●夜 「ふう……」 男は腕時計が示す時刻に目を落とし、大きく息を吐き出した。 大阪発東京行き新幹線は、予定通り新横浜駅を出発した。この分であれば、無事に時間通り東京に帰り着くことが出来るだろう。 男は出張で疲れた身体を伸ばした。とは言っても新幹線の車内のエコノミークラス――その座席の上で、である。平日の夜とは言え、男と同じように出張にでも行っていたのだろうか。スーツ姿の男女が、あちこちにちらほらと目に付く。 わずかにほぐれた身体を再び座席の上に縮こまらせながら、男はもう一度息を吐き出した。 さて、この後の時間をどう潰そうか。ワゴンセールまで行ってコーヒーでも買ってこようか。それとも妻子に電話でもしようか―― そんな事を考えていた矢先、不意に見覚えのある格好の男が座席の脇の通路を歩いていくのが目に入った。 「?」 興味を惹かれて歩み去っていく男を見ると、その後姿はまさしく新幹線の乗務員のものだった。しかし、ワゴンを引いている様子もなく、切符を検分している様子も無い。 ただ、ひたすら前の車両を目指して歩いているようだった。 (どうしたんだ?) 首を傾げるが、まあ客からのクレームに対応に行くとか、他の乗務員への連絡事項伝達に行くとか、恐らくはそんなところだろう。 男はすぐに興味を失い、席を立った。 20分後、新幹線が暴走し止まっていた別の新幹線に激突、大勢の死者が出るということなど知りもせずに。 ●夕刻 「ノーフェイスのエリューションを退治して欲しいの」 集まったリベリスタを見回し、『リンク・カレイド』真白イヴ(ID:nBNE000001)はそう口火を切った。 「エリューション化しちゃったのは、鉄道会社の社員さんだね。『万華鏡』システムで見えたのは、そのノーフェイスが新横浜駅で最後尾の車両に乗車する所からだよ」 最後尾の車両に乗車したノーフェイスは、その後一番前の車両を目指して歩き続ける。 途中、ワゴンセールを行う女性乗務員に話しかけられ足を止めるが、その後また歩き続け―― 東京駅到着数分前には運転席へと到着し、そこにいる運転手を殺害。新幹線を暴走させ、大事故を起こすのだと言う。 「そうなる前に、みんなにはこのノーフェイスの行動を止めて欲しいの」 具体的な方法としてイヴが提示したのは、リベリスタ達も新横浜駅で同車両に乗り込み、運転席を目指して歩くかの者を倒す、という案だった。 「でも、気をつけて。ノーフェイスはそれ自体はそんなに強い力を持っていないけど、周りにお客さんとか……人がいたら、人質にしてくるかも。戦うなら、人払いするとか場所を選ぶとか、そういうのが必要かも」 そう言って、彼女は新幹線のチケットを8枚、リベリスタ達に差し出したのだった。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:水境 | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 2人 |
■シナリオ終了日時 2011年04月17日(日)02:24 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●20:47 「はあっ、はあっ、はあっ……」 「大丈夫か、アリステア」 ホームに向かう階段を駆け上るリベリスタ達。そんな中、『おじさま好きな幼女』アリステア・ショーゼット(BNE000313)は他の七人からやや遅れ気味に走っている。彼女を気遣い、『テクノパティシエ』如月・達哉(BNE001662)はアリステアと並ぶように速度を落とす。 「だ、大丈夫、だよっ! わたしだってリベリスタなんだからっ……!」 「そうは言っても階段を走って上がるのは辛いだろ。何なら背負ってやるが……」 「……せ、背負って貰うのならおじさまがいいな」 声を張り上げるアリステアは、達哉の再度の言葉にも首を振り、そして前を行く『鋼の体温』逢見 歯車(BNE001061)の背中を見つめた。おじさま好きな彼女としては、若い達哉よりも歯車に背負って貰える方が嬉しいのだろうか。 その歯車、背後からアリステアの視線を感じたのか肩越しに振り返り、 「疲れたのか? あと少しでホームだから頑張るぞ」 と優しく声をかける。アリステアは照れたようにその視線を受け止めると、素直にこくこくと頷いた。 「はい、頑張ります……っ、沢山の人が悲しい目に遭うのは嫌だからっ」 「その意気だ。