●ヒャッハー!! 「ヒャッハァアーーー!!!」 深夜の通りに男達のハイテンションな声とバイクのエンジン音が響き渡った。 厳つい風貌をしたマッチョな男達四人はエンジンを吹かせて、前方に発見した会社帰りのサラリーマンをあっという間に取り囲んで急停止すると、手に手に持った液体プロテイン入りの容器をズイと突き付けドスの利いた声で訊ねる。 「おいテメェ! このプロテインの味を言ってみろ!!」 「えっ、あっ、えっ……!?」 いきなりの出来事に、親父狩りだろうかと怯えるサラリーマンはただただ狼狽えるのみ。 「バニラ味だ!!」 「チョコ味だぁあ」 「プリン味だぜぇ!」 「バナナ味だよこの汚物がぁ~っ!!」 「え、えぇええええええ!!?」 もう何がなんやら。だいたい見せられたのは四つだし、プロテインなんて詳しくないし……そう思ったところでサラリーマンの意識は途絶えた。 『バナナ味』と主張したマッチョの右手から噴き出した炎が、彼をすっかり包んでいたからである。 ●貴様らの様なマッチョがいるか 「フェーズ2ノーフェイス『液体プロテインの使徒』……これが今回、貴方達に討伐して貰いたい相手」 白銀の髪を揺らして振り返った『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)は集まったリベリスタ達を見渡すと静かな声で言った。 「モニターを見ての通り、ノーフェイス達は全部で四体。普通の人間と見た目はあんまり変わらないけれど、サイズは一回り以上大きいよ。 彼らは液体プロテインを異様に崇拝しているの……何でかは知らないけど。体力を消耗したら、その所持している液体プロテインで回復と自己強化を図るよ。この時に彼らにかかった状態異常も解けてしまうから、戦いが長引く可能性がある。 ノーフェイス達はどれもバイクを乗り回してる。撥ねられないよう気を付けて……もし撥ねられちゃったら大変だよ、ダメージも大きいしふっ飛ばされるし、きっとショック状態になるだろうね。 それからノーフェイス達は戦闘になってもわざわざバイクから降りて正々堂々と戦おうとしないから、有利に戦いを進めたいならまずは彼らをバイクから引きずり下ろす事ね……ちゃんと話し合って策を考えておいてね。油断して無策に突っ込んだら痛い目に遭うと思う。 ――それじゃ、今から一体ずつ説明してくね」 イヴはそう告げると、モニターへ視線を移しその白い指でノーフェイスらを指し示した。 「先ずはこのモヒカン頭。右手が斧に変形していて、攻撃に出血の状態異常を伴う事がある。見ての通りインファイターで、近接単体攻撃と近接範囲攻撃をしてくるよ。 次にこの角付きヘルメット。右手がモーニングスターに変形していて、攻撃にショックの状態異常を伴う事がある。モヒカン頭と一緒で近接タイプだよ、近接単体攻撃と近接範囲攻撃をしてくる。 それからこっちのサングラスに鉄マスク。右手が火炎放射機に変形していて、攻撃に火炎の状態異常を伴う事がある。こいつは中距離タイプかな。近接範囲と遠距離複数攻撃をしてくるから、あんまり固まって行動しないように。かと言って離れすぎても駄目だからね。 最後にこのスキンヘッド。右手がボウガンに変形していて、攻撃にブレイクを伴う事がある。見ての通り遠距離タイプだよ、強化術を破られないよう注意してね」 分かった?とイヴはリベリスタ達へ向き直った。彼らが頷いたのを確認すると、モニターを操作して画面をズームアウトした。今回の戦場となるであろう場所が映し出される。 そこは小広い通りであった。定間隔に設置された街灯のお陰で視界には苦労しなさそうであるが、その分、人が通りかかる可能性も否めなかった。 「見ての通り、この通りはそれなりに明るいから光源を持っていく必要はないだろうね。でも……ひょっとしたら誰かが通りかかるかもしれないから、ちゃんと対策しておいてね。 通りに建物が並んでるけど、空き家や閉店後の店しかないから『建物の中から誰かに見られる』っていう可能性はないと思う、安心してね。 他には……、この通り、色んな物があるから、必要に応じて活用してみるのもいいかもしれない。まぁ、無理に使う事もないけどね。 ――これで説明は終わり。それじゃ……」 言葉と共に白い少女のオッドアイがリベリスタ達へ差し向けられた。一間の後に、言葉が紡がれる。 「頑張ってね。