● 身長差はとてもある。 見上げたら顎の辺りが丁度視界に入る。 見下ろしてくれればまっすぐに見つめられる笑顔。 とても、素敵。 名前を呼ぶ声に心が躍る。 笑い声に心臓が跳ね上がる。 他の人と話している。 少し、悔しい。 どうして私じゃだめなのと繰り返す。 好きです、と笑う。 そっか、と笑い返される。 繰り返す。 繰り返して、繰り返す。 好きだよ、と言う。 答える声はもうないけれど。 ● 『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)の表情は暗い。 一枚の写真が映し出されたモニターをまっすぐに見つめている。 「ただ一つ、傍に居られたらよかった、らしい」 一人のフィクサード。背が低く、瞳は大きな桃色が目立つ。 隣には小さなネックレス。添えた資料にはアーティファクトと書いてある。 ――アーティファクト『爪先立ちの恋』 所持者はたった一人の少女。たった一人のフィクサード。 効果は『愛情によって齎される殺戮衝動』 「人が死んだらしい、一人の青年。写真の子の想い人。ただそれだけだけど」 だから、どうした。 そんな言葉は出てこなかった。 「敵の撃破とアーティファクトの回収、又は破壊をお願い」 ● 目の前で倒れている、私の大好きな人。 『あなたが殺したのよ』 目の前で笑っている『私』 ただ、好きだった。大好きだった。好きだから手にした。 ――愛して欲しかった、其れだけだった。 ネックレスが首元で揺れる。 『あなたが殺したのよ』 ネックレスが揺れた。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:椿しいな | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年04月27日(金)23:46 |
||
|
||||
|
■メイン参加者 8人■ | |||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
● フィクサードである一人の少女、破壊活動に勤しむでもなく、ただ愛してほしいと願った少女。 「フィクサードって連中は気にいらねぇんだが」 『逆襲者』カルラ・シュトロゼック(BNE003655)はそのやり場のない怒りを沈める様に髪を掻き上げ、溜息をつく。 その出生故に彼はフィクサードと呼ばれるものに対して怒りを抱いている、だが今回見た少女は違う。怒りの矛先を向けることなんて、できない。 「踏み込み辛い」 ただ愛してほしいと望んだだけの少女に怒りを向ける事はカルラには出来なかった。 「愛、愛か。愛というのは強い感情だね」 『偽悪守護者』雪城 紗夜(BNE001622)はマスクの奥で瞳を閉ざす。 愛と言うのは強い感情である。愛に善悪があるのか――愛するという行動のコントロールが外れてしまえば容易に悪になる。 紗夜の言葉に『人間失格』紅涙・りりす(BNE001018)は首を振る。 「僕は、彼女は何一つ間違っちゃいないと思うけどね」 愛の善悪。もしも悪いことならばそれは間違いである。だが、りりすは間違いなどないともう一度呟いた。 彼女の犯した間違いはただ一つ。唇に乗せて出た言葉は絶望。 「守る力がなかった」 それだけでしょう? ただ、それだけ。それだけだけど――とても、辛い現実。 「恋、恋か」 愛するという行為。胸を焦がすほどの熱い熱い想い。 「ボクは少女だけれども、まだ、恋はしたことはない」 『百の獣』朱鷺島・雷音(BNE000003)は白い翼を揺らす。 甘い甘い恋する気持ちと重く熱い愛する気持ち。彼女の感じたことのない気持ち。 『微睡みの眠り姫』氷雨・那雪(BNE000463)は彼女の言葉を聞いて小さく笑った。 恋するとだれしも少女に戻る、この眠たげに瞳を伏せた少女だって、きっと。 それにしても、と『鏡花水月』晴峰 志乃(BNE003612)は視線をアスファルトに落とす。 「爪先立ちの恋……残酷で、哀しい破界器で御座いますね」 愛しい人に愛されたいと願っただけであった筈なのに、その心にまで付け込む。 紛い物の愛、偽物の、作られただけの愛。 「それでもええ、か」 それすらなくなってしまえば手元に残るものは何もないというのに。 『人生博徒』坂東・仁太(BNE002354)は両手を見る。紛い物の愛を望んだ少女。 「死んでいい命や無いんや」 手に入れたいのは愛情、手に入れたのは絶望。 