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オンオフはっきりつけようぜ!


 スカートなんて無防備なもの、どうしてはくんだろう。
 階段上がるとき隠すんなら、そもそもそんな短いのはくなよ。
 制服だから仕方ないって言うなら、せめて、ぱんつの上になんかはけよ。
 僕はもう、永遠に見えない絶対領域を追いかけることに疲れたんだ。
 見せるなら見せる。見せないなら見せない。
 僕はあいまいな世界の境界を憎む。
 選べ、どちらか。
 スカートぬぐか、ズロースはくか。

「どうして革醒したんですかと聞いたら、この人がなんて答えるか興味がある」
『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)は、ふっと鼻で笑った。
「覚醒したてのほっといたらフィクサードをとめて。彼はミニスカートが大嫌い」
なんですか、それは。
「正確に言うと、パンツが見えそで見えないミニスカートが大嫌い。可愛さ余って憎さ百倍」
 まあわからない気もしないでもない。
「完全に見せるか、絶対見せないようにするか、どっちかにしろー!と、革醒した」
 それは、履歴書に書けない経緯だね。青春の憤り。
「そして、不幸なことに彼が通ってる学校の制服のスカートは、近隣の学校と比べてもスカート丈が短い傾向にある」
 何でそんな学校に入っちゃったんだよ。っていうか、事前にわかるもんでもないか。
「そんな青春君がどんな行動に出るかというと、スカートかズロースか選択を迫る。ズロースをはくことを選択すると、ズロースをはかせる」
こんなの。と言って、ぴらんとズロースを広げるイヴ。
小学生のはくへそまでぱんつの丈を長くして、すそにレースつけたような。
「ロリータファッションする人には、ドロワーズといったほうが通りがいいかも。青春君が結いしてるのは、おばあちゃんがはくような色気もおしゃれ心も全然ない代物だけどね」
 それ、女子高生には致命的なアイテムじゃないか。
「ズロースを拒否すると、女の子のスカートを腰から引っこ抜く」
 は?
「物質透過の一種と推察される。とにかく、すそをつかむとどういう原理かスカートが脱げる。言い忘れてたけど、ズロースもノーアクションではかせられる」
 それは、非常にまずいんじゃないか。というか、何だ、そのまったく無意味な能力。
「心に傷を抱える女子高生の山をこしらえるのは忍びない。行動に移す前にふんじばって連行。説教」
 殺さないように。ノーフェイスになったら大変だから。と、イヴは一同に釘を刺した。
「で、これが青春君の通ってる高校の制服。推奨作戦としては、登校してくる女子高生たちより前に、通学路に潜伏している青春君に接触。人目につかないところにおびき寄せ、ぼこる」
 はけってことですね、わかります。
「あまり不自然な人がはくと逃げるから」
 うんそうだね。なんか、ほんとに、青春君がぶちきれたのがわかるくらい、すっげー短いスカートだね!


■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:田奈アガサ  
■難易度:EASY ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ
■参加人数制限: 8人 ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2011年08月15日(月)23:22
 田奈です。
 白黒はっきりつけよーぜ!
 先にいっときますけど、ネタですよ!
 スカートはいたりはかされたり、ズロースはいたりはかされたり、説教したりされたりするといいよ!
 この際、青春君に共感しちゃったりしてもいいかもしれない。
 重傷覚悟になるだろうけどね!
 あいまいな状態に我慢できなくなった、ほっとくとフィクサード君のスペックはこちら。

『青春君』三好利次
 *高校一年生。
 *攻撃力、ないです。足は非常に速いです。
  勘が鋭く、命中が高いです。
  四人でかこんで「ボコる」と書けば、制圧できます。
  ただし、誰かが「青春君に味方する」と書けば、その分必要人数が増えていきます。
  三人以上裏切ると、青春君は逃走成功するから、依頼失敗になるんだぜ。
  作戦は、出発前から始まっている!
 *失敗すると、このあたりに変質者が出ると噂が立ちます。
  青春君がレベルアップしちゃうんだぜ。
 EX・ぬいじゃえ。スカートのすそを握られると、スカートが脱げる。
 EX・はいちゃえ。ふりかざされると、ズロースをはかされる。


