●ルゴ・アムレスの黒塔 ボトム・チャンネル。 それは階層上になっている世界において、一番下であるという世界のこと。 故にボトムチャンネルは上位世界からの脅威に晒されてきた。時折Dホールを渡ってくるアザーバイドにより、大きな被害を受けることもある。それに対抗するためにリベリスタは徒党を組み、組織だって警戒に当たっているのだ。 さて、上位世界にもいろいろな世界がある。ボトムチャンネルよりも広大な世界も在れば、ただ樹木が一本生えているだけの世界も。時間が止まった世界もあれば、今まさに消え去ろうとする世界も在る。 そんな世界の一つ、ルゴ・アムレス。 半径五キロ程度の大地に、天を衝くほどの黒い塔が存在する世界。そこは多種多様の戦士達が集う修羅の世界。 その塔の上にこの世界のミラーミスがいるといわれ、今なお塔は天に向かって伸びていた。何を目指しているのか、誰にも分からない。狭い世界ゆえに、塔はどこからでも見ることができる。 そして塔の中は、階層ごとに異なっていた。町が丸ごと入っている階もあれば、迷路のような階もある。そしてこの階は……。 ●水蛇シャグナヘイズ 『気をつけな。四階は水の階層だ。そしてそこを守護者の水蛇が泳いでる』 と言っていたのは、とある理由でリベリスタに味方することになったゴエモンというアザーバイドだ。 だが街一つ入るほどの広い空間の八割が水に浸っており、足場が何とか水の上に出ている柱のみというのは想像の範疇を超えていた。 そしてそこを泳ぐ蛇も、予想外の大きさだった。全長は五十メートルを超えるだろうか。人間程度なら丸呑みしそうな顎、そこから発せられる水の弾丸。響き渡る鳴き声。そして何よりも―― 『やばくなったら水に潜る習性がある。水の中まで追えないのなら持久戦は必至だぜ』 とはゴエモンの弁。成程、厄介だ。 幸運なことに水の透明度は高く、相手の体は巨大だ。水に入らずとも狙い打つことは難しくはない。だが、地上に出ている的を狙うよりは難しいだろう。 その水蛇が、今リベリスタの前に姿を見せる。鎌首を傾げ、得物を吟味するように揺ら揺らと体を動かす。えらのような部位を動かし、音を発する。それがこのアザーバイドの発声器官なのだろうか。 「この階に来るとは不幸だな。魚の祝福なき者が、この場で我に挑むのか? 踵を返すなら止めはせぬ。だが不利を承知で挑むなら、それもよし。このシャグナヘイズ、戦士の挑戦はいつでも受けよう」 水蛇はリベリスタの出方を伺う。あなたはこの戦いを―― |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:どくどく | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2014年07月06日(日)22:40 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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● 「一面水のフィールドか」 『黒き風車と断頭台の天使』フランシスカ・バーナード・ヘリックス(BNE003537)は周りを見回してため息をつく。聞いてはいたが、ここまで水しかないとは。そしてそこを泳ぐ巨大な水蛇。それを見上げて笑みを浮かべる。 「そして水場を得意とする相手。燃えて来るじゃない!」 「これだけ大きいと、吹き飛ばすことも出来そうにありませんね」 どうしたものか、と腕を組むのは『quaroBe』マリス・S・キュアローブ(BNE003129)。アークリベリオンの技は『突破』に寄っている。