●ホモォ それは唐突に表れた。 四つの足を持つ、大きな、正に化け物と呼ぶべき異形の姿。 それは何かを求めていた。 飢えるように、ただただ飢えるように、何かを求め続けていた。 そして“それ”は動き出す。淡々と、淡々と四つの足を動かして、突き進む。 徐々に速度を上げて突き進む様を一言で表すならば―― ┌(┌^o^)┐ ←コレである。 いやコレである。マジである。何も嘘はついていない! 四つの足を持ち、何かに飢えるように突き進んでいるではないか。 うむ、全て真実である! ┌(┌(^o^)┐ こっち見んなコラァアアアア! ●なんか へんなのが あらわれた! 「諸君、なにやら変なアザーバイドが現れて……こら止めたまえ何故石を投げるのかね!?」 うっせバーカ! なんだよあの変な物体! 「知らぬよ! アザーバイドだからな。神秘だ神秘! ……ところで、別室で似たような依頼を説明している月隠や筝子に“全部お前がやれよ”的な蔑む眼で見られたのだが……なぜだ。私が何をしたと言うのかね!? ジト目だったぞジト目!」 しらねぇよ! さっさと説明しろや『ただの詐欺師』睦蔵・八雲(nBNE000203)! 「くそう……では簡潔に目立つ特徴を説明させてもらうが、 1:男が好き。 2:参加男性人数によって能力が変化。 3:┌(┌^o^)┐ 以上三点だ。諸君らにはこのアザーバイドを撃破してもらうぞ。うむ、真面目な話アレは現在山の中を突っ切ってる最中でな。このままでは街に突進するルートなので止めてもらう。是が非でも」 マジですかい。 「マジだ。と言う訳で諸君、行って来たまえ!」 いやお前もこいや! 「え、ちょ、なんで私も、止めろ離せぇ――!」 さぁ楽しい楽しいアザーバイド討伐劇である! |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:茶零四 | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 4人 |
■シナリオ終了日時 2012年05月11日(金)00:47 |
||
|
||||
|
■メイン参加者 8人■ | |||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
■サポート参加者 4人■ | |||||
|
|
||||
|
|
●┌(┌^o^)┐ホモォ…… 本日の天気は快晴。うむ、実に良い天気である……が、 そんな太陽ハッスルの中、┌(┌^o^)┐が山を駆けている。シュール所の話では無い! と、ともかく。木々を巧みに躱わし、気持ち悪い動きを伴いながらも往くソレの前に、 「同族と、 ホモの香りに 誘われて――」 『理想狂』宵咲 刹姫(BNE003089)が句を詠みあげる調子で立ち塞がった。なんか内容が前半この時点で既に腐にまみれてる気がするが、気の所為だね! うん! 「お呼びとあらば 即・惨・状! うん、中々良い句が浮かんだッすよ! フフッ! これで今度のコ●1新刊完成の目的が達成できる……!」 いや、あの、コ●1新刊じゃなくて神秘の秘匿が今回の依頼の目的で…… 「フッ。意味がよく分からんが……ああも荒ぶれる程の何かがあるのは羨ましいな」 そんな刹姫の様子を『即ち相棒捜索中』秋映・一樹(BNE002066)はどこか感心する様に見ていた。 されど彼は知らない。“腐”なる属性がいかなる意味を持っているのかを。故に、問う。 「しかし奴は男同士で妄想することがあるとの事だが、一体何をどのように、どんな妄想をしているのか……」 「あらぁ~♪ なぁに、聞きたいの? 知りたいの一樹ちゃん!?」 即座に反応を返したのは『メカニカルオネエ』ジャン・シュアード(BNE001681)だ。