● 『あぶくたった、にえたった♪』 『にえたかどうだかたべてみよ♪』 くすくす、くすくす、笑い声。私たちの笑い声。 さあさ逃げましょ逃げなさい。今宵の鬼は貴方です♪ 「ひっ、ぁ、ひぃっ!!」 ばたばた、ばたばた、逃げましょう。それでもあなたは逃げられない。 だってあなたは鬼だもの。鬼は逃げない、逃げちゃだめ。 『むしゃむしゃむしゃ、まだにえない♪』 逃げちゃだめよ、けずっちゃお。 びしゃびしゃ咲くのは赤い花。 『むしゃむしゃむしゃ、まだにえない♪』 騒いじゃだめよ、かじっちゃお。 ぴちゃぴちゃ乱れる赤い河 『むしゃむしゃむしゃ、もうにえた♪』 さぁさじかんよ囲んじゃおう! ごはんのじかんよ食べちゃおう! ● 血の池に沈んでいるのは、一人の少女だった。その顔は恐怖に引き攣り、今まさに絶叫せんとばかりに喉を広げ、そのまま絶命している。その姿は、恐らくまともな神経の者が一度ちらとでも目の端に捉えてしまえば、そのまま涙と反吐に塗れて逃げ出してしまいたくなるような様になっている。 齧られているのだ。 腕と言わず、脚と言わず、腹と言わず、喉と言わず、体中のあらゆるところに歯型、歯型、歯型、歯型がついている。女が恋人にちょっとした嗜虐心と可愛らしい独占心で付けるような甘い噛み跡ではない。皮膚を破り肉を裂き、その痕はさながら赤い花が咲いているようだ。ざっくりざくろが弾けるように、ざくりざくりと削れている。 その無残で悲惨な残骸を取り囲むように、ふわっと暗い影が降りる。宙を舞ってくるくるくる。その影は幼い子供のカタチをしていた。おかっぱ髪の可愛い少女。おかしな点と言えば、半透明で燐光を放ち、そして何より、ざくりざくり。皆どこかが欠けていた。ざくろの花がぱっぱと咲く体をくるくるり。少女たちは囁く。歌う。笑う。嗤う。鈴のような素敵な声だ。 『とんとんとん』 綺麗な声、素敵な声。 『とんとんとん』 無残な少女の周りを回る。 『とんとんとん』 『なんのおと?』 『なんのおと?』 『かぜのおと』 『とびらのおと』 『あめのおと』 『とんとんとん』 『なんのおと?』 『……おばけのおと!』 ぱっぱっ、ぱぱぱっ。ざくろがはじけて真っ赤な飛沫。真っ赤な花が咲きました。 ● 「映像は、これで全部」 これが敵よ、と呟いてから真白イヴは一つ溜息を吐いた。 「種別はエリューション・フォース。敵は4体。フェーズは1だけど、数がそれなりにいるわね」 画面は再現映像を流し終わった後も不気味に光を放っていた。それを不気味に感じるというのは、敵の姿があまりに凄惨だからかも知れない。 「ちなみにE・フォースっていうのは、思念体がエリューションになることで半実体化したもの」 自分と同じものを作り続ける少女達。 「結局、このエリューション達が元は何だった……誰だったかは判らなかったらしいわ」 自分と同じ犠牲者を求めたのか、それとも仲間が欲しかったのか。 「エリューション化なんて、こんな想いさせられて。彼女達は一体何を思ったのかしら」 結局、もう真相は闇の中なんだけど、ね。とイヴは首を振るとリベリスタ達に向き直る。 「訓練の内容はエリューションの討伐。時刻は丑三つ時、場所は某繁華街の路地裏。敵は地上1mくらいを浮遊してる。姿を見せるのは攻撃の時だけだけど、確かにその場には居るから頑張って探すか、見えた時に攻撃してね。攻撃は噛み付きだけだけど、まともに喰らえばけっこう危ないから」 じゃあ、頑張って『助けてあげて』ね、と。リベリスタ達の背中に、真白イヴはそっと声をかけた。 ![]() |
■シナリオの詳細■ | ||||||||||||||||||
■ストーリーテラー:夕陽 紅 | ||||||||||||||||||
■難易度:NORMAL | ■シナリオタイプ:通常 | ■シナリオ納品日:2011年2月8日 | ||||||||||||||||
