●エリューションと崩界 |
『バロックナイトイクリプス』の世界が現実世界と最も大きく違う点は非現実的な力に目覚めた人間や動物、器物が存在する事です。
これ等、神秘世界の住人となった存在は『エリューション』と呼ばれ世界の闇に潜んでいます。
『エリューション』は現代社会と並列して存在する異世界からの影響力によって発生(革醒(かくせい))します。
時に理性を失い、怪物となった彼等は様々な悪影響を世界にもたらします。
例えば暴れ出したり、進化した自分達が住みやすいように世界そのものを変化(崩界(ほうかい))させてしまいます。
崩界した世界は旧来の住人を拒否する為、やがて世界は滅亡してしまいます。
しかし、彼等の力は絶大で、時に現代兵器の全てをもってしても倒す事は不可能ですらあるのです……。
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Check!:次元の虫食いは世界を蝕む
多数の世界が積み重なる形で存在している本編世界は世界同士の境界に発生した虫食いから、上位世界の影響を受けてしまいます。
これは全ての革醒、全ての神秘の原因となってしまう大問題なのです! |
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Check!:赤い月の夜――バロックナイト
理由は不明ですが、深刻な崩界が発生する時は月の見える夜に限られます。
血のような赤に染まった月、赤い夜は『バロックナイト』と呼ばれ、恐れられています。
尚、この『バロックナイト』を阻止する事を本編タイトルの
『バロックナイトイクリプス』と呼びます。 |
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●リベリスタ!
でも大丈夫!
世界は簡単に滅亡したりはしません。
世界の闇に潜む悪いエリューションを人知れず消去する正義の味方『リベリスタ』が存在するからです。
プレイヤーは原則『リベリスタ』となり、この世界を跋扈する神秘世界の住人と時には話し合い、時には対決する事でこの世界を守るのです。
『リベリスタ』は運命(フェイト)に愛された稀有な存在です。彼等はエリューションとして革醒しながらも、世界を侵食する事は無いのですから。
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●リベリスタの能力
リベリスタは神秘世界の住人です。
基本的にエリューションと同じである為、通常の人間には無い多くの特殊な力を備えています。
・リベリスタは超人的な体力・技巧・頑健さ等を持っている。
一般人とは比肩出来ない程の肉体的スペックを持ちます。
知力や精神力については個々の資質による所が大きいでしょう。
・リベリスタは多くの超能力を扱う事が出来る。
テレパシー、結界、幻視、予知等、リベリスタは多くの超能力を習得する事が出来ます。
つまり、この部分が精神的なスペックであり『神秘力』の有無による区別になります。
超能力、魔法や術が使えるのがリベリスタ、そもそも全くそういう事が出来ないのが一般人です。
・リベリスタは運命に愛されている。
リベリスタは例外なく『フェイト』と呼ばれる運命の加護を受けています。
フェイトを持つ存在であるリベリスタは『世界そのもの』に受け入れられている為、世界を壊す事はありません。
又、『世界そのもの』に守られる為、命の危険に瀕しても簡単に死ぬ事はありません。
運命に愛された彼等は、時に絶体絶命の局面におちいったとしても未来を切り開く力を持っています。
たとえ多少の致命傷を受けたとしても生き延びるチャンスを持っているのです。
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●本編におけるリベリスタ(プレイヤーキャラクター)の立ち位置
→下記のリベリスタ達の色々について、
詳しくはこちら!
(新しいウィンドウで開きます)
・とても強いですが無敵ではありません。
一般人に比べてリベリスタは信じ難い程の能力を持っています。しかし、決して無敵という訳ではありません。
ミサイルが直撃すれば命を失くすでしょうし、能力にもよりますがビルの崩落に巻き込まれれば無事に済むかは微妙です。
リベリスタは『踏み止まっている存在』なので現代兵器や物理法則を完全に無効化する事は出来ないのです。
・第二次世界大戦と十一年前の事件の影響で日本には古いリベリスタが極端に少ない。
従ってプレイヤーキャラクターは10~80歳の年齢の中でキャラクターを作成しなければなりません。
エリューション化の影響で外見年齢に変化が発生する可能性があるので、10歳以上で外見年齢が10歳未満、80歳以下で外見年齢が100をも超えた老人等は自由です。
ですが、乳幼児は避けるようにして下さい。(外見年齢の下限は小学一年生程度が目安です)
・本編におけるリベリスタは三高平市に居住し、特務組織『アーク』より依頼を受ける立場である。
日本全国津々浦々には特定の組織に属さないフリーのリベリスタも存在します。
しかし『バロックナイトイクリプス』本編において、プレイヤーキャラクターは三高平市に居住し、『アーク』の依頼を受けて戦い等に赴く事になります。
ただし、組織に属さない傭兵のような存在である、と設定する事は自由です。
リベリスタは総じて「神秘は秘匿されるべきである」と考えています。
これは過去の魔女狩り等の歴史が証明する通り、人間は普通ではない者を時に恐れ、憎むものだからです。
極力、その存在が知れないように心がけて下さい。
→三高平市について、
詳しくはこちら!
・極悪人はダメです。
『バロックナイトイクリプス』本編におけるプレイヤーキャラクターはリベリスタである為、度を越えた悪人を作成する事は望ましくありません。
例えば、意味の無い殺人に喜びを感じるシリアルキラー、現実世界で映画のような爆発を起こす事が生きがいの爆弾魔、等は『行き過ぎ』です。
ただし、リベリスタとして体を為す程度の理性があり、世界の崩壊(崩界)を防ぐ為に戦うという大前提を満たす限りは、バトルマニア、ごろつき、適度に狂気、自分だけが大事、他人の痛みを理解出来ない、必要とあれば殺しを厭わない、サディスト、特殊性癖等の人格を設定する事は自由です。
このボーダーを厳密に定める事はしませんが、常軌を逸脱し過ぎた行為には社会的制裁(ゲームの中の、ですが)がある事は忘れないようにして下さい。
→やり過ぎると敵になってしまいます……。 |

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