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『うーぬたんかわいいお……』
「こら」
 丁度操縦桿のように『トナカイの角』を握ったユーヌ・プロメース(BNE001086)の小さな声が自分を肩車する足元の結城 竜一(BNE000210)へと向いた。
「こら、竜一。揺れるぞ。あんまり揺らすな」
 ……クリスマスパーティなんてものは何処でも浮かれたような光景が続くものである。三高平の三童貞(漢字で書くと生々しい)の異名を頂戴する面々が、揃いも揃って美少女を彼女に持ち、憎しみで人が殺せたらいいのに……という普遍的かつ絶対的なジャスティスは一応公人たるCWの立場上差し控える事にして、それは兎も角。トナカイ姿の竜一がサンタコスのユーヌを肩車している絵はそれはそれで別に不思議なものではない。
「ごめんね! ユーヌたん! でもこれは不可抗力なんだよ!」
 どちらかと言えば問題はユーヌの太股あたりをぺたぺた触っては「不可抗力」なる台詞を繰り返す竜一の脳内がそれは碌でもない事で、同時に寛容の塊たるユーヌが「仕方ないなあ」で愛しい恋人の大抵全てを受け流す柳の女である方であった。
「……本当に、竜一は竜一だな?」
 否。
 違う。
 嗚呼、違うのだ。ユーヌの少女らしからぬ鉄面皮に、雪のように白い肌に僅かな朱色が差している。それは間違いなく、そう。『どうしようもない男』が竜一であるからなのだろう。

 よし! 竜一。ちょっとそこ俺に代われ。な!
 
ユーヌ・プロメース(BNE001086)
結城 竜一(BNE000210)