いってらっしゃい」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:ガンマ | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年09月07日(水)23:00 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●世紀末液体プロテイン伝説 「ヒャッハァーーッ!!」 エンジンの爆音を派手に轟かせ、疾走するバイクが四つ! 「待ちやがれぇ~~ッ」 人避けの為にリベリスタが設置した赤いコーンや工事中の看板をかっ飛ばし、あるいは回避し、ノーフェイス『液体プロテインの使徒』を乗せた四つのバイクが追うのは――先を駆けるもう一台のバイク。 「はっ、無駄に筋肉ばっかり付けやがって。 手前ェらには、絞込みが足りねェ! 減量が足りねェ! そして何より、速さが足りねェ!!」 そのバイクを運転する『雷帝』アッシュ・ザ・ライトニング(BNE001789)が気合い十分に愛機のエンジンを吹かせる。彼の後ろに乗った『ダークマター』星雲 亜鈴(BNE000864)はバックミラーで敵影を確認しつつコンセントレーションを発動、脳の伝達処理を飛躍的に向上させる。 「プロテインとはそんなに良いものなんだろうか? うむ、謎だ……」 崇拝する気持ちは分からない。でさっさと倒すに限る。そう思う亜鈴の視界、バックミラーに一気に接近してくる二台のバイクが映った。 アッシュ――そう呼びかけようとした瞬間、既に彼は行動を起こしていた。 「ヒャッハァー! プロテインは消毒だァー!」 彼の手にはビニール袋……付近にあったゴミ箱の中身。 それを迫るモヒカンと角ヘルムにぶちまける! 「ぶべっ!」「たわぁ!?」 予想外な攻撃に二体が怯む。 『――今だ!』 「! 皆さんッ」 亜鈴のハイテレパスを受け取った『ソリッドガール』アンナ・クロストン(BNE001816)が自分と同じく物陰に隠れていた仲間達に指示を送った――瞬間、ガードレールの足に設置されたワイヤーが、『気焔万丈』ソウル・ゴッド・ローゼス(BNE000220)と『眼鏡っ虎』岩月 虎吾郎(BNE000686)の持つ夜に紛れる黒い鎖が道路にピンと張り巡らされた! それを確認した瞬間、アッシュは自軍の罠に掛からぬよう急ブレーキをかけ横に逸れる。だが使徒達は急な出来事に気付かない、ましてやアッシュがぶちまけたゴミの所為でそれどころではなく――見事、先頭を行くモヒカンと角ヘルムのバイク二台が派手な音を立てて転倒する! 作戦成功……否、後ろの二台は異変に気付いて急ブレーキをかける。だがもう遅い、亜鈴がグリモアールを開いた。 「バイクから引きずり降ろしてやろう」 「出来る出来る出来るわしは絶対出来るあぁでも外したらどうしよう死のうそうしよう――」 彼女と同時にガードレールに隠れていた『不誉れの弓』那須野・与市(BNE002759)がヘビーボウを構える。 ピンポイント、1$シュート。それは正確に罠を回避しようとしたバイクのエンジンとタイヤを射抜き切った。 「ぐぬぬっ……」 よろめくスキンヘッドがそれでもなお右腕のボウガンをアッシュ達のバイクに向ける。だがそれはソウルが向けた懐中電灯の光による目暗ましによって阻まれ、更にそこへ『夢見がちな』識恵・フォウ・フィオーレ(BNE002653)が翼をはためかせて空き家の屋根から降下してきた。 「バイクに火炎放射器……むむ、せっかく鍛えた体を前面に出さないなんて、もったいないの。 ちゃんと肉体自慢できるようにバイクから下ろしてあげる! 一日一善なの!」 両掌を翳した識恵が神気閃光を放った。 「ぐぎゃぁ~~!」 流石に耐えきれず、残りの二台も転倒。立ち上がりかけていた先の二体も聖なる光に怯んでいた。 「バイクに乗って筋肉がつくとでも思ってんのか、ど素人どもが! てめえらに本当の鍛えられた筋肉ってのを教えてやるぜ!」 意気揚々、罠を解除し現れたソウルがパイルバンカーを構える。 「なんだかわたし、プロテインとマッチョと縁があるみたい……まあ、叩き潰すだけだけどねー」 同じく現れた山川 夏海(BNE002852)がフィンガーバレットで固めた拳を握り締める。 「本気を出す時が来たようじゃな……わしの名を言うてみよ!」 更にガードレールに足を掛けた虎吾郎が闇に隠れやすくする為の黒い上着を脱ぎ捨て、胸にある虎の形の痣を―― 「いやいやいや岩月さん! 