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■参加人数8人 | ||||||||||||||||||
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■プレイング | ||||||||||||||||||
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■リプレイ | ||||||||||||||||||
●このゆびとまれ 「これはボクだ……」 『愛を求める少女』アンジェリカ・ミスティオラ(BNE000759) はそう感じ、それは思わず口からまろび出た。恩人が彼女を助けてくれなかったら、自分もいつかこうなっていたかもしれない。 命はもう救えないけど、魂だけは救ってあげたい。そう思った。彼女がいつか、そうしてもらったようにと。切実な、小さな声だけれども、その小さな一言は彼女の叫びに聞こえた。 あーぶくたった にえたった 「あー……彼女達、歌、好きなんだっ、け? 歌う?」 かーごめかごめ、と呟いた所で寒気を感じたかのように肩を震わせて背を丸め、『daytime spider』松竹・梅善(BNE001484) は唇をわななかせる。やめやめ、好き好んで怖くするこたぁないや。ぼそぼそっと呟く声。どうやら、少なからず怯えているようである。とはいえ仕方の無いことだ。幽霊や怨霊の類など、こうして実際に接するのはリベリスタにならねば稀なことである。腰が引けるのもむべなるかな。 しかし、それを感じた上で、あるいは感じずに尚。彼を含めたリベリスタ達の多くが抱いていた感情もある。 にえたかどうだかたべてみよ 「童謡使った遊びなぁ。うちもよぉ遊んどったし、当時からなんや怖い歌やとは思うとったけど……」 『闇を纏いし審判』依代 椿(BNE000728) は、言葉を半ば呑むように語る。何か思い残しがあったのだろうか。訴えたいことが。怒りがあったのだろうか。死霊のナレノハテの、残り滓のような存在は何かを答えてくれるのだろうか。 むしゃむしゃむしゃ 「童謡……わらべ歌、童、か。子供なぁ……あんまり、相手したくねぇ相手なんだが」 そう呟いてから、『アジ・ダハーカ』アシエト・リービングスター(BNE001050) は、しかし、と繋げた。 まだにえない 「なんでそんなになっちまったのかね。おばけが怖くて自分でおばけになっちまったのか、ただの事故でなっちまったのか」 やはり彼も、椿と同じことを考える。ただの化け物ではない、人の思念が凝り固まった化け物だからこそ、そこに至った経緯を否が応にも想起せざるを得ない。何故怪物と成り果ててしまったのかと。偶然もあったのだろう。しかしただの偶然ではなく、そこにはきっと、必然に近い偶然があったのだ。 ――これはあくまで蛇足。此度のお話の主軸にはまったく関係のないお話。リベリスタたる彼らは決して知り得ないことではあるのだが。子等の今際の際の想いの強さは、つまり、それ程に強いものであったという事なのだろう。 むしゃむしゃむしゃ 「姉貴と友達と、昔歌って遊んだなぁ。あーぶくたった、にえたった……んに。後味の悪い話だけど、悪い遊びはお終いにしなくちゃ」 『弔いお忍』天方・忍乃(BNE000519)が、全員の想いを代弁するかのように顔を上げて静かに決意する。 独り言のようでありながら、仲間の裡での雑談でありながら、誰かに語りかけるかのような調子だったリベリスタ達の話は、ここで途切れる。 もう、にえた? くす くす くす くす くす くす 笑い声が、深い寂の隙間を縫うように近付いてくる。否、それはとっくに近くに居た。気付いてはいたが、だからこそ尚のこと、リベリスタ達は慎重だった。各々が敵の識別の為に必要なものの準備を整え、各々が思う最善の陣形を取る。