●転がる悪夢 朝の高速道路。都市へと登るこの道は今、その機能を十分に果たせない状況になっていた。地平線の先まで続く、ゆったりとした車の列……渋滞である。 祝日ということもあり、家族サービスにと遊園地に自家用車で向かっていた男がこの渋滞に巻き込まれている。彼は渋滞に巻き込まれた他のドライバーと同じように、イライラしていた。もちろん、渋滞によって進まない車が原因だ。 男は眠気覚ましのガムを強く噛んで、ミラー越しに後部座席を見る。遊園地を楽しみにしていた娘は、はしゃぎ疲れてしまったのか眠っている。仕方ないと助手の妻を見たら、こちらも眠っていた。 少しだけ進む。また止まる。 これの繰り返しで、男は頭が痛くなってきた。どこかに頭をぶつけたいという衝動にも駆られる。無論、そんなことはしないけども。 ため息が何度も男の口から吐かれた。ラジオは原因不明と告げているし、渋滞は一向に収まる気配を見せない。どうすればいいのか分からずに、立ち往生。 「……」 ふと、地鳴りが聞こえてくる。男は気のせいかと思いつつ、ハンドルを強く握った。 また、地鳴り。娘が起きた。 そして、地鳴りは収まらない。妻も起きて何事かと男に聞くが、もちろん男にも何事か分からない。ラジオは相変わらず原因不明としか言わない。 「ボール」 娘がガラス越しに見える、地平線の先から転がってくる何かを指し示す。確かに、それは球体で、ボールのようである。 そのボールは……回転しながら高速道路を逆走している。車を玩具のように潰しながら、男の一家が乗っている乗用車の方向へ、転がっている。男は一瞬何が起こっているのか分からなかったが、すぐにすべてを理解した。渋滞の原因は、アレが高速道路を逆走して、車を潰して回っていたからだ。 今にも男達に向かってきている。早い、そして……でかい! 男は慌ててシートベルトを外すと、妻と娘の手を引いて車から飛び出るように逃げ出した。妻が何かヒステリックな声を上げていたが、男の耳には届いていない。 間一髪。次の瞬間、球体は男の車を通りがかりにただの板切れに変えてしまった。あっけなく。 男は何か言いたいこともないでもないが、命あっての物種だ。ひとまずは、一息をついて、 高速道路の土台が、ミシリと音を立てて揺れる。 ●回る災厄 瓦礫の山となってしまった高速道路の映像を眺めながら、リベリスタたちは顔を青くした。たった一体だというのに、凄まじい被害だ。恐らく、あの玩具のように潰された車の中にも人が――。 「敵は一体、球体のアザーバイド。巨大なボールのような姿を転がして移動しているよ」 悲観的な考えを遮るように、『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)は言った。確かに、このアザーバイドの形状は異質だ。手も足も目も顔も模様もなく、ただの白い球体にしか見えない。ただし直径10mほどの大きさはある。 「アークでは、これを“回る災厄”と名付けたの。そして、この球体が取る行動はひとつ、人の多い場所に向かって転がるだけ」 その名に相応しい破壊の力は、高速道路に乗って都市に向かっていくという未来が用意されていた。 「今から向かえば、被害を出す前に山中で決着を付けられる。……でも、気をつけて」 破壊の未来を見たからか、いつになく饒舌な真白イヴは言葉を続ける。それは、リベリスタたちへの警告。 「何もせずに正面から戦うと、負けちゃうよ」 「どういうこと?」 思わず、リベリスタのひとりが聞き返す。驕ってはいないが、自分たちも力に自信がある。そんなリベリスタたちを捕まえてきて……と、そこでモニターに映った球体を見上げる。まさか……。 「そう、猛スピードで回転してくるの。そのまま体当たりを仕掛けてくる」 例えれば、ボーリング。ピンはリベリスタたちだ。 「詳しいデータは調べておいたよ。……負けないでね」 強い、硬い、早い。そのデータを受け取って、リベリスタたちは思わず漏らす。 うへぇ……、と。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:nozoki | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 2人 |
■シナリオ終了日時 2011年05月15日(日)22:42 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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■サポート参加者 2人■ | |||||
