●Forget the True Die ――この文章を見てくれたみなさんに問おう。「『真の死』とは何であるかを考えたことはあるか?」と。 答えを先に申し上げるならば、『真の死』とは肉体の滅びではない。 ならば、『魂の消滅』を『真の死』とするのか? 答えは『否』だ。 ――『真の死』。それは、存在が完全に消え、忘れ去られることを意味する。 『忘れ去られし古の神』。その悲哀に、此度はお付き合い頂けないだろうか? 始まりは、ほんの些細な事だった。そう、ひとつの次元の綻びだったに過ぎないのだ。 ●Life Stream of The God 三高平市某所。その山中に、その像は存在したのだ。 銅によって鋳造され、今は青錆がびっしりとこびり付いた、今にも崩れ落ちそうな、存在さえ危うきひとつの像。 時の移ろいの悲しさ、運命の時に残酷なことよ。 古に日本に伝わり、密かに密教として伝わったが良いものの。 戦乱の中、廃仏毀釈運動の流れの一つとして打ち棄てられ、存在さえ忘れ去られし古の神。 戦争をこよなく愛し、死して尚戦いを求めし古き存在にして、死の風を吹かせ、疫病を運ぶ死の頓現。 その現身として生み出されし、一つの器物の存在に目をつけたのかはいざ知らぬ。 誰にも見つかり得ない古の神の銅像に、次元の気まぐれは一つの運命をささやいた。 次元のほころびが、黒の雫を与えたのは、時として、幾許かほど下った時になるであろうか。 『万華の鏡』と我々『記録者』は、そこにたしかに見たのだ。神の存在を。 ●Avenged the 『Dinosaur』 古の神が具現する。 異界より下りた混沌の雫を身に受けて。 青白きは死者の皮膚を思わせる躰、怒り、悲しみ、悦楽を浮かべし三面顔。 三面六臂を持ちし石肌の肉体、手に持つ武具は3者6様。 踏み続くステップは魔力を孕みて目視するものの肉体を弱める死の踊り。 司るは戦乱と疫病にして、断末魔さえもかの神に取っては賛美の言葉。 かの神が現れし時、まごう事無き死の嵐はその地に吹き荒れ、血は大地へと還るのだ。 かくて人はかの神を呼ぶ。その名を軍神『マハヴァルナス』と。 ●Slumber the Hatred God 「……大変なことになったなぁ……。おい……。」 液状胃薬の瓶が散見される発見報告書の山の前、一枚の報告書を手に溜息をつく男がいる。 声の主、『駆ける黒猫』将門伸暁(nBNE000006)は、リベリスタ達の依頼の窓口をサポートする役割を担わされた不幸な男だ。 本業にも支障を出さないようにあくまでサポートとのことではあるが、発見依頼は山のごとくであり、また仕事も鬼のようである。 胃薬に頼らねば、とてもではないが勤まる仕事でないことは間違いない。 そんな中、呼び出し放送によって集ったリベリスタたちを前にして、体の心配を他所に男は飄々とした態度を繕いながら依頼を告げた。 「あ~……。今回集ってもらったのは他でもない。E・ゴーレムの討伐に行ってもらいたい。 スタッフ、ディスプレイに情報の表示を頼む。」 伸暁がスタッフに指示を出せば、ディスプレイに映しだされるのは古の神の形代の姿だ。 出現予定地点にマーカーが打たれた地図が、詳細に表示されている。 その画像にレーザーポインタを当てて指し示しながら、伸暁は続けるのだ。 「――よし分かった、説明しよう。敵はフェイズ2、E・ゴーレムの『マハヴァルナス』。 古に密教の神として日本に入ったが廃仏毀釈で廃れ、銅像のみが残っていた存在らしい。 その神像が今回、エリューション化して現れてきてるってわけだ。 タイプとしては過剰なまでの防御度外視の攻撃偏重。防御は盾がある以外紙に近いが、遠近両刀でかなりいやらしい。 出血始めとする状態異常も豊富にあるから対策は意識しておいたほうがいいな。 あと気をつけるべきは、奴のステップ自体が常に状態異常の魔術を形成してる。効果は各種防御力の低下。 『見続ける限り』との条件付きではあるが、常時かかり続けるから厄介極まりない。 ま、悪条件揃いとは言えど幸いに敵は1体だ。 強さは折り紙付きだが、数で押し通せばなんとかなるだろう。 場所は三高平郊外の町外れだ。そこで山中の洞窟から出て街に入る前に迎撃する。 荷が重いといえば重いが……、宜しくな。」 激戦が予想されるこの戦場に、息を飲むリベリスタ達。 心踊る者、恐怖する者。心情もまた様々に、彼らは迎撃へと向かい始める。 血の嵐の中、立っているものは、どちら側なのだろうか。 ――音楽が鳴り止んだ時、立っている側が、勝者だ。