戦いは、明確な形ではないが既に始まっていた。 アシエトが人払いの結界を張る。それを待っていたかのように、4つの影が現れて笑い、また消えた。 この場に居る、生ある者全員に緊張が走った。 ●ろうそくいっぽん、ゆびきった 「勉強させて、いただき、ます」 『水泡』白神 紗雪(BNE001700)が、初めての戦闘に怯えつつも後衛に立ち、何時でも味方の回復を出来るように構える。そう、これは実際にあった事件。実際に起こりうる事件なのだ。これからの彼女の為に、と。彼女自身が決意を新たにする。 それに勇気付けられるように構えるリベリスタ達。一層楽しそうに歌うエリューション達。一触即発の空気。今まさに、弾けようとする満タンの水風船。 「――唐突ですがっ!」 そんな強張った空気を軽々びりびり引き裂く声が高らかに上がった! ▲▼▲怪盗ぐるぐ2世の予告状▲▼▲ 『わらべうたをいただきマス』 ……ずびっと名刺大のカードを突きつけるのは、ぐるぐ2世もとい『Trompe-l'œil』歪 ぐるぐ(BNE000001)だ。何しとんねん、と呆れたように言う椿。当然眼帯ひとつっきりの変装で隠しきれているわけはないのである。本人曰く、ぐるぐ2世さんは歪ぐるぐさんではなく、ぐるぐ2世さんなのですとのことだが、どう違うのか教えて欲しいというのがその場の共通認識だった。 閑話休題。 再び体勢を立て直すリベリスタ。ぐるぐ2世のせいで少し弛緩した空気。だがその時、予想だにしないことが起きた。 『――あそんでくれるのね!』 これまで歌うばかりであったエリューション達が、口を開き返事をしたのだ。 言葉を理解出来るのだろうか。 一瞬リベリスタ達の間に戸惑いの波が広がる。それを破ったのは、静かな唄だった。 「通りゃんせ 通りゃんせ――少し、違いますよ。夜が更けるまで遊んだ帰りは、お仕置きの時間です」 謡いながら歩を進める。『永御前』一条・永(BNE000821)は薄く笑んだ。 『あそぼ、あそぼ♪』 きゃらきゃらと笑う声、路地裏の空気が揺れる。風が頬を撫でる。見えはしないが、しかし居るのだ、其処に確かに。かちかちと、歯を合わせる音がする。 不意に、風が止んだ。 「左だっ!」 2体。同時に実体化して襲い掛かってくる。叫びざまにアシエトが地面を蹴る。ハイスピードを発動、風のように少女の歯を避ける。梅善が短く悲鳴を上げながら後ずさるように避けた。或いは、ビビった。この青年、なかなか怖がりの様子。熱感知を狙っていたが、このエリューションはあくまで幽体に近いもののようでそれは叶わず。熱い血を覚ますように、脈を押さえるように、意識を研ぎ澄ませてサーチアンドデストロイ、サーチアンドデストロイ……と呟いている。次善の策は有効に働いている様子。 『あぶくたったよ にえたったっ』 間髪居れず、集団の正面から2体が襲い掛かる。ぐるぐは集中して観察していた為に危なげなく、しかし間髪行かず攻撃とは行かずに一息。忍乃、蛍光スプレーを吹きかけようとするも、不意の突撃に外してしまう。攻撃の前に姿を現すが故に回避行動は取れたものの、完全に避けるには至らず。がぢん、ぶぢ。音がして歯が忍乃の腕に喰らい付き、一部を抉ってまた見えなくなった。 『とん、とん、とん♪』 女の子の声に臍を噛む忍乃。ひゅん、と風切り音。永が袖と二の腕の一部を引き裂かれてよろめく。 「……天使の、歌」 ぼそりとした声。紗雪が天使の歌で2人の傷を癒す。怪我自体は幸い重傷ではないが、見えないのが厄介。敵が捉えられない、と車椅子の上の紗雪はやや顔を伏せる。しかし、これも勉強。クロスを握り、考えを纏め直す。 各々の考えた見えない敵を捉える策は、当然あった。しかし、一人ひとりでは少々足りない。見えない敵を視覚化する方法、敵の動き出しを察知する方法、敵の行動パターンを観察する方法。 しかし、彼らは一人ではない。ならば、どうなるか。 「わっかりました!」 