●属性付き 肌を刺す冷気。氷点下を記録する気温。荒れ狂うブリザード。 それを中心として、周囲数キロメートル圏内は極点に達していた。 光があるのだから、太陽は出ているのだろう。だが、それも吹雪のせいで見えはしない。住民はとうに避難済みだ。 真っ白で、真っ白で、真っ白な世界。一面の銀世界。一億の雪世界。 向こう側を観ることはできない。そこら側を観ることすらできない。 時は7月後半。夏真っ盛り。季節概念そのものに反発した大地。その名を北海道といった。 ●属性憑き 「属性、という概念はおわかりでしょうか」 ブリーフィングルームに集まったリベリスタ達に向けて、『運命オペレーター』天原和泉(nBNE000024)の開口一番はそれであった。 属性。火と水。月と太陽。五行思想。エレメンタル。八卦炉。この世にあるものを相性としてカテゴリ分けするもの。 概念同士がぶつかり合うことも少なくない戦闘の局面において、そういった属性持ちが無個性を上回ることは多々ある話だ。炎は威力に猛り、風は脅威を受け流す。エンチャントされたそれらが高額で取引されることもある。水カタナ作ってくれよ。殺してでもうばいとる。 「今回の対象はそういうものです。属性のついたアーティファクト。その概念によって暴走しているそれを回収してください」 成程。炎が荒れ狂えば荒廃の地獄を産み、闇が広まれば悪夢の虚空に沈むだろう。さて、問題はそれがどういった属性であるかだが。 「本件対象の属性は―――北海道です」 …………あんだって? 「北海道です。それも間の悪いことに北海道で出現が観測されました。元より土地として北海道の属性を持つ北海道で北海道属性のアーティファクトが暴走した相乗効果により今現在の北海道は真夏にも関わらず極寒の大地と化しています」 そろそろ北海道がゲシュタルト崩壊してきそうだ。 「また、アーティファクトの形状なのですが―――こちらになります」 そう言って和泉が広げたものは一枚のチラシである。大手電化製品店のものだ、赤文字ででかでかと値下げ価格が印刷されたそれは黄色いマーカーで丸く記しづけられている。 扇風機であった。 羽はついていない。どういった原理で風を起こすのかはわからないが、穴の開いた団扇を分厚くしたような形状をしている。なんともロマンに溢れ、なんというか特に使わなくても欲しい。そんな未来的形状だ。メーカーロゴが『冥時牛乳』となっている以外は。 「どうも、スイッチを切りさえすれば暴走は収まるようです。ただ、効力圏内は氷点下の気温と猛吹雪。例え装備を整えたとしても極地活動に不慣れな皆さんを送り込める環境ではありません」 ではどうするというのか。 「はい、そこでアーティファクトの性質を利用します。元が納涼家電ですので、効力圏内の生物が暑そうであるほど影響を強く与えるようです。その為、涼し気な格好で圏内に侵入すれば効力を緩和することが可能であると思われます」 嫌な予感がしてきた。 「よって、できるだけ薄着―――いえ、水着で活動してください。防寒と呼べる装備の全てが本件では効力を発揮できません。流石に全裸で行動すれば色々とアレでアレな感じにアレに引っかかったりもしますので。はい、水着で」 和泉は微笑みを絶やさない。こんな笑顔で何ぬかしてんだこいつ。 「丁度、暑さにもうんざりしているでしょう? 納涼の一環だと思って、頑張ってきてください。それでも無茶苦茶寒いでしょうけど」 立てられた親指が、地獄便へのヒッチハイクに見えた。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:yakigote | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年08月02日(火)23:15 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●ドキッ! 極地だらけの水泳大会! ポロリしたら死ぬ 荒れ狂う吹雪、やたら居る寒地動物、海産物がすげえ美味い、エトセトラ。ここはそう、北海道(2乗)。 「寒い! 寒い寒い!」 『重金属姫』雲野 杏(BNE000582)の猛りが北の大地に木霊する。寒い、ちょー寒い。でも水着。 「何なのこの寒さ! ふっざけんじゃないわよ!」 そう、水着である。この寒冷地で馬鹿な事に水着である。でも仕方ない。そういう依頼で、そういうアーティファクトだもの。 このクソ寒いなかでポーズを決める。黒く鋭角の際どいV字水着が相まって非常にセクシーである、こんな場所でなければだが。 「オニューなのよオニュー!」 