戦闘でも期待しているぞ」 今度はやわらかく勇気付ける歯車の言葉。アリステアはふにゃんと頬を緩める。 「あー、ったくもう走りたくねー!」 そのすぐ後ろを駆けるのは『Gimmick Knife』霧島 俊介(BNE000082)だ。 「お前も疲れたら背負ってやるぞ、俊介」 「……いや、いい。それよりお前は体力温存して、戦闘ン時は俺を守ってくれよ」 傍らを走っている達哉ににやりと笑いかける俊介だったが、その瞳は真剣そのものだ。 「俺戦闘とかマジ怖いし、血とかぜってー無理だし」 「……お前、ヴァンパイアじゃなかったか?」 「ヴァンパイアっつったって怖いモンは怖いんだって!」 しかしそれはヴァンパイアとして致命的な弱点ではないだろうか……等と考えた達哉の背中を、小さな手がぺしぺしと叩いた。 「其方らっ、発車まであと一分も無いのじゃよ!? 騒いでいる余裕があるのなら急ぐのじゃ!」 『鬼出電入の式神』龍泉寺 式鬼(BNE001364)だ。切り揃えられた前髪が、汗で額に張り付き、ここまでの全力疾走の辛さを思わせる。 「大丈夫か、式鬼」 と、『練達の射手』藤堂・烈火(BNE000385)が式鬼に声をかけた。傍らを併走するような形で走る烈火を式鬼は見上げる。 「う、うむ。気遣い感謝するぞ、烈火殿」 「感謝されるほどの事でもないさ、仲間だからな」 そう言って肩をすくめる烈火の顔を、式鬼はかすかに笑って見上げた。 「其方、妹分が何人もいるじゃろう?」 「……な、なぜ分かった?」 「わらわのような娘の扱いを慣れている気配がしたのじゃ」 からかうように発せられた少女の言葉に、烈火は困ったように視線を逸らす。 「もう……ほら……、遊んでないで、もっと早く走って……」 二人がそんな言葉を交わしていると、不意に前方を走る『ゼログラヴィティ』星川・天乃(BNE000016)から注意が飛んできた。視線で恐縮してくる二人を見ると、彼女は前方へと視線を戻す。ホームまでは後少しだ。 「……なんとか、間に合いそう、だね……」 「油断は大敵じゃ。速度は落とさぬ方が良いじゃろう、間に合わなかったらノーフェイスに接触する事もままならぬからな」 並走していたレイライン・エレアニック(BNE002137)が、彼女の独り言に返事を返してくる。天乃はこくんと頷いた。 「敵も……なかなか厄介な、所にいる。でも、燃える……きっちり、止めたい」 「もちろんじゃ! 片付いたら駅弁を食べたいものじゃなあ……」 天乃の言葉に応じた後、レイラインは夢見るような調子でそう言った。――と、その時、 「見えたぞ!」 歯車が叫ぶ。 ようやく辿り付いたホームの右手に、彼らの乗車すべき鈍色の光を反射させている新幹線が目に飛び込んでくる。 「それじゃあ……後は、手筈通りに」 天乃が振り返って仲間達に声をかけると、背後から次々と諾の声が返って来る。 そしてリベリスタ達は二手に――最後尾車両後ろの入り口からは俊介、式鬼、烈火、レイライン。最後尾前方の入り口には天乃、歯車、達哉、アリステア――別れる。最後尾車両十六両目の連結部分にてターゲットを待ち伏せ、討つ作戦なのだ。 「尾行は頼んだよ、がんばってね!」 「そっちもな。Good Luck」 アリステアと烈火の声が交錯した。 ●20:49 定刻通り、列車は無事出発した。滑らかな移動音を立て、新幹線は東京駅へと向かう。 しかし、後ろの入り口から乗車し、新幹線に初乗車という式鬼はそんなことを気にする余裕など無かった。 「み、耳鳴りが止まぬ……ひどい乗り心地じゃな……」 そう言って辛そうに眉根を寄せ、頭を抱えている。 「大丈夫かよ、式鬼嬢ちゃん。これから移動開始だぜ?」 振り向き、彼女を見下ろしたのは俊介だ。AFをフードの中に隠しながら言う彼を見上げ、式鬼は弱々しくも首を振った。 「……いたぞ」 不意に前方を確認していた烈火が声を上げる。彼の声に気付き、その視線の先を辿れば、確かに――予言通り、人心地つく乗客たちの間を、まっすぐ前方車両へと向かう乗務員の姿があった。 「後姿しか見えないが、状況から言ってあいつに違いない」 「そうじゃな」 烈火の声に頷くレイライン。彼女はターゲットの背中を見据えながら、その豊満な胸に手を当てる。 「いよいよ初任務じゃな……やる事は多そうじゃが、犠牲を出さないためにも努力せねば」 「ああ――行くか」 烈火の言葉に三人は頷く。それぞれの方法で、 「それじゃあわらわは気配を殺して尾行するかの」 「そんじゃ俺は一般人のフリ」 一つの目的を達するために。 