場所・通学路
 *立て看板の裏に、覆面した青春君がすたんばってるよ。
 *夏休みだから人は少ないけど、部活があるから登校してくる生徒はいるよ。
  急がないと女子が犠牲になるよ。 
 *一ブロック先に、空き地があるのでそこで戦闘するといいよ!
 *周りは住宅展示場だから、人目も気にしなくていいよ!
 *あまりにも不自然な人が囮をやると、変質者が出ると噂が立ちます。
参加NPC
 


■メイン参加者 8人■
スターサジタリー
舞 冥華(BNE000456)
クロスイージス
白石 明奈(BNE000717)
ナイトクリーク
金原・文(BNE000833)
ソードミラージュ
上沢 翔太(BNE000943)
ソードミラージュ
ルカルカ・アンダーテイカー(BNE002495)
ナイトクリーク
鬼哭・真心(BNE002696)

桃瀬 瑞穂(BNE002772)
プロアデプト
天霧 紗姫(BNE002837)


 少年は疲れ果てていた。
 通学路にやたらと存在する階段、高層建築の校舎。
 近隣高校で一番スカート丈が短い制服。
 しかも明るく開放的な校風の成果、女子がやたらと活発に動き回る。
 あらぬ疑いをかけられるのに疲れた。
 眼福?
 どうでもいい女子のスカートの中身に興味はない。
 今日の働きが、すべてを動かす。
 そのためなら、だらだら汗かきながら、バスタオルで覆面して灼熱のアスファルトにしゃがみこむくらい我慢できる。
 これで、学校からお達しさえ出てくれれば。

「こら! そこのド変態! 女子の大敵の三好利次!」
『臆病ワンコ』金原・文(BNE000833)、パピヨンのおしっぽを怒りでぶっとくしながら名指し。
 フルネームは勘弁してあげてください。
『鬼泣かせ』鬼哭・真心(BNE002696)、制服のスカートから伸びる白く輝く美脚を引き立てる、これまた白いソックス。
(折角用意してもらっているし、囮やるならその方が良いだろうしな)
『蒼き闇のディアスポラ』天霧 紗姫(BNE002837)も、制服を着用して無言で立っている。
 だって。ヴァンパイア的に夜型だし。もろ早朝だし。ちょっと眠い。 
(……すっげー短いスカート、との事だったが、いつも穿いてるのとそう変わらんし、騒ぐほどのモノでもあるまい)
 本人にとってそうかもしれないが、ここで一つお知らせがあります。
 紗姫さん、いつものクセでぱんつはいてません。
 スキップで登場、『ミサイルガール』白石 明奈(BNE0007179)。
 ぴらんぴらんと揺れるスカートのすそ。
 でも大丈夫。
 黒ストッキングは、無敵だから!
(相手の攻撃なんて無視! 脱がされたって黒ストがある! さあ、どっからでもかかってこーい!)
 四人は互いを見交わすと、いっせーのせっで走り出す。
 これでもかとひらんひらんさせたミニスカート。
 炎天下の蜃気楼。
 夏の朝の幻。
 ほほほ、捕まえてごらんなさ~い的きらきらつきの乙女のアンヨ。
 見えそで見えない絶対領域。
 手にした通学かばんや、尻尾、手が絶妙ゾーンを華麗にカバー。
 一部の方々、垂涎の光景。
 ブリキ看板けり倒し、スポーツバッグに押し込めた秘密アイテムの所在を確認し、少年は走り出す。
「てめーら、そんなに跳ね回るんだったらなあ、スカート脱ぐか、ズロースはくか、どっちか、今すぐ選びやがれええええ!!」
 