痣なんてありませんよ!?」 咄嗟にツッコミを入れつつアンナも布陣する。眼鏡を掛け直しつつ改めて戦地を見渡し、呟いた。 「こ、これはなんとも、世も末な……正に世紀末」 兎にも角にも、戦闘開始である。 ●退かない媚びない省みない! リベリスタが設置した道具や強固に重ねた結界のお陰か、彼らとノーフェイス以外に生き物の気配は見受けられない。更にアンナの発光によって視界は抜群、後は敵を屠るだけだ。 仲間達が自己強化する傍ら、夏海がフィンガーバレットを横転したバイクに真っ直ぐ向けた。 「まずは足を貰うね」 言葉と同時に、凄まじいまでの早撃ち。粉砕されたバイクはもう動けまい。 その近くのバイクには識恵。その手には瞬間接着剤。 「悪しきものを封印する聖なる膜を! マジカルコーティング!」 言うが早いか、彼女の魔法(エンジンキーを外して鍵穴に接着剤を流し込むだけ)が炸裂する! 「あっテメェ俺のバイク!」 「機動力がバイク頼みなんて、その体は所詮張りぼてなのー」 あっかんべ。ひらりと屋根の上に降り立ちつつ。 「てめーぶっ殺す!」 スキンヘッドとグラサンマスクがそれぞれの武器を屋根上の識恵に向ける。だがそれは軍用ナイフ『修羅』『羅刹』を両手に携えたアッシュの残影剣が纏めて阻んだ。 「はっ、遅ェ! 所詮プレテインなんざサプリメントの出来損ないって事かァ!」 アッシュは挑発文句を吐くと、そのまま愛用ナイフを構えてスキンヘッドへと突っ込んでいった。しかし傍のグラサンマスクが火炎放射を放ち、彼とその近くの夏海の体を焼いた。 「こんなところでやられるわけにはいかない。 ……潰す。徹底的に」 顔の前で両手を交差させ火を防いだ夏海が腕をさっと下ろす。そこには獲物を大顎で粉砕する鰐の如く獰猛な色が宿っていた。 刹那、拳を唸らせ鰐が牙を剥く。 一方、モヒカンと角ヘルムの相手はそれぞれソウル、虎吾郎が受け持っていた。 「ヒャッハー死ねェー!」 「――ッ ぐ!」 角ヘルムのモーニングスターが虎吾郎の脇腹にめり込んだ。重い衝撃に視界がぶれる。彼がふらついた所で、ソウルを蹴り飛ばしたモヒカンがチャンスとばかりにショック状態の虎吾郎へ斧を振り上げる。 しかしその瞬間、与市の放った1$シュートがモヒカンのモヒカンを頭皮ごと抉り貫き仲間への攻撃を防いだ。 「それが扇に見えてしょうがないのじゃが……狙い撃ちしてもいいのかぇ?」 眉尻を下げた与市が更にスターライトシュートをモヒカン達に放つ。その間、傷を負ったソウルと虎吾郎へ識恵とアンナが天使の息を施した。 「大丈夫、すぐに癒すよっ」 「頑張って下さい!」 「おうよ任せな」 「右に同じじゃ」 体勢を立て直した前衛二人が使徒二人へ躍り掛かる! ソウルのヘビースマッシュがモヒカンに、虎吾郎の斬風脚が角ヘルムにそれぞれ炸裂した。よろめく使徒達――モヒカンの方へ、亜鈴が掌を向ける。 「ボクの気糸から逃れられると思うなよ?」 亜鈴の金眼がモヒカンを射抜いたと同時、その左胸を研ぎ澄まされたピンポイントが完全に貫く。どうと倒れたそれは永久の沈黙へと打ち沈んで逝った。 ……熱い。それは、火に焼かれているから。 あちこちに傷を負ったのアッシュと夏海が一旦飛び退く。応援と共に回復を施されたりもするが、複数体をまとめて攻撃できる敵が二体とは中々に厳しいようだ。 使徒達のニヤニヤ顔に虫唾が走る――最中、スキンヘッドがボウガンを向けた。それは回復担当のリベリスタ達、文字通りリベリスタの生命線へと。 「チッ……!」 咄嗟に夏海が飛び出す。そして瞠目した。 ボウガンがこちらに向けられている! 「罠だァっつぅのー!」 「ッ!!」 放たれた矢は夏海を、そしてアッシュをも貫く。 その間にバナナ味プロテインで自己強化したグラサンマスクが筋肉を唸らせて壊れたバイクを片手で軽々と持ちあげた。 「ヒャッハァぺしゃんこだァーー!」 投擲。それは体勢を立て直していた夏海達へと―― ガシャーン! 派手にクラッシュ音。粉々に散らばるバイクのパーツ。 二人は無事だった――虎吾郎が同じくバイクを投げて相殺させたのだ。 でも……でも虎吾郎が投げたあのバイクって…… 「俺様のバイクーーー!!」 見事なまでにバラバラとなった愛機にアッシュは叫ばざるを得なかった。すまんの。申し訳なさそうに虎吾郎が尻尾を垂らした。 「きゃー、すごいの!」 