●HIGHスピード! 夜の街。 炯々赫々、眠る事を知らない街。 星空よりも自己主張をしている――そんな景色を眼下に、一閃。 駆け抜けたのは白銀、あらゆる障害物を掻い潜り、あるいは切り裂き、 ――どこまでも加速する! ●制限速度は守りましょう 「……ソードミラージュ。 ソードミラージュは最高のスピードを持つ軽戦士です。 速度を破壊力に変換するスキルを持つ為、高速度・高回避と破壊力を併せ持つ事が出来ます。 技量の高いソードミラージュの戦い振りはまさに華麗の一語に尽きるでしょう。美しく、圧倒的に強いのです」 書類に書かれた文字を口にして――『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)は顔を上げた。 「ソードミラージュに酷似した能力を持つノーフェイスが現れたよ。その名も『SN』……ソードミラージュモドキノーフェイス、の略ね」 イヴがモニターを操作する。映し出されたのは白銀の装甲をピッタリと全身に纏った異形の姿――体の各所から伸びたコードの様な物が動きの度に風に靡いている。ギラリと夜光に煌めくのは体のあちこちから生えたブレードだ、おそらくこれがこのノーフェイスの武器なのだろう。剃刀の様に鋭いそれからは、真っ向から攻撃を打ち合うというよりはしなやかに技を決めるという印象が見受けられた。 「皆の中にもソードミラージュの人がいると思うから良く分かると思うけど、『SN』は凄いスピードと回避力を併せ持ってるよ。攻撃をマトモに当てたいなら『SN』並のスピードか集中が要ると思う。でも集中してる間に攻撃されないよう気を付けて。 動きを止める事が出来たら一番いいんだけど……『SN』には状態異常系が効かないの。厄介だね。 『SN』の攻撃方法はソードミラージュのそれとほぼ一緒。でも自己強化術は持ってなくって、代わりに独自の強力な技があるの。超高速回転しつつ暴れ回って対象を切り刻む攻撃なんだけど、回転中は攻撃を弾き飛ばすから止めるのは難しいと思う。でもその代わりに回転の後は目が回って一定時間ショック状態になるから、上手くかわす事が出来たらチャンスになるよ」 言い終わると、一応渡しておくねと手にしていた書類から一枚を抜き出し卓上に置いた。ソードミラージュのスキル説明が記載されている――後でしっかり読むとしよう、必要があれば仲間のソードミラージュに色々訊いてみるのも良いかもしれない。リベリスタ達は顔をあげてフォーチュナへ意識を向けた。 「次に場所についての説明」 リベリスタ達の顔が自分の方を向いた所で、イヴが説明を再開した。モニターには夜に煌めく摩天楼が映っていた。 「今回の戦場となる場所は摩天楼のど真ん中だけど、戦うのは屋上になると思うから人眼は気にしなくっても良いと思う。町全体が明るいから光源については心配要らないわ。 それから……多分、ビルの屋上から屋上ってアクティブに行動しながら戦う事になると思うの。貴方達の身体能力なら問題ないけど、高所恐怖症の人には大分と辛いね。 当たり前だけど――ビルから落ちない様に。リベリスタとはいっても何十メートルも上から落ちたらただじゃ済まないよ、それに一般人の目にもついて大騒ぎになっちゃうし。 大胆に、且つ慎重にね。ちゃんとした作戦としっかりしたチームワークがあればきっと何とか出来るよ。 ――説明はこれでおしまい。それじゃ、皆」 イヴのオッドアイが真っ直ぐにリベリスタ達を射抜く。そして一間の後に、静かな声がブリーフィングルームに響いた。 「頑張ってね。くれぐれも気を付けて」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:ガンマ | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年09月09日(金)22:33 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●ダントツブッチギリ はやいのはやいの。 「ルカも速いほうだけどソレより速いの?」 そうじゃないなら理不尽理不尽。 だって自分は正真正銘の『ソードミラージュ』。 「モドキより本物のほうがつよいってこと、教えてあげる」 口笛を吹いて羊が歌う。『シュレディンガーの羊』ルカルカ・アンダーテイカー(BNE002495)のピンクの髪と服のフードが上空の夜風に靡いた。 「凄まじい速度と回避力かぁ」 摩天楼の輝きを眼下に『ガンスリンガー』望月 嵐子(BNE002377)は愛銃『Lightning』を手の中でくるくる回すと「ふーん」と不敵に笑む。 