『やる気のない男』上沢 翔太(BNE000943)は、このくそ暑いのにわざわざ冬制服。
 さすがにブレザーは腕にかけていた。
(何で男は俺一人?)
 たぶん、俺が行くぜとキラキラ目を輝かせていたリベリスタ男子の中で、君が一番邪心がないように見えたからじゃないかな。
 というか、君の枯れ具合が、逆に心配になってくるんだが。
(ま、某変態方のようなことだけはぜってぇにしねぇ)
 今ギクッとした者は、窓口でカウンセリングの予約を取るように。
(ぱんつなんてハイてなくてもはいててもたいして変わらないのにね)
『シュレディンガーの羊』ルカルカ・アンダーテイカー(BNE002495)、空き地に座り込んでパンをもぐもぐ。
(朝早いんだもん、おなかすいた)
 運動部朝練の女子が犠牲にならないよう、青春君がスタンバイしてすぐに作戦決行だからね。
 もきゅ、もきゅと時間を置いてかんでる感じが、なんか羊っぽい。
(ルカのぱんつは観測して初めてはいてるかそうじゃないかわかる。シュレディンガーの思考実験的理不尽。今日はないしょ)
『うさぎ型ちっちゃな狙撃主』舞 冥華(BNE000456) 、手に潜伏用のダンボールを握ったままその横にちょこんと座っている。
(む? よく考えたら、冥華の着物はだいじょぶ? すかーとじゃないけど、けっこー丈が短い……着物もぬいじゃえーってなっちゃう?)
 よいではないか、よいではないか。
 このネタって、時代劇離れ著しい冥華ちゃん世代に通用するんだろうか。ちょっと心配。
「あ、きた」
 もぐもぐ口いっぱいパンを詰め込んでるのに、ルカルカの発音やけに明瞭不条理。


 リベリスタダッシュは、常人の数倍である。
 ご近所様には目にも留まらぬ速さゆえ、叫んでいる言葉も聞こえない。
 よかったよかったよかったね。
「見えそうで見えないのが絶対領域の魅力なんじゃないか。それは中を見ようとするのではなく、見えるかもしれないというドキドキが良いんじゃないか。今一度、初心に帰るんだな」
 空き地への誘導のため、挑発的に紗姫が言う。
 あなたの場合、見えてしまったら大変なことになってしまう可能性が通常比10倍ですよ。
 おまわりさんにつかまりはしなくてもお説教されて、婦警さんに換えぱんつプレゼントされちゃうよ。
「ふざけんな! 見えてんだよ! みっじかいスカートはいてばたばた走り回りやがって。 しかも『見たでしょ、エッチ』だと。見せんな、隠せ! 厳重に!」 
 手にしたズロースふりふり。
 手からズロースが消えた。そして、先のスカートのすそから色気がないレースがのぞく。  
 これぞEX・はいちゃえ。
 応用したら、メイド服でもスク水でも着せ放題じゃないか!?
 青春君はそんな不埒な使用法考えもしてないが。
 今、おお、その発想はなかったわ! とか思ったリベリスタは、窓口でカウンセリングの予約を取るように。