オニューらしい。 「冥時牛乳には以前、非常に、ひっじょーにお世話になりました……」 思い起こされる夢物語。巨乳の境地。桃源郷。ビバ。ハラショー。 今回の労働がこの思い出という宝物の対価に成り得るというのであれば、我が身を粉にすることなんの躊躇があろうか。あろうか…………セパレートの水着姿で拳を握り締めるも、すぐにその手で二の腕を摩り始める。 「やっぱり寒いー!!」 涙が凍り、顔に張り付いている。 本件において最もメジャーな解決策とは何か。衣服、逆効果。毛布、物理的に凍る。暖房、死ぬ。 温めるという一般常識が完全に裏返る環境において、寒いという心身に及ぼす影響を緩和する手段はなにか。そう、根性である。 モスグリーンのストラップレスブラとパレオ姿で仁王立ちする猛者、『森の魔将。精霊に導かれし者』ホワン・リン(BNE001978)がそこにいた。 寒い、マジ寒い。しかしこの過酷すぎる環境で彼女は眉ひとつ歪めない。このアーティファクト環境下における体感温度はどう感じているようにみられるかという基準で左右される。つまり、平然としている彼女は他の誰よりも寒いはずなのだが、なのだが。 「これはあたいの民族衣装だゾ!」 普段着かよ。すげえな野生児。 それでは逆に、マイナーな例を紹介しよう。 セクシーとかそういう範囲をぶっちぎったギリギリの紐水着。遭難を防ぐために互いをロープで繋ぐ『泥被り』モニカ・グラスパー(BNE002769)は、この地獄で笑っていた。笑っていた。 当然、アーティファクトは他の仲間よりも効力を強めている。彼女は寒くないわけでも、根性で我慢しているわけでもない。 悦んでいるのだ。 「ふ、ふふふ……!」 思わず笑いがこぼれ落ちる。それを余裕の現れと受け取ったか、彼女にだけ吹雪が増した。増して、増していく。その度に笑みが濃くなり、身を捩らせている。 これがマイナーな例である。欠点はやり過ぎると死ぬことか。 そのマゾヒストについた首輪、連結された鎖の端に『ぜんまい仕掛けの盾』ヘクス・ピヨン(BNE002689)がいる。このスクール水着の幼女は、首輪についた鍵を確かめると一切の加減なく鎖を引いた。ここまでアイテムが揃うとそろそろ年齢制限に引っかかる。 「扇風機の前で水着だとかグラビアアイドルじゃないんですから……」 ビキニ姿で『高嶺の鋼鉄令嬢』大御堂 彩花(BNE000609)がため息をついた。 このご時世に節電なんて欠片も感じられない代物が暴れている。冷房器具の設定温度は28度で十分だというのに。 それにしても、どうにも自分が水着を着るとなると録なことにならないのは何故か。嗚呼、ため息が増えた。 「火には水、水には草、草には火、そういうゲームのような分かりやすいのとはまた違う感じでござるですね」 『サムライガール』一番合戦 姫乃(BNE002163)から、名や口調に似合わぬ喩えが漏れた。 「え、し、知らないでござるです! ゲームなんて知らないでござるです! おじじたちに止められてるのに、赤と白の玉にかわいい生き物達を詰め込んで戦わせるそんなゲームなんて知らないでござるです! 陰でこっそりやってるなんて知らないでござるです! 父上と母上に買って貰ってうっかりはまっちゃったなんて知らないでござるです!」 誰に向かって言い訳しているのか、大慌てでまくし立てる。なにこれ可愛い。誰か紫のやつもってこい、100パーゲットだ。 くるくると回りながら、来栖 奏音(BNE002598)が幻想を纏い水着姿に返信する。プリズムカラーで年齢制限を回避したり毎週聴くハメになるBGMが流れたような気がした。 露出したメタルパーツに包帯を巻き付け、万が一誰かに見られても問題ないよう偽装する。 「しかし、全裸はダメ……と、言うことは包帯を巻いている奏音はこれを脱いでも『全裸』にはならないので、きっとアレな感じとかにも引っかからずに無問題……だったりしないでしょうかねぇ~?」 そう言ってピンクのワンピースに手をかける彼女をこれ以上描写できない。なるわけねえだろ。 正直言うと彼女らの水着姿を微に入り細を穿ち書き留めていきたいのだが、リプレイひとつで足りやしねえので割愛とする。いつかお色気オンリーで依頼提出してやるからな。 ●まだ子供がたべてんでしょーがというシーンだけやたら放送される 全裸一歩手前で彷徨いてアイテムを回収する簡単なお仕事です。 件のアーティファクトは幸いなことに真円の効力範囲を持っている。つまるところ事態の中心地さえ観測できてしまえば、あとはそこに向かうだけで良いのだ。それが困難極まるのだが。それについては、各々対策を練っているようで。 