守る、守らないといけない。仁太は前を向いた。 じゃり、とアスファルトの埃を踏みしめる『』雪待 辜月(BNE003382)は悩むように視線をあちらこちさせる。 「心を操るアーティファクトは間違ってると思います」 それは少女――愛世が間違っているという意味ではない。その物質自体が間違いだという。 想いの矛先は常に前を向いているとは限らない。 その道具の副作用を理解していたかしていなかったかは誰も分からない。 紗夜は前を向く。正義と悪。裏表。死神の様な装束を身にまとった少女は、にんまりと笑った。 ● 「私、が?」 少女が二人いる。 『そう、あなたが』 片方は座り込み、男を抱きしめて泣いている。 片方はその場にナイフを握りしめ立っている。 どちらも同じ顔、どちらも同じ髪、どちらも同じ服装。 『あなたが、殺したのよ』 ――死んでしまいたい。 「僕は君のことが結構、好きだよ?」 ふわり、立っていた少女の体が浮く。其れを受けて少女の姿が二つに分裂した。 桃色の瞳がにんまりと嬉しそうに笑ってりりすの姿を捉える。 『あら、有難う。でも、私は嫌い、かな』 にんまり、と笑った少女は両手を広げてりりすへ一礼。 『私、愛世。この大好きで大好きで壊してしまいたいほど愛している世界の名前を冠した天使』 少女の背中で羽が揺れる。座り込んだままの少女がやだ、と泣いた。 「愛世、ボク達は君を助けに来た」 後悔と絶望に悲鳴を上げている桃色の少女へと雷音は手を伸ばす。 広がった守護が愛世ごと包み込み、仲間たちの活力となった。 「このまま死んでしまおうなんて考えるな。未だ君には世界があるはずだ」 そう、君の名前の通りの愛おしい世界が。死んでしまった愛しい人を思って死にたいという。 苦しんでいる彼女の手を引いてやればいい。助けて遣らねば。 癒す様に広がったマイナスイオンに少女は泣きじゃくっていた顔を上げる。 視線の先に居た黒い翼の天使はまっすぐに愛世を――狂気を見つめてその身に力を振り絞る。 「キミの想い、叩いて砕いて押しつぶす、世界を守る悪魔だよ」 にやり、と小さな悪魔が笑う。その身に纏った紫電が彼女を包み込み、愛世の手を引いて後ろへと下がった。 愛世が大きく目を見開く。悪魔は嗤う、嗤う。 「お前のやったことは褒められるもんやないけんど」 集中力が視認できるかのように彼の身に流星が宿る。ゆっくりと愛世の隣に立った仁太は優しげに笑う。 「間接的にお前が殺したんかもしれんけんどな、殺したんはあいつであってお前やないやろ?」 指さされたのは自分と同じ姿の女。薄く桃色がかった翼を揺らしたもう一人の自分。 頷く。 「愛世さんに罪がないとは言いませんし、死んだ方が楽なのかもしれませんね」 辜月が愛世へと笑った。――それでも、生きて欲しい。 悲劇を喜劇へと。悲しいおとぎ話にもう一つの結末を。幕を下ろすならせめて喜劇であれ。 辜月が齎した翼の加護により全員の体へと小さな翼が宿る。 まるで愛世という小さな娘を守護する天使の様に。 「愛世さん、貴方を救います」 きゅっと拳を固めた志乃に影が守護者として伸び上がる。 未熟であると志乃は不安に思う。それでも、守護すると決めたのだ、彼女の意志は固い。 「アレがこういう効果って知ってたのか?」 ふと、前へと走り出す前にカルラが問うた。 「い、いい、え」 首を振った愛世に小さなため息をついてから兎へと斬りかかった。 兎がキィ、と鳴き声を上げる。カルラにとって愛世という存在が苦手なものであった。 感情が突っ走ったが故の惨事。自らの行動に対してぽかんと口を開けて呆けるなどといい度胸――責任をとる事もない。 殴ってやりたいとも思う。フィクサードであるというならば、一発。 しかし安易な想像では測りきれないほどの想いであったなら彼はその行動が出来なかった、故に少女を視界に入れない。 「周囲を盛大に巻き込みそうな心中。止めるしかねぇだろ」 その言葉に愛世はハッとする。 いとしいいとしいとその気持ちだけが渦巻いていたのだから、他人の事など想像してすら居なかった。 にやり、と笑った愛世――いやフォースにりりすは嗤う。 「好きだよ。エゴイズムを離れた愛などあり得ない」 好きだと綺麗事の様に語る。 好きだと殺意をもって語る。 どちらにせよ表意一体、どちらにせよ愛情。 「君らは其れを体現している」 繰り出した剣戟はすぐにでも先ほど分裂した少女にぶち当たり、消し去る。 