彼は一樹の逞しい腹筋を凝視……もとい、チラ見しながら言葉を紡いで、 「いいわよ! 知りたいなら私がじっっっくりねっっっとり、密着しながら教えてあげ」 「い、いいや! やはり結構だ、うむ、大丈夫だ問題ない!」 唐突に背中に走る悪寒が告げていた。 ――別に知らなくて良いのだ。良いのだ! と。神は二度念押しして。どういう事だ。 まぁいい。とにもかくにもあの異形の化け物をなんとかして倒す方が先決である。悪寒がさっきから止まらないのが意味不明なまでに気になるが、うん、大丈夫多分! 「まぁ……俺が言う義理でもないが。ジャンさん、足を引っ張るなよ。俺? 俺は、前向きに善処&努力はする」 自身の所有する経典を『塵喰憎器』救慈 冥真(BNE002380)は軽く振って、かのホモォの前にて仁王立ちする。その立ち姿たるや覚悟を決めた男の背中である―― が、唯一問題があるとすれば相手は ┌(┌^o^)┐←コレ であると言うことぐらいだろうか! 何か悲しい事情を持ったラスボスとかではなく ┌(┌^o^)┐←コレ である! 「いやぁお前は頼りにしてるぜ! こういう依頼では随分役に立つらしいしな!」 言うは『(自称)愛と自由の探求者』佐倉 吹雪(BNE003319)である。彼は知っている。冥真が“そういう系”の依頼での活躍率が高い事を。つまりそう言う意味も込めて期待しているのだ! 何に? ナニにだろうか。 「男性ばかりと言うのも案外悪くないですね……妄想のネタが選り取り見取り、と! これはこれでやる気が出てきましたよ……!」 「…………ぁぁ」 何故かテンションの高いセレア・アレイン(BNE003170)に対して、小声で喋る『さまようよろい』鎧 盾(BNE003210)は指を細かく動かしてシャッターを連射させていた。 ちょ、ま、その撮った写真どうするつもり?! まさか売るの!? 売るの!? ――と、その時だ。続々とホモォの前に現れたリベリスタ達を見てホモォが……ん? ┌(┌^o^)┐………… おや、ホモォの様子が…… ┌(┌^o^)┐ ↓ ┌(^o^)┐ ( ) ┌( )┐ !!!??? た、立った! クラ――じゃなくてホモォが立った! いや、それだけでは無い。ホモォはその体を真紅に輝かせ、まるで何かに興奮しているようだ。視線は集まったリベリスタ男性陣を食い入るように見据えており、鼻孔からは滝の様に鼻血が溢れている。正 に 神 秘 ! これぞパターン青! ホモォです! 赤いけど! 「ホモォ――!!」 ついでに喋ったァ――! 「くっ、なんと面妖な……! 何に興奮しているのか知らんし知る気も無いが、早々に任務は終わらせる……!」 「おいまだ焦んな! こんな歩きにくい所じゃ転んじまうぞ――」 ここは山の中。執念のホモォはともかく、リベリスタ達は自然と歩きにくい地形なのだ。 故に行動しようとした一樹が転倒しそうになったのは必然で、そしてバランス感覚に自身のある吹雪がそれを受け止めたのもまた必然で…… つまり――吹雪と一樹はゆっくりと身を寄せ合う。これから連携をするのだ。その距離は恋人の距離のように近く、心は十年来を共にした伴侶同士の様に重なり合っているようだ。 肌の触れ合う距離、聞こえそうな心臓の音。別に意識しているわけではないが、気になるのは視線。息をすするように合わせる足並みで連携を取る。一樹の足が地面に囚われ、それを吹雪が逞しい腕で受け止めれば、物静かな一樹の内に秘めた熱が視線に宿る。人を穏やかにさせる吹雪の微笑がそれを優しく受け止めて―― 「……壱也さん? 何、何してるの!? ねぇ!?」 「あ、気にしなくて良いよ! 私は、そう――ちょっと朗読してるだけだから!」 駄目だこの『すもーる くらっしゃー』羽柴 壱也(BNE002639)、もといこっち側のホモォ! 早くなんとかしないと描写が、描写が腐に――! ●┌(┌(^o^)┐!!! 