下記よりログインしてください。
ログインID(メールアドレス)

パスワード
















リンクについて
二次創作/画像・文章の
二次使用について
BNE利用規約
課金利用規約
お問い合わせ

ツイッターでも情報公開中です。
follow Chocolop_PBW at http://twitter.com






いびつなよつば


 豊は恵が大好きで、恵は信二が大好きで、信二は洋子が大好きで、洋子は豊が大好きだ。
 幼い頃から共に育った彼等は、4人で一つのクローバー。
 些細な諍いもあったけれど、それでも彼等は幸福だった。
 やがて誰かの想いは破れるけれど、それでも幸福な未来を信じてた。

 けれど其れは訪れる。
 恵が被害者の交通事故。仲間達の目の前で、恵は心を失い目覚めぬ人形となった。
 誰が悪い訳でもない。ただ運のみが悪かった。故に皆が己を責めた。
 仲間達は恵の目覚めを信じたが、月日は想いを磨耗させる。
 最初に洋子が都会に出、次いで信二も別の町に出た。
 別れの言葉は二度とも同じ、

「ここに居ると、恵を思い出すから」
「お前と会うと、恵を思い出すから」

 ばらばらに別れて散ったクローバー。
 其の別れから数年後、不意に豊の葬儀案内が届くと言う予想外の出来事を切欠に、彼等の望まぬ再会が始まる。


 ある田舎町へと行って欲しいと、真白イヴからの依頼を受けるリベリスタ達。
 断片的にしか読み取れなかった予知からは、水野豊、陶冶恵、宗次信二、佐野洋子、の四人の関係を中心にエリューション事件が起きる事しか判っていない。


1水野豊:地元で就職、日に一度は陶冶恵の病室に顔を出していたらしい。リベリスタ達が田舎町についた日に、彼の葬式が執り行われる。第一発見者は彼の母親で場所は彼の自宅。葬儀の場所も自宅です。
2陶冶恵:高校生の時に交通事故にあい、昏睡状態となった。水野豊が家で発見された日より行方不明となっている。当然ではあるけれど、葬儀には参加しません。
3宗次信二:県外には出ていないが、県内で一番栄えている町に引越しそこで就職。水野豊の葬儀を手紙で知って参加する為、数年ぶりに地元へ戻って来た。明後日には今の家に帰る予定。久しぶりに佐野洋子に出会い、古い恋心が疼いている。
4佐野洋子:上京して就職。水野豊の葬儀を手紙で知って参加する為、数年ぶり地元へ戻って来た。折角なので一週間ほど実家で過ごしてから戻る心算の様子。


 この中の誰かがエリューションになっており、次に誰かが狙われる。

 エリューションの能力は『自分に惚れていた事のある者を殺し、エリューション化させて支配する。この能力でエリューション化した者もこの能力を得る』(それ以外は未だ詳細不明)と、高い知性(人を欺くに足る知性)と運動能力と手の武器化です。


■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:らると  
■難易度:NORMAL ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ
■参加人数制限: 8人 ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2011年04月27日(水)22:51
 なんちゃってミステリーです。答え丸判りだろうけども、取り敢えずミステリーっぽく実験! 雰囲気だけでも!
 と思って書いてみました。最終的には幼馴染達は全てがターゲットとなるのですが、順番があります。相談のネタにでも推理してみてください。
 ちなみに、別に判らなくても対処のしようは幾らでもあります。
 水野豊には葬式から火葬までの間、部外者の皆さんは触る事が出来ません。
 そして第一発見者の彼の母親も、たった一人の家族である息子の件で酷く虚ろな状態になっておりブツブツとしたうわ言位しか聞けないでしょう。
 また宗次信二と佐野洋子に関しても地元の知り合いと一緒に居る事が多いので、接触の機会は少ないでしょう。
 信二と洋子のどちらも実家はこちらにあります。
 情報収集をする場合は、情報収集の結果が~~だったら○○する。そうでなければ××するみたいに書いて頂ければ、対応の幅は広くなるかと思います。
 役割分担して頂いても構いませんし、まあ適当に。
 取り逃がした場合は失敗です。

