●それはとっても辛いなって 鹿間まこと、五十三歳。たった今、無職になった。 妻子はいない。端からいない。 妻子どころか恋人がいた事もない。 体型、腹だけが突き出た、だらしない中年太り。 髪型、かろうじて白髪はないものの、非常にわびしい。元職場の同僚の大学生から『バーコードまこと』と陰で呼ばれていたことだって知っている。 働き口だったコンビニの裏口からと鹿間は、廃棄弁当を入れたビニール袋を持って、四畳二間の古いアパートという自宅へ向かって歩いていた。 この夕飯も、明日からはもう食べることはないだろう。 「最後の晩餐ってわけだ……」 口さみしいが、タバコを買う余裕もなく、鹿間は夕暮れの路地裏を歩く。 「あなた、暇ですか?」 どこからか聞こえた声に、鹿間は何も考えずに返事をした。 「暇も何も、いま、お暇を貰っちゃったとこだよ」 「それは重畳。少し、お話をお伺いになってくださいませんかね」 にゅっと電信柱の陰から、一人のスーツ姿の男が現れた。日本語がおかしい。日本人ではないのだろうか。 表情は夕暮れの光線の加減でよくわからない。 鹿間は驚いたが、特に急ぐ用事もなく、また完全に自暴自棄になっていたので、捨て鉢に男に言った。 「いいけど、金はないよ。ブラックリスト入りしたから借金も出来ないし。あ、闇金はいけるか……いいよ、マグロ漁船でも何でも乗ってやんよ!」 「……いえ、漁船は、ご入用ではありません。あなたに、私と盟約を交わし、魔法おっさんになってほしいだけなのです」 「は?」 スーツの男は、鹿間にまくし立てる。 「簡単です。この素晴らしいアーティファクト、トラジェディヴィクティムを手に、世の中の幸せな人々へ魔法をかけてくださるだけで問題ないです」 と差し出すのは、日曜日に女の子が胸をときめかせながら視聴しているアニメに出てきそうな、ピンクと白を基調に、メッキっぽい金がアクセントにあしらわれ、カットされた宝玉が嵌めこまれている、いかにもプラスチック製なステッキであった。 「え? おたく、何かの宗教の人?」 「しゅーきょー? よくわかりませんが、ご協力いただく、問題ないでしょうか」 「いやもうね、わし、どうでもいいよ。死のうが生きようがもう親も一昨年死んだし、もういいよどうでも」 鹿間はトラジェディヴィクティムなるチャチなステッキを、スーツの男からひったくった。 その瞬間! 「も、もうわし、何も怖くない!!」 鹿間、いや、魔法おっさん☆まことちゃんは、幸せな人々をぶっ殺して、幸せをステッキに貯めるという使命感に燃えた! いや、それはもはや強迫観念と言っても過言ではなかった。 そしていつのまにか、まことちゃんは、魔法おっさんと呼ぶに相応しい可愛い衣装にフォームチェンジしている。 「頑張ってください。私のために……」 スーツの男は、晴れやかに微笑み、魔法おっさんの後ろをついていくのであった。 ●後悔ばっかり、ありまくり 『駆ける黒猫』将門伸暁(nBNE000006)が、メモ用紙に描いたのは、非常にファンシーなステッキの絵だった。 女子小学生なら誰しもが目を輝かせて欲しがりそうなデザインである。 「玩具かと思うだろ。こいつがヤバいアーティファクトなのさ」 なにせ、人生に絶望している人が持つと、自分が妬ましく思える対象を無差別に襲いたくなるのだという。 「しかも、ちゃんと殺しきれる能力を与えてくれる親切さだ」 レーザービームのような光線を放ったり、キラキラしたダイアモンドダストのような全体攻撃をしかけたり。なかなか強力なのだという。 「ふっつーのおっさんが、フェーズ2のエリューションくらいの力を得られるんだぜ。ヤバすぎるシロモノだ」 伸暁は、トラジェディヴィクティムの持ち主となってしまった鹿間まことという中年男性を止めてくれ、とリベリスタに頼んだ。 鹿間の居場所は、伸暁が予知できている。 幸せそうな家族が集まるイルミネーション会場だ。 「そこまで到達させちまうとめんどくせえ。途中に廃ビルがあるから、鹿間が会場にたどり着くまでにビルへ何とかして引きずり込んで、勝負をつけてしまえ」 そこで、一旦黙りこむ伸暁。そして少し考えこんでから、言葉を続けた。 「……いや、ベストは、おっさんにこれを渡したアザーバイドを元の世界に返すかぶっ殺すかしてくれることだけどな」 日本語はうまくないが、話せば分かってくれるくらいには、知能もあるし、攻撃的でもないようだ。と、伸暁は言った。 「アザーバイドの名前は、わかんなかった。だけど、黒いスーツの男だってことは分かってる」 アザーバイドがなぜ、鹿間にアーティファクトを渡し、無差別殺人を促しているのかは今は分からない。 