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●描くのは円 人気のない山奥にて、数名の男女が地図を見ながら確認をしていた。迷っている集団かと思えるような光景だが、そうではない。腰には武器もあるし、奇妙な格好をしている者もいる。一目見ただけでは何をしに来たのか分からないような集団であった。 彼らの名はリベリスタ。この場所に発生する災厄を打ち倒す為に集まった者たちだ。 「獣狩りでよく山には入るが、今日は狩られる側か? ふん、面白い。……格好は気にするな。囮には持って来いだろう?」 ひと際目立つ奇妙な格好、モルの着ぐるみを纏いながら『百獣百魔の王』降魔 刃紅郎(BNE002093)は牙を見せる。普段通りの王者の振る舞いは、奇妙な印象を更に加速させた。それでも彼は気にせず、野性を隠さない、子供の怖がる顔をしている。 「……モルの王」 刃紅郎を横目に見ながらボソッと『デストロイド・メイド』モニカ・アウステルハム・大御堂(BNE001150)は言う。それはともかく、と前置きをしてから地図を確認しつつ、指で地図上に円を描いた。誘導と囮を行う班と、各地点に待機して攻撃を行う攻撃班。人の気配に釣られるという敵の性質を利用し、攻撃を行う仲間のところまで囮が引っ張っていく作戦だ。これが今回、回る災厄という強敵に対抗するため、皆で考えてきた作戦である。 「球体というものはこの世で最も理想的な運動の体現に近い形状の一つ。幾千幾億と回転運動を続けるこの地球がそれを証明しています。それが生物となって襲い来るって言うんですから始末におけない話ですね」 今回の敵、回る災厄をモニカはそう称する。非常に単純であるが、その動きはとても理想的で、それ故に厄介だ。モニカのメイド服の下にはリベリスタとして戦う力が隠されているが、頭の中には敵に対する敬意が隠されていたようだ。 「バイトするぜー。稼ぐぜー」 作戦の肝となる囮の一人『Gimmick Knife』霧島 俊介(BNE000082)はモチベーションを口から出して確認しながらも、頭の中で別の思考を転がしていた。 (でっけーとか、たまったもんじゃねぇな……。たまだけに。でっけーたま……) 思考は変な方向に転がってしまう。頭のヒートアップ、一言でいえば暴走である。 「せいぜい潰されないようにがんばろうか!」 突然大きな声を出したので、周りが驚いて目を俊介へと向けた。たまげたなぁ。 「人の気配がある所へ転がるんだよね……? てっ、あんなのほおっておいたら、町とかが滅茶苦茶にされて、溜まったもんじゃないんだよぉ」 こちらは攻撃班、『犬娘咆哮中』尾上・芽衣(BNE000171)だ。自分の想像に自分で恐ろしくなってしまったからか、耳と尻尾がぷらーん、と垂れ下がって不安を表している。あわわわ、と口をパクパクさせながら、子供っぽい顔に二重丸で描いたような目が張り付く。彼女のメンタルはどこか子どもっぽい。 「と、言うことでさっさとお掃除しちゃいましょ~」 それでも、やらないといけないと気持ちを強く持つ。ちょっと胸がきつめのチャイナ服を引っ張って、まずは服装を整え直して、えいえいおー。 思わず巨乳好きの俊介が反応してしまったのは無理もないことだろう。 「今回の相手は説得が通じるような相手では無さそうだ。しかし、無機物状であるのが、せめてもの救いなのだよ。遠慮なく破壊できるのだ」 周囲に結界を張り、一般人や敵に対する警戒を強めながら『“IF”に縛られし者』七星 卯月(BNE002313)が言う。耳もなければ目もない、完全なる球体であるからもちろん話が通じるわけもなく、むしろそれ故に破壊するのに躊躇は要らない。 「今回の相手さんは単純だからこそ難しいんだろうねぇ」 だけど、それ故に戦い辛くはある。そのことを『居場所無き根無し草』レナード・カーマイン(BNE002226)は想う。レナードの傷だらけの体に刻まれた戦いの記憶が、今回の相手の厄介さを感じ取ったのだ。 「ま、やりますか」 素肌に山の風を感じながら、レナードは両手を上げて武器を空に掲げる。空は晴天で、綺麗な青色が広がっている。こんな天気だから、出掛ける人も多いだろう。 「このボールを街になんか出しちまったら大変な被害になる。何が何でもこの山で食い止める!」 だから、アザーバイドを街に出すなんてことになってしまったら……。想像するのも憚られるような被害が出るだろう。『駆け出し冒険者』桜小路・静(BNE000915)は、動きやすい格好で山の中を駆け回りながら決意した。 それに、静には心配な相手がいる。今回の戦いで怪我をしてしまわないかと、その相手の横顔をそっと覗いた。乙女のようである。 「マトモに刃を合わせられぬとは厄介な相手だ。