彩花は流水の構えを取りながら移動している。流れる水のように変幻自在のそれ。こと戦闘において効力を発揮する武技はこの現状においても確かに作用した。心持ち、体感温度が和らいだような気がする。要は雰囲気だ。シュールだけど。 突如の強風で夢乃の持つ看板が飛ばされた。どうにも、『ちんすこう』と書かれていたのがいけなかったらしい。南国っぽいと判断されたのだろう。 「待ってー! って、わ!?」 盛大に雪面と口付ける。脳直の氷点下が髄を刺した。 「ひきゃー!?」 純白の景色に乙女の悲鳴が響き渡る。 「か、顔がちべたい……zzz」 あまりの寒さ、冷たさに襲いかかる睡魔。いけない、眠ってはいけない。眠ったらお約束で死ぬ。死んでいいのか夢乃。起きなさい夢乃。ここで倒れては北海道が北海道をさらに北海道にして北海道が北海道になった結果北海道が一匹北海道が二匹北海道が三匹ぐーすかぴー。 寝てはいけないと顔を振る。しかし襲いかかる睡魔。白馬に乗った王子様が見える。砂漠で水がほしい時に見えるアレと明らかに同様のものだが構わず手を振り合図を送る。嗚呼夢乃はここです王子様。元気な腕に反して脚の機部が異音を立てる。途端に引き戻される現実。接合部が凍傷一歩手前。下手したらもげる。果たして油で治んのかこれ。ひょっとしたらメタルパーツ増えるんじゃねえのか。これがしばれるというやつか。北の言語で寒いというやつか。縛れるものなら縛ってみなさいっ!? 夢乃がモニカと同じ世界に足を踏み入れた。 「文明の利器なんて人間をだめにするっておじじ達が言ってたのであんなアーティファクトもえいやーとぶっ壊すでござるです!」 利器というか娯楽器具にまでハマった姫乃が気合を入れる。でも壊すんじゃねえからな。 「え? 回収が任務? 仕方ないでござるですね、じゃあ壊さないでござるです。この流れならゲームも壊さなくても言いでござるですね」 言い訳かました先刻などどこ吹く風か、最早開き直っている。祖父の育成に甲斐はなく、どうにもそのダメに半身以上突っ込んでいるようで。 「終わったらアレでござるですね。折角だから観光したいでござるですね!」 まあ、幸せそうだからいいのだろう。 「……………ぁ~……………………」 ため息か、それとも単に漏れただけの異音か。奏音の口からあともえともつかないアングロサクソンなそれが曇る。 仲間のハイテンションに混じる勇気が奏音にはない。なに、全員がボケ倒しても問題がある。仮にもこれは任務であり、果たすべき使命であるのだから。 ただ、忘れてはいけない。テンション上げてるのは寒さを必死で忘れるためであり、やたら寒がっているのはそうすることで寧ろ緩和できるからである。彼らの行動は非常に合理的なものであるのだ、たぶんな。 つまるところだが。 彼女に容赦なく豪風が吹いた。気温が低下する。端からコートを脱いでいれば、勝つのは北風なのである。 北海道属性の相乗効果により、ここ北海道はいつもより北海道している。だから熊もいつもより出るのでとても危ないのだ。で、その熊だが。 今現在、ホワンに足持たれて引きずられている。 現地に到着した直後のことだが、熊がリベリスタを強襲。そのドタマに手斧をぶちかまし、瞬殺。天然スプラッタ劇場、弱肉強食の厳しい世界を垣間見たところで現在に至るのである。ことが終わり次第、熊鍋にするのだとか。 そんな彼女が上機嫌に唄いながら進んでいく。アマゾネス感丸出しの格好で、熊片手に、カーナビ見ながら、流行りの電波ソング歌って。なにこれ魔界? 「迷ったら、あたいのハイビスカスの花が目印ダ!」 エエ顔で言う。勿論南国の花だから、寒さは増しているはずなのだが。 水着で吹雪。その極限状態を予め想定しきることが可能だろうか。まず無理だ。確実に想像以上の地獄に立たされているなか、感極まっている奴が居る。 「ああ、なんて……なんて素晴らしいのでしょう!」 変態だー! 「この肌を切るような寒さ! 吐く息さえ凍り付きそうな世界! ゾクゾクするのでございます……喜びで!」 だれか助けてくれ、こいつひとりで年齢指定ガンガン上がってんだ。 「わたくしめが盾になりますので、皆様は早く!」 ビニールでできたイカダを盾に、マゾヒストが仲間の先頭に立つ。一瞬で吹雪に飛ばされ、彼女自身も雪面を転がり回る。この中でもぶっちぎりで全裸に近いものだから、ダメージも誰よりでかい。 「わ……わたくしめ自身が盾になりますので、皆様早く!」 諦めない変態。おいやめろ、両腕広げて仁王立ちするな。無駄に神々しいわ。 「このシチュエーション、興奮がおさまらなくて身体が熱く……あつ、く? ああ、寒さが倍増して……もっと! もっと寒さを!」 