この巨体とは相性が悪い。だからこそ、思考して裏をかく。それがマリスというリベリスタ。 「私にできる戦いをするのみです」 「ええ、前に出て戦うだけが『戦士』じゃありません」 小さく、しかしはっきりと宣言する『贖いの仔羊』綿谷 光介(BNE003658)。誰かの役に立つ。それが光介の戦う理由。繊細に見える少年の瞳には、確かに戦う理由と意志がこめられていた。眼前の水蛇を見上げるように睨む。 「ボクなりの『戦い』を……」 「私は別に戦士ではないのだが」 無表情で口を開くのは『普通の少女』ユーヌ・プロメース(BNE001086)だ。自分達が立つ足場と周りを見ながら、頭の中でどう動くかを思考する。符術用の札を手にしながら、平坦な声で言葉を紡ぐ。 「倒せというのなら倒そう。図体が大きいから、よく当たりそうだ」 「確かにおおきいわねぇ」 『BlessOfFireArms』エナーシア・ガトリング(BNE000422)は中に弾丸を篭めながらシャグナヘイズを見た。水の上に出ている部分が全てではない。体の太さも自分達が通ってきた通路よりも太いのだ。 「四階までどうやって上がってきたのでせう?」 「この巨体、まるでリヴァイアサンですね。怪獣映画みたいです」 小首を傾げるエナーシアの隣で喜びの声を上げる『エンジェルナイト』セラフィーナ・ハーシェル(BNE003738)。ロボットアニメが好きなセラフィーナからすれば、巨大な相手に挑むというのは一つのロマンなのか。高揚した気分のまま、刀に手をかける。 「ボトムチャンネルの剣術を魅せてあげます!」 「そうですね。まだ若輩の剣術ですが、披露しましょう」 セラフィーナの刀とは異なる形状の剣を持ち、『蜜蜂卿』メリッサ・グランツェ(BNE004834)が前に出る。細く、鋭い剣。一見針のように見えるその剣は、長き歴史をかけて鍛え上げられた術の剣。それを受け継ぐメリッサが、剣を構える。 「全身全霊を持って当たりましょう」 「そう、だね……楽しませて、もらおう」 ぼそぼそと言葉を紡ぐ『無軌道の戦姫(ゼログラヴィティ』星川・天乃(BNE000016)。戦う事こそが全て。巨大な相手、しかも水のフィールド。それを想像し、心が躍る。修羅の世界の黒塔。今回はどのような戦いを味合わせてくれるのか。 「久しぶりだけど……なんとかなる、かな」 「覚悟はよいか、戦士達」 引くことなく戦場に留まるリベリスタを前に、水蛇シャグナヘイズは口を開く。撤退の時間は与えた。ここから先は討ち倒す敵としてみなす。 そしてそれはリベリスタも望むところだった。破界器を構え、圧倒的な大きさのアザーバイドに挑む。 ● 「アークのセラフィーナ、行きます!」 一番最初の動いたのはセラフィーナだ。白い翼を広げ、シャグナヘイズに一直線に迫る。その速度を殺すことなく抜刀し、その巨体に切りかかる。低空飛行しながら柄を手にし、羽ばたくと同時に抜き放った。 目にも留まらぬ抜刀と一閃。刀の軌跡のままに白い霧が生まれ、周囲を凍らせる。刃が鱗を切り、氷が水蛇の体温を奪っていく。このまま周囲の水も凍ればとセラフィーナは思っていたが、 「水面が僅かに凍っただけみたいです」 「水の総量を考えると、うまくはいかないということですね」 頷くメリッサ。海を凍らせようと思えば、かなりの冷気が必要となる。それを思えば当然か。細剣を構え、フォームを崩さぬように前に出るメリッサ。いつでも攻撃できる体勢のまま、滑るように自らを水蛇の側に移動させる。 踏み込み、突く。何度も繰り返さしてきたメリッサの剣術。それをなす為に独特の歩法があり、防御の技があり、構えがあり、そして突きがある。