だが、悪くは無い――存分に楽しませて貰うとしよう」 こちらは、戦いへの高揚感を抑えきれない様子の『戦闘狂』宵咲 美散(BNE002324)だ。陽の光のもとで大太刀をすらりと抜き出し、刀身を光らせている。鏡のように磨き上げられた刀身には、クールでありながらも、どこか悪人のような眼をしている美散の姿が見えた。 更に美散は強結界を戦いの舞台へと張り巡らさせる。これで、彼の望むままの戦いが行えるだろう。 「では、作戦通り」 卯月の淡々とした言語を締めとして、彼らリベリスタは確認を終え、持ち場へと向かった。命がけの囮と、決死の攻撃。どちらも非常に難しいものと予想される。 標的が現れるのはもうすぐ。リベリスタとアザーバイド、狩るのは、狩られるのは、どちらか。 ●やって来た災厄 アザーバイドは、空から飛び込んできた。どこかから投げ捨てられたボーリングの玉のように。 一言で言えば巨大な白い球体。派手な音を立てて山の中腹に落ちてきたそれは、砂煙を巻き上がらせながらギアを上げるようにしてスピードを出し始めた。理屈は簡単、球体が自分で動いて転がっているだけ。 スピードはすぐにトップギアになり、付近に待機していたリベリスタの方へと向かった。 「さぁ――来い! お前の相手は、俺たちだ!」 この球体が動いたのは刃紅郎の挑発的な格好と美散の挑発的な言葉が原因ではない。ただ、彼の居た場所の方が人の気配が多かったからだ。高速回転の振動によって、砂利を巻き上げながらふたりに飛び込んでくる。これに対して、ふたりは背を向けて走りだした。囮として引きつけ、ボールに狙われぬよう、ひとりずつ待機している攻撃班に任せるという作戦なのだから。 「予想以上に速いかツ!」 山を駆け、障害物を避けながら進む。しかし、木々や岩などの障害物をなぎ倒し、地面を整地するようなボールの勢いは彼らのスピードより若干上だ。 追いついたボールはふたりをひき殺そうと突撃してくる。 「婆さんの遺言でな――是ニテ万全、我ニ隙ナシ。慢心はなしだ!」 「我は王! 倒れぬ! 膝を付かぬ!」 ふたりは揃って防御を固め、突撃を全身で受け止める。巨大な質量であるそれは、同じ方向に逃げていたふたりを同時に押しつぶすことも造作ではない。 攻撃は終わる。何とか軌道を逸らし、弾き返すことができたが、それでも、体に受けたダメージは相当なものだ。全力防御でダメージを殺したとはいえ、もう一度受けてしまえば倒れることは必至だろう。 フンッ、と鼻を鳴らしながら刃紅郎は止まっていた足を動かして走り出す。それに追従するように、美散も転倒に気をつけながら、ジャンプを繰り返して山を進んでいく。勝つために。 「……ん。今日も、電波の、受信感度、良好。そこに、回復、必要」 攻撃班のひとり、エリス・トワイニング(BNE002382)が出て来て、ふたりの体を癒す天使の歌を奏でた。この巨大な傍迷惑を止めるためには、彼らの体力は絶対条件だ。 ふたりは礼を言い、素早くエリスの横を通り過ぎる。次に仲間が待っている場所は――。と、そこまで思考が回ってきたところで、再び球体がふたりに追いつく。 「飛び込むぞ!」 「いいだろう!」 二回目のこれはふたりとも回避に成功した。……ただ、わざと山道を転げ落ちるという大胆な手段を以てして、という補足が付くが。 「あらら、おふたりとも大胆ね。じゃ、おっちゃんも派手に行きましょうか」 声をかけつつ、次に見えた攻撃班のレナードは銃剣でボールの回転軸に狙いを定める。 銃撃と共に放たれたマジックミサイルは空を一直線上に吸い込まれて、追撃に移ろうとしていたボールに直撃をし、少しだけ後方に押し出した。とはいえ、回転は止まらず加速は相変わらずだ。周辺の土を巻き上げながら、刃紅郎と美散を追う。 そして、刃紅郎と美散は走る。途中もう一度体当たりを食らってしまい、立ち上がることを余儀なくされたが、血を吐きながらダッシュを続ける。体中が悲鳴を上げても、ただ走る。 「てっ?! 思っていた以上に大きいんだよう!!」 次に待っていた芽衣が猛スピードで近寄ってきた球体の大きさに驚愕の声を挙げる。 「それじゃあ……うりゃりゃりゃりゃぁっ!」 声は出してしまったが、集中を忘れずにいた。落ち着いた動作で斬風脚を連続で飛ばし、ボールを風の刃で切り裂いていく。 攻撃を受ければ、ボールは若干押し出されてスピードを落とす。そこに、刃紅郎と美散の眼光が突き刺さる。 もうすぐ囮役は交代だ。ならば、ここで攻撃のお礼をさせてもらおうという腹で、囮だったふたりそれぞれ攻撃のスキルを放つ体勢に移る。眼はギラつき、怒りの炎が瞳に宿った。 ●好転 今度は静と『天翔る幼き蒼狼』宮藤・玲(BNE001008)が体に鞭を打ってでも走る番になった。