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● 送られてきたクリスマスプレゼントが嬉しくて、夢中に成って封をあけた。 プレゼントに喜ぶだなんて、子供っぽくて笑われる話かもしれない。しかし、女の子が贈り物をされて嬉しくないはずも無い。 アリステア・ショーゼット(BNE000313)と、シュスタイナ・ショーゼット(BNE001683)は赤と白に彩られた服を着てみた―――おそらくサンタであろう、おそらくサンタのコスプレ衣装であろう。 ――の、はずだったのだが。何故だろう、此の衣装には悪意……否、男性の夢を詰め込んだ何かが感じられる。 「可愛いけれど、この衣装は恥ずかしいよう!?」 アリステアの胸元に注目。 若さを感じさせるような、そう。まだ熟れきってはいない谷間が其の姿を見せていた。 「着るって約束したけれど、こんなのだって分かってたら断ってたわよ!」 夢中過ぎて、着る途中で気付かなかったのは誤算だ。 シュスタイナの太ももに注目。 若さが自己主張する様な、少し硬さが残る其れは魅惑の領域である。 白と黒の、一対の翼を背に広げ――双子はお互いを見合ってから再度衣装を目にした。 やはり、しかし、如何しても恥ずかしい。けれども頬が紅潮した二人の姿は、『可愛い』を絵にした其の物であった。 |
アリステア・ショーゼット(BNE000313) シュスタイナ・ショーゼット(BNE001683) |
担当VC:綾瀬みゆき 担当ST:夕影 |