全てが研鑽され、脈々と受け継がれてきた剣術。踏み込み、突く。 「尻尾の攻撃に警戒してください! 散開を!」 「了解なのですわ」 銃を握り締めてエナーシアが言葉を返す。可能な限り直線に並ばないようにしながら、砲と見間違えるほどの対物ライフルを構える。ずっしりと重い重量を扱いながら、視線は水蛇の動きを追いかける。 引き金を引き、弾丸は戦場を飛ぶ。あさっての方向に銃口を向けながら、エナーシアの頭の中では弾丸の向かう先が分かっていた。水面、地面、その他もろもろの障害物。それらを反射し、最終的には水蛇の頭部に向かう。 「ダンスパーティと参りませう。井戸の中の大海の狩人さん」 「まぁ、踊るには色合いが足りないがな」 銀色の鱗を見ながらユーヌが口を開く。波音を聞きながら水蛇の行動を予測する。尻尾か、水か、そのどちらかの予兆を探りながら符を取り出す。指先で印を切り、府に力を与える。そのまま符を投擲した。 符は途中で鳥となり、シャグナへイズの水弾を避けながらその胴体を回る。軌跡のままに生まれる光が縛鎖の陣となり、水蛇の巨体をパワーではなく呪力で封じ込める。仲間のために水蛇の動きを疎外するのがユーヌの役目。 「守護者なら置物でも務まるだろう?」 「このまま終わってくれると嬉しいんですが」 動きの止まったシャグナへイズを見ながら、マリスが疾駆する。ルーンの刻まれた片手剣を手に、一気に距離をつめる。足場を踏みしめ、力を篭めて駆ける。そのエネルギーを維持しながら剣を構えた。 マリスは自分の間合をイメージする。振りかぶり、片手件が届く範囲。移動し、自分を中心とした円に相手が入ったと同時に剣を振るう。刻まれた幾多のルーンが意味を成し、水蛇の鱗を裂いた。 「ですが一撃いただきました。これでさらに一手です」 「重ねて……行くよ」 ゆらりと揺れるように天乃が前に出る。ふらふらとしているように見えて、真っ直ぐに動かない重心。ゆっくりと歩いているように見えて、相手の視線が僅かそれた瞬間に大きく進む特殊な武術の歩き方。 間合にはいるや否や、跳躍する天乃。その手には自らの能力で生み出した細い糸。その糸を相手に引っ掛けるように跳び、着地と同時に糸を引く。シャグナヘイズの抵抗が意図を通じて感じられる。天乃の技と拮抗する水蛇の力。その緊張さえ心地よい。 「楽しませて、貰うよ。戦いの、舞を」 「そうだ! 打ち勝たせてもらうよ!」 黒い羽根を広げてフランシスカが前に出る。手にした黒剣はルゴ・アムレスではない異世界の代物。彼女には大きすぎるように見える剣を手馴れた容姿で構え、相手に踏み込んでいく。 手にした大剣を大上段で構え、握る柄に力を篭める。多くの戦場で鍛え上げられた力で剣を支え、練り上げた漆黒のオーラが剣にまとわり着く。大きく剣を振りかぶり、黒のオーラをまとわり尽かせ、ただ真っ直ぐに振り下ろす。 「戦いってのは不利を楽しんで、それを覆してこそでしょ? だからわたしは、わたし達は退かずに押し通るよ!」 「はい! どんな状況でも持ちこたえてみせます!」 後ろで仲間の戦いを見ていた光介が魔道書を手に魔力を高める。光介が見ていたのは正確には大局的な戦場の動き。誰がどう動き、どれだけのダメージを受けてどう危険か。リスクを見定め、それを塞ぐ為に。 魔道書が光介の魔力に反応するように開き、ページを捲っていく。ぱらぱらと乾いた髪の音と共に響く光介の呪文。呪文は優しき声となり、その声は仲間に届く。優しく包み込むような柔らかい音と魔力が、リベリスタの傷を癒していく。 「戦局を見極め、支える……このくり返しこそがボクの戦いです。愚直に重ねる贖いです」 「見事。