狼のように山を走る彼らは、何度かボールによる突撃をかわしていた。 「鬼さんこちららららぁぁぁ。うおおお早ええぇぇぇぇ!!??」 交代したときに疾風居合い斬りを当てた怒りか、それとも刃紅郎にモルモルと言い過ぎて恨みを買ったせいか、執拗に静は狙われていた。おそらくモルモル言ったのは違うだろうけど、ボールは明らかに加速している。 そして玲が気付く、ここは下り坂だと。 「こ、この道は危ないねっ!」 静は気合を出して全力防御をした。このまま回避を続けていても、轢かれるだけだ。ならば……。 「うぉぉぉぉ!! お、俺はピンじゃねぇ!!」 何とか一度だけ耐えて、次の攻撃班のところまで誘導することには成功した。 「物理的に言えば、回転物には必ず“軸”がある。そこを狙えばいいのだな」 自分に言い聞かせながら、攻撃班の卯月は通り過ぎていこうとするボールの中心に向かってピンポイントの一撃を撃ち出す。 「すまないが私は臆病で体力がないのだ。ボールの対処は任せたよ」 戦闘指揮を強気に、しかしどこか弱気な言葉を静と玲に投げかけて、そそくさと隠れる。 ふたりは曖昧に頷いてから、再び駆け出す。だが、追いかけてくるボールもまた彼らに追いついてしまう。それも、まずいことにふたり同時に巻き込まれるような位置から転がってきた。 「ちっくしょ、玲は絶対潰させねーぞ!」 渾身の力を足に込めて、ぐるりと跳ねるように反転。庇うように前に立つ。眼前に迫る回転、巨大な質量。踏み潰される――。 「おぉぉぉぉ!!」 が、底から這い出る。フェイトの力を使って立ち上がり、気合と共にその巨体を持ち上げたのだ。だが、そんな巨大な物を長く支えられるわけもなく、すぐ横に投げ捨てた。すると、何事もなかったかのように動き出したので、静も復活直後の体に鞭を打ちつつ、また走りだした。 「こ、こっちに来るんじゃねぇぞ!」 しっかりと誘導されているのを確認してから、俊介のマジックアローが突き刺さる。それでも、それでも、それでも、止まらない。しかし無駄ではない、確かなダメージがあると俊介は確信して、次の攻撃に備えて転がっていくボールを見送る。 次に攻撃者となったのはモニカだ。最初に一撃を与えた後、集中に集中を重ねていた。 「戦場の無慈悲こそ、人類究極の平等な世界です。ですので、無慈悲な貴方に私も無慈悲で答えましょう」 その甲斐あってか1$シュートが側面に当たり、真芯に衝撃を与える。確かな感触。……しかしそれでも、その回転は止められなかった。クリティカルの一撃だったというのに、恐ろしい耐久力である。 こうして、血で血を洗う長いマラソンは続いていく。決着が付くその時まで。それは必然、それは死闘の始まり。 ●エンドライン 結果的に言えば、静は三回、刃紅郎は二回、美散は三回、それに加えて、玲と交代して囮役となったレナードは一回死地から立ち上がった。そこまでして、なんとか作戦は続いたのである。 ただし、作戦は激戦となった。 激戦の中、リベリスタたちの攻撃は続き、四回円を描いたところで、終着点は訪れる。 「今だ、この瞬間に火力を集中させるのだ!」 卯月のテレパスによって集められた仲間たちの決死の攻撃によって、ようやくボールの動きが止まったのだ。その姿は、先程まで回転と共に恐怖を振りまいていた悪夢のようなものではなかった。ただの大きい玉であることを否応無しに感じさせた。同時に、勝利への確信もまた、感じさせる。 「ゲーム終了だ。kingpinkを倒す事は叶わなかったな」 そこに、刃紅郎を筆頭としたリベリスタたちのスキルによる攻撃が次々に与えられて……ボールはあっけなく破壊されていった。 疲れきったリベリスタたちは、肩で息をしながら倒れ込む。 「僕はあんなおっきいボールで遊ぶより、ピンポン玉ぐらいのサイズで遊ぶのが良いかなぁ」 ふと、芽衣が空に向かって呟く。あんなにおっきいボールは、遊ぶのも一苦労だ。相手するのも一苦労だったし。 「そうそう。それにボーリングは、ピンを倒す側に限るんだぜ……」 静も同意する。ピンポン球までいかないまでも、ボーリング玉ぐらいだったら遊ぶのに一番いい。 それを聞いて誰かが言った。折角だから帰りにボールリングでもしないか、と。 もう十分にボール遊びで地獄を見たリベリスタたちはそれにこう答える。 うへぇ、と。 ……それでも、たぶん遊んでしまうのだろう。ボールというものは、本来なら遊ぶと楽しいものなのだから。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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