「捕まえて問い詰めりゃ、分かるとは思うが……。とりあえずは、魔法おっさんを止めてくれ。頼んだ」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:あき缶 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2013年01月02日(水)23:40 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●魔法おっさんじゃなくても血涙を流しかねぬ 廃ビルの前で、これみよがしにベタベタしている男女がいる。 メイド服の女子高生っぽい若い女に、社会人になりたてだろうか若い男。 「この先で、綺麗なイルミネーションがあるんだ。いかないか?」 「うふふー、そうねー!」 カップルと言うよりは、メイド喫茶での『お散歩』コースを選んだ客とメイドに見えるが、ともかく甘い雰囲気は出ている。 魔法おっさん☆まことちゃんは、そもそも失業者でモテないので、働いているっぽい人も、カップルも、妬ましい。 「キョエエエー!」 嫉妬の奇声を上げながら、まことちゃんはコンビニから廃ビルに続く坂道を駆け下りてきた。 手にした素敵なファンシーステッキ、トラジェディヴィクティムがキラキラ夕日に輝いている。 そしてヒラッヒラの魔法使いっぽいふんだんにフリルがあしらわれた衣装も、たなびいている。 「やだー、変な格好の人がいるよー。なにあれ、気持ち悪ーい☆」 ピローン。 メイド姿の『リジェネーター』ベルベット・ロールシャッハ(BNE000948)が、嘲笑しながら携帯電話で写真をとった。 「ヴオオオオオ!!!」 血の涙でも流しそうな憤怒の形相の魔法おっさんである。首から下のファンシーさも相まって、壮絶だ。 シャララランッとトラジェディヴィクティムが光り輝いた。 きらきらしたダイアモンドダスト状の何かが広がり、男女を襲う。 「こっちだ!」 彼氏役だった『侠気の盾』祭 義弘(BNE000763)は、ベルベットを抱きかかえるように、廃ビルへと走りこむ。 「にがざんっ!」 号泣しながら、涙声でまことちゃんは追いかけた。 挑発が効きすぎているように思えるが、なんとかリベリスタは、魔法おっさんを廃ビルに連れ込むことに成功したのである。 「うわー。すごいね……それにしてもリベレスタやフィクサードでもなく、アーティファクトも無いのに魔法使いってどういう事なのかな?」 ビルの中で待ち構える『へっぽこぷー』メイ・リィ・ルゥ(BNE003539)に、一緒に待機している『戦士』水無瀬・佳恋(BNE003740)は、首を傾げて。 「いえ、あのステッキがアーティファクトだと説明が……」 と言いかけるも、メイに首を横に振られた。 「あ、いや、そういうことじゃなくてね」 十歳児のメイは、三十過ぎて童貞だと魔法が使える云々の話を知らなかった。 むしろ知っていたら、なんだか嫌だ。 ともかく、魔法おっさんを魔法おっさんたらしめているのは、黒スーツのアザーバイドが手渡したアーティファクト、トラジェディヴィクティムである。 「魔法少女、と呼ばれるアニメなどのカテゴリーがあるのは聞いたことがありますが、魔法おっさんというのは初めて聞きました。珍しいもの、なのでしょうか」 「んー、誰も求めてないしね」 メイ、佳恋の疑問をばっさり切り捨てた。 『』風見 七花(BNE003013)は、まことちゃんが走りこんだのを確認し、素早くドアを締める。 とはいえ、テナントビルにありがちのガラスのドアだ。ドア自身の耐久性はさほど見込めない。 『いろんな意味で彼を繁華街に近寄らせるわけにはいきません』 七花は、ドアの前に陣取った。この場所を死守するつもりである。 ●魔法少女系の人って、敵の話に聞く耳を持たないと思いませんか 目の当たりにした敵に、『局地戦支援用狐巫女型ドジっ娘』神谷 小夜(BNE001462)はため息を吐く。 「なんというか……こう、悲しいものがある相手ですが……深く考えないことにしましょう」 そして、気を取り直してビシリと指を魔法おっさんにつきつける。 「魔法少女は夢と希望を与えるものの筈です。いくら少女とおっさんの違いがあるとはいえ、絶望を振りまくなんて許しません!」 彼女の横で、しげしげと魔法おっさんを眺め、うーんと唸るおっさん、『人生博徒』坂東・仁太(BNE002354)は、ボソリと呟く。 「なんでやろう、魔法おっさんを見とるとわしもステッキ持って魔法おっさんになりたくなってくるんや……こうちょっとあんな格好やってみたい」 だが、仲間の『超守る空飛ぶ不沈艦』姫宮・心(BNE002595)の本心から出る 「うわっ!? 