 青春君と冥華ちゃん。
 目が合った。
 するー。
 というか、素直にミニの和ロリちゃんかわいいなあ的健全に暖かな視線。
 そもそも冥華ちゃん、年回りの中でもかなりちいちゃくて華奢だし。
 ぶっちゃけ、低学年に見えてんじゃないかと思う。
「パーカーとニーハイの絶対領域がすごいと、ねーちょんに褒められてるルカなの」
 丁寧な自己紹介ありがとうございます。
 ズロースはいてください。ふりふり。
 ルカルカの腰周りに、さらりふわふわコットン百パーセントの感触。
 と、一緒にやってくる脱力感。
 何、この安心感。
 緊張感が保てない。
 愕然。
「るかぱんつはいたら弱くなるだめだどうしようルカアイデンティティの崩壊ぱんつはいてるって観測された
理不尽鬱不条理……」
 ルカルカの強さの秘密は、絶対領域のシュレディンガーの猫的無観測状態の不条理命題に由来するものだったのだ。
 なんだってー。
 ルカルカ、パーカーの中に手を突っ込む。右足左足。手にズロース。遠くにぽい。
「よし、ルカ復活。これで観測されてない状況」
 それって、ズロースのゴム食い込んで呼吸が苦しいとか、暑くて熱暴走でのぼせるとかそういうのじゃなくて?
 違うのね。そういうわけじゃないのね。うん、ごめん。失礼しました。
「ぬーぐーなー! はいとけよ。 つうかそもそもパーカー一枚って何なの。スカートもはいてくれよう」 
 スカートふりふり。
 ルカルカ、スカート着用。 
 何、この脱力感。
 以下、無限ループ。不条理。
「俺は、女の子には恥じらいとかがほしいんだよ! わかれよ! ぱんつはかないとか選択、そもそも想定外だから! 俺は女の子のスカートの中身見せてもらうなら、しかるべきときしかるべき場所でこっそり二人っきりで合意の上がいいんだよ! 誰でも見られるようなのは願い下げなんだよ!」
 が~ん。
 そういうお仕事を生業にしている桃瀬 瑞穂(BNE002772)さん、アイデンティティクライシス。
 いらないの? あたし、いらないの?
 空き地の隅に行って、三角ずわりはじめました。
 そっとして置いてあげて下さい。
「でもわたくしは、ズロースはかされるくらいなら、スカート脱ぎますわ」
 即答したよ、真心さん!
「わたくしは可愛く着飾ったわたくしが好き。それが許せないと仰るなら、戦争しかありませんわね」
 ………。
 今こそ伝家の宝刀を抜くとき。
 この技だけは使いたくなかった……。
 EX・ぬげちゃえ!
 しゃらんらー。
 泣きそうな顔して、顔を背けてる三好君の手に、制服スカート。
「あれだろ、そもそもスカート脱ぐとか選択すんなよ! 『それは困るわ。私たち、これから心を入れ替えてズロースはくわ』 って流れだろ!」
 血を吐くような青春の主張。
 即効ズロースはかせる構え。
「あらあら、うふふ。おもったより常識的ですのね」
 ズロースはかされる前に、真心はおぱんつのゴムに手をかける。
 つつつつつ……。
「やめてっ! スカートはいてくれよう!」
 目をつむって、地面にしゃがみこみ、視界ガード。
 ズロースとスカートふりふり。はいちゃえ、発動。
 見えません、見てません。神秘ゾーンなんか網膜に像を結んでません。
 リングに投げ込まれるタオルのごとき翔太のブレザーが三好君の視界をさえぎったからね、ハレルヤ。
 そういう用途のためにあらかじめ脱いでたんだ。
 行き届いた配慮、痛み入ります。
 それにしても、真心さん。
 まさに二つ名に恥じぬ「鬼泣かせ」っぷり。
 その様子を見ていたリベリスタの脳裏に同じ言葉がよぎる。
 こいつ……、ヘタレだ。
 ヘタレが毎日、日常的に頻発するどっきどきシチュエーションに遭遇するのに疲れた結果、革醒。
 いまだかつてこんなあほな理由で革醒した奴いるんだろうか。
 歴史に名前が残せるかもしれない。