「アァン!? サイキンダラシネェナァ!?」 瞬間、『森の妖精』ビリー ヘリントン(BNE003777)が服を豪快に破いてその逞しい筋肉を外気に晒す。風船が割れる様な激しい音が鳴り響けば、ホモォの放つ鼻血が宙を舞い、一部の女子から歓声が挙がる。何故だ! 「貴様ら、一体誰得なのだねこの格好は……!?」 「く、くそう! 何故だ! 何故俺もこの服を着てピースする羽目に――!?」 もはや半ば以上ヤケクソで高校女子制服・中学女子制服をそれぞれ着用している『ただの詐欺師』睦蔵・八雲(nBNE000203)と『人間魚雷』神守 零六(BNE002500)はダブルピース×ダプルピースのいわゆる、 ク ア ド ラ プ ル ピ ー ス ! を実行中だった! 誰得なんだよマジで! 「キャアアア! いいわ、張り切ってお着替え手伝った甲斐があったわ!」 「……おにーさんは百合が眺めたかったんだが……恥じらいの女装子ってのも悪くないもんだな……」 テンション高めのジャンに、『正義のジャーナリスト(自称)』リスキー・ブラウン(BNE000746)に何やら「女装子」という新しいジャンルが開拓、追加されたようだ。ただし恥じらい前提。でもペルソナ使用中だから実際はどうなんだろうね! そんな普段は女好きをアピールするリスキーも、零六のサングラスの下の隠れた素顔には驚きを隠せなかった。予想以上にかわいい。サングラスで隠しているのはこのベビーフェイスと照れた乙女心なのだろう。知らずして高まる胸の動悸の正体は一体なんなんのか。まさか、これこそ禁断の恋―― 「さっきから描写……もとい羽柴の発言が怪しい事この上ないが、女心(?)はかくも難しい物だな……しかしなぜ、奴はもう瀕死なのだ!?」 一樹が視線を向けた先にいるのはホモォだが。何故かホモォはまだ一撃も貰っていないのに既に片膝ついて満身創痍状態であった。鼻血による自爆効果が酷い事になっているらしい。ホモォの足元に溜まる鼻血の量は既に水溜りとも成っていて、 「ともあれこいつはチャンスだな。折角だ、一樹! コンビネーションを見せてやろうぜ!」 ホモォに向かって駆けるのは吹雪。この機会、逃す訳にはいかないと一気に踏み込んだ。 対して一樹も即座に反応する。彼の前進を援護する為にデリンジャーの引き金を絞り上げれば、射撃音。銃弾の行先は吹雪を上手く躱わしてホモォの足元へと向かい、 「ホ、ホモォ!?」 見事に穿った。次いで即座のタイミングで吹雪が往く。 足の傷を踏んで、腹部を殴り、最後にナイフで横薙ぎに一閃すればホモォの体が揺らいで崩れた。それも全て二人の連携が成せる技。正に男と男の絡み合いで、ちょっと壱也さん、さっきから描写に朗読を割り込ませないで下さ(以下略! ともかく。一撃与えられたホモォは何故か喜んでいるが、原因の究明は捨て置こう。そんなことより問題が発生した。 ホモォが――走ったのである! それはもう、壮絶な女走りで! 「ッ、逃がすか! 悪いけどな、野郎共が居る限りここから先は行き止まりだ」 「貴方の事は嫌いじゃあ無いけれど……これもお仕事なのよ!」 行かせない。こんな奴を突破させたら街が鼻血の海に沈んでしまうではないか。 故に冥真とジャンがホモォの眼前に先回りした。勿論の事ブロック人数が足りぬ為にホモォの突進を止める事は本来なら不可能だが――そこはそれ、色んな意味での“連携”である。 足場の悪さを補う為、ジャンの体に僅かに寄りそう冥真。す、すまない……と申し訳なさそうに顔を赤らめながら背ければジャンは、初見でタチに振ってもらえるなんて♪ など軽く交わしつつしっかり冥真を見やる。 どこから攻めていこうか。冥真はその様な気配にぶるりと体を振るわせる。経験豊富な冥真にはもはや本能レベルで分かってしまったのだろう。