 四葉のクローバーって突然変異なんだそうですね。
 歪な四葉が揃わないように頑張ってください。

 多分皆さんの相談は行きの電車の中で行われるのかな? とか妄想しています。
 駅弁でも食べながらノンビリ(7日かけて)お越し下さい。ガタンゴトン。
 それでは、お気が向かれましたらどうぞ。
参加NPC
 


■メイン参加者 8人■
プロアデプト
歪 ぐるぐ(BNE000001)
インヤンマスター
朱鷺島・雷音(BNE000003)
ナイトクリーク
四鏡 ケイ(BNE000068)
ホーリーメイガス
霧島 俊介(BNE000082)
プロアデプト
彩歌・D・ヴェイル(BNE000877)
マグメイガス
綿雪・スピカ(BNE001104)
プロアデプト
銀咲 嶺(BNE002104)
スターサジタリー
結城・ハマリエル・虎美(BNE002216)


「おや、懐かしいねぇ。陶冶さんちの恵ちゃんじゃないかい。この子は以前仲の良い3人としょっちゅう展望台公園で……」
 恵の写真を使って聞き込みを行う『対人恐怖症』四鏡 ケイ(BNE000068)にとって、押しが強くて人が良い喋り好きの田舎のおばちゃんは天敵に近い存在であるが、悲劇の連鎖だけは何としても食い止めたいと言う強い気持ちがケイの足を其処に留めていた。
 けれど、おばちゃんはそんなケイの内心に気付く筈も無く、其の話はあっちに飛びこっちに飛び、要点を得ることなく延々と続く。
「でもあんな事になるなんて可哀想に。其の日もね、他の子達と展望台公園で待ち合わせてたらしいんだけど、あんな事に、ね。其の事で一番落ち込んでたのが豊ちゃんでね。そう言えば……」
 正直常人でも聞いてるだけで疲れて来そうなおばちゃんの長話だが、ふとその話に引っ掛かりを覚え、あらん限りの勇気を振り絞り、話を遮って尋ねてみる。
「あ、あの……! そ、そそそ、その公園ってどこにあるんですか?」

 豊の入った棺が車に載せられ、焼き場に向けて走り出す。そして未だに虚空を見つめたまま焦点の合わない様子の母親も、親戚達にタクシーに詰め込まれて後を追う。
 そんな母親に対しては同情的な声も多くあったが、薄汚い陰口の様な物もひっそりと囁かれている。例えば、喪主の癖に段取りがなっていない事や、結局葬儀の最後まで豊がどうやって死んだのかを知らせなかった事について等だ。
 葬儀の終わりを受け、喪服のまま解散していく参加者達の中に、かつての四葉の2枚、信二と洋子の姿もあった。
 二人は一瞬ちらりと視線を交わしたが、それでもお互いに声をかける事は無く、それぞれの知り合いと近況を話しながら別方向へ別れていく。
 そんな彼等を護衛、あるいは監視する為に、葬儀の終わりを待っていたリベリスタ達は、互いに目配せをして動き出す。
「次の番はだーれかな」
 信二の監視を担当する『Trompe-l'œil』歪 ぐるぐ(BNE000001)が囁く様に、歌う様に、手の中の四葉の葉を千切りながら呟く。
 風に乗り、千切られた4枚の葉がバラバラに空を舞った。