気持ち悪っ!?」 という言葉に、仁太はさっき沸いた小さな願望は秘めておくに限ると悟った。 「一応警告します。そのステッキを大人しく渡してください」 佳恋が、一応言ってみるが、まことちゃんは、 「いやっ。絶対わたさないっ」 とトラジェディヴィクティムを抱きしめつつ、キッパリはっきり突っぱねる。 「魔法おっさん、言い値でよいので、その杖を譲っていただけませんでしょうか?」 今度はベルベットが、魔法おっさんに言ってみるものの、さっきカップルを装い、なおかつバカにしたような言葉を投げながら写真を撮った女のいうことを聞くほど、まことちゃんは優しくなかった。 「やっぱり……それにしても、何というか……こういう外見を『酷い』と言うのでしょうか」 「あのね、まことちゃん。はっきり言ってそのお洋服来た格好、似合ってない。というより、気持ち悪いよ」 「これはもう、問答無用で悪だと判定して切ってしまって良い存在な気がしますが! 切ってしまって良い存在な気がしますが!!」 佳恋、メイ、心の三連続魔法おっさん罵倒を聞き、仁太はますますさっき沸いた願望は、墓の下まで持って行かねばならぬと悟った。 『女の子、おっさんに厳しすぎるぜよ……』 そのやり取りの間、七花は周囲を見回し、そして首を傾げた。 『いないですね……』 鹿間をまことちゃんと変えてしまった元凶のアザーバイドが、廃ビルの中には見当たらないのだ。 『近くには、居るはずだと思ったのですが……』 「みんな、絶対にゆるさないよ!」 まことちゃんが叫んだことで、七花の思考が中断される。 「っ!」 全体に巻き上がるダスト。七花はとっさに身をかがめ、無傷で済んだが、義弘、ベルベット、メイがマトモにダストを吸い込み、呪われてしまった。 ●魔法おっさんはあなどれないっ!! 光り輝くメイス一閃、魔法おっさんに飛び込む義弘。 「ったく、アーティファクトってのは大概とんでもないが……一般人がこんなに強くなるとはな!」 ミシリと重いメイスが魔法おっさんの薄い薄い白のレオタードめいた生地の衣装にめり込む。 「言って判らないのであれば、叩きのめすしかないですね。本来守るべき相手に刃を向けるのは不本意ではありますが、アーティファクトの影響下というのでは仕方ありません」 長大なる白剣に、闘気を込め、佳恋は思い切り魔法おっさんへ刃を振るう。 が、ギシッときしみつつも、ステッキが白剣を受け止めた。 「……流石です」 鍔迫り合いのあと、佳恋は一歩引いた。 メイは自分を最優先に、癒しを行う。 今回、一般人たるまことちゃんを殺すわけにはいかないのだ。 殺さないために、神気閃光でとどめを刺すという重大な任務がメイには残っている。 『途中で脱落するわけには行かないから、無茶はいつも以上に厳禁だよ、ボク』 黒い鎌が突如虚空に現れ、魔法おっさんを斬る。 「ぎゃっ」 と悲鳴を上げ、血を流すまことちゃんに、七花は呟く。 「……いっぱしとはいえ魔術師がインスタントな魔法おっさんに負けるわけにはいかないです」 大魔道師が将来の夢である彼女だ。即席の魔法おっさんに負けるなど、彼女にとってはありえないのである。 心は戦場を眺め、そしてメイの前に走って立った。 「守りますよ! 全力でっ」 「無茶はしないでね」 とメイが言うと、ニッと笑って心は返す。 「大丈夫なのデス!」 ベルベットは、部屋の端に隠れつつ、執拗に気糸で魔法おっさんの手を狙っていた。 痛みでトラジェディヴィクティムを取り落とす……という僅かな期待も含んでいる。 とはいえ、そう簡単に取り落としてもくれないが。 「翼の加護っ!」 小夜がくるんっと回りながら、スキルの名前を叫ぶ。 全員に小さな羽を生やす『魔法』が発動する。 『も、もうアラサーですけど、せっかくですからね……。少なくともあのおじさんよりはキツくないはずです!!』 二十八歳の巫女は内心で、強く強く叫んだ。 巨大な銃パンツァーテュランが、トラジェディヴィクティムを狙い撃つ。とはいえ、向こうも強力なアーティファクトだ。 仁太が誇る、破壊・戦の名がつく銃でも、破壊されることはない。 「なんでかしらんけど、なんか叫ばないかん気がした。ティ……!? うおわ!?」 ズゴーンッ! とド派手な音を立てて、心が打ちっぱなしの壁にぶち当たる。 つまり、魔法おっさんのビームを食らってぶっ飛ばされた心が、仁太の横をかすめていったのだ。 仁太は、攻撃しながらイタリア語で『最後の射撃』と叫ぶ機会を失った。 小夜が、目を回す心のために大天使の吐息を送る。