「でもアタシも銃の腕前には自信あるし、外す気しないんだよ」 自己強化を済ませた今の彼女の眼には全ての景色が止まって見える。それは正に獲物を逃さぬ猟人の目。言葉と共に放り上げた相棒をキャッチした。 「ソードミラージュに偽物、か。 偽物が本物より弱いという保証はない、気を抜かずに行かねばな」 その力、見定めさせて貰おう――『誰が為の力』新城・拓真(BNE000644)が眼光に闘志を漲らせ、両手に携えた剣を握り直す。 (カッコイイ俺アピールの時。最速に挑むは我が連撃!) 「我が二刀の網を最速が潜り抜けられると思うな!」 クールでスタイリッシュで残念じゃない事をみんなにみせてやるぜー!と意気込み超カッコイイポーズを取るのは『リア充』結城 竜一(BNE000210)。 うむ、俺カッケー。超カッケー。 しかし彼の実際の役割は仲間のフォロー。自分は皆の連携の潤滑油になれりゃいいのだ。 改めて彼方を見据える竜一の後方、『おじさま好きな少女』アリステア・ショーゼット(BNE000313)は給水タンクの影で皆を見守っていた。 (速さかぁ……。あんまりないけど頑張ろう) 自分は唯一の回復係。自分がしっかりせねばならない。頑張らないと……自らを鼓舞する。 「速さを極めるだけがソードミラージュじゃありませんよ~」 身体能力のギアを上げたユーフォリア・エアリテーゼ(BNE002672)が指先でチャクラムを回しつつ緩く微笑む。翼を慣らすかの様に一度羽ばたかせると中空に浮かび上がった。 (どんなに速くても『神の目』からは逃れられない) コンセントレーションによって素晴らしい集中領域を得た『不機嫌な振り子時計』柚木 キリエ(BNE002649)も風に帽子が飛んでいかないよう抑えつつ顔を上げる。 「……この戦いには、正直熱くなってしまいます」 青空の様な翼を広げた『幸せの青い鳥』天風・亘(BNE001105)が浮き浮きと目元を笑ませる。 自分にとってスピードは最大の武器であり誇り。 自分以上の速さを持つ敵と戦い、それを圧倒したら――考えるだけで心が沸き立つ。 「スマートじゃなくていい……叩き潰してやりましょう!」 亘の言葉と同時、リベリスタ達が攻撃を展開した―― 狙いは前方、柵の上に立つSNへと。 ●スーパーマッハ劇場 正に寸劇。 身体能力を高めたルカルカとSNが空中で交差する――瞬間に飛び散った大量の火花は互いのソニックエッジが炸裂した証拠。 「ふふ、ここは良い風が吹くね。さぁ、この風のに乗って始めよう最速の戦いを!」 SNが着地した所を狙い、亘が澱みなき連続攻撃を繰り出した。SNは応戦するも、数発喰らった所で飛び下がる。 「逃がしはせん……切り刻むッ!」 そこへ拓真と竜一の疾風居合い斬りがSNを襲った。しかしSNは大きく跳び上がって回避すると、そのまま降下する様に攻撃を狙う。 「させないです~!」 それに向かい討つのは飛翔したユーフォリア。チャクラムとブレードが激しくぶつかる音がビルの屋上に響き渡った。 翼を持つユーフォリアは宙でバランスを崩さないが、SNはそうではない。格好の餌食と嵐子の愛銃がSNを狙う。 「――隙だらけだよ!」 刹那に響くのは稲妻……否、『Lightning』の高く響く独特の銃声と共に発射された1$シュートだ。 今回はいつもの様に弾丸をばらまくのはお休み。 (派手じゃないのは残念だけど、これはこれでカッコイイよね) 更に狙いを定める嵐子の傍で、脚に攻撃を喰らい転倒したSNへとキリエがピンポイントを放つ。 「あはは」 SNが笑った――跳ね起きると同時にキリエの一撃を躱すと、退路を塞ぐ様に飛びかかるルカルカと亘を横目に見遣ったかと思いきや姿を消した。 いや、違う。 超高速のソードエアリアルがルカルカと亘を強襲したのだ。 混乱した二人が互いへ向かう――それを見向きもせずに、嵐子とキリエの攻撃を掻い潜りつつSNが一瞬で拓真の目の前に現れた。 「――ッ!」 見開かれた拓真の目に映るSNの姿が揺らいだ。幻影。そう認識した瞬間、ブレードに斬り裂かれた拓真の体から鮮血が迸る。 白銀に赤を帯びたSNが装甲の奥から見据えるのはブレイクフィアーを放ったばかりのアリステア。 「くそっ……」 拓真に天使の息を施そうとしていたキリエは咄嗟に行動を攻撃に切り替える。ピンポイント。躱された。残像が見える程のスピードでキリエに迫る―― それを竜一のオーララッシュが正面から阻む! 「させるか、よォッ!」 仲間は自分が護る。