早くこのサウナから脱出したい……。サウナというよりオーブンか……」 体中に伝わる蒸し暑さに嫌になりながら、綺沙羅も水筒の中に入れた水を頭から被って行く。濡れた服が幼い体にべとついて、これはこれで嫌なのだが。 (俺はボインのお姉様が好みだが、それとこれとは話は別。目の保養、アリガトウゴザイヤース!!!) 「……」 べとりと張り付いたパンクロリファッションをじっと見るブレスの表情を見て、残念なものを見る目になる綺沙羅だった。 「何やってんだかな」 そんな様子を感じ取りながら、女性陣を見ないようにしている『やる気のない男』上沢 翔太(BNE000943)は仕方ないと頭に水をかけている。やる意味は薄くとも、やらないよりはマシだと考えながら。 「どうせ倒さなければ、この先の調査も謎も解けないだろ? なら、俺達はやれることをやるだけさ」 うし、と小さく呟き、利き腕の拳を握る。それから、左手で水筒を仕舞い、代わりに剣を取り出した。 「さっさとやっちまおうぜ」 マントも羽織って、準備完了。 「レーヴァテインだっけかァ。炎の剣だってなァ。俺様は剣に興味はねェ、銃を寄こせ。炎の銃だったらこの俺、ジルベルト・ディ・ヴィスコンティ様が使ってやったのによ」 一方で、『LUCKY TRIGGER』ジルベルト・ディ・ヴィスコンティ(BNE003227)は戦いへの情熱だけを燃やしている。というのも、戦闘好きの彼は今回の敵である機獣との戦いを楽しみにしているからだ。 「しゃーねェかンな、ぶっ壊させてもらうぜ。悪く思うなよ、怨むなら自分の運命怨んでおくんだな」 とはいえ、見た目や態度とは裏腹に仲間を思いやるジルベルトはさっさと決着をつけようと考えていた。この暑さの中で長期戦をするのは、自分にとっても仲間にとっても嫌だろうから。 「さて、勝負だね」 帽子を取ってから頭に水をかけていた『不機嫌な振り子時計』柚木 キリエ(BNE002649)が準備を終えると、リベリスタたちは一斉に動き出した。 今回の戦いは機獣だけではない、暑さとの戦いにもなる。 「さぁて、さっさと終わらせるとしますか!」 馬鹿なモードはここで一旦おしまい。ブレスは目を尖らせて、機獣の目の前まで突撃を開始する。 ●炎の剣は何を薙ぐ リベリスタたちを出迎えたのは炎を銜えた機械の獣であった。一目で異世界のものと分かる異質さがそこにあり、その背後にはその異世界のものが造ったと思われる用途不明の建造物がある。 「人様に隠れてシノギをやろうってのか、ブリキ野郎が」 へっ、と帽子を抑えながら冷笑する福松だが、その目は笑っていない。今そこにある侵略を感じ取っているからだ。 ガリッ。 福松が銜えているキャンディが割れる。 「さあ、行くぜ! お前の炎と俺の仁義、どっちが強いか勝負だ!」 「お前と俺様の運、どっちがより幸運か、運試しといこーぜ。命をかけてなァ!!」 ジルベルトと福松の仁義と啖呵が異世界の獣に対して向けられる。どんな相手だろうと、彼らがやることは一つ。ナメられないようにするだけだ。 それに呼応するようにレーヴァテインが吠えるように口を開き、それから飛び掛ってくる。ここからが勝負だ。 (最大限に感を働かせろ、俺に出来ることを全てやるんだ) 真っ先に突っ込んだのは翔太とブレスだ。二人は加速しながら、レーヴァテインの攻撃から後衛を守るために前線へと移動し始めたのである。その二人を守るのは雷音の守護結界。 「うらぁ!」 ブレスはその勢いのままレーヴァテインの体に向かってギガクラッシュを放つ。これはけん制であったが、うまく命中してダメージを与えられた。ラッキー、とジルベルトなら言うだろう。 その反撃にレーヴァテインは炎の剣を展開し、炎の力でブレスを薙ぎ払う。これはブレスの狙い通りだ。 「――ッ!」 しかし、予想以上のダメージによって体力のほとんどが削りきられてしまう。その為、ブレスはハイスピードで速度を整えている翔太に目配せをしてから後ろに下がった。 「フレイムソード。名に違わぬ威力だよ……」 綺沙羅が傷癒術を使ってそんなブレスの体を癒していく。このままではこの場に充満している熱によってブレスが倒れてしまうところだった。それほどまでに炎の剣による一撃は重い。 「ちょこまかと動くなブリキ細工がッ!」 機械の体で飛び回るレーヴァテインに向けて、福松はサタスペによる銃撃を開始する。それほど信用は置けない銃であるが、今はこれで十分。 銃弾は機械の体を穿ち、ヘッドショットキルによる一撃はサタスペへの信頼に答えるようなダメージを与えた。 「皆さん、火炎放射来ます!」 だが、ここでレーヴァテインは動く。火炎放射の発射口を開いて、ようやく戦う準備を終えた中衛後衛を狙い始めたのである。 「指揮官を庇うのは歩兵の役割だ」 雷音の前に立ち、盾を構えてその攻撃に備えるのはアルトリアだ。 次の瞬間に放たれた超高熱の火炎放射はアルトリアを含む中衛後衛の身を焼いていくが、なんとか寸前のところでアルトリアは耐えぬいた。 「危なかったですね……」 凛子が神聖の息吹を使い、キリエが天使の息を使うことで身を焼かれたリベリスタたちは回復していく。灼熱の炎はアルトリアの鎧と盾すら溶かしかけており、凄まじい熱量に汗を流させた。 