一方、前よりの入り口から入った四人は。 「お願い……一般人さんが来ませんように」 待ち伏せる予定のデッキの中で、アリステアが結界を張る。彼女の姿がほのかに輝き、そして周囲に不思議な力が満ちていく。 それを見届け、天乃はデッキ後方へと視線を送る。とある理由で戦いの欲求が高い彼女は、かすかに瞼を震わせ目を閉じた。 「場所は……狭くて、厄介。……でも、燃える」 「十六両目を貸し切れれば、もう少し広い場所で戦えたのかもしれないな。時間が無くて、手配が間に合わなかったのは辛い……」 こちらは残念そうにかぶりを振る歯車だ。彼は超大金持ち時村に戦闘行為を容易くするための手段として、新幹線を一両貸し切る事を提案したのだが、時間的に間に合わなかったようだ。 「嘆いていても仕方ない。車両の中にしろこのデッキの中にしろ、やる事は一つだ」 手にしていた新聞を広げ、デッキ入り口へと立つ達哉。これで入り口の小窓からこちらを見る一般人の目を塞いだ。彼の目が仲間達が大きく頷くのを捉え、それから新聞へと目を戻し、日経平均株価を追いかけようとした時、 「……早速来た、みたい」 天乃の声がデッキに響く。アリステアの頬が強張る。 次の瞬間、ぷしゅっと何かが吹き出すような音がして、デッキ後方の扉が開いた。そこには帽子を目深に被った乗務員の姿。表情は見えないが、この行動からして間違いない。 未だ新幹線が出発したばかりだろうか。周囲に乗客たちはいない。絶好の機会だ。 「威風を使うまでもないな」 「よし……行くぞ」 小声でそう言い、達哉は片手で新聞を傍らのダストボックスに押し込んだ。 ●20:52 「おじさん……どこ、行くの」 不意に乗務員は、前方に立つ体躯の良い男と、それに隠れるようにして佇む少女の姿を目にし、立ち止まった。 十六両目車両と十五両目車両の間、デッキ部分。思わず舌打ちする。自分はこれから運転手を殺しに行かねばならないのに―― しかし、内心の苛立ちを抑え、彼は言う。 「どことはどういう意味でしょうか、お客様。私はただ、切符の拝見に……」 「運転手を殺しに行く……のは、切符の拝見なんかじゃない……」 男は少女――天乃――の言葉に息を呑む。なぜこの娘は知っているのだろう。 しかし、やはり動揺を心中のみで抑え付け、彼は腰ポケットに入れておいたナイフを手に取る。どうせこれから大事故を起こし、乗客たちを殺すのだ。今ここでこの娘と男を殺しておいても何の問題もない。 しかし、ナイフを抜いて一閃させようとした乗務員の腕を、男――歯車が掴んだ。 「面目ないな。君にこれ以上行かせる訳にはいかない」 「これから私たちがボッコボコにするからね」 「技術の粋であるこの場所は守りたいんでな」 男と娘の背後から顔を覗かせる達哉とアリステアの声に乗務員は驚き、腕を振って歯車の手を逃れた。ここは一度退却しよう――そう考え振り向いた彼は、しかし背後を見てまたも驚愕する。 「これで挟み撃ち完成じゃな!」 目の前にはゴシックロリータファッションのレイライン、それから後ろには、 「そう急ぐ必要は無かろう、わらわ達と遊んでたもれ」 「ここは通さん、諦めるんだな」 「お前ら怪我すんなよ! 俺の仕事増やすなよ! あと俺を守れよ!」 がたがたと無理やりデッキへの扉を閉めている式鬼、ライフルを構える烈火、口調も身体もわずかに震えている俊介が、乗務員の行く手を塞いでいた。 「おっ……お前ら!?」 「――事故を起こさせる訳にはいかん。1$シュート……撃ち抜く!」 慌てふためく乗務員に素早く動いた烈火が叫び、ライフルを構えて1$シュートを放った。銃口が閃く。 「!?」 ノーフェイスの頭部に命中する。帽子が落ち、その酷薄な表情が露となる。だが、ライフルに打ち抜かれたにも関わらず頭部からしゅうしゅうと煙と音を立てるだけで、深手を負った様子もない。 だが、男は恐慌状態に陥ったようだった。すぐ目の前にいたレイラインにナイフを持って振りかぶり、襲い掛かる。 「おああああああ!」 「ハイスピード!」 男の叫び声にレイラインの声が重なる。間一髪、彼女の身体が揺らめき残像を残し、男の攻撃をぬるりと交わす。 「負ける訳にはいかないのでね」 「陰陽・刀儀じゃ!」 歯車のコンセンテレーション、式鬼の陰陽・刀儀。歯車の身体がわずかに輝き出し、式鬼は刀儀陣を展開する。狭いデッキの中に光が溢れる。 「くっ……!」 「おっと、動くな。