この状況に呼応するだけの実力はあるようだな」 前後衛のコンビネーション。八人が一つの生き物のように攻めてくるのを、水蛇は感じていた。 ならば油断しない。水蛇は静かに牙を剝く。 ● シャグナへイズの戦略は『高い体力を生かした持久戦』だ。咆哮による付与崩しを初めとして尻尾による体勢崩し、陣形を崩す水銃。それらでリベリスタの『ベスト』の状態を崩し、じりじりと長期戦に引きずっていく。 「分かってはいましたが、持久戦は穴ですね」 一番最初に力尽きたのは、マリスだった。水蛇の水鉄砲に吹き飛ばされ、そのまま床に伏す。途中リタイアは残念だが自分の弱点が見えたのは僥倖だ。 「最後まで、諦めません!」 「いいね……もう少し、付き合ってもらう、よ」 度重なる咆哮と水圧の弾丸にメリッサと天乃が運命を燃やす。まだ倒れる時ではないと破界器を握り締め、水蛇に挑む。メリッサは幾度となく繰り返した構えを。天乃は相手の不意を突くような揺らめく歩き方を。 「ふむ。ここか」 シャグナヘイズは追い詰められる流れを断ち斬るために一度水に潜る。それを追いかける天乃とメリッサ。 「潜った程度で逃げられるとは思わない方が良いのだわ」 水による視界屈折を考慮しながら、エナーシアが地上から水中に弾丸を放つ。重火器の祝福か、はたまた女神の微笑みか。弾丸は水中のシャグナへイズに届き、鱗の薄い所を貫く。 「相手の有利な戦場に飛び込むのもまたいいけど……生憎わたし、遠距離でも問題なく攻撃できるのよね」 「水の中でも逃がしませんよ!」 フランシスカとセラフィーナが羽根を広げ、水面の上を飛行しながら水中のシャグナへイズに攻撃を仕掛ける。螺旋を描く黒の一撃と、飛ぶ斬撃がシャグナヘイズを襲った。フランシスカの貫く一撃が水蛇の動きを止め、セラフィーナの一撃が方向感覚を狂わせる。 「今のうちです!」 水蛇が水中に潜っている間に、光介は回復を仲間に施す。水蛇も相応に回復するだろうが、回復量なら負けてはいない。若干の余裕ができた。 「水中ではさすがに勝てないか」 ユーヌは水中で戦う天乃に符を飛ばす。自然治癒を促し、体力回復させる治療用符術。陰と陽を極めた術者が使える回復の符術。それは水中であっても変わらず天乃を癒す。 「いつか、その巨躯を弾き飛ばせる一撃を極めたいものです」 自ら顔を出したシャグナヘイズ。それを追って水を出たメリッサが水蛇に剣を突き出す。今の自分ではこの水蛇を吹き飛ばすことはできない。いつかは届くのだろうか。今はただ、真っ直ぐに剣を突き出すだけだ。 シャグナヘイズは巨体ゆえに耐久力が高く、そして回避能力が低い。リベリスタの猛攻を受けながら、尻尾や叫び声などでリベリスタを攻撃していく。 「いい的だ。そのまま突っ立っていろ」 だが、それはユーヌからすれば言葉通りのいい的だ。動きを封じる術を受けて、何度も攻撃を止められたことがある。 だがそれでも、その巨体から繰り出される一撃は脅威であった。 「まだまだこれから、ここで終わったらつまらないじゃない!」 繰り出される一撃にフランシスカが運命を燃やす。逆境にあってなお力強く剣を握り締めた。心の底から楽しんでいるとばかりの笑みを浮かべ、地を蹴る。 「外皮が硬いなら、脆い所を狙うまでです!」 水蛇の鱗の薄い武部を狙うセラフィーナ。攻撃の瞬間を見切り、その口に向かって刀を振るう。失敗すればまともに攻撃を受けるのだが、その恐怖と危険を乗り越えようとする勇気。それが水蛇の口腔に傷をつける。 「術式、迷える羊の博愛!」 必至に仲間を支える光介。神秘による回復。それを壊すのもまた神秘。『魔導書「羊幻ノ空」』を手にして、傷ついている仲間達を見る。 「不利? 不幸? とんでもない!」 