 この田舎町を一望出来る高い丘の上に作られた小さな展望台と、その周囲にある公園を地元の者達は判り易く展望台公園と呼んでいる。
 高所故に風の強いその公園は、時間帯のせいもあってか今は誰も訪れて居らず、寂しげな空気を醸し出している。
「さーて、恵嬢ちゃんは何処にいるんかね」
 『Gimmick Knife』霧島 俊介(BNE000082)は、ぐるりと公園を見回し、そのついでにふと上へと目をやり、探索の為に空へ飛び上がっていた『わたくさひめ』綿雪・スピカ(BNE001104)を下から見そうになって慌てて目を背ける。
 いかに長めのスカートを穿いているとは言え、女性を下から見るのは、見える見えないではなく見えるかも知れないというだけでドギマギしてしまうものだ。
 そんな俊介の様子にケイは何かを察したのか、手に持ったカンペに【俊介さん、綿雪さんが可愛いからってはしゃがないでくださいよ】と書き込み、ペチペチ突込みを入れている。
 一見ふざけ合い、じゃれ合ってる風にも見えるリベリスタ達だが、それでも着実に探索は行われていた。四葉達がこの公園にどんな思い入れを持っているのかを知る術は無いが、隠れ場所として使われている可能性は他の場所よりずっと高いだろう。
 それぞれが決して一定以上の距離を開けず、怪しそうな場所を虱潰しに調べていく。手分けしての探索の方がそれは勿論効率は良いのだろうが、探す相手である恵がエリューションになっている可能性がある以上、そしてリベリスタ達は恵が黒である可能性が高いと踏んでおり、発見はイコール即戦闘となりかねないが故に、単独行動は自殺行為に近しい。
 最初に其れを発見したのは上空から見下ろすスピカだ。ある一つの遊具、中に入って遊べるタイプの遊具が、其の出入り口を厳重に塞がれている。まるで、子供が、其の中に宝物を隠すかの様に厳重に。

 空を飛ぶ『穢翼の天女』銀咲 嶺(BNE002104)が連絡の為のスマートフォンの操作を終え、地上を歩く洋子へと視線を落とす。
 普段はブラウスの胸のボタンを少し際どく開いている嶺だが、上空を飛ぶにあたっては胸に風が入って寒いのだろう、ボタンをぴっちりと閉じている。
 洋子から少し後方へ視線をずらせば、『百の獣』朱鷺島・雷音(BNE000003)が少しの距離を置いてぴったりと張り付き、其の更に大きく後方には、機動力はあるが尾行には若干目立つスクーターに跨り、結城・ハマリエル・虎美(BNE002216)が続いている。
 そして視線を前方へと移せば、『トリレーテイア』彩歌・D・ヴェイル(BNE000877)が洋子の前方にある家の屋根の上で端末を操作し、彼女の行き先を大まかに予測する事で先回りしての前方からのガードを受け持っている。彩歌は出来る事なら洋子の行動予定とルート、其処から推察される襲撃地点を割り出したかったのだが、流石に見知らぬ町、今日はじめて見かけた人間のルートや予定を把握しきる事は流石に困難だ。
 前後、更に上空をカバーするリベリスタ達の護衛体制は、洋子が次に狙われる候補として本命であるが故の物だ。せめて残った人だけでも助けないとと言う虎美や、四葉達の想いを羨ましいと思う未だ恋を知らぬ少女、雷音。何も知らぬ人が、何も知らずに済む様にと願う彩歌、そして四葉のクローバーが象徴する物を思い出し、彼等、彼女等のクローバーがそうでなくなってしまった事に、哀みを覚えずには居られない嶺。
 彼女達4人の願い、そして目的はこれ以上の悲劇を防ぐ事。
 そんな彼女達に不意に緊張が走る。洋子が、地元の知人達と別れて一人別の方向を目指し始めたからだ。洋子の向かう先にあるのは、この町を見渡せる高い丘。そう、洋子を含めた四葉達の思い出の場所、展望台公園だ。


「これは……」
 誰ともなく呟くリベリスタ達。開かれた遊具の中にあったのは、遊具の床一杯に敷き詰められた小さな花のベッドの上に寝かされた、一人の女性。
 女性と言う事で配慮して進み出たスピカが確認した所、少し衰弱気味に見えるが、間違いなく生きた『人間』である其の女性は、
「こ、……この人」
 所持していた写真と女性と見比べるケイに、スピカが頷く。
「……ええ、恵さん、ね」
 恵捜索担当の3人の中で、今回の元凶が像を結ぶ。恵なら、此処にいる。信二なら、恵をエリューション化させずに放置する理由が無い。洋子は、犯人の条件から最も縁遠い。
 そして其の時、俊介の所持する携帯に2通の連絡が入る。一つは洋子護衛班の彩歌から、そしてもう一つは信二を監視するぐるぐから。護衛対象が、監視対象が、『『展望台公園を目指し始めた』』と。 