やにわぽんと手を叩く声。次いで、何かを説明する声。ぐるぐだ。ぐるぐ2世(仮)は今まで、己の超直観を駆使して少女達の行動をつぶさに観察していた。そこに、感覚を基に敵を探すアシエトと梅善と、それを伺い敵の動向を判断していた永の情報が加わる。それ故その憶測を口に出来た。更に、それを裏付ける決定的な情報。 血の花を咲かせる風がふっと流れ、ぱっと火の粉が舞った。火の粉の元は、椿の口に咥えられた煙草。戦闘が始まると共に火がつけられたそれは、敵が動くたびにゆらりと煙を揺らす。そして。 「……せやな、思ぉた通り。あの子等、攻撃の前に……」 ふっと止まる風。煙が流れる。襲い掛かる赤い花を、アシエトは横に跳ねながらサーベルで斬り付けた。疑問が確信に変わる。 攻撃が来る一瞬前。攻撃が終わった一瞬後。つまり、姿を消す前と後。このエリューションは動きをその場でほんの僅か、動きを止めるのだ。 「それなら……ボクが、まずは」 得心が行ったという顔のまま、アンジェリカの足元から影が立ち上がる。まるで生きているかのように、ソレ等は彼女の周囲からゴミ袋や空き缶、瓶を集め――そのまま、周囲にぶちまけた。丁度、風が止んだ一瞬だ。ブラックコードで引き裂かれた細かいゴミが周囲に飛び散り……否、丁度四箇所。何もない空間でゴミが止まる。 敵の位置が、判る。それを完全に可視化する。忍乃と、忍乃からスプレーを一丁借りたぐるぐがカラースプレーを噴霧。スプレーの射程はそう長くないが故に、近距離でなければ効果がない。敵の位置が判るこの一瞬ならば、容易く接近出来る。蛍光色の塗料が幽霊少女に吹き付けられ、色染みが空に浮く。否、少女が浮いている。成功した。 しかしそれも意に介さずピンク色の染みが飛んでくる。最早、その不利を考える知能すら残っていないのだろうか。見た目が判ってしまえばただの直線的な攻撃だ。 向かってくる染みは前後から2体ずつ。 前から来る2体のどてっ腹を貫く影。椿と忍乃の式符・鴉だ。大きな花を咲かせた少女達の動きが鈍った所で、きしむ音と共に引き絞られる弓。梅善だ。 「チッ……早く、消えろ早く消えろ消えろ消えろ!」 足を止める2体に向かい、容赦なく呵責なく、スターライトシュートによる矢の雨が2体を貫いた。ど、どっ、どどどっ、と梅善の矢が鈍い音と共に敵を貫き、やがて力なく地面に落ちた。 逆からも来るは2体。アンジェリカがギャロッププレイで1体を縛り上げ、ぐるぐはピンポイントで敵の急所を的確に狙い動きを止めた。 その隙を利用し、永が大きく踏み込む。静かな容貌ながら、爆砕戦気で己の気を高めたまま。 「行きはよいよい、帰りはこわい――とおりゃんせ」 すっと息を吸い、オーラクラッシュ。濁流の如き連撃で1体が細切れになり。更に横合いからアシエトの幻影剣。虚を突かれ、1体が地面にどう、と落ちた。 ●おうち、かえろ 『――わたしたち、かえらなきゃいけないの?』 ころころと鈴の鳴るような声はそのまま、少女達は問うた。それに紗雪が小さく頷いて答える。声を発するのが苦手とて、伝えたいこともある――それが伝わった。エリューション達はぼろぼろと涙を零し始める。顔をくしゃくしゃにして。 『やぁ……まだ、あそびたいの……もう、寂しいのはやぁ……』 「でも、もう仕舞いやねん」 聞き分けな、とやさしい口調で椿が言う。 「消えるのは可愛そうだけど……さ、運命だと思って受け入れてよ」 複雑そうに言う梅善。エリューションとはいえ、泣いたままあの世に送るのは後味が悪い、そんな表情。その時だった。 『あぶくたった、にえたった♪』 先程の少女達と同じ声。ころころ鈴のなるような声が、どこかから聞こえてきた。まさか、まだ仲間が居たのか。緊張が走り、リベリスタ達は視線を巡らしその主を見つけた。その声の先に居たのは。 『にえたかどうだかたべてみよ♪』 ぐるぐ、もといぐるぐ2世だ。