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:Draconian | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年05月29日(日)23:25 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●Chaos God from The Antique 蒼空の上を鳥が泳ぐ。戦場の風を孕む翼は、刹那に生きる野性の生命力を孕んでいて尚美しい。 その鳥から視点を下に移せば、勇者たちの歩みが瞳に写って見える。 今は何時であろうかとふと時計に視点を移せば、時刻は時計の針が11を指す頃になるだろう。 定めに従い、『カレイドの導き』を受けた勇者たちが戦地へと到着したのは。 木陰に身を隠し、勇者たちは静かに此度の敵を待ち受ける。 そのさなかというのは、思いもまた人それぞれに交錯を重ねるというものだ。 その中に、どこか不穏な内容を孕む呟きがふと聞こえる。 「死ななきゃ安い、か。どこか私に似ているような気がする」 その呟きの主は静かなる思慮の中に烈火の如き炎を飼う娘だ。 炎の娘。彼女の名こそ『拍動する炎』アリア・ローゼンタール(BNE000670)。 彼女は火炎放射器の組み立てとメンテナンスを行いながらも思う。 かの神は、自らの写し身なのではないのだろうかと。 それは、「攻撃こそ最大の防御」を信条とし、守りを一切捨てた自らのスタンスと、よく重なって見えたからだった。 此度の戦いの中で、彼女は何を見出すのか。それは今だ、見えることはない。 空が青いのは何故だろう。それは、太陽が星を隠しているからに他ならぬ。 星の隠れる天空に視点を据えて、ふと情景を瞳に浮かべて哲を食む一人の黒服の女。 古の神の形代、運命の悪戯を時として感慨深くも考えるのは賢者たる『星の銀輪』風宮 悠(BNE001450)。 彼女は此度の戦を思う。古の神、忘却と真の死。そして、運命の悪戯のことを。 星辰は時として様々な形で運命を告げる。自らもまた、星辰の定めを受けたのだろうか。 それは、永遠に謎であるのだろう。そんなことがふと浮かんでは消えて行く。 その思慮を寄せて、洞窟の方へ少し視点をずらせば、牛と人の間の子の存在が眼に入るだろう。 木陰で胡座をかきながら、洞窟の方へと視点を固定した、重装甲冑の牛獣人。 彼の名こそ『星守』神音・武雷(BNE002221)である。 この暑い気温に重装備である。木陰に居るといえども、体温の上昇によってか汗が吹き出す。 思わずついて出るのは、それを反映しての言葉だ。 「ふぅ……5月なのに、暑かね……」 九州の方言が織りまざる、イントネーションに含みのある呟き。 そんな色それぞれの呟きも織り交ざる晴天の下、運命の戦士たちはその時を待ち続けた――。 ●Descriptive Poetry 朝露が空に浮かんで光を放った。それは、一瞬の芸術である。 耳に届くはガサガサという草原を分けて入る音。時々響く動物の断末魔。鼻を突いて香る獣の血の匂い。 ふと目線を動かせば、器物のそれとは思えぬ滑らかな四股の動きをした存在が見える。 そう。艶やかなる踊りを動きに織り交ぜるような歩みで、『それ』は来た。 武神と謳われ、まごう事無き死を振りまく者と謳われた古の神、『マハヴァルナス』は。 「おいでなすった」 つぶやくような、武雷の声が空間に木霊する。 それをつぶやいたかと同時、彼は視点の先のかの神を静かに戦士の瞳で見つめるのであった。 瞳は敵の呼吸、弱点、行動を適切に見抜く手練の戦士のそれだ。 エネミースキャン。その効果はあまりに強い攻撃と、余りに弱い防御の2種からなる存在を克明に映し出す。 それを的確に伝える武雷の声。そして、その後の彼のハイディフェンサーの発動。 戦士たちは木陰から一斉に踊り出す。視線を歩みよりずらし、一撃を回避するために弾幕の雨を掻い潜りながら。 運命に導かれた戦士たちは戦列に付き、かの神を迎え打たんと、挑む。 ――ここを死守し、背に背負う様々な命の光を守らんがために。 旧き叙事詩に語られし一戦は、ここに幕を開けた。 ●Song of The War 弾幕の嵐の中、蒼空に白の翼が映える。それは左手に慈悲を、右手に嘆きを持つ天使のそれだ。 彼の名こそ『鷹の眼光』ウルザ・イース(BNE002218)。天空より下りし無数の天使の一柱である。 