何故なら自分は愛に溢れるリア充だから。 「おらぁっ!」 竜一が剣を轟と振るった。SNはそのまま後方へ跳躍すると、隣のビルの看板へと降り立った。 白い装甲にはリベリスタの血と、自分の血。 飛び掛かってくる気配のないそれに、混乱状態から回復したルカルカが凛然と声をかける。 「逃げてばっかりね、貴方はルカたちが怖いの? 偽物はどんなにがんばっても本物にかてない それは不条理じゃ、ないね」 挑発。できるだけ今のビルで戦いたいからだ。 夜風が吹く抜ける。かくして返って来たのは――くすくす、含み笑い。 「ふ、ふ。それもそうかも、しれないよね。ふふふ。不条理。ふふふふじょうりふふふ」 それから小首を傾げ手を広げ、SNは肩を竦めた。 「どうしたの、じっとして。僕と戦わないの? 君達が良いなら別に……僕、帰ってご飯食べてお風呂入って寝る」 言うが早いか、SNがぽーんと跳躍した。 それはリベリスタ達とは真逆の方向。 しまった――このまま逃がしてはならない。どんどん彼らから離れて行くSNを追ってリベリスタ達も次々と飛び出した。戦場を固定する事よりも移動しながら戦う事を優先して考えた方が良かったのだろうか。 逃げるSNの背中を狙ったのは、物陰にて隙を窺っていたユーフォリア。翼をはためかせてそれを追いつつチャクラムを投擲する。 「はっは、そう、そうこなくっちゃあ、アハハハハハ」 焦るリベリスタとは対象に、チャクラムの一撃を掠めながらも楽しげな声が夜に響く。 「えぇ、楽しんで頂けて――何よりです!」 真っ直ぐ飛翔して来た亘がソニックエッジを放つ。同時、追いついたルカルカも挟み討ちでソニックエッジを繰り出す。SNも同じ技を繰り出した。 超高速――目にも止まらぬ連撃は残像を残し、火花を散らし、それぞれの身を切り裂いてゆく。 それは速さに生きる者のみに許された領域。 (もっと速くもっと鋭く……!) 勝負はここからだ。亘の鋭い青目がSNを射抜く。 自分に出来る最大出力。 自分に出せる最高速度。 「さぁ、終わりにしよう。君の白銀の刃……今ここで斬り伏せます!」 繰り出したのは渾身の一閃。 SNから赤が奔った。竜一の疾風居合い斬りと嵐子の1$シュートも命中し、SNがビルの合間に落ちて行く―― 「……! 未だだッ」 刹那にキリエが声を張り上げた。 キリエの透視は見たのだ、高速で跳躍し駆け上がる敵影が―― ヒョン。空を切る。残像? 刹那、亘とルカルカの体から鮮血が吹きあがった。 「――!」 ルカルカは屋上の上に倒れ、亘は重力に引っ張られ落ちて行く。 ユーフォリアはすぐさま亘の元へと向かい、その体を受け止めた。重いが放っておく訳にもいかない。傷の具合から見て戦線復帰は望めないだろう。 「安心して下さい~、SNはきっとやっつけるです~……!」 ユーフォリアが見上げる先には、傷だらけになりながらもへらへら笑うSNの姿があった。 「うっふふ。すごいすごぉい」 柵の上、リベリスタ達を見下ろす。 アリステアはフェイトを消費して立ち上がったルカルカへ天使の息を飛ばした。 (私は、皆の傷を治す為にここにいるんだから) 自分に出来るのは仲間の支援。負けてらんないもん! しかしその行動がSNの目に映る。彼女を指差すと、 「よぉし、次は君ね」 笑った。消えた。 防御の為にと拓真が構えた剣を踏み台に跳躍する。 拓真がSNを見上げる。SNが嵐子とキリエを見下ろす。嵐子とキリエが構える。1$シュートとピンポイント。 抉る。穿つ。――加速。 プロストライカーによってコマ送りな景色を見ている嵐子の目に、幾閃もの斬撃が映った。 高速でいて、酷くスローモーションに思えた―― 「アッハハハ」 呪縛された三人を後目にSNが地を蹴る――しかし竜一の疾風居合い斬りが攻撃を許さない。 「アリステアたん! 皆の回復、頼むッ」 言葉と共に竜一は一気にSNとの間合いを詰める。 「任せてっ!」 頷いたアリステアがブレイクフィアーを放った。次いで、天使の歌を放つべく詠唱を開始する。 彼女は自分達の生命線――護らねばならない。全力で! 竜一が輝くオーラをその身に纏った。 「食らえっ、これぞ竜の咆哮! 竜の顎門は貴様を逃さん!」 裂帛の意志と共に閃くのは轟然たるラッシュ。SNも迎え撃つが、一撃の威力は圧倒的に竜一が上。圧して行く。 と、急にSNが飛び下がったかと思えば柵や給水タンクを蹴って高速移動した――回り込むように。 『よぉし、次は君ね』 天使の福音を響かせんとしていたアリステアの脳裏に先の言葉が過ぎる、見上げたそこにSNが居る―― 赤が散った。 