● 「おいおいまたネズミ捕りかよ。勘弁してくれよ……」 車を路肩に寄せさせられた若者が、大袈裟にもこの世の終わりと言わんばかりの表情で嘆く。 だが其れも仕方の無い事ではある。何故ならこの若者は違反点数ギリギリに溜まっており、今回の違反を切られれば免停になりかねない状況にあるからだ。 年末年始には特に増える交通安全取締りの名を借りた警察の理不尽な点数稼ぎ(あくまでこの若者の感想です)の獲物となった若者は、ぶつぶつと不平を溢しながら、其れでも素直に警察の指示に従い車を降りた。 ちらりと逃げてしまいたいとの気持ちが胸を過ぎらなかったと言えば嘘になる。けれどそんなリスクの高い手段を取るほどの度胸も無ければ、そもそも善良な一市民である若者は理不尽だと感じていようと法の番人が言う事は素直に聞くと言う常識が身の内に刷り込まれていた。 けれど、 「まてえええええええい!」 不意に遠くから響く大音量の待ったの声。 突然の大声に思わず首を竦めた若者と警官達が振り返ると……、ぱからぱからと軽快な蹄の音を鳴らす白馬と、其の背に仁王立ちになった僅かに股間を隠しただけの半裸で覆面な男の姿が在った。 ふわりと華麗に宙を飛び、馬の背から覆面パトカーの天井へと……凡そ30mはあった筈の距離を無視して飛び移る謎の半裸。 其の姿はまるで、 「……て、天狗?」 呆然と警官の一人が呟くとおり、そう天狗の如くだ。そして半裸の男が、股間を隠していたのも天狗の面である。 「そこな若者、此処は私が引き受けよう。逃げなさい」 警官と同じく、呆気に取られ固まっていた若者に、天狗面の変態が優しく声をかける。 とは言え、行き成り現れた変態に逃げろと言われてホイホイ逃げれる物ではない。何より警官から逃げて捕まれば其の罪は今の比ではなくな……、 「さっさと逃げんかぁっ!」 響く一喝。変態の癖に切れるの早すぎる。 其の異様な迫力に、若者は思わず頷き車のエンジンキーを回して走り出してしまう。 当然制止に入った警官の顔面に、けれど宙を舞った変態の、股間で猛る天狗の鼻が炸裂する。 「貴様等体制側は昔から変わらぬな。何時も無辜の民を理不尽に虐め、己が権勢に酔い痴れる」 嫌過ぎる一撃に昏倒した警官。上から目線の説教を垂れる変態に対し残された一人は通信で応援を要請した。 しかしそれは敢えて見逃された行動だ。 「体制死すべし。貴様等犬どもに、日本の夜明けを、新しい世界を見せてやろう」 殊更に股間の天狗を誇示して近寄る変態。そして響き渡る絶叫。 嗚呼、日本の夜明けはまだまだ遠い。 ● 何時ものブリーフィングルームに呼び出されたリベリスタ達。 其処で彼らを待ち受けていたのは『老兵』陽立・逆貫(nBNE000208)……では無く1枚の手紙と資料の束だ。 『拝啓、リベリスタ様方。私は定時なので帰らせて貰う。年末の楽しみ、忠臣蔵を初めとする数々の時代劇が私を待っているのだ。悪く思わないでくれ。正直こんな事件に関わってられるか! では、諸君等の健闘を祈る』 資料 フィクサード:鞍馬天狗 嘗ては真面目な革命の志士だったが、ある日まずは自分をレヴォリューションするんだ! とか言い出してこうなった。 以前の仲間達からは速攻で縁を切られたが、未だ彼の心は日本の革命に燃えている。 股間の天狗面はアーティファクトで、彼の能力の源である。ちなみに本来の使用方法とは大きく異なっているらしい。 スキル 1:ナイアガラバックスタアッー! 近接単体攻撃、出血、致命、必殺、Mアタック100付き。 2:綺麗なバラには棘があるのさ 天狗の鼻に棘を生やす。自付攻撃力大UP 3:八艘飛び 30mジャンプ 4:鼻の長さは30m 超高速で天狗の鼻を伸ばして攻撃。遠2。 その他クリミナルスタアッーの習得レベルが15以下のスキルを全て習得。だがあんまり使わない。 非戦は面接着とハイバランサーを所持。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:らると | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年01月05日(木)22:32 |
||
|
||||
|
■メイン参加者 8人■ | |||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