 最後の別れをと告げられた母は、一人豊と向き合う。
「豊、起きなさい。洋子ちゃんが、信クンが、……恵ちゃんが遊びに来たわよ」
 うわ言の様な其の呟き、かつて四葉達が揃っていた頃に母が喋った台詞をを最後に、心壊れた母は崩れ落ちる。
 そして事件の元凶が、ひとりで待つ事に疲れ、最悪の道へと転がり落ちた男が、ゆっくりと身体を起こした。
 己の葬儀すら偽装して呼び寄せたかつての四葉、恵と自分を捨てて出て行った2人を犠牲にする事で、恵を目覚めさせるその為に。エリューションとなり、凝り固まった妄執が牙をむき始める。


 展望台から町を見下ろし、涙を流す洋子が人の気配に振り返る。
「やっぱり……、貴方も此処へ来たのね」
 強い風が指で涙を拭う洋子の髪を揺らす。洋子と信二、2人が選んだ再会は豊の葬儀の場では無く、4人で過ごした想い出の場所。
 だがリベリスタ達は2人の再会を見守る様な事はしなかった。恐らく2人の関係が昔の様に、あるいは一歩進んだ関係になる事はないだろう。何故なら過ぎ去った時は帰らないし、2人にとってお互いは想い出が多すぎる存在なのだ。嬉しい想い出だけでなく、辛い想い出も。恵や豊の事を忘れたい訳ではないが、日々其の想い出と顔を突き合わせて暮らすには辛すぎる。
 けれど、それがどんな結果になろうともそれは2人の物だ。
 衰弱気味の恵を病院へと運ぶ必要もあったが、だがそれも今すぐにせねば最悪の事態を招くと言うほどではない。
 今やるべき事は、焼き場からこの展望台公園を目指す豊を途中で食い止める事。


 不意に疾走する豊の足を、低空飛行する嶺とぐるぐが放ったピンポイントが、そして虎美の1$シュートが、打ち抜き豊を転倒させる。そして次いで放たれるのは同じく低空飛行状態のスピカが放つ気糸……ギャロッププレイ。
「行かせないわ。いびつな四葉、揃わせない」
 絡み付く気糸を振り払い立ち上がる豊の前に、勢揃いしたリベリスタ達が姿を現せた。
 豊の移動ルートを割り出したのは、勿論にこの町のマップを入れていた彩歌だ。そして彩歌が割り出した最短ルートや可能性の高いルートを元に、フライエンジェであるぐるぐや雷音、スピカに嶺が空から探索し、そして地上を虎美がわざわざ購入したスクーターで走り回る。機動力の豊富な者が多く揃うこのメンバーにとって、ルートが絞られた豊の捕捉は然程難しい事ではない。
 既にこの場には雷音の手で強結界が張られており、用の無い人間は近づいて来ない様になっている。まあ単なる道に用のある人間など早々は居らず、其の先に用があっても単に回り道すれば良いだけなので、ほぼ人払いに関しての問題はクリアされている。

 だが豊もただただ黙って討ち取られたりはしない。歪んでいるとは言え、彼には目的がある。妄執であろうと強く胸を焦がす想いがある。
 喉を狙って放たれた彩歌のピンポイントを、豊は首を振って回避し、その回避行動の反動で一気に間合いを詰めて来る。大きな刃へと変化した豊の手が、彩歌に向けて振るわれようとした一瞬前、雷音が守護結界で仲間達の防御力を上昇させ、……刃によって出来た彩歌の傷が俊介の描いた魔法陣より発せられた癒しの微風によって瞬時に塞がれる。
 雷音と俊介の2人がかりで行われる支援と回復は強力で、2人の精神力が尽きるまでは、豊の攻撃ダメージが後に残る事はまずありえない。
 自分の取り柄はこれくらいだと言う雷音だが、その効果は実は防御方向だけでなく攻撃方向にも作用している。何故なら、仲間達は傷の心配をする必要なく其の持てる能力を存分に攻撃にまわして振るう事が出来るからだ。
 そしてケイの放ったライアークラウンの一撃が豊の行く末に不吉な影を落とす。