嗤う嗤う、フォース。 『愛情は表裏一体、殺したいほど憎くって、殺したいほど愛おしくって、狂ってしまいそう』 世界は愛情の塊である。愛おしい、愛おしいと願うたびに形成される愛世という世界。 ――しかし、彼女は敵じゃない。 俯いたままの愛世を振りむいて雷音が氷の雨を降らせる。強かに、それでいて美しい雨が彼女の汚れない心を体現するようで。 「まっすぐ前を見ろ!大切な人を殺したのは君じゃない!!」 愛したかっただけだろう、その言葉に愛世は震える足で立ち上がる。 「目の前の君の形をした思念が殺したんだ!」 ――でも、それは私でしょう? 問う愛世の言葉に誰も応えはしなかった。 那雪の放った攻撃で兎が鳴く。しかし、兎はそのまま彼女に噛みつき、押し倒す。 ジャリリ、アスファルトの上の砂を踏みしめて、仁太が放った攻撃が那雪の上に乗っていた兎の姿を消しさる。 「なあ、お前は黙って殺されてええんか!」 「でも、私はッ」 「お前の中にはまだ恋人が生きとるはずやで」 『どうかしら!それは、どうかしら!』 愛世の声をした思念が笑う。ふるり、と震えた指先が小さな悪魔の服の裾をつかむ。 体内に魔力を循環させた辜月が唇をかんだ。 悲劇を喜劇へと書き変えるには目の前の思念を、愛で生み出されたバケモノを倒さねばならない。 「愛世さん、愛する者が死んだとしても、世界は変わらず廻り続けます」 くるり、くるり。気付かぬうちにも時が過ぎる。志乃が背を向けたまま祈る様に言う。 残酷で、世界は暗い明りのない場所かもしれない。 「ですが開けない夜も、止まない雨もありません」 ――だから、生きて。 ぽつり、漏らした言葉に愛世は桃色の瞳を見開いて、頷く。 「愛世さん、キミはどうして『爪先立ちの恋』を使ったんだろう?」 「ただ、愛してほしかったッ…其れだけだったの」 握りしめた服の裾を振り払う事もなく紗夜は問う。彼女の繰り出した剣戟は遠くに捉えた兎へとブチ当たり、どん、と鈍い音をさせアスファルトへと打ちつけさせる。 「愛を得る代償は、殺戮衝動は知らなかった?」 「知らなかった、ただ、叶うといわれたの」 その甘い感情の行く末が、愛しい人の死に完結するなど誰も思わなかった。 愛世は震える指先で紗夜へと言う。彼女の翼がゆるく揺れて、泣いた。 「願ってしまった事が間違いだったの」 「想うことは罪じゃない。願う事は罪じゃない」 悪くない、悪くないと繰り返して笑ったリリスに思念の攻撃があたる。だが、彼女はにやりと笑った。 翼が揺れている、飛ぼうと言うのだろうか、思念の動きを超直観で悟ったリリスは其のまま彼女を痺れさせる。 「僕の好きになった子は、代償なんてなくても、大抵死んでしまうけど」 その言葉に愛世の動きが止まる。 「それは、」 「愛世、君は最愛の人をなくすという傷を負った、だからこれ以上傷を負わなくていい」 雷音の氷は兎達へ絶えず想いを降らせる。 彼女は愛を知らぬ小さな乙女だ。詭弁でしかない。ただ、彼女は誰かが傷つかないためには偽善者にだってなる。 愛おしいと祈った人なら幾人もいる。守りたいと思った願いは幾つもある。 そのためなら小さな少女は体を張る。両手を広げる。想いを知る。 「ボクには愛世が悪いだけの人間には思えない」 それが彼女の想い。 ――嗚呼、なんて愚かなのだろう。 ――嗚呼、なんて私は愚かなのだろう。 愛世の世界に彩りを芽生えさせる。闇夜ばかりの世界に月を昇らせるようにリベリスタ達は輝きを与える様に愛世へと語りかける。 「俺は、ダークナイトだ」 己の傷を省みないで自らの血を以て敵を貫く。 彼の信条はその身を削っても攻撃を辞さない。兎を暗闇に包み込んだカルラは振り向く事はしない。 兎達の攻撃を受ける、彼の体は遠くから闇夜を繰り出した思念によりぼろぼろになっていた。 だが、彼は振り向かない、騎士としての誇りを胸に。 目標は敵の撃破だ。例えやり場のない怒りを敵へと八つ当たりの様にぶつけていても。 彼は、彼として出来る事をする。運命がくるりと回った。 「愛世さん、他者の命を奪ってしまった人の責任ってわかりますか?」 「え?」 「生きることです」 それは責任。そして義務。 残酷なまでに美しい言葉。生を閉ざさせた人間の身に降りかかる残酷で、冷酷な言葉。 「彼を愛していたなら、今も、愛しているなら……彼の分まで生きて、彼の分まで人を救い、人を笑顔にして欲しい」 それが志乃の想い。 きゅっと唇を閉じる。