● 「よう冥真! ブリーフィングルームでは言えなかったんだが、凄い事に気づいたんだ! 鞍馬天狗のくらまと冥真の名前って一緒だろ?凄い偶然もあったもんだな!」 ブリーフィングルームを出るや否や良い笑顔で『塵喰憎器』救慈 冥真(BNE002380)の肩に腕を回す『いい男♂』阿部・高和(BNE002103)。 傍から聞けばちょっとした言い掛かりにも聞こえる言葉だが、高和の笑顔には以前共に戦った戦友、或いはそれ以上の関係となった冥真と再び共に事件に挑める事に対する喜びで溢れていた。 そんな高和の言葉に曖昧に頷きつつ逃れようともがく冥真の手はさり気に自らの股間と臀部をガードしており、嘗ての一件が深いトラウマとなり彼の心に根付いている事を思わせる。 両者の静かな攻防は戦いの前から既に始まっているようだ。冥真君の負けは目に見えているけれど……。阿部さんの存在が酷すぎる。 さて、現場に到着したリベリスタ達が見回せど鞍馬天狗の姿は何処にも無く、ただパトカーの窓に上半身を突っ込んだ状態で尻を丸出しにして気絶する二人の警官の姿があるのみ。 「『我道邁進』古賀・源一郎(BNE002735)。彼の者に、我が拳にて制裁を与えん。鞍馬天狗よ、いざ出ませい!」 仲間達が警官を介抱、或いは其の尻に好奇の視線を向ける中、源一郎が拳を固めて声を張り上げる。 そして其れに応じる様に、 「はっはっはっはっ、威勢が良いな。リベリスタ共、いや体制の犬共よ!」 空から、否、道路の傍に立つ電信柱から伸びる電線の上から嗤いが降り注ぐ。 素足で、片膝を上げた片足立ちで電線の上に、まるで羽根を休める鳥の様に立つその姿は、 「……て、天「ぎゃーーーーー!」」 雰囲気に飲まれたリベリスタの一人が思わず天狗の様だと呟きかけた其の時、『百の獣』朱鷺島・雷音(BNE000003)の悲鳴が其の呟きを切り裂いた。 「こ、こ、こか、面、天狗、いやーーーー! ……もうかえる」 見上げ、直視してしまったそそり立つ股間の鼻に、パニックになりながら思わず来た道を帰ろうとする雷音。 其れも無理の無い話しではある。本当ならこの任務に参加するのは兄だった筈なのに、兄がトイレに行ってる間に席をとっててあげたら任務志願者と間違えられてあれよあれよと連れてこられてしまったのだ。でもそれってその兄に嵌められたんじゃ? 大慌てで仲間達が引き止め、雷音を宥めている間中じっと電線の上でポーズを決めたまま待つ鞍馬天狗。冷たい冬の風は高所では一段と厳しく、剥き出しの身体を苛む。はぁ、と吐いた溜息も真っ白である。 少しばかり、こんな場所で待ち構えた事を後悔する気持ちも無くは無い。だが革命の士は登場シーンも大事にせねば成らないのだ。 革命が、自分の行いが、反社会的である事は判っている。故に其処に襲撃を掛けられてしまえば単なる悪役に成り下ってしまう。 攻める時は颯爽と何処からともなく現れ、攻められる時は高所から見下ろし待ち受ける。それが鞍馬天狗が己に課したお約束であり、ポリシーなのだ。 「……と、少女よ。そろそろ良いかな? 私もそろそろ限界だ。早く終らせてトイレ行きたい」 ブツブツと呟き再確認してみても寒さは変わらず、遂に音を上げた鞍馬天狗が雷音を促す。 「……うん。ボクもはやくかえりたい。だからがんば……る」 弱々しくも頷いた雷音に、漸くリベリスタ達と鞍馬天狗の戦いの幕が、……最後に高和が、 「いいことを思いついた。冥真、お前、俺のケツの中に「言わせねえよ!?」」 耳元で囁かれる冥真君突っ込み気質。 戦いの幕が、切って落とされた。 ● 「皆のお尻は私が守る!『常世長鳴鶏』鳩山・恵(BNE001451)! いざ参らんなのである!!」 行き成りにょっきりと天狗の鼻に生えた凶悪なトゲトゲに内股になりつつも、ここで怯えてはイケメン紳士の名が廃ると気合で鶏冠を奮い立たせ、一歩前に踏み出る恵。 其の隣に並び立つは間違った面の使い方に憤る源一郎や、どれとは言わないけれど蒐集の必要がない神秘もあるんじゃないかと最近思い始めた『鉄血』ヴァルテッラ・ドニ・ヴォルテール(BNE001139)。思うの遅い気がしなくもないが大丈夫。君の盟主もこの分野は探求済みだ。 