昼はオネエキャラであっても夜は狼。そんなギャップを持ってジャンは冥真の覚悟を受け止める。普段つんけんした冥真を落とすのはさぞかし気持ちがいいことだろう、壱也さんそろそろ描写を捏造するのは止めてくださ「ヤダッ!」 さてもう強引に話を戻すと、ホモォの動きが止まっていた。 突破しようと思えば出来るのだが、それはホモォ自身の矜持に反する。このような、このような光景を見せつけられて退くなど言語道断。ならば鼻血で死んだ方がマシである! と思考しているのだ。やだもう色々腐女子怖い。 「うぉおおお、萌え上がれ! あたいの中の妄想力(コスモ)――! 今こそこの力、フルに使う時ッ!」 そしてそんな連携を見た刹姫は、念写を全力全開で行使していた。 目に映る光景を次々と紙に映し出してく。ホモォのブロックなんぞ初めから無駄なのだから知った事では無い。故に、アデプトとしての特性を隅から隅まで利用して己が妄想をこの世へと顕現させる方が何万倍も重要なのだ! 「C×O2=CO2ハァハァ――C総受け! あたいの肺の中でCがOの2体に攻められてCO2が誕生して――ウッ! ……ふぅ……いやぁ化学反応はNTRの宝庫! 話題には事欠かないっすね!」 もう止めて! 化学反応式ちゃんが何をしたって言うの! 「幼馴染みの冥真さんとジャンさん、お互いの関係を今まであまり意識したことはなかったけど、命を賭けた戦いの中でようやくお互いの大切さに気づいて行く……そうして段々と二人は、心はおろか体の距離まで近づいてそして今宵には【全年齢タイム】が……!」 セレアに至ってはもう息が荒い。用意していたメモ帳に音読しながら書き込むは腐の嵐。 え、幼馴染設定? それは勿論彼女の思い込みに決まってるじゃないですか! 萌えればなんだって良いんですよ! 「…………ところで……男衆はコレでも着たりしないのか……?」 鎧は一眼レフ、デジカメ、ビデオカメラを何時の間にやら取り出してセット済み。一丸レフに至っては高速でシャッターボタンを連打しながら、もう片方の手にはコスプレセットが握られていた。え、何どういう事。 「……むしろ何故着ない……何故着ない……! 金が取れんだろうが……!」 さまようよろい の 主張! しかし 効果が 無かった! なんて恐ろしい事考えるんだこのさまようよろい! 「ホモォ――!!」 瞬間、もう鼻血垂れ流しで体の色が真紅どころかムラのある赤になっているホモォが吠えた。 目が、目が妖しい。獲物を前にした狩人の様であり、息遣いは先のセレア同様の荒さだ。食べて良いよね? と暗に主張しているようであり、同時にホモォは――跳んだ。 連携する為に固まっている男達の中心に突っ込む為である! 菊にじゃないよ? 意味が分かった人は汚れているので正座しなさい。 「俺は……俺はここで倒れるわけにはいかないんだ。あの人(男♂)からバレンタインに貰ったチョコレートの真相を新日暮里に求めに行って、あれやこれやされるまでは多分死ねない。いや、死ぬ訳にはいかないんだよォォォ――!」 ある人(男♂)から貰ったチョコを握りしめ、冥真は叫ぶ。もうどれだけフラグが立ちまくっているのか知らないが、とにかく彼は死ねないのだ。死亡フラグは立て続ければ生存フラグとなる! と良いね! 「アイツ、度々鼻血で自爆して疲弊してるからな……ここが正念場かねぇ!」 跳びかかってくるホモォに対し、反応する吹雪。 ああそうだ。ホモォは何故かコンビネーションを組む度に鼻血で自爆していた。 もうほとんど余力は無いだろう――だからこそ、 「ぬ、うぉお――!」 吹雪はほぼ真上から襲いかかって来たホモォを受け止める。 それは身を呈してホモォを捕まえた事に他ならない。動きを、止めたのだ。 「あぁ感謝する佐倉。これなら、外さない」 次いで即座に一樹が動いた。 それは完璧なタイミング。