 戦いはリベリスタ達が優勢に、見方に寄っては一方的に近い勢いで進められて行く。
 アデプトアクションで近接戦闘を挑む嶺が時折そのHPの低さが祟って危うい場面を見せる事もあるが、負う傍から直ぐに傷が癒される為に大事には至らない。ちなみにブラウスのボタンは動きやすさ優先でもう開いている。
 豊がエリューションとして弱いという訳では決して無いのだが、やはり1対8と言う手数の違いはいかんともし難い物がある。せめて後一人引きずり込めていれば互角に近い戦いにもなったのだろうが、その引きずり込む為の一人はリベリスタ達と言う壁の向こう側だ。


 恐らくは其れが、豊の最後の足掻きだったのだろう。近接戦を挑んでくる相手が少ない、つまり彼我の距離が比較的保たれている事を活かし、相手の遠距離攻撃を無視した強引な突破を仕掛けようとしたのだ。
 しかし囲みを抜けようとした豊の視界に飛び込んだのは、一面の炎。スピカが精神の消耗を気にせず放った、豊を進行方向の範囲ごと巻き込む炎の嵐。
 ダメージと炎の勢いに思わず足が止まる豊に、
「ちょこまかすんじゃねぇ!」
 と俊介の神気閃光が、ケイの最後のライアークラウンが、ぐるぐの、彩歌の、嶺のピンポイントピンポイントピンポイントが!!!
 そして……、
「これで終わり、だね。ばいばい」
 最期の一撃を確信して放たれた虎美の銃弾が、背後から豊を貫通し……豊がゆっくりと崩れ落ちる。
 地に伏した豊の唇が小さく3つの形に動き、……そして豊は自分が最初に偽装した通りに、死を迎えた。


 欠けた四葉は揃わずに、過ぎ去りし時も戻らない。
 人は変り、移り行く。幸せな過去はただ想い出の中に。
 歪まず、汚される事も無く、想い出の中に。


 事件を終えたリベリスタ達は、洋子と信二がどうなったかを確認する事も無く町を去った。
 操り人形となっていた豊の母へのケアや、恵を病院に戻す為のフォローや手続き、そして焼き場で死体が消えた事になっている豊の件等に関しての後始末はアークが引き受ける事となる。
 三高平市へと向かう列車に乗り込み、絆に関して改めて思う所があったらしい雷音が養父へのメールを打っている。
 静かに、疲れを癒すリベリスタ達。走り出した電車の音だけが響く中、ふと窓の外を見た虎美の遠目に、あの展望台公園のあった丘が映る。今は無理でも、何時か遠くに、この町の人達が豊の事を忘れてしまった頃に、一人待ち続けて擦り切れた一つ葉の墓を参りに来ようと虎美は思う。
 こうして、密かに行われた戦いの幕は、誰にも知られる事の無いままに閉じる。

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
 犯人?は豊だったんですが、色々紛らわしかったかも知れないですね。
 エリューションが誰かを判った上でOPの豊に関しての部分を見ると誤魔化そうとしてる部分が色々透けて見えるかと思います。
 今回、恵を発見していただけてありがとうございました。
 恵が犯人だろうし、どうせ連鎖には関わらないから良いやで放置されていた場合は、エリューションが倒された後も恵は行方不明のまま終わる事になっていたかも知れまえん。

 試行錯誤しながらOPの段階から一風変わった物を書いてみたつもりですが、如何だったでしょうか?
 ご参加、本当に有難う御座いました。