更には既に普通の感性なんかは革命しちゃってるハイテンションな『肉混じりのメタルフィリア』ステイシー・スペイシー(BNE001776)に、漸く冥真を解放して鞍馬天狗に意識を向けた高和等も前に出る。 其の後ろ丁度中衛に当たる位置には、明確な目的を持ってやってくる警官隊には効果が無くとも、無駄な通行人等を避ける為に強結界を張った雷音に、体制批判にしても末端を攻撃してもしょうがないとは思いつつも、変態に道理を説く無意味さを知っている為無言で構えるハイディ・アレンス(BNE000603)。 最後に、漸く解放されて一時の安堵を得た冥真は最後尾に並ぶ。どうにも彼は面屋の主として股間に面をつける行為がどうしても許しがたいらしい。 覆面の下の鞍馬天狗の口が笑みの形に歪む。 確かにリベリスタ達の幾人もが思うとおり、体制側とは言え末端の警官を襲う事に然して意味は無い。 だがそれは若干趣味混じりや私怨が混じってるとは言え、本当はリベリスタ達を誘き出す為に騒ぎを起こしたに過ぎず、彼の本当の狙いは目の前にいるリベリスタ達だ。 この国を革命する為には、この国を実質的に支配する者を打ち倒す必要がある。そして其れは政府ではない。政府すらも支配者の手足に過ぎぬ。 この国を支配するは時村。更に言うならば、時村財閥の総帥であり、アークの司令でもある時村貴樹その人だ。 だが彼にはリベリスタの護衛がついており、彼を狙えばアークも動く事は以前に証明済みである。 つまりリベリスタ達を潰させねばこの国の真の革命は成らぬと言うのが、鞍馬天狗の一応の言い分なのだ。無論彼が変態である事の言い訳には欠片もならないが。 「さて、ではそろそろ貴様等に新しい日本を一足先にを魅せてやろうか」 守護結界、コンセントレーション等での自己強化や前衛の戦線構築を終らせたリベリスタ達に対し、同じく自己強化を終えた鞍馬天狗の行動は2度行われた。 ふわりと、僅かに電線を揺らして鞍馬天狗が宙を舞う。しなやかで華麗な其の動きは、変態である事を思わず惜しむほどに素晴らしくい。 鞍馬天狗が移動したのは中衛であるハイディの真後ろだ。同じ中衛とは言え未だ動揺覚めやらぬ様子の、……つまりは狙い易い筈の雷音を狙わなかったのは、流石に色々と可哀想だったからだろう。 ハイディの背筋を今まで感じた事のない程の凄まじい怖気が走る。 せーので突き入れられた、ドリルの様に高速回転するトゲだらけの天狗の鼻は、鞍馬天狗の必殺技である『ナイアガラバックスタアッー!』は、しかしハイディの尻には届かず咄嗟にガードにまわされた彼女の救急箱を粉々に粉砕するに留まった。 「「「…………」」」 あまりと言えばあまりな光景に思わず沈黙する一同。 事前情報でどんな効果があるのかは知っていた。或いは其の名前からどんな技なのか想像もしていた。 だが、此れは酷すぎる。 威力も酷い。幾ら革醒済みとは言え、あんな物で腸を掻き回されれば到底耐え切れるとは思えない。 そして何より絵面が酷い。 咄嗟のガードで九死に一生を得たハイディから、嫌な汗が滝の様に滲み出す。 ● 無論リベリスタ達とて固まってばかりも居られない。ヴァルテッラの放つ気糸での精密射撃、ピンポイントが、鞍馬天狗の股間に炸裂する。 けれど其処は鞍馬天狗の体の中で唯一防具に成り得る物を身に付け、更には一番硬いとの自信がある鉄壁の場所。 弾かれた気糸に、其れならばと突撃したのは、 「俺の股間が冥真天狗になった、この股間はとどまることを知らない……アッーーー!!」 冥真君大好き高和だ。振り被るは股間を狙った土砕掌。天狗の面では無く浸透する気で内部のスティックやボールを破壊せんとする非道にして非情の一撃。 しかし威力は大きくとも元より命中に難のある高和が部位狙いまで入れたのでは、鞍馬天狗が必死に避ける以上、当たりの目は限りなく低い。 見る者の心胆すら寒からしめる股間への集中攻撃に、鶏冠を蒼白にしながらも恵は跳躍からの高速斬撃を繰り出す。ぶつかり、火花を散らすは剣と鼻。 だがその恵の攻撃は防がれはした物の、一瞬ではあるが確実に鼻と噛み合い動きを止めさせた。そして其の一瞬を見逃さず、 「斯様な使い方をする等と、恥を知れ!」 面の使い方への怒りを露わに源一郎がトゲだらけの鼻を両手で掴む。でも貴方は面の使い方よりもクリミナルスタアの技が貶められてる事の方を怒るべきだと思います。 トゲに貫かれ血を噴き出す両の手。