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「ユーヌたんっ」
「む……」
 ユーヌ・プロメース(BNE001086)の細い身体に、結城 ”Dragon” 竜一(BNE000210)のたくましい腕が絡む。
 彼女の身体の成長を確かめる為に、竜一は彼女の――控えめに見えて、意外と豊満である其の部分に顔を摺り寄せた。
 彼女から貰う体温や温もりがクリスマスで最高のプレゼント。貰うだけでは無く、逆にあげる事も忘れずに。ギブアンドテイク精神で、竜一は肌の露出したサンタ服を纏う彼女の身体を温めていく。
 二人分の体重を支えるが為に、支えとしているユーヌの両腕は竜一の背に廻る事が出来ない。代わりに召喚し、身のまわりの世話をさせている影人が其の代わりを担ってくれるだろう。
「来年もユーヌたんの成長の著しさをこの手で堪能できると思うと、俺! 俺!!」
「本当に仕方の無いやつだな」
 メリークリスマス。
 其の一言が未だ言えていないのだが、ユーヌは静かに彼の行動を許していたのは愛おしさ故にであろう。
 何時もクールであまり表情が動かないユーヌであるが、きっと内心は裏返し。
 解釈すれば其れも愛故に。
 
結城 ”Dragon” 竜一(BNE000210)
ユーヌ・プロメース(BNE001086)

 
担当VC:白夜ゆう
担当ST:夕影