変態のテンションが天井なしに上がっていく。無論、この吹雪を防ぐのになんの効果も発揮してはいない。 その変態にヘクスから雪玉が投げつけられる。興奮しすぎた彼女への配慮なのだろうが、逆に悦んでいるあたり歯止めの役を果たしてはいない。それに、趣味の問題でもあるのだろう。 汗をかかぬようにするためか、走らずあせらずゆっくりと歩いているのだが……メガネがえらいことになっている。雪がぶつかる→水になって即座に凍る→雪がぶつかる→エンドレス。完全にレンズが凍り付いていた。氷膜で前が見えたものではない。もう視力補強の意味などまるでないのだが、それでも外さないのは何かの矜持だろうか。メガネっ子とか、マスクマンとか、そういう系の。 「なんなのよもう、属性北海道って! 対抗策が全く思いつかないわ! 何? 南国っぽいものが弱点なのかしら」 吹雪に全身を打たれながら、杏が一計を巡らせている。 「パイナップルとか? 重い! 没!」 何処から取り出したのか、パイナップルを掴んではすぐに放り投げた。 「バナナ? うーん、日本ぽいもののほうが良いかしら」 またも取り出した黄色くてそそり立つそれをぽいっちょ。今にも釘が打てそうだ。 「すると、沖縄、沖縄っぽくて、持ち運びの簡単そうな……」 考えながら、杏はそれを取り出した。パイナップルより持ち運びやすく、バナナより和風で、なにより太くいぼいぼで逞しい。学名ツルレイシ。ニガウリとも呼ばれるそれをかの南国では、そう。 「ゴーヤ! ゴーヤがいいわ! ゴーヤにしましょう! 属性沖縄! 常夏の日本沖縄!」 ゴーヤ。もしくはゴーヤー。沖縄を象徴するそれ。かの大地では一般家庭において食卓に並び、日常的に食されるのだという。これならば北海道属性の対極である沖縄属性をたっぷりと宿しているに違いない。これで属性対策も完璧だ。杏は脚を天高く突きあげ、オーバースローの要領でゴーヤを振りかぶると―― 「そんなわけあるかぁぁぁぁぁああ!」 悦楽でハイになったモニカの口に丸々押し込んだ。 「これがええんかぁぁぁぁ!」 古典サブカルチャーのような叫びでぐいぐいと。外れる、外れるから顎が。 ●こういうゲームのオフ会で札幌以外が開催地なの聴いたことねえな すったもんだがありまして。 雪、雪、雪。一面の雪世界。その中心で暴れていた扇風機のスイッチがオフに切り替えられた。 嘘のように静まる吹雪。晴れ渡る空。途端に太陽が照り、懐かしの猛暑が肌を焼く。ようやっと、水着姿に相応しい季節となった。 ●結局何が言いたいかというと遊びに行きたい 燃える太陽。照りつくアスファルト。素足。 夏の熱気で雪が溶けきったその場で、夢乃が仰向けに倒れこんだ。冷え切った身体が解かされていく。熱を、熱を取り込むのだ。ガッツリ塗った日焼け止めが肌を変えぬよう防護する。いつもはうざったい猛暑が、今は春の陽光にも感じられた。 「熊鍋ダ! 熊鍋を食うゾ!」 ホワンが熊の調理にかかる。帰りに熊カレーの缶詰を買っていくそうで。 「アタシは海鮮丼にするわ。自分だけの具材を選ぶのよ」 仕事の後の一杯に似たものがある。せっかく北海道まで来たのだ、少しくらい遊んでいってもバチは当たるまい。 「動物園行きたいでござるです、あの、動物が生き生きと生活していることで有名なあの動物園に行くでござるです!」 こちらは観光して行く気満々のようだ。動物も猛暑でダレていそうだが。 「取りあえず温泉にでも行きたいですね、いや、ここは節約のために銭湯のサウナでも良いような気がしますね……と言うか眼鏡が酷いんですが……曇り度が半端ないんですが。はぁ、風邪をひかない内に着替えもしないとですね。さっきからじゃらじゃらと聞こえている気がしますが、気のせいですね」 極端な温度差で曇ったメガネ。氷は解けたものの相変わらず前が見えない。いや、引きずってるから、引きずってるから。嬉しそうだからいいけれど。 「皆様の突き刺さるような視線が……! 嗚呼! 嗚呼!」 街中で紐水着。首輪つけて、アスファルトに背中をがりがり削られながら引きずられていく。そら見られるわ。 夏の北海道を満喫する彼女ら。奏音はそれらを遠巻きに眺め、暖かい茶で心身を潤していた。 この後、着替えるまで水着で移動したり各々の観光地で一悶着あったりするのだが。 それはまた別のお話。よって以下略。それではまた次回。 了。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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