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しっとりと吸い付くような、きめ細かな肌。丸みを帯びて描かれる、滑らかな曲線。今にもこぼれ落ちてしまいそうな、魅惑の双丘。そこに巻きつけられ、柔らかくきゅっと食い込む、可愛らしいピンクのリボン。 純白のシーツを纏うベッドにふわりと座り込み、ほんのりと頬を染め、熱を帯びて見つめる眼差し。 キンバレイとシィン、二人の少女の漂わせる、匂い立つような凄絶な色気が、それを間近に眺めるという得がたい機会を手にした者の理性をくらくらと揺さぶり、とろかしていきます。 ふいに鼻腔をくすぐるのは、チョコレートの甘い香り。少女たちの周りに散りばめられた、色とりどりのハートのケース。丁寧に包装されたそれらは、真っ直ぐで純粋な気持ちが込められた、乙女たちのプレゼント。 けれど。それらも、目の前にある、この二つの極上の贈り物に比べれば、彩りをいくらか足してみせるだけの、単なる添え物に過ぎないのです。 シィンのきらめく瞳は潤み、揺らめいて。キンバレイの紡ぐ言葉は、チョコレートよりも甘く。 艶やかに微笑む少女たちのカラダ、その奥に息づく神秘を控えめに包み込むラッピングを、この手で紐解く。そんな、誰もが求めて止まない幸運な権利を有するのは、一体誰なのか。その答えは、二人の豊かな胸の中にだけ、そっと……秘められているのです。 |
キンバレイ・ハルゼー(BNE004455) シィン・アーパーウィル(BNE004479) |
担当VC:六華院零 担当ST:墨谷幽 |