SNのツインストライクを受けたのは竜一。地に付けた足が揺らぐ事は無い。 「へぇ」 再びSNが素早く跳び下がる。 そこはリベリスタ達の包囲の中。先よりSNの動きが鈍っているのは、度重なるダメージの所為か、嵐子とキリエが脚を集中的に攻撃したお陰か。 「すごいねぇ。じゃ――僕も頑張るよ」 SNがステップを踏む――瞬間、ルカルカが声を張り上げた。見た事も無い動作、これは間違いない。 「みんなっ、くるよー!!」 彼女の言葉の直後、SNが超高速の回転と共に猛スピードで暴れ始めた。 全力防御、あるいは仲間を庇うリベリスタ達の体をスピードを武器にしたブレードが容赦無く切り刻んで行く。 屋上がみるみる赤く染まってゆく。 だが――倒れるものか! 斬り裂かれるリベリスタの目に諦めは無かった。 かくして攻撃が漸く終わる。 「……っごほ」 アリステアを庇っていた竜一が膝を突いた。ボタリボタリと周囲に血溜まりが広がってゆく。 「竜一お兄ちゃん!」 「幼j……ごほん。誰かを守って倒れられるのならば……いい人生だ」 駆け寄ったアリステアの頭を優しく撫でて――竜一は力尽きた。 「我らは負けん」 拳の裏で血を拭い去った拓真が剣を構える。 「ふーん、これで終わり?」 口内の血を吐き捨て、嵐子は己の血で汚れた『Lightning』を差し向ける。攻撃を耐えきったキリエはアリステアと共に仲間達を癒していった――リベリスタの体に力が蘇る。 「この隙は見逃しませんよ~!」 真っ先に行動に出たのはユーフォリア。ビルの壁を蹴ってその合間から飛びだすや、頭上から一気に降下して集中に集中を重ねたソードエアリアルを炸裂させる! 「うぐっ……!!」 それは目を回してふらつくSNを圧倒した。 「いっくよー!」 更にルカルカが躍り掛かり、渾身のソニックエッジを叩き込む。 逃がさない、今決めねばならない。 ――望むは勝利のみ! 「我が道程を遮る者よ。 そう簡単に我が剣戟、阻めるとは思わん事だ…… 我が道に、立ち塞がると言うのなら──!」 拓真が研ぎ澄ました気と共に剣を一閃し、鋭い真空刃でSNを切り裂く! 「……ッ、」 ふらつき、よろめきながらもSNは攻撃を振り切ると横のビルへ跳躍した。 つもり、だった。 「止まって――見えるよッ!」 Lightning。 嵐子が放った的確なる煌めきは、空中のSNの胸を正確に貫き――撃墜した。 「あっは、は――……お見事」 それでも笑った白い異形は赤く染まりながら屋上の上に落ちると、 ……遂に沈黙した。 ●エンドレス加速 「……お前に訊きたい事がある」 血溜まりの中で仰向けに倒れ、胸に風穴を開け、既に虫の息となっているSNへとキリエは歩み寄りつつ声をかけた。 「うーん……なに?」 白い部分より赤い部分が多くなったSNが、ヒュー、ヒューと掠れた吐息と共にキリエへ顔を向ける。トドメを刺そうとしていた仲間達に目配せすると、キリエはSNへ向き直った。 「エリューション化が原因で思考が不安定なのか、何か思惑があってこんな目立つ事をしているのか知らないけど……『モドキ』が急に巷を賑わせている事は気になる。 お前達は何だ? 裏で糸を引いている奴が居るのか?」 SNはキリエの言葉を黙って聞いていたが、その言葉が終ったやや後に返したのは――笑み。 「はははっ、アッハハハ――っづ、イタタタタ……」 「何が可笑しい」 「うん? うーん……『何もかも』かな。ふふ。 ――ねぇみんなァ、」 SNがリベリスタ達へ血みどろの顔を向けた。装甲で表情は見えないが、それは笑っていた。確かに笑っていたのだ。 「君達は戦うのさ、戦うんだ。 ずっっっっっと――それが君達の運命サ、アッハハハははははははは一抜け、一抜け、いっちぬっけたー。 アハハハハハハハハハアハハあはあはあははアーハハハハハハハハ」 血の海で狂った様に笑い転げる。そうか、とキリエは答えると掌を向けた。 そして、その脳天をピンポイントで射抜き切る。 ――完全な静寂が訪れる。 何とか勝利を収める事が出来た。 仲間達の信頼と協力のお陰だろう。 ……だが、いつまでも勝利の美酒に酔ってはいられない。 各所に現れた『モドキ』達――…… リベリスタ達の戦いは未だ終わらない。 夜の風が全てを有耶無耶に、闇の彼方に吹き散らして――今回は、閉幕。 『了』 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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