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 窓の外は雪景色。部屋を彩るのは白いリボンと、二匹のアヒルが可愛らしいクリスマスツリー。
 食卓にはあひるがこの日のために勉強した、普段は食べないようなパーティー向きの料理が並んでいる。
 クリスマスチキンに、パンシチュー。こんな手の込んだ料理を用意するのも、全ては向い合ってテーブルに座る彼、フツに喜んでもらうためだ。
 あひるは少し不安そうに彼の顔を覗き込む。
 料理は上手にできているか? 彼の口に合うか? あひるは期待と不安にそわそわしてしまう。
 彼が微笑む。その笑顔が見れただけで、あひるの心は暖かくなった。
 彼女の手を握り、フツは小箱を取り出す。可愛くラッピングされたプレゼントに、あひるは思わず泣きだしそうになってしまった。
 目尻を拭い笑顔を作ろうとするも、口元が緩んで上手くいかない。恥ずかしいのか片手で口元を隠し、あひるは笑う。
 なんだか不思議と可笑しくて、次第に二人の笑い声は大きくなっていく。
 そしてどちらともなく静かになり、改めてプレゼントが手渡された。
 手渡されたプレゼントの中身はなんであったのか。其れは二人だけの秘密である。


 恋人たちに祝福あれ。
 
焦燥院 フツ(BNE001054)
翡翠 F あひる(BNE002166)
 
担当VC:誤字郎
担当ST:コント