彼は低空を維持しながらも精神の集中を行い、そこから一点に狙いを定めて魔の矢を放った。 閃光の如き一矢が古の神の槌握る指目掛け放たれる。一条のヒビが、古の神に加わる。 そして、それを知った古の神は、憤怒の表情たるそれを一柱の天使に向けた。 「ちぇ、常識は通用しないか」 天使の嘆きはまごう事無き失敗を瞳に捉えての物。しかし、息を付く隙無き戦場は、さらなる波乱を含んで久しい。 げに恐ろしきは戦場の魔力よ。――その波乱は、恐怖の一撃となって頓現する。 古の神が予備動作も無く、そのままの体制から放ったのは正鵠無比な矢の一撃。 胸骨の1センチ下、上斜め45度。正確なる殺しの一撃が、全力防御を行う鷹の体を――貫いた。 「――ッ!」 嗚呼、堕天とは、正しくこの事を言うのだろうか。天使の身が、天空より落ちる。 リベリスタの本能は痛々しい体を引きずり起こす。されど、それはまさに重傷を負った者のそれだ。 瞳に光は失われていない。なのに。傷の影響か、視界が空転する。終わりか・・・? 「癒しの吐息、どうぞお受け取りになって・・・」 ――希望はまだ失われることはなかった。そこに仲間がある限り、希望はつながれる。 体を光が柔らかく包む感覚がある。体はしびれて久しいが、尚痛みが和らいでいく……。 息吹の主。それは、『深き紫の中で微睡む桜花』二階堂 櫻子(BNE000438)。 消えかけた意識が戻るのを感じるにつれ、光輝に包まれしその体を起こし、戦場に舞い戻らんと体が求める。 それに従うように、鷹はまた戦場へと舞い戻って行ったのだった。 鷹が戦列へと舞い戻るのとほぼ同じ頃。戦槌を手に、戦技のそれを盗まんと意欲を燃やす一人の男がいた。 ――ラキ・レヴィナス(BNE000216)。彼は、思う。 古の神よ。『真の死』が『忘却』であり、また戦場でしか生きられぬというのならば。 自らが其の技を全て引き受けよう。だから、休めと。 精神集中から放たれる手練師の一撃。それを受け、尚切り返す古の神。刃と鋼が踊り、歌う。 それは、まさしく戦の中で踊る者同士の会話。血と、肉と、戦いによってしか行えぬ神技。 熱闘の中。神はまたこれを望んでいた。自らの存在の証明、そして戦技の継承を。 戦槌の一撃により神に入った一条のヒビ。これをもたずして、何を語るのだろう。 歴史がもし綴られるなら。『乱撃の嵐の中で槌を以て謳う者あり』と間違いなく綴られるであろう。 そう、言わざるをえない、光景だった。 ――We open the gates of sky ―― Gathering Star Fragments ―― (――我、蒼空の門を開き――星々の欠片をかき集め――) ――魔術とはすなわち『正しく書くこと』。口の中でスペルが転がる。 大気中の魔力を波動と奔流に変え、魔術の公式を展開するのは魔術師の御業。 方陣を展開し、魔力の糸をつむぎ上げれば放たれるのは、無数の光弾だ。 古の神を撃ち貫いてなお強く輝く星々の輝き。視線をふと移せば、主は銀輪の魔術師だ。 乱撃の魔法弾を身に受け、身を蝕む毒の苦痛に耐えながら、彼女はさらなる詠唱の下に戦闘を続ける。 毒の苦しみ、苦痛。歪む表情を凛として隠し、詠唱を続けるのはさすが魔術師というべきだろう。 彼女もまた、戦場で戦いを続けていた。仲間と苦痛を共にしながらも。 戦場に、一人の声が響く。不敵な意識さえ孕む女の声だ。 「過去軍神と崇められた方に駆け引きは無粋でしょう?貴方の最後の戦舞を存分に舞ってくださいませ」 その声をトリガーに、もう一人の武神が姿を表す。名を雪白 桐(ID:BNE000185)と言う。 戦気を纏う彼女の姿。それは、軍神への敬意と不退転の決意を孕んで立つ威風に満ちていて。 神の怒りの隙間を縫いながら、女は一気に戦場へと駆け上がる。 その彼女の獲物が今、まさに唸りを上げようとしていた。両手に握られた、白銀の刃が叫ぶ。 全身を構成する筋力の力を集約したが如き殲撃。それは、戦場を大きく変えるにふさわしい一撃だ。 殲撃によって軍神の体が揺らぐ。打ち倒すには及ばぬ刃の一撃。されど、それは軍神の体を抉っていた。 「お眼鏡にかないましたでしょうか?」 女は哂う。声の一つのみで。それは、戦場というものをよく知るがゆえの哂いだ。 舞踏会はまだ、終わらない。まだ、楽しんでもいないのだから。 戦場で華々しく花を掲げる者も居る。その一方で、茎葉を務める者もまた、居た。 彼の存在を無くして此度の戦は語れないだろう。その人物こそ、『侠気の盾』祭 義弘(BNE000763)。 