不利な状況を覆してこそ、戦いは楽しいのだ。フランシスカは唇を笑みの形に歪めて大剣を振るう。その刃に乗せるのはダークナイトの闇のオーラだけではない。心にも刻んだ戦士の魂。 ユーヌの妨害と光介の回復。そして怯むことなく攻め立てるリベリスタに、シャグナヘイズは少しずつ追い詰められていく。 「一人を群狼とする全周囲飽和点一人時間差の祝福」 エナーシアの重火器がくるくると回り、火を拭く。様々な方向にでたらめに放たれた弾は、互いに跳弾して一点に集約する。その先は言わずもがな。 「――たっぷりと味わうと良いのだわ」 矢次に叩き込まれる鉛弾の祝福。その銃撃を受けて、シャグナヘイズは倒れ伏した。 ● 「あいたたた」 戦闘が終わり、痛む体を抱えながらマリスが起き上がる。幸いにしてそれほど深いダメージは受けていないようだ。頭を振って、気だるさを吹き飛ばす。見れば水蛇シャグナヘイズが傷だらけで水面から頭を出していた。 「汝らの勝ちだ。上の階に行くがいい」 「上の階……どこから行くんです?」 「我の背に乗るがいい。案内仕ろう」 大木のような胴体を水面にだし、そこに乗るように水蛇はいう。リベリスタたちはおっかなびっくりという風に背に移った。鱗の足場は、思ったよりも安定している。 「つまり塔に登ってきたのではなく、この塔で生まれたということかしらん?」 「うむ。この階には他にも私のような個体はいる」 シャグナヘイズがどうやってこの階に登ってきたかをエナーシアが問いかけたところ、彼らはこの階で生まれ育ったという返事が返ってきた。半径二キロ、高さ三百メートル近くの水槽だ。体長五十メートルの蛇達が住むには十分な大きさだ。 「この塔、そんなに大きかったんですね。ボトムチャンネルでもそんな建造物見当たりませんよ」 セラフィーナが塔の大きさを聞き、驚愕する。単純に考えれば現在地上から1キロメートル近くの地点にいるのだ。小さな山ほどの高さ。そしてなお先があるのだ。 「知る限りで、いいけど、何階まで上があるの……?」 「二十四階。そこに『ルゴ・アムレス』最強の存在が鎮座している」 天乃の問いかけに、シャグナヘイズははっきり答える。修羅の異世界最強の存在。その言葉に天乃は無表情に拳を握る。明確な目標が見えた、とばかりに。 「二十四階……そこまでたどり着けばいいのね!」 いきり立ったのはフランシスカも同じだ。世界最強と言われれば、心に滾るものがある。その単語は強さを求めるものなら憧れるものだ。 「この剣がどこまで通用するか。試してみたくありますね」 自己の研鑽に赴きをおくメリッサが剣の柄に手をあて、思考にふける。戦いを求めるものが登る塔。この塔は果たして自分に何を与えてくれるのか。 「見えたぞ。あそこか」 遠くを見通す瞳で周囲を見ていたユーヌが、真上に伸びる柱を見つける。柱についている階段を登れば、上の階にいけそうだ。 (僕はこの戦いで、役に立てたのだろうか?) 光介は今回の戦いで行ったことを反芻する。彼の戦いは自分自身の居所を求める戦い。もう少しうまくやれたのではないか? 思考錯誤もまた、強さの要因。 水蛇のレリーフがついた扉を明け、上に昇る階段を確認する。Dホールの開放時間の関係上これ以上の探索はできないが、次に来た時はこの上の階を探索できるようになっている。 水蛇に別れを告げ、ボトムチャンネルに帰還するリベリスタたち。 黒塔の頂上まで、残り二十階。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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