なのに源一郎は怯む事無く握る力を更に増し、鞍馬天狗の股間から面を引き離しに掛かる。 けれども、股間の面はまるで吸い付いているかの様に其処から剥がれない。 乱戦の様相を呈してきた戦場。 源一郎を振り解いた鞍馬天狗が狙うのは、後ろに下がり呪印封縛の準備に掛かっていたハイディ。 鞍馬天狗がハイディに執着する理由は特に無い。だがなんとなく、攻撃を防がれたまま収まりが悪かったのだろう。 中途半端にしか距離を開けていなかったハイディは、天狗にとっては鼻を伸ばさずとも射程圏内だ。 10mの距離を超スピードで接近し、ふっ、とハイディの視界から消えた鞍馬天狗。 再び、ハイディの背に悪寒が走る。 しかし再度ハイディへと突き込まれた天狗の鼻、『ナイアガラバックスタアッー!』が貫いたのはハイディでは無く……、 「ス、ステイシーくーん!」 ヴァルテッラの悲痛な叫びが示す通り、ハイディを庇ったクロスイージス、ステイシー・スペイシーだ。 高速回転する鼻は内臓をずたずたに切り裂きながら伸び縮む。なのに、 「まだまだ全然大丈夫よぉん。いいわぁん、体に刻みこむ革め……ごふっ」 全然大丈夫には見えない吐血するステイシーだが、其の顔に浮かぶのは笑みだ。 仲間を守り、敵の攻撃を己が身で受け止め、或いは敵の存在を己が身に刻み込むステイシーにとって、守るべきハイディが直接狙われた先の救急箱を粉砕した一撃は屈辱だったのだろう。 内臓をかき回される苦痛にも喜びの表情を浮かべるステイシーに鞍馬天狗が僅かに怯む。 金属と身も心も解け合うことを願って止まず、遂には其れを叶えたステイシー、夢は血と錆だけの存在となって美術館に飾られて其の侭朽ちて果てる事。新しい世界に生きていると言う意味でなら鞍馬天狗は彼女の足元にも及ばない。 ● 戦いは時にグダグダと、時に激しく、続く。 一時はステイシーのにゅーわーるどに飲まれかけた鞍馬天狗であったが、其れでも彼の戦闘能力は高い。 奮われる鞍馬天狗の股間の鼻の餌食に、尻を突き出し挑発した高和が、 「アッーーー!!」(何故か少し嬉しげだった) 更には鞍馬天狗に背後を取られ、自爆覚悟で轟音を響かせるEX技、業爆炎陣をぶっ放したヴァルテッラが、 「し、しまっ……。う、おおお、おアッー!」 炎を突き抜けた鞍馬天狗の鼻を尻に喰らい悶絶する。技の元の持ち主も使い方にきっと泣いてる。 けれども、けれどもだ。 両手を広げて再度の攻撃をせがむステイシーも、 「今度は俺の番だろ?」 にやりと笑って立ち上がる高和も、そして尋常ではない尻の痛みに穴あきクッションの必要性を痛感するヴァルテッラも、運命を対価に必殺の一撃にすら踏み止まる。 目の前の光景に帰りたいと呟く雷音のブレイクフィアーが致命の効果を打ち消し、彼等の痛みを知る冥真の渾身の天使の歌が尻の傷を癒していく。 そして恵の攻撃が鞍馬天狗の意識を逸らした其の間隙に、隙を窺い続けたハイディの呪印封縛が直撃し、漸く鞍馬天狗の動きが封じられた。 そして其の動きさえ封じられてしまえば、8対1、多勢に無勢、最早鞍馬天狗に勝利の目は愚か逃走が成功する可能性すら残されてはいない。 「さてでは仕置きと参ろうか」 ゴキゴキと指を鳴らしながら迫る2mの巨体。源一郎の無頼の拳が、鞍馬天狗に降り注いだ。 ボコボコに顔を腫らして気絶し、源一郎に担がれた鞍馬天狗。 彼が意識を失うと同時に股間から剥がれて地に落ちた天狗の面を見て雷音はふと思う。 恐る恐ると手を伸ばし、血に塗れた面に触れて行うはサイレントメモリー。雷音が拾い上げるのは面の記憶する断片的な情報だ。 鞍馬天狗にも、鞍馬天狗なりの目的があってこんな行動を起こしたのかも知れない。と言うよりも、無目的にあんな事をする人間が居るなんて思いたくない。 そんな気持ちが行わせた彼女の行為。 だが面の記憶は、圧倒的にステイシー、高和、ヴァルテッラの腸内の感触に塗り潰されており、 「ひぎぃ」 触れてはいけない物に触れてしまい呻く雷音の瞳から、光が、消えた。 前のめりに生きすぎである。 戦いを終えたリベリスタ達の新年会は、依頼の憂さを晴らすかのように激しいものであったらしい。特に高和が。 冥真君の貞操が今回は無事である事を願い、とりあえず終われ。 |
■シナリオ結果■ | |||
|
|||
■あとがき■ | |||
|