吹雪がホモォの動きを止めた際に訪れる一瞬の硬直を狙った一撃。 銃弾が、ホモォの脇腹を穿った。 「ホ、ホモォ……!」 男と男達の信頼とその組み合わせ。一体どうやって築き上げたのだろうか。 吹雪の動きに完璧に合わせた一樹達の間にはどのようなドラマがあったのかホモォは妄想が成り止まない。どっちが攻めだろうか。両刀使いたる吹雪か逞しい脇腹を持つ一樹か……事実かどうかであるなど些細な事。妄想出来ればそれが真理なのだ! ついでに片隅で一眼レフを十六連射している鎧や、コ●1の新刊作成にいつの間にか取り掛っている刹姫。そしてメモ帳が真っ黒に成るまで興奮して書きこんでいるセレアが視界の隅に映ったが、まぁ忙しそうだしあっちは放っておこう! うん! それとは別に視界の隅では、八雲が青い髪を靡かせ、ビリーと絡んでいた。スラリとした長身の美人にも見えるような中性さで、同性まで虜にしてしまうとは罪な青髪で、あの、ですから壱也さん、いくらご同類の最期だからって向こう側の心理描写にまで喰い込んでくるのは長くなるんで止めt「ヤダッ!!」 ともかく(強引)! その色々なカップリングに充分な満足を抱いたホモォは、力尽きた。 「――」 しかし、ただ消え散るのは能無しだ。故に、最期の力を振り絞って叫ぶ。叫ぶ……! 数多のカップリングを考えてくれたリベリスタ達に、感謝の念を表す為に、親指を立てながら、 「――デュフフコポォwww」 と、言葉を放って、地面に倒れた。 ……リ、リベリスタ達の――勝利である! ●ホモォ、散る。 「ペンは天地と一つ、故にペンは無くともよいのです。妄想さえできれば――あ、ペン×紙の想像が、想像が止まらない……! くぅ! 紙総受け!!」 「いや待って下さい刹姫さん! 紙はケシゴムやペンの筆記用具全てを受け止める存在、つまり上位存在!! ペン×ケシゴムは成り立ってもそこに紙は入らないのでは!?」 刹姫とセレアの腐女子会話が恐ろしい。どういう事なの……!? ともあれ状況を整理しよう。ここは、鎧がAFより取りだしたトラックの中だ。 この戦い、どう終わろうと燃え尽きる連中が多いだろうと言う考えに至った鎧の配慮によって、事前に準備していたのだ。が、当の鎧は運転席の方で壱也に 「……買 わ な い か?」 と戦闘中に撮りまくっていた映像の売却を打診中であるが。買うんだろうか。 「いやぁ色々役得だったわぁ。特に吹雪ちゃんは渋い上になんだか他人と思えないし」 「へっ、まぁ俺は愛に性別は無いと思ってるからな……」 後ろの方ではジャンと吹雪の“似た物同士”での会話が弾んでいた。 “似た物同士”、やはり何か通じ合うモノがあるのだろう。中々に仲が良い様子である。 え、冥真? 冥真は現在、新日暮里で(以下略。 「……ふぅ、必要なメモはこんな所ですかね。後で他の方からの証言も集めて詳細なレポートを作り上げねば……!」 そして最後に『おとなこども』石動 麻衣(BNE003692)が今回のレポートをトラックの片隅で作成していた。己の研究の為にも、役立ちそうなのだ。後で壱也にも話を聞いてさらに綿密かつ濃密なレポートを仕上げねばならない。そう、後学の為に! トラックはリベリスタ達を乗せてアークに帰還の道を辿る。 異世界は本当に神秘である……今回のホモォの様な奴が大量にいる世界があったりするのだから。 だがしっかりと奴は討伐した。これで、異世界の脅威は取り除いて―― 「羽柴。…………なぜお前も鼻血が出ているんだ?」 「え? あ、やばい。今更私も鼻血出てきた。えへへ! なんでだろうねー秋映さん!」 ……あれ? 倒した筈なのにこっちの世界にも普通に┌(┌^o^)┐って結構沢山いる気が…… き、気の所為だよね! きっと! きっと!? |
■シナリオ結果■ | |||
|
|||
■あとがき■ | |||
|