一方、その出来事に識恵が手を叩いて喜ぶ。しかしあんまりはしゃいでいられない、アンナの目配せに頷くと二人で詠唱を始めた。 清らかなる福音の二重奏が戦場に響く――リベリスタ達の傷が癒えてゆく。 「頑張ってくれたまえ、敵はまだ残っているからな」 亜鈴が彼女らへインスタントチャージを施し、回復砲台をより盤石たるものと支援する。更にプロテインを飲もうとしていた角ヘルムへ、その掌にピンポイントを放った。 「ふっ、プロテインに頼るほど脆弱な力しか持ち合わせていないのだな」 挑発の言葉に何をぅと角ヘルムが反論する。 そしてその命運は決まった。 「……背中がお留守だよっ!」 角ヘルムの背後を奪った夏海がそう言い放った瞬間、彼女の手刀が使徒の喉笛を切り裂いた。吹きあがる血を浴びつつ、沈黙したそれを見下し蹴っ飛ばす。 「やりやがったなてめぇら!」 残りの二体が怒鳴りつつプロテインを取り出した。しかし一体分の容器を虎吾郎の斬風脚が斬り裂き、もう一体分の容器も与市が―― (まぁ、わしじゃし、うまくいくわけないのぅ。きっと絶対何かあるぇ?) なんてネガティブに思いつつも、1$シュートで正確に破壊する。 「これで飲む事は出来まいふっふっふ」 虎吾郎が不敵に笑う。その傍から鋭く地を蹴って飛び出してきたのはアッシュ、愛用ナイフを構える。 「手前ェらは確かに、でかくて硬くてタフなんだろうよ」 グラサンマスクが放った火炎放射を鮮やかに回避し、赤い瞳で獲物を見据える。 「だが、下手だ! そんな大振りが当たるかよォ!」 刹那、繰り出されるのは止まる事を知らない淀みなき連続斬撃。修羅と羅刹はその斬れ味と速度を以てグラサンマスクを圧倒し――攻撃が止んだのと、使徒が地に倒れ伏したのは同時刻であった。 「悪いまっちょさん、成敗なの!」 残り一体となったスキンヘッドへ識恵が神気閃光を放った。 そこへソウルが電撃となったオーラを纏い立ちはだかる。 「いくぜぇ! 歯ァ、くいしばれよ? てめえらの腐った根性、文字通り、叩き直してやらァ!」 ギガクラッシュの一閃。 スキンヘッドの上体が揺らぐ。あと一撃だろう――ソウルがアンナへ目配せした。 若い仲間に花を持たせる。そして自分は、泥臭く動くのみ。 男らしいソウルの笑みにアンナは頷いた。 やるっきゃない、懐のプロテインを探す使徒にアンナが振り上げるのは―― 「そんなに好きなら、一人で飲んでろっていうのよッ!!」 ゴズンッ……強烈無比な、グリモアールの一撃。 「ぐふぶっ」 頭部に凄まじいのを喰らった使徒が倒れる。沈黙する。 「……お嬢ちゃん、あんたが一番世紀末だぜ……」 「えっ? 今、何と……」 「いや何でも」 振り返ったアンナにソウルが返したのは何とも言えない、苦笑めいたものだった。 かくして、勝利はリベリスタ達に輝いた。 ●命は投げ捨てるもんじゃない 夏海と識恵とアンナは散々散らかしてしまった戦場の後片付けをせっせと行っていた。それにしても随分派手にやったものだ……あっちこっちにバイクの破片が散らばり、人避けに立てた看板や赤コーンが無残に転がっている。 だが、皆で協力すれば楽に済むだろう。 その傍ら、オシャカとなった自分のバイクにアッシュは黙祷を捧げている。ありがとう、戦友(とも)よ。君の事は忘れない。 「プロテイン、一度飲んでみるか……。何味がいいだろうな。」 片付けに協力していた亜鈴がふと呟く。 「わしは抹茶味のプロテインが好きじゃのう……言ってみただけじゃ」 「あ、ちなみにわしはプリン味のプロテインに興味があるのじゃが……言ってみただけじゃ」 なんて呟き返したのは虎吾郎と与市。プロテインか、ソウルも話に加わった。 「俺も愛用してるからな、粉末だが。 ザリガニのエサのような匂いがするプロテインだけどな」 彼の言葉に亜鈴がエェーと表情を歪め……ハッと目を見開いた。 アレ。指をさす。 リベリスタ達が振り返ったそこにあったのは、自動販売機。 の、並べられた商品の、真ん中。 『おいしいプロテイン ~世紀末の味~』 これ見よがしにプロテイン。 みんなで飲もうか、プロテイン? リベリスタ達は顔を見合わせ――笑い転げたそうな。 『了』 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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