彼は、治癒の力を持って周囲の回復へと向かい、そして自ら射線を遮り。 自らの肉体を盾として弱き者を護ることを行っていた。 傷だらけになりながらも彼は思う。この勤めを確実に果たそうと。そして、全員で帰ろうと。 思いを力に変えて。彼は、戦地に立ち続けた――。 一つ視線をずらし、音に耳を傾ければ、雑音の中に戦闘の音楽の如き音が聞こえる。 其の音階の中の一つに、一際高い音が絡んでいたのは気付くに遅くない。 槍と盾の交錯する音が戦場に響く。それは、ここに金剛の盾が間違い無く存在した証。 槍の攻撃を受け流し、時として剣を受け流して立つ大きな背中がそこにはあった。 「わしが立っとるうちは、思い通りには動けなかよ?」 挑発のごとく出る言葉。それに答えるかのごとく、飛んでくる攻撃の嵐を彼は捌く。 時として鎧の合間を抜けて通る槍。殴打として飛ぶ重き槌の一撃。 臓腑を抉り、血を吐き出させる戦技の数々を受けて尚、彼は手に持つ刃の一撃を持って敵へと挑む。 クロスイージスの『侠気の盾』が治癒と気骨を持って敵を阻むならば、『星守』は鎧を持って敵を阻んだ。 戦場の盾が柱のごとく動く。それは、神を中心としての自転と公転の動きに似て見えた。 その隙間を縫うように、煉獄の炎が飛んでは掠め、飛んでは掠めを繰り返す。 それは、炎の娘の本領を示す物。彼女の獲物が唸りを上げる。 しかし、軍神もそれに負けては居ない。呼応するが如く矢と魔弾の嵐が吹き荒れるのだ。 女はこれを先読みによる回避と防御で防ぎながら、火炎放射器で火柱を上げていく。 銅像が熱で少しづつ溶けるその感覚を手応えに、火力の集中は一気に図られる。 戦場が、熱意と戦意によって形作られていくのがよくわかった。 情勢が、一気に傾く。それは、希望への道筋となって、現れようとしていた。 ●Good Night Oldest God. Happy memory in the Dreams. 戦の神との壮絶なる死闘は、いよいよ終章を迎えんとしている。 ある者は頭蓋を喉下から貫かれ、またある者は慈悲たる左腕の肉を削ぎ取られた。 しかし、その行き交う刹那。嘆きの右手が独鈷杵を撃ち落とす。 傾いた戦場は、それを切っ掛けに終劇を迎えようとしている。 「お前さんのことば、忘れなか。絶対、忘れなか!」 「削り合い、制してみせる!」 「こんなものですか?形果てても記憶に留まりて生を望むなら果てる一瞬まで全てを魅せてください」 「これでラストッ!」 「トドメだっ!さ、休んじまいな!」 5つの光が、古の神に向かう。 重き確実な一撃、光輝を纏う一閃、重打の一撃、光の剣、技巧の一撃。 各自それぞれの全力が、神の銅像を打ち抜いた。大きなヒビが、神の片鱗を残して無へと帰る。 ボロリ、ボロボロ。音と共に還るその刹那。ふと、神の表情には、安堵の表情が浮かんでいたように見えた。 それは、錯覚だったのだろうか? その答えは、各自の傷が、物語っている。「否」だと。 ●Mount on the Shield. Return to Home. これは、鮮血に彩られた死闘の後の話のことになる。 傷だらけの戦士達の戦列が、形代だった物を洞窟へと運んで行く姿が、そこにはあった。 運命の悪戯か、なぜここに生まれ、出てきたのかも分からぬ存在を運ぶ姿を。 生まれでた洞窟は粘土質の地層に掘られた古い古いもののそれ。 ありし頃の姿をできる限り再現した形で、神々を埋葬する姿が、そこにはあったのだ。 ある者は黙祷し。ある者は記憶に焼き付け、またある者はその姿に手を合わせた。 (病気ばかからなか、戦いば終わらせられる元気な体と勇敢な心ば授けてほしか…) そう願うのは星守の男。手を合わせ祈るその姿は、時として美しくも映えて見えた。 生まれが神職であるからか、その姿は堂々たる神主のそれである。 「さ、急いで戻りましょう。」 この声を皮切りに、黙祷を終わらせ、神のもとを去るリベリスタ達。 背中で語る大多数の中に、言葉を投げる者もチラホラと映る。そんな、戦士たちの帰投。 「楽しかったですよ?一生忘れずに済みそうなぐらいに。ですから思い残さず旅立ってくださいね」 もう一人の軍神は、ねぎらいの言葉をふと投げかけて、後にする。 痛々しい傷を負うものが大多数の中で。その言葉は、光を帯びて、見えた。 Fin |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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