彼女はこの戦闘中、ずっとエリューション達を観察していた。そして、声帯変化。聞き分けられないほど似せるには対象の熟知が必要なこのスキルだが、この歌は今宵飽きるほど聴かされた。それ故に。 「ミッションコンプリート! あなたの宝物、ぐるぐさんが頂きました♪」 にっこりと笑ってピース。茫とした目で見るエリューション。 「……大丈夫。あたしは忘れないよ、あなたたちのこと」 忍乃が優しく笑う。ちゃんとあなたたちのことは、あたしが知ってるから、と。それを聞いて。そっか。遊んで、おもちゃとられちゃったけど。覚えててくれるって。でも、それって。それなら。と。少女の残り滓達が思ったかは定かではないが。 少女達は泣き止んだ。無残な姿で、それでも楽しそうに笑った。 『もうさみしくないね』 『さみしくないね』 『じゃあ、かえらなきゃ』 『ばいばい、あそんでくれて、ありがと』 最期の言葉にしては実に呆気なく、朗らかに。化け物としての余生すら使い果たし、エリューションは散った。 「……結局、寂しかったのかね。理由は知らねぇけど、多分、あんな姿になっちまうような何かがあって、そんで……」 アシエトは、それ以上続けようとして、首を振った。最早それは判らないことなのだと。ただ頭を垂れて黙祷を捧げた。彼女らが何であれ、命を奪ってきたものであれ、来世での幸せを祈る。 「この哀れなる魂がせめて安息の地にたどりつけますように……」 呟いたのは、アンジェリカ。その顔は変わらぬ無表情。その頬に一筋だけ、雨が降った。彼女は口を開き、小さく鎮魂の聖歌を歌う。己を重ねた少女達へと祈りを込めて。 「――さ、帰りましょう。日常に」 静かに永が言う。その声を皮切りに、リベリスタ達は帰路についた。帰り道は万難に満ち、生き残れるという保障は無く、それでもいつか、平穏な日常へ帰る為に。そう考えた永の考えは恐らく、エリューションと化した彼女達の話のみには当てはまらないだろう。 リベリスタ、エリューション、形は違えど、理の外に外れた存在。既にその身は平穏無事から程遠く。しかし人の心を無くすとは限らない。事ほど左様に、平穏の祈りは強く。しかし今は、仮初の日常へと帰るために。戦士8人きびすを返し、とおりゃんせ、とおりゃんせ。今回は、これにてお開きに御座います。 |
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■シナリオの結果 | ||||||||||||||||||
結果:成功 重傷:なし 死亡:なし |
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■あとがき | ||||||||||||||||||
おはようございます、夕陽 紅です。事情により返却が遅れてしまい、誠に申し訳ありません。今シナリオは夜中に怖い都市伝説のサイトを見ているときにふと思いつきました。首が痒かったので掻いた時にあの赤い花なのですが、おかげで余計に痒く、うぎぎ。 プレイングの選考についてですが、どの方も大変精力的でどのプレイングも採用したい気持ちでした。今回は「様々なタイプのプレイングを」描写させて頂くという基準で選ばせて頂きました。この手のゲームに慣れていない方もいらっしゃると思いますので、どんなプレイングがどうシナリオに反映されるか読み比べて頂けると幸いです。 |
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■プレイング評価 | ||||||||||||||||||
自分のやりたい事に便乗してシナリオも成功させられるようにするという好例でした。普通にシナリオを成功させるのも楽しいですが、こういう形で自分のRPを楽しむのもこのゲームの醍醐味だと思います。 また、自分の目的を上手にスキルで補完しているところも読んでいて楽しかったです。 |