なお、技名を唱えながら、華麗にくるりと回る所作はやめていない。 「いたたた……トラジェディヴィクティム、恐るべしなのデス」 吐息によって回復した心は立ち上がり、再び戦線に戻るべく走る。 戦線の維持。それこそが彼女の役目なのだから。 ●闇堕ちの魔法少女って萌えると思うけど、魔法おっさんだとどうなのかな 義弘は輝くメイスを振るいつつ、注意深くまことちゃんを観察する。 「そろそろ、か?」 佳恋は振るいかけていた長剣を止め、 「これ以上は、殺しかねませんでしょうか」 と尋ねる。 七花が、敵解析に成功し、叫んだ。 「後少しです! 不殺スキルの方はよろしくお願いします!」 彼女の警告を聞き、佳恋は剣をおさめる。 「では、ここからは防御に徹します」 まことちゃんは必死にダストを撒き散らす。 小夜が天使の歌を歌って、全員が倒れないように気を配る。 ベルベットも、攻撃をやめた。 「……やはり、居ませんね」 と、ベルベットは集中しながら注意深く見回すものの、やはりアザーバイドが見当たらない。 「この中には入らず、様子を見ているということでしょうか? ただただ、魔法おっさんを捕まえれば、芋づる式に捕まるというほど甘い相手ではなかったのですね」 一筋縄で行かない相手のようだ。今回は、彼を補足することすら叶わなかった。 メイの聖なる光が広がって、まことちゃんを包むも、まことちゃんとて、これを食らってしまえば終わりだとわかっているのか、必死に避ける。 「当たりにくいんだよね」 メイが頬をふくらませる。 強い十字の光が二筋、まことちゃんを襲う。 義弘、心のジャスティスキャノンだ。 心の一発はかろうじて避けたまことちゃんだが、とうとう義弘の一撃がまことちゃんを貫いた。 「げふり」 カン、カラン、と床に落ちるアーティファクト。 「っと、これは回収やな」 仁太が駆け寄って、危険極まりないアーティファクトを拾い上げようとすると、その瞬間、カシャリと砕け散った。 ずっとリベリスタがアーティファクトを部位狙いで攻撃していたため、ステッキの耐久度が限界だったのだろう。 小夜がぐったりしている鹿間まことに駆け寄り、大天使の吐息で癒す。 さすがにもう回転したり詠唱したりはしない。二十八歳の巫女が、中年男性(バーコード)の前で、そんなことをしていたら痛すぎる。 代わりに、 「人生、いいことがないからって捨て鉢なことしていると、本当に運がどんどん逃げちゃいますよ? どんな状況でも楽しんでやるんだ、って気構えでいれば大抵のことは何とかなります!」 お説教していた。 仁太も、小夜の隣にしゃがみ込み、鹿間に言って聞かせてみる。 「あ、わしも無職やけど意外と何とかなるもんやで。体を売ったりとかでなんとかやっていけとる。おっさんってその道では意外と人気あるねんで! 初めは躊躇うけんど慣れれば平気になるぜよ、がんばれ!」 「い、いや、です……それだけは嫌です……」 涙目でチワワのように震えながら、鹿間は、全力で仁太の提案を拒否した。 「んー。黒スーツは幸せをまことちゃんに集めさせてるっポイから、魔法を使ったりしたら、幸せ回収に現れたりなんかしないかな~? って思ったんだけどなあ」 メイは、ベルベットや七花など、アザーバイドにも気を配っていた面々と再度廃墟を探したものの、黒スーツの彼を見つけられずにうなだれた。 「これ以上、アーティファクトをばらまかないで欲しいんだがな……。どこにいるのやら」 義弘がため息を吐く。 「しかしまた、なぜアザーバイドはこの方に杖を渡したんでしょうね。異世界的美的感覚なんでしょうか。他にも適任はいると思うのですが」 ベルベットが首を傾げた。 「悪い人でないなら、そこも含めて、話をしたかったのですけどね」 心もため息を吐く。 佳恋は、ぐっと剣の柄を握って、誓うように呟いた。 「少なくとも次の機会には確実に仕留めたいところです……」 七花は、一同を慰めてまわる。そして最後に、鹿間の肩をたたいた。 「今回は、彼を救えただけでも良かったとしましょう。さ、鹿間さん、大丈夫ですよ。消し去りたい忌まわしい記憶という物もあると思いますからね……」 鹿間まことは、一時間以内の記憶を改変された。 とはいえ、それはステッキを手に取り、魔法おっさん☆まことちゃんとして、リベリスタと戦った部分である。 黒いスーツのおかしな日本語を喋る謎の男の記憶は、鹿間まことの中に残ったのであった――。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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