「いやだ、もう。女なんか信じられない。はいてないとかありえない……」
 そのせりふ、やばいよ。何かのフラグだよ。
 もう、後は野郎に走るしかないんじゃないかな。ていうか、その場合はこの依頼は成功なのかな。
「すすすスカート脱がせるとか! あ・り・え・な・い! 女子の敵! いや人類の大敵! わたしが渾身の天誅をくらわせてやるーーっ!」
 自分でぱんつ脱ぐとかはいてないとかもありえないとか思うんですが、いかがなもんでしょう。
 とにかく、文ちゃんも青春の主張。
 天誅言われて、青春君、救いの神に会ったような顔をする。
 天使様。
「そこの君! すごくいい! 俺はそういうのすごくいいと思う! 女の子がミニスカートはくなら、そのくらいしっかりガード固めてほしいと思う! ありがとう。俺はここに二次元以外の女の子の恥じらいを見た。この先も生きていける気がする!」
 文ちゃん、スカートの下はホットパンツにブルマの二枚履き。
(……だって……スカート脱がされて下着になったりしたら……わたし恥ずかしくて死んじゃうかも……) 
 創造するだに、顔が赤らんでしまう状況だ。
「それだ。そういうのを待ってたんだ……。スカートぬがされてもかまわないとか、変だよ、おかしいよ。俺はただミニスカートはくなら、ズロースはいてほしかっただけなのに……。スカート脱がすって脅せば、みんなズロースはいてくれると思ったのに……」
 青春君の鼻水すする音と一緒の独白に、明奈はうんうんと頷いた。
「気持ちは分かる。よーく分かる。チラチラと! ミニスカートを履いているくせに見たらキレる!ちゃんと防御すべきである。ワタシのように」
 青春君、それはもう安心した様子。
 そうだよね。世界にはいてない女子ばかりってことはないよね。
 女神様。
 明奈自慢の黒ストッキング。
 説明しようしようしよぅ……。
 誤入力ではありません。
 エコー音声でお送りするよう申し送りされております。そんな感じで脳内再生して下さい。
 リベリスタ白石明奈は、黒スト着用によりスカートめくりやパンチラに対し鉄壁の防御力を手に入れるのだ!
 パンツは隠れてるから恥ずかしくないもん!
 そういうのが好きな人には逆効果だが気にしないぞ!
「そういうのがいいと思う。できれば80デニール以上にしてほしい」
 そりゃあ、タイツじゃ! ストッキングは通常15デニールくらい。
 ちなみに青春君は洋品店の息子です。
 持参のズロースや膝丈スカートは、店の不良在庫です。
「なん、だと……!?」
 それは……審議中。
 黒ストでも暑いもんねぇ。太陽光線吸収してるもんねぇ。
 それを80だと?
 おばちゃんタイツだよ。透け感ゼロだよ。色気もへったくれもないよ。そもそもはいてる最中に毛玉ができちゃうよ。
 女子高生の通常装備としてそれってどうなんだ。
 スカート下にジャージくらいやばいんじゃないか。
 ぐしぐし。
 なんか、泣き出したよ。
 どうしよう、どうしたらいいの、この人。
 広場の反対側の隅っこで今まで様子を見ていたり、はいてない系女子のあられもない格好しているときには、目をふさぎ耳をふさぎしていた翔太が、トンと地面をけった。
 ぼこてん。
 間抜けな音が結界内に響く。
 ここまでなげやりなソードエアリアルがあったろうか。いやない。
「まぁ、自分の悩みを話せる友人でも作ったらどうだ? もちろん男でな」
 仏様。
 地面に突っ伏した青春君が顔を上げる。
「俺は無理な、合わん」
 切って捨てた。
 物理的じゃなくて、精神的に切って捨てたよ。
 うわあああああああんっっ!!
 青春君、号泣。
 踏んじゃえ、踏んじゃえ、今のうちにぼこっちゃえ。
 はいてない系女子は、いろいろ見えないように。
 見えないように。
 大事なことだから、二度言いましたよ。
 特にはいてないの確定の紗姫さん、ちゃんと見えない角度計算してね。
 してね!?
 

 こうして、青春君は、肉体的ダメージより精神的にありえないくらいボッコボコにされて、ロープぐるぐる巻きにされて泣きながらアーク別働班に引き取られていった。
 これから、カウンセリングだって。
 強制強化洗脳プログラムじゃないからね。
 そんなものないよ。アークにないよ。ほんとにないよ。
 こうして、通学路の秩序と女子のハートは守られた。
 やったぜ、リベリスタ。
 ありがとう、リベリスタ。
 おなかが冷えないように対策しながら、素敵なはいてたりはいてなかったり不祥だったりライフを送ってね!

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
 リベリスタの皆さん、お疲れ様でした。
 なんというか、アークのはいてない系女子の恐ろしさを痛感しちゃったぜ。
 さすがアークのリベリスタ、田奈の想定の斜め上を行きやがる。でございます。
 
 とにかく、三好君の心の傷が早く言えることを祈りつつ。
 ゆっくり休んで、次のお仕事がんばってくださいね。