「機会は最大限に活かす。たとえこの身が傷つこうとも!」 それでも、アルトリアは前に出て剣を振るう。機獣が攻撃のために立ち止まったこのチャンスを逃す訳にはいかないからだ。 「……く、重装甲かつ搦め手無効か。私が一番苦手とする相手だが……これも修行だと思うしかないな」 しかし、レイピアの細い刀身では中々大きなダメージを与えられない。自身が持つ暗黒の力もこの重装甲の前には大きな効果はないだろう。 「機会は最大限に活かす。たとえこの身が傷つこうとも!」 だが、アルトリアは諦めない。盾を使い、うまく機獣の視線を誘導しながら剣を振るい続ける。 「いくら防御が硬くて早くても、捕らえきればいいんだよ!」 合わせて前に出ていた翔太が攻撃を始める。幻影剣によって素早い動きをする四つの足を狙ったのだ。 「切れるまで何度もだ」 この幻影剣だけでは大きなダメージを与えることは出来なかったが、見事命中したこの一撃はレーヴァテインの足元をぐらつかせることに成功する 「機械のようだからこその弱点ってもんが……ありゃあラッキーってやつだ」 狙えるところは狙う。アルトリアと翔太の攻撃に対応するために動き始めたところをジルベルトは逃さなかった。バウンティショットは火炎放射の発射口を狙って飛んで行く。 「白銀の重装甲は確かに厄介だけど絶対ではない、ならば私が貴方の宿木の枝だわ。……便乗させてもらうわよ!」 同時にエナーシアも狙いをつけて、対物ライフルによるバウンティショットを放つ。 二つの銃弾は見事に命中し、機械の体を吹き飛ばし仰け反らせる。火炎放射は小規模な爆発を始め、機能に大きなダメージを与えたことを示す。 それでも、炎の剣は健在だ。再び炎の剣を作り出して、レーヴァテインは薙ぎ払おうと振りかぶる。 「ご自慢の炎、随分と弱火になったな」 これを受けたのは、身を焦がしながらもニヒルに笑う福松だ。いつの間にかアルトリアよりも前に出ており、それを庇うようにして立っていたのである。 しかし、福松は熱量の前に屈する。膝を付いて、フェイトを使って立ち上がらざるを得なくなる。 「後は俺に。いんや、俺達に任せな」 そんな福松の肩を叩いて、ブレスが行く。リベリスタたちも行く。 「ドデカイ一発を叩き込む!」 そして集中に集中を重ねた全力のギガクラッシュを叩きこむ。吹き飛ばしこそできないものの、機械の体に対して十分な手応えを感じた。 「燃えるなら、逆にてめぇを完全に燃やし尽くしてやるよ」 「焼け付く銃身を捩じ伏せて胎動する熱量も撃ちぬくような、一心不乱の大連射を!」 続いて、翔太の剣とエナーシアの銃弾が同時に叩き込まれる。レーヴァテインが放つ火炎の熱量にも負けぬ、熱さを持った二人の攻撃は重装甲に穴を開けて機獣を機能停止直前まで追い込んでいく。 「機械生命体とかマジロマン。だから、まずはここで止めさせてもらおうか」 「置いておいても良くないでしょうからね」 研究者・技術者的な視点から見たセリフを綺沙羅と凛子は言いながら、追撃に式符・鴉とマジックアローを連射。二つの攻撃はダメージとなり、機獣は少破を繰り返す。 「では、ここで攻撃に回るとしましょうか」 それに加えてキリエのピンポイントが放たれて、更にダメージは機械の体に溜まっていく。 「そんじゃま……」 狙いを定めたジルベルトの脳裏に星がちらつく。この星はラッキースターだ。これが感じられるということは……。 星の意味をジルベルトは理解できた。この銃弾によってもたらされるものは――、 「……チェックメイト」 勝ち星だ。 「俺様のラッキーには敵わなかったってこったな。さすが俺様。……レーヴァテイン、あんたの来世がラッキーでありますように」 ジルベルトが言い終わる前に銃弾は機械を撃ち抜き、レーヴァテインは爆発四散した。 戦いを終えると、すっかり場は暗くなっていた。この辺りを照らしていたレーヴァテインが倒されたからだ。 「これでアザーバイドについての調査も進むことになるか? 調査員の皆に期待しようぜ」 翔太はライトを取り出して、周囲を照らしていく。汗でびっしょりの仲間達を見て、自分も汗まみれなことに気付く。 戦っていた時は気付かなかったが、不快感がこみ上げてくる。 「目の保養、アリガトウゴザイヤース!」 そこに、ブレスの明るい声が聞こえてきた。ブレないその姿勢に笑うしかない翔太やアルトリアであった。 「一発だけなら誤射、そう言ったわよね」 シャツの胸元をパタパタとしているエナーシアの冷ややかな声が、場を冷ました。手には対物ライフル。 「まったく、お前というやつは……」 「ハハ。この強い気持ちが熱にも打ち勝った、ということでしょうかね」 笑い声と呆れたような声が混じり合う中で、リベリスタたちは勝利の美酒を味わっていた。 ライトで照らされた機獣の拠点は、まだ謎に包まれている。だが、門番は倒されたのだ。 「一旦引き上げて報告だ」 きっと、いい調査報告が聞けるだろう。 それを信じて、リベリスタたちは帰還した。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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