もう一度頭打つぞ」 焦り、動き出そうとするノーフェイスの頭部にひたと得物をむけ、達哉は冷たく言い放った。本能的な恐怖のためか、一瞬ノーフェイスの動きが止まる。 「なんか俺の出番無さそうだなー」 「油断、大敵」 ノーフェイスの八方塞がりな様子に肩をすくめる俊介。しかし天乃はそんな俊介に注意を促し、そのまま天井を駆け上る。 「はっ」 鋭く呼気を吐き出し天乃の放ったギャロッププレイは、動転していたノーフェイスの胴をあっさりと凪ぎ払った。壁に叩きつけられるノーフェイス。天乃はスカートを気にしながら着地する。次いでアリステアの容赦の無い詠唱が始まった。 「魔力よ、集まって! ――マジックアロー!」 「隙だらけだな――直撃させる」 「さらばじゃ、ノーフェイス殿」 「おっと、逃がさないよ」 「あんまり周りのもの壊すなよ。後で僕が反省文を提出する羽目になる」 「まあ大丈夫じゃね? あ、あんまり血は出させんなよな!」 「これで、終わり」 結局、挟撃された、たいした力も持たないノーフェイスは、八人のリベリスタによってあっという間にボコボコにされたのだった。 「みんなで一気にノーフェイスボッコボコ! 誰も怪我なく任務完了! 目標大達成!」 きゃっきゃと笑いつつはしゃぐアリステアの脇で苦笑した歯車は、既に倒れ伏し動かないノーフェイスの元にしゃがみ込み、その息が無い事を確認して十字を切った。 「お疲れ。誰も怪我していないか?」 烈火の言葉に俊介は大仰に頷いた。 「血が苦手な俺が大丈夫だからな。誰も怪我していないはずさ」 「結構あっさりしたものじゃったのう」 レイラインは強張っている身体をほぐすためか、大きく息を吐き出した。初依頼で緊張していた彼女だったが、どうやらそれは大成功のうちに終わったようだ。 「そ、それより早く席に着かんか。耳鳴りが酷くて酷くて……」 こちらは式鬼だ。戦闘中は勇ましく術を使い勝利に大きく貢献した彼女だが、新幹線には勝てていなかったらしい。達哉は頷く。 「そうだな……。それじゃあこいつの遺体を隠してから、俺たちの指定された席に着くとしよう」 「駅弁……食べる」 いつも無表情な天乃ではあったが、そう言われて、やや嬉しそうな色を金の瞳に浮かべ、頷いたのだった。 ●21:03 「駅弁……うまうま」 七両目。 戦闘を終え処理を終えたリベリスタ達は、イヴから受け取ったチケットを元に自分たちの指定席を探し出し、そこでワゴンセールの女性から購入した駅弁を頬張っていた。 「えへへ、おいしいねえ。……あ、嫌いなものも入ってる……」 「食べてあげる……」 「えっ、天乃ちゃん、本当!?」 アリステアは隣に座っている天乃の言葉に嬉しそうに微笑み、「やった」と歓声を上げる。 「ほほう、この駅弁は美味じゃな。しかしお金の方は大丈夫なんじゃろうか……」 「心配するな。出費については本部の連中の仕事だ」 こちらはレイラインと隣席に座った烈火。「本当に大丈夫かの?」とレイラインに向けられた問いに、烈火は割り箸を割りつつ大きく頷いた。 「気にしなくていい。成功祝いだと思え」 「おい、大丈夫か?」 「うう……これなら故郷のおんぼろバスの方がよほど乗り心地良いわ……」 烈火たちの後ろの席に座ったのは、式鬼と達哉だ。ふらふらしつつ、それでも駅弁を口にする式鬼に、達哉は苦笑し自身もニンジンの炒め物をつつく。 「……ん、美味いが……これなら僕が作った方が美味いかもな」 「おお? 其方は料理が得意なんじゃな?」 達哉の言葉に式鬼が興味を示す。 「ああ。パティシエをしている」 「ぱ、ぱてぃしえ?」 突然の横文字単語に式鬼は目を瞬かせた。 「この白身魚うめー!」 手配された駅弁を掻き込む隣席の俊介を、歯車は苦笑しつつも眺めた。 「あんまり急いで食べると喉につかえるよ」 「大丈夫大丈夫! 歯車のおっさんは食わねえの?」 胸を張りつつ尋ねてくる俊介に、歯車はゆっくりと笑った。 「少し悩み事をしていてね。土産を頼まれたんだが、何がいいのか……」 「土産ねえ」 俊介はしばし考え、やがて指を一本ぴんと立て、断言した。 「土産なら駅弁がいいぜ。もう一つ買っていけよ」 『まもなく東京駅に到着いたします』 彼らの楽しげな雑談に、そんな言葉が重なるのは間もなくだった。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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