辜月が標した攻撃役だという兎へ攻撃を叩きこみ消し去る。 戦場を舞う一人の戦乙女は目を閉じる。 ――自分も、そうで御座いますから。 その声に応えるものはいない、聞こえてすらいないだろう。ただ、想いは強い。 誰かの為に生きて、誰かの為に守って、誰かの笑顔を得る。志乃は目を開いて思念を見つめた。 前衛を突破して走る兎に那雪は息を切らす。 「誰かが不幸になるなんて、嫌です」 誰も傷つけたくないと、幕引きを与える少年は言う。 歌うのは癒し、それは春の空を彩る桜の様に艶やかな歌声。 傷ついた仲間たちを癒した後方の指揮官は懸命に伝える、その声にこたえるかのように仲間たちは攻撃を繰り出した。 誰も傷つかない世界、それはきっと誰もが微笑み手を取り合える世界だ。 まだ遠い未来ではあるだろう。しかし、それを得るために辜月は歌い続ける。 『そうやって綺麗事ばかり!殺してしまいたいほど愛しているのは一緒でしょ!』 「黙れ、パチモン!」 仁太の攻撃に愛世の思念は腰をずん、とアスファルトに打ちつける。 たび重なる全体攻撃や遠距離攻撃などで兎達はすべて居なくなってしまっていた。 「残ったのは君だけだね、お嬢さんもどき」 りりすの血色に濁った瞳が笑った。 『そうやって他人の為に身を挺して、何になるの?』 まるで自殺志願者、笑った思念の攻撃が同じダークナイトであるカルラへとブチ当たる。 「何度も死にかけて身に付けた技だ……とっくに喰らい慣れてんだよ!!」 仲間の癒しで回復しているものの、彼が得たダークナイトとしての強き意思は目の前の天使よりも強い。 同じ、いやそれ以上の闇を纏った一撃を紛い物の愛世へと繰り出して、睨みつける。 空から降り注ぐ強かな雨が、素早さを纏った弾が―― その想いを冠した澱み泣き攻撃が思念へと辺り、彼女の体をかき消してしまう。 『それでも、それでも!』 ああ、それでも、愛しかったの! ● 「愛世、アーティファクトを渡してくれないか?」 しん、と静まりかえったその場所で雷音は愛世のネックレスを指出した。 「ええ、これは、私が持っていていいものじゃないから」 『爪先立ちの恋』を手にした雷音が瞳を伏せる。 彼女の知りたいものはその先にあるのか。其れは分からない。 泣きたくなるほどに愛しくて、病気にでもなったかのように胸が締め付けられる思い。 見上げなければ視界に入らないけれど、笑いかければ笑ってくれる。 其れだけで幸せで、泣きたくなって、嬉しくて、切なくて。 ネックレスを身につけて、爪先立ちをする、上向きに顎を逸らせ瞳を伏せる。 ――ああ、なんと幸せなのだろう。 雷音の瞳から知らずにぽたりぽたりと涙がこぼれる。 「ああ……」 願ってしまった幸せと、壊れてしまった幸せとが詰め込まれた小さなネックレス。 彼女の姿を見た仁太は力が抜けて座り込んだ愛世の頭を撫で、アーティファクトを預かるなと笑った。 「犠牲者をこれ以上出さんためにもな」 「ええ、そう、ね」 だが彼女の気持ちは暗い。傷ついて倒れたリベリスタの姿を見て、彼女の心臓がきゅう、と痛んだ。 その姿を見て、カルラは頭を掻き如何にも面倒そうに呟く。 「死んだら嘆く事も思い出を悲しむ事もできねーからな。想いを手放したくないなら、生きてみろ」 それがお前に出来ることだ。 その言葉を受けて愛世はじっとカルラを見つめる。それが彼なりの優しい言葉だと少女には分かった。 「さて、キミはどうする?」 紗夜は隣にしゃがみこみ愛世の瞳を覗き込む。紫苑と桃がぶつかり合う。 「償い方は色々だよ。私たちとしては、アークに一緒に来てほしいんだけどね……君自身の意思で」 無理やり連れて行く事だってできる、とそれを隠さずに言う紗夜に愛世はアーク、と呟く。 それに仁太も頷く。自分でその先を見つめ直してほしい、愛世のできる事を愛世自身が捜せとでも言う様に。 「今すぐにとは言いません。貴方は人を愛する事を知っている、心優しい人です」 だから、自分は貴女と共に人を救いたい。 志乃の言葉に愛世は戸惑った様に視線をあちらこちらへと揺らす。 「少し、少ししたら、皆さんの所へ行くわ」 だから、待っていて。 少女の瞳は涙で濡れた。闇ばかりの世界へ月を輝かせるように。ふわりと。 雷音は携帯電話を取り出す。頬を伝う水滴は愛しさから。 愛とはなんなのでしょう? 悲劇は喜劇へと変化した。愛おしい世界がくるくると回る。 |
■シナリオ結果■ | |||
|
|||
■あとがき■ | |||
|